久城輝石

鉱物
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久城輝石またはクシロアイト(Kushiroite)は、輝石グループの希少な鉱物で、化学式はCaAlAlSiO6である。デービス輝石、エシネアイト、グロスマン鉱等、輝石グループの他の鉱物のアルミニウムアナログである。コンドライト隕石の難揮発性包有物中で見られる[1][2]

南極で発見されたアラン・ヒルズ85085隕石から、2010年に発見され、日本の地球科学者である久城育夫の名前に因んで命名された。

単斜晶系空間群 C2/c)に結晶化する[3]

出典