プナカ県

東経89度50分 / 北緯27.667度 東経89.833度 / 27.667; 89.833

プナカ県(プナカけん、ゾンカ語:སྤུ་ན་ཁ་རྫོང་ཁག/ワイリー方式:Spu-na-kha rdzong-khag)は、ブータン中央部の県。ティンプー県ガサ県ワンデュ・ポダン県に接する。国語のゾンカ語が主に用いられる。面積は1110km22013年の人口は2万6981人、人口密度は24.3人/km2である。

プナカ県の位置
プナカ城の側を流れるモ・チュフ川英語版

文化

行政と宗教の中心であるプナカ城英語版は、僧侶委員会英語版の冬の会場である。1680年から、プナカ城では国父であるガワン・ナムゲルの遺体の寝ずの番が行われている。ガワン・ナムゲル時代(〜1651年)にはプナカ城はブータンの首都だった。プナカ城は国内で最も歴史的な城の1つである。17世紀にガワン・ナムゲルがフォ・チュフ川英語版(男性)とモ・チュフ川英語版(女性)の間に建設した。

行政区画

プナカ県は11の村に分かれる。

地理

プナカ県の半分以上(チュフブ村ゴエンシャリ村、カブジサ村、トエワング村)はジグメ・ドルジ国立公園英語版に含まれる。ティンプー県との境界には緑の回廊が通る。[1][2]

ギャラリー

関連項目

脚注