ハッスル黄門(ハッスルこうもん)は、日本の水戸藩第2代藩主である徳川光圀をモデルにした茨城県のマスコットキャラクター。全国健康福祉祭(ねんりんピック)茨城大会の大会マスコットとして2005年(平成17年)に全国公募により誕生した。2019年3月31日を以て隠居(引退)との設定が付された[1]。
2007年(平成19年)開催のねんりんピック茨城大会のマスコットキャラターとして誕生し、2008年開催の国民文化祭茨城大会、2009年(平成21年)開催の技能五輪アビリンピック茨城大会の大会マスコットとしても引き続き使用された。また、技能五輪のマスコットに採用された際は、それまで手に持っていた県の花であるバラの花を「技」と書かれた旗に持ち変えている。
2010年(平成22年)3月11日に開港した茨城空港のPRマスコットやカルビーのポテトチップス茨城限定バージョンのパッケージなどにも採用され、茨城県内を中心に活躍の幅を広げている。
それ以外にも、2008年(平成20年)11月22日には「ハッスル」つながりでプロレスのハッスル・ツアー2008 ~11.22 in IBARAKI~において、戦闘用バージョンに変身し、リングデビューを果たした。2009年7月20日には、「黄門」つながりでTBSテレビの時代劇『水戸黄門』で水戸光圀を演じる里見浩太朗との対面も果たし、話題となった。ハッスル黄門は、里見との面会を機に全国漫遊の旅に出かけると公表している。
しかし、その活躍とは裏腹にハッスル黄門は茨城県を代表する統一マスコットキャラクターとして県から正式に認められるには至っておらず、その理由も明らかにされてはいない。
2009年8月には秘書を登用し、それ以降はマスコミでの露出が急激に増え多忙を極める日々が続いている。この秘書のみがハッスル黄門と直接会話ができる唯一の人物であるとされており、常にハッスル黄門の声を代弁している。
2014年(平成26年)7月には激しいダンスやパラグライダーなどの様々な活動が出来る「スーパーハッスル黄門」がお披露目された。筑波山で修行をして、頭巾を脱いだ形態との設定がなされている[2]。