とんでるワイド 大田黒浩一のきょうも元気!

熊本放送のラジオ番組 (1993 - )

とんでるワイド 大田黒浩一のきょうも元気!(とんでるわいど おおたぐろこういちのきょうもげんき!)は、熊本放送(RKK)で平日 9:00 - 12:00(JST[注釈 1]に放送されているラジオ番組。通称「とんでるワイド」。1993年(平成5年)4月[1]放送開始。

とんでるワイド
大田黒浩一のきょうも元気!
2013年元日県民百貨店(当時)からの公開生放送にて
左から丸井純子、檜室英子大田黒浩一と当時の出演者3人が勢ぞろいしている。右端は当番組のかつての出演者でもあり、撮影当時ラジオ編成制作部のディレクターであった岡村久美
愛称とんでるワイド
ジャンルバラエティ番組情報番組
放送方式生放送
放送期間1993年4月[1] -
放送時間平日 9:00 - 12:00(180分)[注釈 1]
放送局熊本放送(RKKラジオ)
パーソナリティ大田黒浩一
出演加納麻衣(月曜)
長船なお美(火曜)
上岡梨紗(水曜)
水上清乃(木曜)
丸井純子(金曜)
テーマ曲Nelson Rangell 「Regatta de Rio」
プロデューサー高野泰宏(2023年4月-、ディレクター兼務)
ディレクター清水葉子 等(曜日別)
公式サイト公式サイト
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当項では、1981年[2]以降大田黒浩一が担当していた1972年開始の午前ワイド「RKKモーニングダイヤル」(1972年 - 1985年)、1985年から1993年にかけ放送され大田黒がメインパーソナリティをつとめていた前身番組「ダイヤルワイド きょうも元気!」、及び、当番組をベースとした単発の特別番組夜のよかばい話」、「大田黒浩一朝ワイドデビュー40年記念 元気でよかば~い!!」に関しても表記する。

概要

大田黒浩一が月曜から金曜にかけてパーソナリティをつとめていた、月曜から土曜日の同時間帯に放送されていた午前のワイド番組「ダイヤルワイド きょうも元気!」を月曜から金曜のみにリニューアルし、大田黒の冠番組として1993年4月開始[1]。尚、大田黒は更にはそれ以前に放送されていた「モーニングダイヤル」(1981年 - 1985年)にも出演しており、彼にとってRKKラジオでの3本目の午前のワイド番組となる。

原則平日には放送されているが、2004年以降毎年1月2日3日は「東京箱根間往復大学駅伝競走」中継放送(文化放送制作)のため、放送休止となる。防災の日にあたる9月1日は、防災の日特別番組(文化放送制作)が編成されている場合、放送時間が短縮される。2018年頃からCM前後にオリジナルサウンドステッカーを使用している。

2023年4月には放送開始30周年を迎え、同時に放送時間も初期の9:00 - 12:00へと回帰。また、10年振りにRKKアナウンサー職の社員をレギュラー出演者として迎え入れた。

変遷

番組の変遷

  • RKKモーニングダイヤル (1972年 - 1985年)
  • ダイヤルワイド きょうも元気![3](1985年 - 1993年)
  • とんでるワイド 大田黒浩一のきょうも元気!(1993年[1][3] - )

放送時間の変遷

ダイヤルワイド

  • 月曜 - 土曜 9:00 - 12:00(1980年代後半 - 1993年)

とんでるワイド

出演者

メインパーソナリティ

曜日別アシスタント

2015年4月から、アシスタントは曜日別の5人となる。

その他出演者

  • 吉田明央(RKKアナウンサー)(火曜・「ロアッソ情報」担当)(2023年11月-)

過去の出演者

RKKモーニングダイヤル

  • 斉藤誠一(RKKアナウンサー〈当時〉)
  • 木林淳寛(RKKアナウンサー〈当時〉)
  • 長曽我部桂子(RKKアナウンサー〈当時〉)
  • 小松一三(1979年 - 1982年[注釈 3])(ラジオパーソナリティ)
  • 高千穂正史(ラジオパーソナリティ、仏厳寺住職。故人)
  • 眞鍋真弓(高千穂正史担当時のアシスタント)

ダイヤルワイド

  • 樫山ひろ子(土曜日メインパーソナリティ、1989年頃)
  • 香山眞理子[注釈 4](月-水、1991年頃 - 1993年)(RKKアナウンサー〈当時〉)
  • 堀田智成(木-土、1989年頃)(RKKアナウンサー〈当時〉)[注釈 5]
  • 岡田佳子(月-水、1989年頃、香山の前任者)(RKKアナウンサー〈当時〉)

とんでるワイド

  • 香山眞理子[注釈 4](1993年 - 1999年[注釈 6])(RKKアナウンサー〈当時〉)
  • 橋本晴美(1993年 - 2000年)(RKKアナウンサー〈当時〉)
  • 江上浩子(1993年? - 2003年)(RKKアナウンサー〈当時〉)[注釈 7]
  • 岡村久美(2001年10月 - 2004年9月)(RKKアナウンサー〈当時〉。現在デジタルメディア部所属)
  • 岡村清香(2004年4月 - 2005年3月)(RKKアナウンサー〈当時〉)
  • 風戸直子(2005年4月 - 2009年3月)(タレント)
  • 山田法子(2009年4月 - 2009年9月)(RKKアナウンサー〈当時〉)
  • えみりィー(2009年10月 - 2010年?)(タレント)
  • 檜室英子(1999年4月 - 2002年・ 2003年 - 2013年3月、2011年度 - 2012年6月は全曜日担当)(RKKアナウンサー〈当時〉)
  • noa(2013年4月 - 2014年9月)(タレント)
  • 樫山結(2015年4月1日 - 2023年3月29日、水曜[注釈 8])(タレント)
  • スガッシュ(火曜「ロアッソ情報」担当、2018年-2023年10月[注釈 9]
  • 福島絵美(2019年3月14日の水上の代役[注釈 10][公式Twitter 4]等1990年代前半及び2005年以降度々代理出演)(RKKアナウンサー〈当時〉)

2018年の大田黒長期療養時の代理

コーナー

2024年4月現在

熊日ニュースは、アナウンス職の者が担当(代理出演を含む)する際は9時台がスタジオ、11時台は原則RKKのニューススタジオから同局の当番アナウンサーが伝える。以前はアナウンス職の者が担当する場合、全枠でスタジオから伝えていた。

9時台
10時台
11時台
  • 熊日ニュース
  • お笑い丼[注釈 13]
    • このコーナーの名物の1つに火曜 - 木曜の「よかばい話(ばなし)」がある。「よかばい」は本来「いいよ」または「いいぞ」という意味の熊本弁であるが、当番組内では「男女(特に夫婦)間の性行為」を、放送時間帯(午前中)を考慮して婉曲に言い換えたものであり、「よかばい話」とは「リスナーの投稿による下ネタ話」である(大田黒がこの意味で「よかばい」を用いる際には「よ、か、ばぁ〜〜い」と粘っこく、ためた言い方をする)。学校の休みとなることが多い月曜日と金曜日はよかばい話を放送せず、また春休み・夏休み・冬休み、連休など、子供が家にいてラジオを聴いている可能性が高い時期や屋外での公開生放送時には上記の曜日であっても他の話題に代えられる。
    • もともとは、出勤前に『今日は、よかばい。』と言い置いていく御主人のことを紹介した、ある夫人の投稿による。これは、「(加齢により陰茎がなかなか言うことを聞かないが、)今晩は勃起しそうであるので性交が可能だ。(だからお前も準備しておけよ。期待してくれよ。)」という意味であった。この日の放送を境に艶笑話の投稿が増加し、コーナーとして定着。当初は水曜日のみの放送であったが、徐々に拡大され、のちに現在の様に火曜 - 木曜の放送となった。
    • このコーナーでは、性器の表現など放送コードの関係から独自の隠語がよく使われる。男性器は「大田黒」、睾丸を「浩一」と呼ぶ。以前は女性器のことを「まりこ」と呼んでいた。これは、番組開始当初にアシスタントだった「香山眞理子」から付けられたものだったが、経過とともに現在では通じなくなってしまった。一時期、水曜担当だった「丸井純子」から「じゅんこ」にしようとの動きがあったが、2015年4月の改編により人員の交代があり、現在は未確定のままとなっている。
    • 現在は従来のテイストの「よかばい話」は火曜日のみの放送で、水曜・木曜は2018年に久島健一がプロデューサーに就任した頃を境に様相が異なっている(後述)。
    • 水曜日は担当者が上岡梨紗に交代してしばらくは従来のテイストを織り交ぜつつ放送されていたが、2023年6月頃から「キスの水曜日」として比較的マイルドな内容を放送している。
    • 木曜日に関しても、水上清乃の担当になって以後、SM系の話題やラブホテルに関するエピソード中心に取り上げるなど、従来とは違った様相を見せており、後述の理由から「むっちりムチムチ・ムチの木曜日」と称している。水上は、少なくとも2018年2月22日放送以降[9](初代・2013年10月12日深夜(13日未明)に生放送された当コーナーのスピンオフ特番「夜のよかばい話」にて、アダルトショップからリポートした「サタピン隊[10]が購入してきたもの)をもって生放送に臨んでおり、そのせいか(かつて他局の出演番組でも呼称されていたが)「清乃様」の呼称が定着しつつある。因みに初代の鞭は比較的柔らかいことと、音響効果を出すために毎週叩いている[注釈 14]のもあって2021年頃に経年で破損してしまい、代わりの革製の硬い鞭がリスナーから贈られており、更に初代の鞭も手芸や裁縫を得意とする大田黒の手により「強化」され復活、それ以降初代の鞭のことをソフト、2代目の鞭をハードと呼称している。尚、鞭に関しては、少なくとも2020年以降「激励として鞭を振るう」ことが多くなったためか、「よかばい話」が放送されない時期にも使用している
    • 過去、水曜日については2015年4月改編から2023年3月にかけての樫山結担当期には、樫山が他局でレギュラー出演していたテレビ番組での入浴シーンの感想が送られて来たり、豊満なバストを持つ[注釈 15]樫山のトークやその他巨乳関連の投稿をきっかけに、「おっぱい謎かけ」「おっぱい川柳」といったコーナーや乳房に関するエピソード等が大半を占める様になり、最末期には「おっぱいの水曜日」と呼ばれ、木曜共々現行の編成の嚆矢となった。ちなみに、水曜は樫山が不在の場合でも同様の話題となることが多かった。
    • 「よかばい話」の定着により艶笑話の投稿が増加、特に御婦人方からの際どい話題も目立つようになった。艶笑話を愛するリスナー投稿を支援する一環として「エロガッパ組合」なる組織が結成された。よかばい話を通算2通投稿するとステッカーの進呈とともに正式組合員に認定。3通でブロンズ会員。5通でシルバー会員。10通でゴールド会員。20通でプラチナ会員のバッジがもらえる。すでにゴールド会員も現れようとしている。なお熊本の夜の歓楽街では、組合員はこのバッジを胸に着けて徘徊するとのこと。組合員同士は胸のバッジを見つけると、会話がなくとも仲間意識からかお互いニヤリ!と微笑みを返すそうだ。
  • ラジオショッピング
  • ふれあいくまもと
  • 肥後の民話(再放送[注釈 16]
  • これからのお天気
  • ランチリクエスト

過去のコーナー

9時台
11時台

12時台(2017年4月 - 2023年3月)
  • 熊日ニュース
  • ラジオショッピング(一部曜日)
    • 「とんでるワイド・こらー良かショッピング」(月)

テーマ曲

とんでるワイド

  • オープニング及びエンディング

Nelson Rangell 「Regatta de Rio」(アルバム「Truest Heart」に収録)[11]

ダイアルワイド

MALTA「SEXY GALAXY」[注釈 19]

特別番組

RKK開局60周年記念・あしたがRパーク あしたがR!ラジオもR! 32時間ほぼ生放送! 夜のよかばい話

夜のよかばい話
ジャンルバラエティ番組深夜番組
放送方式生放送
放送期間2013年10月13日
放送時間日曜1:00 - 3:00(土曜深夜、120分)
放送回数1(単発)
放送局熊本放送(RKKラジオ)
パーソナリティ大田黒浩一
加納麻衣
noa
丸井純子
出演夜のサタピン隊江越哲也・イズミダタツヤ)
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夜のよかばい話(よるのよかばいばなし)は、2013年10月12日から翌13日にかけて放送された特別企画「RKK開局60周年記念・あしたがRパーク あしたがR!ラジオもR! 32時間ほぼ生放送!」の中で放送された番組。

通常放送されている「よかばい話」のスピンオフという位置付けで、深夜番組であることを生かし、普段の放送では話せないような下ネタを話題にしたり、土曜日午後のワイド番組「土曜だ!!江越だ!?」のリポーター「サタピン隊」隊長のイズミダタツヤと江越哲也が「夜のサタピン隊」と称して、熊本市内のアダルトショップラジオカー「ミミー号」で出向きリポートを行った。この際、「サタピン隊」はアダルトグッズを購入しており、先述の水上清乃が2021年現在使用しているもこの際に購入されたものである。

大田黒浩一朝ワイドデビュー40年記念 元気でよかば~い!!

大田黒浩一朝ワイドデビュー40年記念
元気でよかば~い!!
ジャンルバラエティ番組
放送方式生放送
放送期間2021年3月14日
放送時間日曜13:00 - 14:00(60分)
放送回数1(単発)
放送局熊本放送(RKKラジオ)
パーソナリティ大田黒浩一
江上浩子
出演斉藤誠一
香山眞理子 等
テーマ曲オープニング:
ヴァン・マッコイ&ザ・ソウル・シティ・シンフォニー「ハッスル
エンディング:
大田黒浩一「ケセラセラんばサンバ」
公式サイト公式サイト
特記事項:
大田黒浩一出演のラジオ番組としては初めてYouTubeで同時配信された[公式Twitter 14]
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大田黒浩一朝ワイドデビュー40年記念 元気でよかば~い!!(おおたぐろこういちあさわいどでびゅー40ねんきねん げんきでよかば〜い)は、2021年4月に大田黒が朝ワイド番組への出演開始から40周年を迎えることから、それを記念し2021年3月14日に放送された特別番組。

司会進行は「とんでるワイド」でコンビを組み、同局テレビの「週刊山崎くん」のMCとしても共演していた江上浩子[注釈 20]がつとめ、スタジオゲストとして「モーニングダイヤル」時代のメインパーソナリティである斉藤誠一と、「ダイヤルワイド」及び「とんでるワイド」で永らくコンビを組んだ香山眞理子[注釈 21]が出演、その他事前収録のコメントで「ダイヤルワイド」で共演していた堀田智成[6]、「とんでるワイド」を立ち上げた元ディレクター[12]、番組スポンサー及びミミーキャスターOGを代表して重光悦枝[注釈 22][14]重光産業代表取締役副社長[13])が出演した。

番組内では、学生時代に落語研究会に所属していたという大田黒による創作落語[15]や、大田黒によるリサイタルが行われ[16][17]、番組終了後には当時の熊本放送社長・上野淳から感謝状が贈呈[3]された。

関連項目

脚注

注釈

出典

公式Twitterアカウントのツイート

その他出典

外部リンク

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