アルタエア (小惑星)

小惑星

アルタエア[1] (119 Althaea) は、小惑星帯に位置する小惑星の一つで、S型小惑星に分類される。古在由秀は小規模な小惑星族を代表する小惑星としているが、研究者によってはその族のメンバーとされた小惑星を別の小惑星族に含める場合もある。

アルタエア
119 Althaea
分類小惑星
軌道の種類小惑星帯
(アルタエア族?)
発見
発見日1872年4月3日
発見者J. C. ワトソン
軌道要素と性質
元期:2007年4月10日 (JD 2,454,200.5)
軌道長半径 (a)2.582 AU
近日点距離 (q)2.372 AU
遠日点距離 (Q)2.791 AU
離心率 (e)0.081
公転周期 (P)4.15 年
軌道傾斜角 (i)5.778°
近日点引数 (ω)171.28°
昇交点黄経 (Ω)203.74°
平均近点角 (M)25.613°
物理的性質
直径57.30 km
質量2.0 ×1017 kg
表面重力0.0160 m/s2
脱出速度0.0303 km/s
自転周期11.484 時間
スペクトル分類S / Sl
絶対等級 (H)8.42
アルベド(反射能)0.2306
表面温度
最低平均最高
~173 K
色指数 (B-V)0.874
色指数 (U-B)0.342
Template (ノート 解説) ■Project
3Dモデル

1872年4月3日にアメリカ合衆国天文学者、ジェームズ・クレイグ・ワトソンにより発見され、ギリシア神話に登場するメレアグロスの母アルタイア(ラテン語ではアルタエア)の名にちなんで命名された。2002年に、一ヶ月おきに2度の掩蔽が観測された。

出典

関連項目

外部リンク


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