ワンヒン・ミナヨーティン

タイ王国のボクサー

ワンヒン・ミナヨーティンWanheng Menayothin1985年10月27日 - )は、タイプロボクサー、元ムエタイ選手。元WBC世界ミニマム級王者。マハーサーラカーム県出身。

ワンヒン・ミナヨーティン
基本情報
本名Seansuree Moonsuree
通称Wanheng CP Freshmart
Thailand Dwarf Giant
Wanheng Kaiyanghadaogym
The Wolf(狼)
階級ミニマム級
身長158cm
国籍タイ王国の旗 タイ
誕生日 (1985-10-27) 1985年10月27日(38歳)
出身地マハーサーラカーム県
スタイルオーソドックス
プロボクシング戦績
総試合数55
勝ち54
KO勝ち18
敗け1
引き分け0
無効試合0
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来歴

13歳の時にムエタイのトレーニングを始め、ルンピニー・スタジアム王座とタイ国王座を獲得した[1][2]

2007年1月26日、ターク県でボクシングデビュー戦を行い、3-0の判定勝ちを収めた。

2007年3月30日、サムットプラーカーン県で馬一鳴とWBC世界ミニマム級ユース王座決定戦を行い、初回2分21秒TKO勝ちを収め王座獲得に成功した。

2007年10月24日、サムットプラーカーン県バーンプリー郡でアルマンド・デラ・クルスと対戦し、5回KO勝ちを収め2度目の防衛に成功した。

2008年4月25日、バンコクでソフヤン・エフェンディと対戦し、10回3-0(2者が97-93、98-92)の判定勝ちを収め3度目の防衛に成功した。

2009年2月25日、アユタヤ県アユタヤ歴史公園でアディ・ヌクンと対戦し、10回判定勝ちを収めWBCユース王座の6度目の防衛に成功した。

2009年10月2日、ナコーンパノム県でジャスティン・ゴールデン・ボーイと対戦し、3回2分21秒KO勝ちを収め8度目の防衛に成功した。

2009年12月24日、バンコクの国王警護隊第11駐屯地内特設会場でジェイソン・ロトニーとWBCインターナショナルミニマム級暫定王座決定戦を行い、12回3-0(116-112、2者が117-112)の判定勝ちを収め王座獲得に成功した。

2010年4月30日、アユタヤ県のアユタヤ歴史公園でロネル・フェレラスと対戦し、12回3-0(3者とも117-111)の判定勝ちを収め初防衛に成功した。

2010年8月6日、バンコクでジェイソン・ロトニーと8ヵ月ぶりに再戦し、12回3-0(117-111、2者が116-112)の判定勝ちを収め2度目の防衛に成功した。

2011年1月6日、ナコーンパトム県でレミー・クアムボッとWBCインターナショナルミニマム級シルバー王座決定戦を行い、10回1分57秒3-0(97-93、96-93、97-92)の負傷判定勝ちを収め王座獲得に成功した。

2011年3月31日、サラブリー県でノリ・モラレスと対戦し、6回12秒3-0(2者が59-54、60-54)の負傷判定勝ちを収め初防衛に成功した。

2011年6月24日、バンコクワントーンラーン区のチョクチャイ4市場で元IBF世界ミニマム級王者フローレンテ・コンデスと対戦し、12回3-0(3者とも116-112)の判定勝ちを収め2度目の防衛に成功した。

2011年9月20日、カーンチャナブリー県でジェットリー・プリシマと対戦し、11回47秒KO勝ちを収め3度目の防衛に成功した。

2011年11月17日、ノーンカーイ県ターボー郡でクリソン・オマヤオとWBCインターナショナル王座決定戦を行い、12回3-0(3者とも116-111)の判定勝ちを収め王座獲得に成功した。

2012年2月24日、バンコクのサイアム・ソシエティ・ホテル&カジノでジョナサン・レフヒオと対戦し、9回2分40秒TKO勝ちを収め初防衛に成功した。

2012年9月28日、チエンマイ県でヘルソン・ルザリトと対戦し、8回41秒TKO勝ちを収め2度目の防衛に成功した。

2012年12月3日、バンコクの国王警護隊第11駐屯地内特設会場でロイロ・ゴレスと対戦し、12回3-0(117-110、116-111、119-108)の判定勝ちを収め3度目の防衛に成功した。

2013年5月31日、カーンチャナブリー県でラウル・プスタ・ジュニアと対戦し、9回1分41秒TKO勝ちを収め4度目の防衛に成功した。

2013年7月24日、ピッサヌローク県でドミ・ネノケバとミニマム級契約6回戦を行い、2回TKO勝ちを収めた。

2013年8月30日、チョンブリー県で岩橋優馬と対戦し、12回3-0(2者が120-108、119-109)の判定勝ちを収め5度目の防衛に成功した。

2013年12月27日、バンコクバーンケーン区ンガム・ウォン・ワン通りのサイアム・パラダイス・エンターテイメント・コンプレックスでマディッ・サダとミニマム級契約6回戦を行い、3-0の判定勝ちを収めた。

2014年4月25日、バンコクワントーンラーン区のチョクチャイ4市場でドミ・ネノケバとミニマム級契約6回戦を行い、4回TKO勝ちを収めた。

2014年11月6日、チョンブリー県ムアンチョンブリー郡でWBC世界ミニマム級王者オズワルト・ノボアと対戦し、ノボアの9回終了時ノボアが棄権した為TKO勝ちを収め、王座獲得に成功した[3]

2015年2月5日、ナコーンサワン県ムアンナコーンサワン郡でWBC世界ミニマム級12位のジェフリー・ガレロと対戦し、12回3-0(119-109、120-108、120-109)の判定勝ちを収め、初防衛に成功した。

2015年6月2日、バンコクカンナーヤーオ区でWBC世界ミニマム級25位のジェリー・トモグダンと対戦し、9回KO勝ちを収め、2度目の防衛に成功した[4]

2015年11月24日、バンコクで元PABAフライ級王者でWBC世界ミニマム級6位の裵永吉と対戦し、9回TKO勝ちを収め、3度目の防衛に成功した[5]

2016年3月3日、ナコーンラーチャシーマー県で元OPBF東洋太平洋ミニマム級王者でWBC世界ミニマム級9位の大平剛と対戦し5回2分TKO勝ちを収め、4度目の防衛に成功した[6]

2016年8月4日、チョンブリ県でWBC世界ミニマム級1位のサウル・ファレスと対戦し、12回3-0(116-112、116-113、115-113)の判定勝ちを収め、5度目の防衛に成功した[7]

2017年1月25日、タイ国内でWBC世界ミニマム級9位のメルビン・ジェルサレムフィリピン)と対戦し、一進一退の攻防の末に12回3-0(114-113×2、115-113)の判定勝ちを収め、6度目の防衛に成功した[8]

2017年3月31日、バンコクでジェイセベル・アブセデとノンタイトル6回戦を行い、6回3-0の判定勝ちを収めた[9][10]

2017年6月3日、ラヨーン県でWBC世界ミニマム級4位のオマリ・キムウェリと対戦し、12回3-0(117-110、118-109×2)の判定勝ちを収め、7度目の防衛に成功した[11]

2017年11月25日、ナコーンラーチャシーマー県で元WBO世界ミニマム級王者でWBC世界ミニマム級9位の福原辰弥と対戦し、12回3-0(118-110、117-113、116-112)の判定勝ちを収め、8度目の防衛に成功した[12][13]。この試合でロッキー・マルシアノの持つ無敗記録に並んだ。

2018年5月2日、ナコーンラーチャシーマー県にてWBC世界ミニマム級1位リロイ・エストラーダと対戦し、5回KO勝ちを収めフロイド・メイウェザー・ジュニアに並ぶ無敗記録を樹立と共に9度目の防衛に成功した[14][15][16]

2018年8月29日、WBC世界ミニマム級14位ペドロ・タドゥランと対戦し、12回3-0(117-110、118-108、115-111)の判定勝ちを収め、フロイド・メイウェザー・ジュニアを超える無敗記録を更新すると共に10度目の防衛に成功した[17]

2018年11月16日、メクティソン・マルガンティとノンタイトル6回戦で対戦し、判定勝ちを収め、52連勝を達成し無敗記録を更新した。

2019年5月31日、福原辰弥と再戦し、8回にバッティングによりワンヒンが右目の上をカット、このカットで試合続行不能となり負傷判定で勝利を収め、11度目の防衛に成功するとともに、53連勝を達成し自身の持つ無敗記録を更新した[18]

2019年7月23日、ゴールデンボーイ・プロモーションズと契約した[19]

2019年10月25日、チョンブリ県でWBC世界ミニマム級1位で元IBO世界ミニマム級王者のシンピウェ・コンコと対戦し、12回3-0(118-109、116-110、117-109)の判定勝ちを収め、12度目の防衛に成功するとともに、54連勝を達成し自身の持つ無敗記録を更新した[20][21]。当初はワンヒンがケンプトンパークのエンペラーズ・パレスで初めて敵地での試合になる予定だった[22]

2020年4月、アメリカデビュー戦が決まっていたが新型コロナウイルスの影響で試合延期になった。

2020年6月21日、SNSで現役引退を表明[23]。しかし翌日には投稿を削除して引退を撤回した[24]

2020年11月27日、ナコーンサワン県で同門のペッチマニー・ゴーキャットジムと対戦し、12回0-3(3者共に113-115)で判定負けを喫し13度目の防衛に失敗、デビュー以来の連勝も54でストップした[25][26]

獲得タイトル

  • WBC世界ミニマム級ユース王座
  • WBCインターナショナルミニマム級暫定王座
  • WBCインターナショナルミニマム級シルバー王座
  • WBCインターナショナルミニマム級王座
  • WBC世界ミニマム級王座(防衛12)

脚注

関連項目

外部リンク

前王者
オズワルト・ノボア
WBC世界ミニマム級王者

2014年11月6日 - 2020年11月27日

次王者
ペッチマニー・ゴーキャットジム
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