ドリーミング・アップ!(英語: Dreaming Up!)は東京ディズニーランド(TDL)で2018年4月15日から2023年4月9日まで公演した、昼のパレードの名称である。
前の昼のパレード『ハピネス・イズ・ヒア』に引き続き、NTTドコモが提供した。
東京ディズニーリゾート(TDR)35周年のアニバーサリーイベント『東京ディズニーリゾート35周年“Happiest Celebration!”』を記念するパレードであり、それから約5年公演。
事前の公報資料ではディズニー映画『ベイマックス』のベイマックスがフロートの一部として、ライブキャラクターとしてはヒロがTDL初登場すると発表されていた[1]。2020年にTDLの新アトラクションとして『ベイマックス』をモチーフとしたものが計画されており、『ドリーミング・アップ!』での登場は予告編と捉えられている[1]。
オリエンタルランドとウォルト・ディズニー・カンパニーの間でおよそ2年の話し合いの末に誕生した。主導権は日本側であり、プロデュースは日米共同、総合ディレクターは『ハピネス・イズ・ヒア』の総合ディレクターも務めたアメリカ側が行っている[2]。使用楽曲の決定も『ハピネス・イズ・ヒア』と同じチームで行われているが、『ハピネス・イズ・ヒア』と比べてより祝祭感があり、「アップ」の名にふさわしい躍動感を盛り込んである[2]。各フロートも「浮遊感」を意識してデザインされており、空中をキャラクターが飛ぶイメージとなるような動きを取り込んでいるものも多い[2]。
2019年1月11日から同年3月25日まで、TDR35周年のグランドフィナーレとしてスペシャルバージョンが開催される[3]。パレードは途中で1回停止し、35周年のテーマソングに合わせて、ダンサーたちによるダンスパフォーマンスが繰り広げられる[3]。その後、ダンサーたちの手本に合わせて、ゲスト(観客)は手振りや手拍子の練習をする。ミッキーマウスの台詞を合図に、パレードの出演キャラクター、ダンサーとゲストは手振りや手拍子をして、35周年イベントのグランドフィナーレを一緒に盛り上げる[3]。なお、2019年1月10日にはメディア向けプレビューが開催された[3]。
2020年2月29日から2021年4月18日まで新型コロナウイルス感染症の影響で休演となり、2021年4月19日より再開されたが、出演者数の削減や配置の見直し、一部フロートのカットなどの対策でゲストやキャストのソーシャルディスタンスを確保している[4]。
なお、2023年4月9日を以て終了となる[5]
5ユニット、13台のフロートから成る[7]。
パレード実施日は、プラザの一部に抽選エリアが設置される。先着ではないため、落選した場合は該当箇所での鑑賞はできない。エリア入場には抽選に使用したパークチケットの提示が必要となる。
抽選はトゥモローランドの「トゥモローランド・ホール」、もしくはスマートフォン専用アプリ「ショー抽選アプリ」[17]「東京ディズニーリゾート・アプリ」[18]を使用することでパーク内の通信可能な場所からならば、どこからでも行える。該当箇所で鑑賞を希望する場合は「トゥモローランド・ホール」では開園時刻から希望の公演回の30分前までに、「ショー抽選アプリ」「東京ディズニーリゾート・アプリ」では開園時刻から希望の公演回の1時間前までに抽選を行わなければならない。ただし、運営状況によっては抽選を行わない日もある。
2019年1月11日からのスペシャルバージョンでも一部の鑑賞エリアは抽選エリアとして設定される[19]。ただし、運営状況によっては抽選を行わない日もある[19]。