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薬学における定常状態(ていじょうじょうたい、Steady state)とは、医薬品を一定時間ごとに繰り返し投与する時、投与直前の血中濃度(最低血中濃度、トラフ濃度、Cmin)および投与後に到達する最高血中濃度(Cmax)がそれぞれ一定の値となっている状態を指す。
一般的に、定常状態の血中濃度が一定範囲内にある事が治療上重要であるとされる[1]。
また、一部の医薬品では、定常状態でのトラフ濃度が一定未満である事が副作用発現防止の指標となっている[2]。
関連項目
参考資料