1976年のJSL

1976年JSL(第12回日本サッカーリーグ1部および第5回日本サッカーリーグ2部)は、1部が1976年8月28日から1977年2月6日まで、2部が1976年8月22日から1977年2月26日まで行われた。

優勝は1部が古河電気工業サッカー部で2部が富士通サッカー部であった。

JSL1部

日本サッカーリーグ(JSL)1部
シーズン1976(第12回)
優勝古河電工
試合数90
ゴール数238 (1試合平均2.64)
得点王釜本邦茂(ヤンマー)
合計観客動員232,400人
平均観客動員2,582人
1975
1977

大会概要

参加クラブ

このシーズンから永大産業サッカー部が永大サッカー部へ名称を変更した。

チーム名所在
都道府県
前年成績
ヤンマーディーゼルサッカー部大阪府JSL1部 01位優勝
三菱重工業サッカー部東京都JSL1部02位
日立製作所サッカー部JSL1部03位
新日本製鐵サッカー部福岡県JSL1部04位
永大サッカー部山口県JSL1部05位
古河電気工業サッカー部神奈川県JSL1部06位
フジタ工業クラブサッカー部東京都JSL1部07位
東洋工業サッカー部広島県JSL1部08位
日本鋼管サッカー部神奈川県JSL1部09位
トヨタ自動車工業サッカー部静岡県JSL1部010位

成績

年間順位

順位クラブ勝点勝利引分敗戦得点失点得失差
1位古河電工2611433715+22
2位三菱重工229452816+12
3位フジタ工業229452820+8
4位ヤンマー219363420+14
5位日立製作所217742214+8
6位日本鋼管206842221+1
7位永大187471824-6
8位東洋工業155581620-4
9位新日本製鐵1252112330-7
10位トヨタ自工311161058-48
優勝
JSL2部との入替戦

得点ランキング

順位選手名所属クラブ得点数
1釜本邦茂ヤンマー15
2碓井博行日立製作所13
3日高憲敬新日鐵10
4阿部洋夫ヤンマー9
5奥寺康彦古河電工8
川本治古河電工
細谷一郎三菱重工
関口久雄三菱重工
カルバリオフジタ工業
10高橋義貴日本鋼管7
山出実東洋工業

アシストランキング

順位選手名所属クラブアシスト数
1永井良和古河電工8
2高田一美三菱重工7
3荒井公三古河電工6
4奥寺康彦古河電工5
関口久雄三菱重工
比嘉セイハンフジタ工業
釜本邦茂ヤンマー
今村博治ヤンマー
堀井美晴ヤンマー
河本博新日鐵

表彰

選手名所属クラブ受賞回数
得点王釜本邦茂ヤンマー6
アシスト王永井良和古河電工
ゴールデンボール賞釜本邦茂ヤンマー6
シルバーボール賞永井良和古河電工
新人王石井茂巳_
年間優秀11人賞瀬田龍彦日立製作所2
石井茂巳古河電工
清雲栄純3
荒井公三4
落合弘三菱重工5
古前田充フジタ工業
藤島信雄日本鋼管2
阿部洋夫ヤンマー
永井良和古河電工2
釜本邦茂ヤンマー9
奥寺康彦古河電工

JSL2部

日本サッカーリーグ(JSL)2部
シーズン1976(第5回)
優勝富士通
昇格富士通JSL1部
試合数90
ゴール数260 (1試合平均2.89)
得点王岡島俊樹(読売クラブ)
1975
1977

JSL2部大会概要

JSL2部参加クラブ

チーム名所在
都道府県
前年成績
田辺製薬サッカー部大阪府JSL2部 01位優勝
読売サッカークラブ東京都JSL2部02位
富士通サッカー部神奈川県JSL2部03位
本田技研工業サッカー部静岡県JSL2部04位
帝人松山サッカー部愛媛県JSL2部05位
京都紫光サッカークラブ神奈川県JSL2部06位
甲府サッカークラブ山梨県JSL2部07位
住友金属工業蹴球団茨城県JSL2部08位
ヤンマークラブ兵庫県関西03位
古河電気工業千葉事業所サッカー部千葉県関東02位

JSL2部成績

JSL2部年間順位

順位クラブ勝点勝利引分敗戦得点失点得失差
1富士通291332326+26
2読売クラブ2511345128+23
3田辺製薬2510532818+10
4本田技研工業216932517+8
5帝人松山199183228+4
6ヤンマークラブ176572323±0
7住友金属1353102734-7
8甲府クラブ1244101430-16
9京都紫光クラブ1135101125-14
10古河電工千葉832131751-34
JSL1部との入替戦
社会人との入替戦

JSL2部表彰

選手名所属クラブ備考
得点王岡島俊樹読売クラブ15得点
アシスト王ジョージ与那城7アシスト

JSL1部・2部入替戦

参加クラブ

  • 新日本製鐵(JSL1部9位)
  • トヨタ自動車工業(JSL1部10位)
  • 富士通(JSL2部優勝)
  • 読売クラブ(JSL2部準優勝)
JSL1部第1戦第2戦JSL2部
新日本製鐵2-13-2読売クラブ
トヨタ自工2-22-1富士通
昇格
  • 新日本製鐵とトヨタ自動車工業はJSL1部残留。
  • 永大が翌年から休部のためJSL2部優勝の富士通がJSL1部昇格。

JSL2部・社会人入替戦

参加クラブ

JSL2部第1戦第2戦社会人
京都紫光クラブ2-12-1大日日本電線
古河電工千葉0-00-1日産自動車
昇格
  • 京都紫光クラブはJSL2部残留。
  • 日産自動車はJSL2部昇格。
  • 古河電工千葉はJSL1部の永大の翌年からの脱退に伴い富士通が1部へ昇格した為、JSL2部残留。

関連項目