田口康
田口 康(たぐち やすし、1962年 - )は、日本の文部科学技官。日本原子力研究開発機構副理事長や、文部科学省大臣官房サイバーセキュリティ・政策立案総括審議官等を経て、文部科学省国際統括官。
人物・経歴
埼玉県、現さいたま市出身。1980年埼玉県立浦和高等学校卒業[1]。1985年名古屋大学工学部原子核工学科卒業[2]。1986年東京工業大学(のちの東京科学大学)大学院中退[3]、科学技術庁入庁、原子力安全局原子炉規制課配属[2]。原子力局原子力開発機関監理官付等を経て、1992年国際応用システム分析研究所客員研究員。1993年原子力局政策課専門職[4]。
1994年在ロシア日本国大使館一等書記官(科学アタッシェ)。1997年原子力局調査国際協力課課長補佐[4]。研究開発局企画課課長補佐、原子力局政策課課長補佐等を経て、2000年原子力局立地地域対策室長。2001年大臣官房総務課副長[2]。同年文部科学大臣秘書官事務取扱[5]。研究開発局防災科学技術推進調整官、大臣官房会計課予算企画調整官等を経て[4]、2004年科学技術・学術政策局地域科学技術振興室長。2006年理化学研究所次世代スーパーコンピュータ開発実施本部企画調整ディレクター[2]。
2007年研究振興局研究環境産業連携課長[2]。2009年研究開発局原子力計画課長。2010年研究開発局環境エネルギー課長。2012年研究開発局開発企画課長兼内閣官房内閣参事官。2014年大臣官房政策課長。大臣官房審議官(研究開発局担当)兼内閣府大臣官房審議官を経て、2015年から日本原子力研究開発機構副理事長を務め[6]、児玉敏雄理事長の下、大洗研究開発センターでの被曝事故では特別チームのトップとして原因究明にあたった[7]。2019年文部科学省大臣官房サイバーセキュリティ・政策立案総括審議官[3]兼内閣府地方創生推進事務局審議官兼地方創生推進室次長[8]。2020年文部科学省国際統括官[9]、日本ユネスコ国内委員会委員[10]、同事務総長[11]。フルブライト・ジャパン日本側委員長兼務[12][13]。2022年定年退職[14]、防災科学技術研究所戦略的イノベーション推進室参事[15]。2023年防災科学技術研究所戦略的イノベーション推進室長兼審議役[16]。
脚注
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