足利短期大学
日本の栃木県足利市に本部を置く私立大学
足利短期大学(あしかがたんきだいがく、英語: Ashikaga Junior College)は、栃木県足利市本城に本部を置く私立短期大学。1925年創立、1979年大学設置。大学の略称は足短。 2026年3月閉学予定。
足利短期大学 | |
---|---|
大学設置 | 1979年 |
創立 | 1925年 |
学校種別 | 私立 |
設置者 | 学校法人足利大学 |
本部所在地 | 栃木県足利市本城3-2120 北緯36度20分25.88秒 東経139度26分50.87秒 / 北緯36.3405222度 東経139.4474639度 東経139度26分50.87秒 / 北緯36.3405222度 東経139.4474639度 |
学部 | こども学科 |
研究科 | 福祉専攻(2010年廃止) |
ウェブサイト | http://www.ashikaga.ac.jp/ |
概観
大学全体
- 足利短期大学は、栃木県足利市内にある日本の私立短期大学。単科の小規模短大で、足利大学の併設校で、男女共学となっている。基は足利市内、旧市街地にある寺社の親睦団体{足利仏教和合会」が発起人となり、足利実践女学校(後の月見ケ丘女子高校)を創設したのが始まり。その後、足利工業大学・月見ケ丘幼稚園(現足利短期大学附属幼稚園)・足利工業大学附属高等学校などを併設する学校となる。開設当初は保育科のみであったが、その後より専門的な研究を目指し、専攻科を開設(2008年、専攻科廃止)。隣接する足利赤十字病院とタイアップし、1996年に看護科も開設したが2014年に足利大学に看護学部が設置されたのに伴い2018年に廃止し、以後子ども学科の単科であったが、入学者の定員割れが続き、2025年度の募集を行わないことを決定し、2024年度入学者が卒業する2026年3月を目処に閉校予定。附属高等学校と附属幼稚園は短大閉校後に名称変更し継続予定[1]。
建学の精神(校訓・理念・学是)
教育および研究
- 足利短期大学には、一般教育科目として「仏教学」があり、これは聖徳太子の仏教思想をベースとした内容のものとなっている。こども学科では短大附属幼稚園、看護学科では隣接されている足利赤十字病院でそれぞれ実習が行なわれている。海外研修として幼児教育科はハワイ・ヨーロッパ、看護学科はアメリカ本土にて行なわれている。
学風および特色
- 足利短期大学は仏教系の短大である関係上、「涅槃会」や「成道会」といった宗教的イベントが実施されているところに特色がある。教育理念にもあるように、聖徳太子の仏教思想がバックボーンとなっている。
沿革
基礎データ
所在地
- 栃木県足利市本城3-2120
交通アクセス
象徴
- 足利短期大学のカレッジマークの中央部には、英語の略称である「AJC」の文字が記されている。
教育および研究
組織
学科
- こども学科
別科
- なし
取得資格について
隣接機関
学生生活
部活動・クラブ活動・サークル活動
- 足利短期大学のクラブ活動一覧
- 体育系:テニス・ゴルフ・スキー・ボウリング・バレーボール・バスケットボールほか
- バレーボール部がとりわけ盛んで、夏の大会ではベスト8の戦績を残している。
- 文化系:ハンドベル・英会話・コーラス・軽音楽・児童演劇ほか
学園祭
- 足利短期大学の学園祭は「織姫祭」と呼ばれ毎年、概ね11月に行われている。
大学関係者と組織
大学関係者一覧
施設
- 学生会館
- 1号館
- 2号館
- 3号館
- テニスコート
対外関係
系列校
社会との関わり
- 地域の幼稚園、保育所と連携した「足利幼児教育研究会」の活動、積極的な進路支援、高校生を対象とした「ピアカウンセリング」活動等が行なわれている。この実績が2008年に短期大学基準協会の第三者評価において「適格」と認定されている。
卒業後の進路について
就職について
- 幼児教育科:保育所や幼稚園など児童の保育職に就く。鈴丹ほか一般企業への就職者が多数いる。
- 看護科:足利赤十字病院・自治医科大学附属病院・獨協医科大学病院・成田赤十字病院・東京慈恵会医科大学附属病院・東京医科大学病院・順天堂大学医学部附属順天堂医院・昭和大学病院・帝京大学医学部附属病院・北里大学病院・東海大学医学部付属病院・浜松医科大学医学部附属病院ほか医療機関に就職している。
- 専攻科
編入学・進学実績
他大学との協定
国内大学
附属学校
- 足利短期大学附属幼稚園
- 足利短期大学附属高等学校