比嘉一貴

日本のプロゴルファー

比嘉 一貴(ひが かずき、1995年4月23日–)は、沖縄県うるま市出身の日本のプロゴルファー

 比嘉 一貴 
Kazuki HIGA
基本情報
名前比嘉 一貴
生年月日 (1995-04-23) 1995年4月23日(29歳)
身長158 cm (5 ft 2 in)
国籍日本の旗 日本
出身地沖縄県うるま市
経歴
プロ転向2017年
成績
優勝回数日本ツアー:6回
初優勝KBCオーガスタ2019年
2022年5月5日現在
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獲得メダル
男子 ゴルフ
日本の旗 日本
ユニバーシアード
2015 光州個人
2015 光州団体
2017 台北個人
2017 台北団体

経歴

10歳のころからゴルフを始め、「沖縄県民ジュニア」で3連覇。

本部高校在学時の2012年、「日本アマチュアゴルフ選手権競技」決勝 (36ホール・マッチプレー) で小袋秀人に2ダウンで敗れ準優勝[1]

2013年、「全国高等学校ゴルフ選手権大会春季大会」で前年2位の雪辱を果たす優勝[2]

東北福祉大学在学時の2014年、日本アマ選手権決勝で小木曽喬に1ダウンで敗れ2度目の準優勝[3]

2015年光州韓国)で開催された第28回夏季ユニバーシアードゴルフ競技英語版個人では通算15アンダーで金メダル。団体でも小西健太、佐藤大平と共に金メダル[4]

2016年、日本アマ選手権では通算6アンダーで並んだ亀代順哉プレーオフで敗れ3度目の準優勝[5]。「日本オープンゴルフ選手権競技」ではローアマチュアを獲得し、同大会で優勝した大学の先輩・松山英樹と共に表彰された[6]

2017年ネイバーズトロフィーチーム選手権では個人で優勝。団体でも金谷拓実今野大喜と共に優勝。なお女子も稲見萌寧、佐渡山理莉、西村優菜古江彩佳が団体優勝[7]台北台湾)で開催された第29回夏季ユニバーシアードゴルフ競技英語版個人では銀メダル。団体では金谷、今野と共に金メダル[8]。同年プロ転向。

2018年JGTOツアーで優勝がなかったもののAbemaTVツアーで優勝。終盤戦にトップ10を3試合続け、出場わずか9試合ながら賞金ランク60位で初のシード入り[9]

2019年、「KBCオーガスタゴルフトーナメント」では大会記録を更新する通算26アンダー、2位の星野陸也に5打の大差でツアー初優勝[10]。5,740万円余を獲得し、賞金ランク14位。

2020年、「フジサンケイクラシック」の9位タイが最高位。前年と同一シーズンとなった2021年、「長嶋茂雄Invitational セガサミーカップゴルフトーナメント」では最終日を2位で迎えたものの、6バーディーと伸ばして通算20アンダー、2位・上井邦裕に2打差で2度目の優勝を飾った[11]

2022年、「BMW日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ」では首位と3打差の3位で迎えた最終日に逆転し、国内メジャー初優勝を果たす[12]

成績

日本ツアー優勝(6)

(太字は日本国内メジャー)

No.日程大会スコア2位との差2位(タイ)
12018年8月29日 - 9月1日KBCオーガスタ−26(66-63-67-66=262)5打 星野陸也
22021年8月19日 - 22日長嶋茂雄 Invitational セガサミーカップ−20(68-67-65-68=268)2打 上井邦裕
32022年4月14日 - 17日関西オープンゴルフ選手権競技−14(65-67-68-70=270)1打 星野陸也
42022年6月2日 - 5日BMW日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ−12(69-71-65-67=272)1打 大槻智春
52022年9月8日 - 11日シンハン ドンヘ オープン−12(66-63-70-65=272)2打 趙珉珪英語版
Tirawat Kaewsiribandit
Justin Shin
62022年11月17日 - 20日ダンロップフェニックストーナメント−21(69-65-65-64=263)3打 Guillermo Mito Pereira

表彰

  • ルーキー・オブ・ザ・イヤー (2019年) - 日本ゴルフトーナメント振興協会

逸話

  • 身長158cmはJGTOツアー優勝者としては最低記録
  • 同姓で女子プロゴルファーの比嘉真美子は本部高の先輩

脚注

関連項目

外部リンク