ピンキー (映画)

ピンキー』(Pinky)は、1949年アメリカ合衆国ドラマ映画。監督はエリア・カザン、出演はジーン・クレインエセル・バリモアなど。黒人差別問題を題材に生まれつき肌の白い黒人女性を描いている。原作はシド・リケッツ・サムナー英語版の小説『Quality』。

ピンキー
Pinky
監督エリア・カザン
脚本フィリップ・ダン
ダドリー・ニコルズ
原作シド・リケッツ・サムナー英語版
Quality
製作ダリル・F・ザナック
出演者ジーン・クレイン
エセル・バリモア
音楽アルフレッド・ニューマン
撮影ジョセフ・マクドナルド英語版
編集ハーモン・ジョーンズ英語版
製作会社20世紀フォックス
配給20世紀フォックス
公開アメリカ合衆国の旗 1949年9月29日ニューヨーク
上映時間102分
製作国アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語英語
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日本では劇場未公開だがWOWOWで放映された[1]ほか、2012年12月7日に発売されたDVD-BOX「エリア・カザン傑作選」に収録された[2]

ストーリー

生まれつき肌が白い黒人女性ピンキーが北部の看護学校を卒業して、祖母の住む南部の故郷に帰ってくる。ピンキーは北部で白人として生活し、白人の医師トーマスと恋に落ちていたが、トーマスはピンキーが黒人であることを知らない。

ピンキーはすぐに北部に戻るつもりだったが、祖母はピンキーに、病気で弱っているお屋敷の女主人ミス・エムの世話をさせる。子どものころからミス・エムに対して反感を抱いていたピンキーであったが、看護を続ける中でピンキーとミス・エムは徐々に打ち解け合って行く。

そんなある日、ミス・エムが財産をピンキーに譲るとの遺言を残して亡くなる。

キャスト

評価

映画批評家によるレビュー

Rotten Tomatoesによれば、13件の評論のうち高評価は54%にあたる7件で、平均点は10点満点中5.94点となっている[3]

受賞歴

第22回アカデミー賞において、主演女優賞ジーン・クレイン)と助演女優賞エセル・バリモアエセル・ウォーターズ英語版)にノミネートされたが、いずれも受賞はならなかった。

出典

外部リンク

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