佐藤B作

日本の俳優 (1949-)

佐藤 B作(さとう ビーさく、1949年2月13日 - )は、日本俳優。本名・佐藤俊夫(さとう としお)身長163cm[1]血液型AB型

さとう ビーさく
佐藤 B作
本名佐藤 俊夫さとう としお
生年月日 (1949-02-13) 1949年2月13日(75歳)
出生地日本の旗 日本福島県福島市
身長163 cm[1]
血液型AB型
職業俳優
ジャンルテレビドラマ
映画邦画
喜劇
活動期間1970年代 -
配偶者あめくみちこ2001年 - )
著名な家族佐藤銀平(息子)
事務所UAM株式会社
公式サイト公式プロフィール
主な作品
テレビドラマ
翔んだカップル
毎度おさわがせします
金曜日には花を買って
パパこげてるョ!』シリーズ
暴れん坊将軍III
豆腐屋直次郎の裏の顔』シリーズ
わが町』シリーズ
振り返れば奴がいる
かりん
外科医柊又三郎』シリーズ
お水の花道』シリーズ
こちら本池上署』シリーズ
渡る世間は鬼ばかり
新選組!
八重の桜
トットちゃん!
鎌倉殿の13人
映画
男はつらいよ 夜霧にむせぶ寅次郎
マルサの女
遺産相続
息子
ラヂオの時間
舞台
竜馬の妻とその夫と愛人
社長放浪記
閃光ばなし
テレビ番組
欽ちゃんの週刊欽曜日
クイズ日本人の質問
ナイナイのお見合い大作戦!
受賞
紀伊國屋演劇賞
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福島県福島市出身。福島県立福島高等学校卒業、早稲田大学商学部中退。妻は女優あめくみちこ2001年に結婚)、息子は佐藤銀平劇団東京ヴォードヴィルショー主宰者。UAM株式会社所属(2023年2月より)。

来歴・人物

  • 福島市の飯坂温泉出身[2]。実家は八百屋(現在は弟が継いでいる)。小学校4年の時から演劇部に入った[3]
  • 商社マン外交官など海外に行ける仕事を志し、福島県立福島高等学校、早稲田大学商学部に進学し上京[4]。大学の授業に通っていたのは最初の頃だけで、そのうちジャズ喫茶通いに熱中[4]。そこでみたドラマに刺激を受け役者になりたいと思い立ち早稲田大学の演劇サークル「劇団木霊」に入り、演劇活動に専念。大門正明斉木しげるは劇団木霊の同期である。
  • 早大を中退し、薄田研二が主宰する演技研究所に参加したのち、プロの演劇集団に入るべく多くの劇団を受けるが、福島なまりが抜けていなかったこともあり落ち続けた。アングラ集団「自由劇場」に音声を担当する裏方として出入りするようになる。1973年劇団東京ヴォードヴィルショーを結成、現在も座長を務めている。
  • 1982年からTBS系列で放映開始され高視聴率番組となった萩本欽一バラエティ番組「週刊欽曜日」にレギュラー出演しコントを繰り広げ、全国的な人気を得る[5]。同番組に出演することになったのは、「東京ヴォードビルショー」団員である山口良一フジテレビ系欽ドン」のレギュラー出演者に抜擢され、座長として御礼挨拶をしに萩本のもとに出向いた際の佐藤のしぐさなどが萩本に気に入られ、TBSで始める新番組で起用したいと声が掛かった[4]
  • 「砂糖と塩」とかけた洒落で父親が「としお」と命名したと発言。芸名「B作」は、当時ノーベル平和賞を受賞した佐藤栄作元首相にちなんで[6](A作に対抗してB作とした)。1995年アフリカガンビアからノーベル平和賞の受賞者として佐藤栄作の切手が発行されたが、誤って「Bisaku Sato」と表記されていた[7]。アルファベットのEとBが似ているのが原因とみられ、2004年12月8日放送のフジテレビ「トリビアの泉 〜素晴らしきムダ知識〜」で紹介された際に、番組スタッフが本人にこの事実を伝えたところ、「間違いでも気分はいいですね」と話していた[8]
  • 三度結婚しており、一人目の妻とは離婚、銀平の母親で医師だった二人目の妻(目白サトウクリニック院長)とは1998年に沖縄でのダイビング中に不慮の事故で死別している。2001年に現在の妻で女優のあめくみちこと3度目の結婚[9][10]
  • 以前は三木まうす(現:佐渡稔)と漫才コンビを組んで活動。佐藤B作とジミーハーディー(地味そうだが派手の意味)というバンドを組んでいたこともあった。
  • 島田紳助とは友人で、紳助の冠番組にも度々登場した。その中で、佐藤の女性関係が非常に乱れていた時期があり、妻に「浮気相手のところに一週間だけ家出させてくれ」と頼んだことや、その他のエピソードを紳助がネタにすることもあった。角野卓造は大学時代からの演劇仲間で50年来の親友でもある。笹野高史も角野と同じく演劇仲間で50年来の親友で2019年には一緒に徹子の部屋へ出演している。
  • 2007年12月に行った健康診断で初期の胃がんと診断され、2008年5月1日手術を行いの3分の2を摘出、成功し5月中に退院、その後「渡る世間は鬼ばかり」などテレビ番組で仕事復帰した[11][12]
  • 2010年8月16日に体調を崩し、三越劇場で公演中だった『香華』を8月19日を最後に公演を途中降板[13]。代役は松村雄基が務めた。
  • 2010年より故郷である福島県の「しゃくなげ大使」を務めている[14]。2017年には福島市の魅力を国内外に発信する「福島市もりりん大使」にも就任した[15]
  • 妻や佐渡同様、三谷幸喜の舞台に多く出演している。
  • 内田康夫原作の小説・『浅見光彦シリーズ』の第1作である『後鳥羽伝説殺人事件』と関わりが深い。2000年2018年TBSテレビでドラマ化された際、2作とも主要登場人物の一人である刑事・野上を演じている[注 1]。なお、1998年にも『隠岐伝説殺人事件』で野上とほぼ同じポジションの滝川刑事を演じている[注 2]
  • 2024年2月14日に、第45回松尾芸能賞 優秀賞を受賞した[16]

出演

テレビドラマ

NHK

日本テレビ

TBS

フジテレビ

テレビ朝日

テレビ東京

WOWOW

その他

映画

舞台

人形劇

バラエティ

ラジオ

CM

音楽

  • 花は咲く 花は咲くプロジェクト - NHK東日本大震災復興応援ソング

脚注

注釈

出典

関連項目

外部リンク