ジョシュ・ワーリントン

イギリスのボクサー (1990-)

ジョシュ・ワーリントン(Josh Warrington1990年11月14日 - )は、イングランドプロボクサーヨークシャー州リーズ出身。元IBF世界フェザー級王者。

ジョシュ・ワーリントン
基本情報
通称The Leeds Warrior(リーズの戦士)
階級フェザー級
身長170cm
リーチ170cm
国籍イギリスの旗 イギリス
誕生日 (1990-11-14) 1990年11月14日(33歳)
出身地ヨークシャー州,リーズ
スタイルオーソドックス
プロボクシング戦績
総試合数35
勝ち31
KO勝ち8
敗け3
引き分け1
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来歴

2009年10月31日、ハダースフィールドのハダースフィールド・スポーツ・センターでデビュー戦を行い、4回判定勝ちを収めデビュー戦を白星で飾った。

2012年11月9日、ダッドリーのザ・ベニューでクリス・マレとBBBofC英国フェザー級王座決定戦を行い、10回3-0(98-93、97-95、99-92)の判定勝ちを収め王座獲得に成功した。

2013年3月22日、リーズのタウンホールでジェイミー・スピートと対戦し、10回3-0(100-91×2、100-90)の判定勝ちを収め、BBBofC王座の初防衛に成功した。

2013年9月27日、リーズのエランド・ロードでイアン・ベイリーと対戦し、10回3-0(100-91、98-92、100-90)の判定勝ちを収め、BBBofC王座の2度目の防衛に成功した。

2013年11月2日、キングストン・アポン・ハルのアイス・アリーナでサミール・ムネーネとコモンウェルスイギリス連邦フェザー級王座決定戦を行い、12回TKO勝ちを収め王座を獲得した。

2014年4月19日、マンチェスターフォンズ4uアリーナで、西岡利晃への挑戦経験も持つ元WBC世界スーパーバンタム級1位のレンドール・ムンローと対戦し、ムンローが7回終了時に棄権した為、コモンウェルス王座の初防衛に成功した。試合後、ムンローは引退を表明した。

2014年5月21日、リーズのファースト・ダイレクト・アリーナでマーティン・リンゼイとBBBofC英国フェザー級王座決定戦を兼ねたコモンウェルス王座の防衛戦を行い、12回3-0(119-110×3)の判定勝ちを収めBBBofC王座の返り咲きと共にコモンウェルス王座の2度目の防衛に成功した。

2014年10月4日、リーズのファースト・ダイレクト・アリーナでダビデ・ディリとEBU欧州フェザー級王座決定戦を行い、4回TKO勝ちを収め王座を獲得した。

2015年2月21日、ベルリンクロイツベルクでエドウィン・テレスとノンタイトル戦を行い、5回TKO勝ちを収めた。

2015年4月11日、リーズのファースト・ダイレクト・アリーナでデニス・トゥビエロンとWBCインターナショナルフェザー級王座決定戦を行い、12回3-0(119-109×2、119-110)の判定勝ちを収め王座を獲得した。

2015年9月5日、リーズのファースト・ダイレクト・アリーナでジョエル・ブランカーと対戦し、12回3-0(120-108×3)の判定勝ちを収めWBCインターナショナル王座の初防衛、およびコモンウェルス王座の3度目の防衛に成功した。

2016年4月16日、リーズのファースト・ダイレクト・アリーナで天笠尚と対戦し、12回3-0(117-111、118-111、120-107)の判定勝ちを収めWBCインターナショナル王座の2度目の防衛に成功した。[1]

2016年7月30日、リーズのファースト・ダイレクト・アリーナでパトリック・へイランドと対戦。試合はヘイランドが計量失格となるも試合は通常通り行われ、9回TKO勝ちを収めた。[2]

2017年5月13日、リーズのファースト・ダイレクト・アリーナで元IBF世界スーパーバンタム級王者のキコ・マルチネスと対戦し、12回2-0(116-112×2、114-114)の判定勝ちを収めWBCインターナショナル王座の3度目の防衛に成功した。[3]

2017年10月21日、リーズのファースト・ダイレクト・アリーナでデニス・セイランとIBF世界フェザー級挑戦者決定戦を行い[4]、10回TKO勝ちを収めリー・セルビーへの挑戦権を獲得した。[5]

2018年5月19日、リーズのエランド・ロード・フットボール・グラウンドでIBF世界フェザー級王者のリー・セルビーに挑戦し、12回2-1(116-113、113-115、116-112)の判定勝ちを収め王座獲得に成功した。[6][7][8]

2018年12月22日、マンチェスターのマンチェスター・アリーナで、2階級制覇王者でWBO世界フェザー級暫定王者カール・フランプトンと対戦し、12回3-0(116-113、116-112×2)の判定勝ちを収め初防衛に成功した。[9]

2019年6月15日、リーズのファースト・ダイレクト・アリーナでIBF世界フェザー級1位のキッド・ガラハドと対戦し、12回2-1(116-113、113-115、116-112)の判定勝ちを収め、指令試合を制しての2度目の防衛に成功した。[10]

2020年2月13日、フランク・ウォーレンのクィーンズ・ベリー・プロモーションズを離れ、エディー・ハーンのマッチルーム・スポーツと契約した[11]

IBF王座返上

2021年1月21日、WBAレギュラー王者徐燦と統一戦を行おうとしたところ、IBFが、WBAの世界王者はスーパー王者レオ・サンタ・クルスだとして、統一戦として承認することを拒否して、指名挑戦者キッド・ガラハドとの指名試合を指令したため、ワーリントンはIBF王座を返上した[12][13]

2021年2月13日、ウェンブリーマウリシオ・ララと対戦し9回TKO負け、プロ初黒星を喫した[14]

2021年9月4日、マウリシオ・ララとダイレクトリマッチで再戦するが、2回にワーリントンのバッティングでララが左目の上を大きくカットしてドクターストップとなったため、負傷引き分けに終わった。

2022年3月26日、リーズのファースト・ダイレクト・アリーナでIBF世界フェザー級王者のキコ・マルチネスと4年10ヶ月ぶりに再戦し、7回TKO勝ちを収め1年ぶりの王座返り咲きを果たした。

2022年12月10日、リーズのファースト・ダイレクト・アリーナで同級1位のルイス・アルベルト・ロペスと対戦するも、12回0-2(114-114、113-115×2)の判定負けを喫して返り咲き後の初防衛に失敗、王座陥落となった。

2023年10月7日、シェフィールドのシェフィールド・アリーナでWBA世界フェザー級王者のリー・ウッドに挑戦し、7回3分KO負けを喫し、WBA王座獲得に失敗した。

獲得タイトル

  • BBBofC英国フェザー級王座
  • コモンウェルスイギリス連邦フェザー級王座
  • EBU欧州フェザー級王座
  • WBCインターナショナルフェザー級王座
  • IBF世界フェザー級王座(防衛3=返上)
  • IBF世界フェザー級王者(2期目、防衛0)

脚注

関連項目

外部リンク

前王者
リー・セルビー
IBF世界フェザー級王者

2018年5月19日 - 2021年1月21日(返上)

空位
次タイトル獲得者
キッド・ガラハド
前王者
キコ・マルチネス
IBF世界フェザー級王者

2022年3月26日 - 2022年12月10日

次王者
ルイス・アルベルト・ロペス