小梨村
日本の岩手県東磐井郡にあった村
小梨村（こなしむら）は、1956年（昭和31年）まで岩手県東磐井郡にあった村。現在の一関市千厩町小梨・千厩町清田にあたる。
| こなしむら 小梨村 | |
|---|---|
 黄金山にある名水「一杯清水」（2023年9月） | |
| 廃止日 | 1956年9月30日 |
| 廃止理由 | 新設合併 小梨村、千厩町、奥玉村、磐清水村 → 千厩町 |
| 現在の自治体 | 一関市 |
| 廃止時点のデータ | |
| 国 |  日本 |
| 地方 | 東北地方 |
| 都道府県 | 岩手県 |
| 郡 | 東磐井郡 |
| 市町村コード | なし（導入前に廃止） |
| 面積 | 28.98 km2. |
| 総人口 | 4,765人 （『岩手県町村合併誌』、1956年8月） |
| 隣接自治体 | 岩手県：東磐井郡：千厩町、藤沢町、磐清水村、奥玉村、室根村 |
| 小梨村役場 | |
| 所在地 | 岩手県東磐井郡小梨村字堂ヶ崎31-1 現：一関市小梨市民センター付近 |
| 座標 | 北緯38度54分07秒 東経141度22分55秒 / 北緯38.90183度 東経141.38206度 東経141度22分55秒 / 北緯38.90183度 東経141.38206度 |
| ウィキプロジェクト | |
地理
自然
- 山岳：黄金山、観音山、天神山
- 河川：大平川、南小梨川
沿革
行政
歴代村長
| 代 | 氏名 | 就任日 | 退任日 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 菅原省吾 | 1889年（明治22年）6月30日 | 1891年（明治24年）12月18日 | |
| 2 | 菅原貞兵衛 | 1892年（明治25年）1月6日 | 1903年（明治36年）1月6日 | |
| 3 | 西城滝之亟 | 1903年（明治36年）2月10日 | 1910年（明治43年）3月25日 | |
| 4 | 小野寺良平 | 1910年（明治43年）5月10日 | 1918年（大正7年）5月3日 | |
| 5 | 菅原復 | 1918年（大正7年）8月6日 | 1919年（大正8年）5月31日 | |
| 6 | 伊藤千代治 | 1919年（大正8年）6月26日 | 1923年（大正12年）6月25日 | |
| 7 | 西城滝之亟 | 1923年（大正12年）11月15日 | 1927年（昭和2年）11月14日 | 再任 |
| 8 | 佐藤徳四郎 | 1927年（昭和2年）11月15日 | 1931年（昭和6年）11月14日 | |
| 9 | 西城滝之亟 | 1931年（昭和6年）11月15日 | 1946年（昭和21年）3月30日 | 三任 |
| 10 | 榊原寛 | 1946年（昭和21年）8月26日 | 1947年（昭和22年）2月10日 | |
| 11 | 西村芳雄 | 1947年（昭和22年）4月5日 | 1956年（昭和31年）9月29日 |
地域
人口
経済
第一次産業
出典：[1]
鉱業
村内で最も標高が高い黄金山（標高：482.4m）や天神山（標高：323m）では、昭和10年代まで金鉱石の採掘が行われていた。そこで採掘された金は中尊寺金色堂に用いられる金箔の原材料に使われた。黄金山の山中には、金鉱跡が現存している[2][3]。
公的機関
警察
- 千厩警察署小梨巡査駐在所
教育
村内に高等学校は所在しない。最寄りの高校は岩手県立千厩高等学校（千厩町千厩）、岩手県立藤沢高等学校（藤沢町藤沢）。
中学校
- 小梨村立小梨中学校
- 小梨村立小梨中学校清田分校
小学校
※以下は廃校
交通
鉄道
道路
県道
出身者
脚注
出典
参考文献
- 『岩手県町村合併誌』（岩手県総務部地方課、1957年）