パモーニャ
パモーニャ (ポルトガル語: Pamonha) は、伝統的なブラジル料理である。ダンプリングの一種。トウモロコシでできた生地をトウモロコシの葉で包み、茹でて作る。ブラジルの6月祭フェスタジュニーナでは、トウモロコシ料理の一つとして振舞われる[1][2]。2017年には、国際食品・飲料展(FOODEX JAPAN)で紹介された[3]。
パモーニャ | |
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種類 | ダンプリング |
発祥地 | ブラジル |
関連食文化 | ブラジルの食文化 |
提供時温度 | 温製 |
主な材料 | トウモロコシ |
Cookbook ウィキメディア・コモンズ |
レシピ
一般的には、まずすりつぶしたトウモロコシに牛乳や砂糖・塩などを混ぜて生地を作り、その生地をトウモロコシの皮(地域によってはバナナの葉[4])で包んだ後、茹でて作る。ブラジル北東部では、牛乳の代わりにココナッツミルクが用いられる[4]。
塩味のパモーニャ (pamonha de sal) と、甘いパモーニャ (pamonha de doce) とがある[5]。
パモーニャを冷ました後に、砂糖水に溶かして飲むこともあり、この飲み物はgarapa de pamonhaと呼ばれている[4]。
単語
パモーニャという名前は、トゥピ語pa'muñãに由来する[6]。
ブラジルでは、"pamonha"という言葉は、「怠け者」や「愚か者」という意味でも使われる[7]。
ギャラリー
- 家族で作られるパモーニャ
- 包みを外したパモーニャ