新村駅 | |
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駅舎(2008年撮影) | |
신촌 シンチョン Sinchon | |
所在地 | ソウル特別市西大門区新村駅道 30 (新村洞 74-12) 北緯37度33分35.03秒 東経126度56分34.74秒 / 北緯37.5597306度 東経126.9429833度 / 37.5597306; 126.9429833 東経126度56分34.74秒 / 北緯37.5597306度 東経126.9429833度 / 37.5597306; 126.9429833 |
駅番号 | P314 |
所属事業者 | 韓国鉄道公社(KORAIL) |
駅種別 | 普通駅 |
駅等級 | 3級 |
所属路線 | ●京義・中央線 |
キロ程 | 3.1 km(ソウル起点) 49.2 km(臨津江起点) |
駅構造 | 地上駅(橋上駅舎) |
ホーム | 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- | 931人/日(降車客含まず) -2019年- |
乗降人員 -統計年度- | 2,118人/日 -2019年- |
開業年月日 | 1921年7月11日 |
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新村駅 | |
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各種表記 | |
ハングル: | 신촌역 |
漢字: | 新村驛 |
発音: | シンチョンニョク |
日本語読み: | しんそんえき |
英語表記: | Sinchon Station |
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新村駅(シンチョンえき)は、大韓民国ソウル特別市西大門区新村洞に位置する韓国鉄道公社(KORAIL)の駅である。
乗り入れている路線は、線路名称上は京義線であるが、当駅には近郊電車の京義・中央線電車のみが停車する。駅番号はP314。
龍山線の全区間開通後は、新村駅経由(ソウル - 加佐間)の運行がなくなる予定だったが、新村駅とソウル駅の需要を考慮して、約1時間に1本の間隔で列車を運行することとなった[1]。
ソウル交通公社2号線の新村駅(乗換駅ではない)と区別するため、「新村汽車駅」と呼ばれることがあり、路線バスの停留所名も「新村汽車駅」である。この呼び方は京義線が非電化だった時代の名残である(韓国では現在もKORAILの路線を「汽車」と呼ぶのが一般的)。
島式ホーム1面2線の地上駅で、橋上駅舎を持つ。ホームはソウル側のみが供用されており、西側の未使用部分(電鉄・一般列車用)は柵で閉鎖されている。
出入口は1番(駅南側)と2番(駅北側)の2ヶ所ある。
1 | ●京義・中央線 | デジタルメディアシティ・一山・金村・文山方面 |
2 | ●京義・中央線 | ソウル行き |
近年の一日平均利用人員推移は下記のとおり。なお、2009年は開業日の7月1日から12月31日までの184日間の平均である。
路線 | 2009年 | 2010年 | 2011年 | 2012年 | 2013年 | 2014年 | 2015年 | 2016年 | 2017年 | 2018年 | 出典 | |
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●京義・中央線 | 乗車人員 | 936 | 1,032 | 1,118 | 1,133 | 956 | 1,069 | 844 | 847 | 803 | 833 | [2] |
降車人員 | 1,057 | 1,198 | 1,324 | 1,356 | 1,240 | 1,434 | 1,058 | 1,107 | 1,057 | 1,061 | ||
乗降人員 | 1,993 | 2,230 | 2,442 | 2,489 | 2,196 | 2,503 | 1,902 | 1,954 | 1,860 | 1,894 | ||
路線 | 2019年 | 出典 | ||||||||||
●京義・中央線 | 乗車人員 | 931 | [2] | |||||||||
降車人員 | 1,187 | |||||||||||
乗降人員 | 2,118 |
現在、新村駅は周辺の再開発とともに、民間事業者が運営する民資駅舎として新たな駅ビルが建設され、ショッピングビル「ミリオレ」などが入居する近代的な駅ビルになっている。また、以前は京義線によって南北の往来が寸断されていた新村駅周辺も、駅ビル完成とともに駅ビル内の自由通路を通じて容易に延世大学側に抜けられるようになった。なお駅ビルは、経営不振により映画館(メガボックス)を除き10年近く空き店舗になっており「幽霊建物」状態となっている[3]。
現在役割を終えて保存されている旧駅舎は、1920年代に建設されたものである。新しい駅舎を建設する際、ソウル市は当初日本統治時代の建築物に価値はないとして保存しないつもりだった。
だが、この駅舎はソウル市内に現存する最古の駅舎であり、保存を求める地元住民の反対を受け、2004年に登録文化財第136号となった。その際復元工事が行われ、後に青色に塗装されていた外壁はほぼ新築当時の外壁の色に復元され、ガラスドアに交換されていた出入口も復元工事が行われ、韓国時代に乗客増により増築された部分は撤去された。さらに、新駅の建物にかかることを避けるために、後方の部分が移築され、正面から見て右側に張り出すように改築されたため、建物の印象が大きく変わった。そのため、長らく親しまれた青い駅舎など、以前の姿を知る人々の中には、風情が無くなったとする意見もある。
2012年6月、旧駅舎を利用した観光案内所がオープンした。
小牟田哲彦『今でも乗れる昭和の鉄道』ISBN 978-4490206272
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