アヴェンチュラ

アヴェンチュラ (Aventura、2008年3月7日 - ) は日本競走馬である[2]。主な勝ち鞍は2011年秋華賞。馬名の意味はイタリア語で「冒険(: aventura)」。

アヴェンチュラ
2011年秋華賞
欧字表記Aventura
品種サラブレッド
性別
毛色鹿毛
生誕2008年3月7日(16歳)
登録日2010年5月13日
抹消日2012年6月15日
ジャングルポケット
アドマイヤサンデー
母の父サンデーサイレンス
生国日本の旗 日本北海道安平町
生産者ノーザンファーム
馬主(有)キャロットファーム
調教師角居勝彦栗東
競走成績
タイトルJRA賞最優秀3歳牝馬(2011年)
生涯成績7戦4勝
獲得賞金2億1634万8000円
WTR115L(2011年)[1]
勝ち鞍
GI秋華賞2011年
GIIIクイーンS2011年
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経歴

2歳

2010年6月20日阪神競馬場の2歳新馬戦でデビュー。このレースにはディープインパクト産駒初の出走となるシュプリームギフトや後のニュージーランドトロフィー勝ち馬のエイシンオスマンといった評判馬が出走しており、そのなかでアヴェンチュラは単勝3.7倍の2番人気に支持された。レースは中団を進み、直線では上がり3ハロン34秒4の末脚を繰り出し3馬身1/2の差で快勝した。2戦目の重賞初挑戦となった10月2日札幌競馬場札幌2歳ステークスは2番人気で出走、レースでは中団後方から脚を伸ばしたがオールアズワンの2着だった。その後、12月12日阪神の阪神ジュベナイルフィリーズではスタートで出遅れ後方からレースを進んだがスローペースが響き4着になった。その後、右前第三手根骨が判明し、長期休養に入った。

3歳

復帰初戦となった2011年7月30日の漁火ステークスでは道中好位の4番手を進み、直線で先頭に立つとシルクアーネストの追走を3馬身差で抑え2勝目となった。8月14日のクイーンステークスではコスモネモシンをクビ差抑え、重賞初勝利となった。クイーンステークスから直行した秋華賞では、当初はエドガー・プラードが騎乗予定だったが、岩田康誠に変更となった。2番人気に支持され、メモリアルイヤーの大逃げというレース展開から最後の直線で早めに抜け出すとキョウワジャンヌ、1番人気のホエールキャプチャの追走を封じて1着となり、GI初制覇を果たした。11月13日のエリザベス女王杯では好位の7番手で脚を溜め直線で外から襲い掛かるが、後方から脚を伸ばしたスノーフェアリーにかわされクビ差の2着となった。後日、競走中に両第3手根骨々折を発症していたことが判明した[3]。その後も復帰に向けて準備を進めたものの左前第3手骨骨折が判明し、復帰に時間がかかることから2012年6月15日付で競走馬登録を抹消[4]。引退後は、ノーザンファームで繁殖馬となった。

競走成績

以下の内容は、netkeiba.comの情報に基づく[5]

競走日競馬場競走名距離(馬場)


オッズ
(人気)
着順タイム
(上り3F)
着差騎手斤量1着馬(2着馬)
2010.06.20阪神2歳新馬芝1600m(良)12223.7(2人)1着1:35.7(34.4)-0.6福永祐一54エイシンオスマン
0000.10.02札幌札幌2歳SGIII芝1800m(良)147114.5(2人)2着1:49.9(35.7)-0.1池添謙一54オールアズワン
0000.12.12阪神阪神JFGI芝1600m(良)18119.9(3人)4着1:36.1(34.1)-0.4和田竜二54レーヴディソール
2011.07.30函館漁火S1600万下芝1800m(良)12443.3(2人)1着1:47.9(35.4)-0.4池添謙一52(シルクアーネスト)
0000.08.14札幌クイーンSGIII芝1800m(良)14692.7(1人)1着1:46.6(35.5)-0.0池添謙一52コスモネモシン
0000.10.16京都秋華賞GI芝2000m(稍)18243.1(2人)1着1:58.2(34.9)-0.2岩田康誠55(キョウワジャンヌ)
0000.11.13京都エリザベス女王杯GI芝2200m(良)18114.8(2人)2着2:11.6(34.2)-0.0岩田康誠54スノーフェアリー

繁殖成績

馬名生年毛色馬主厩舎戦績出典
不受胎2014年クロフネ[6]
初仔デサフィアンテ2015年黒鹿毛キングカメハメハ(有)キャロットファーム栗東・角居勝彦[7]
→栗東・中竹和也
→栗東・角居勝彦[8]
美浦稲垣幸雄
13戦0勝

(引退・繁殖)

[9]
2番仔2016年黒鹿毛ハービンジャー不出走[10]
3番仔カイザーライン2017年黒鹿毛エピファネイア(有)キャロットファーム栗東・藤原英昭4戦1勝(引退)[11]
4番仔サファル2018年黒鹿毛キングカメハメハ(有)キャロットファーム美浦・木村哲也
→美浦・岩戸孝樹
→美浦・木村哲也
9戦1勝(現役)[12]
不受胎2019年[6]
5番仔トラヴォルジェンテ2020年鹿毛ロードカナロア(有)キャロットファーム
→(株) ファーストビジョン
栗東・安田隆行
園田・三宅直之
13戦0勝(現役)[13]
6番仔アクセッション2021年栗毛レイデオロ吉田和美道営櫻井拓章1戦0勝(引退)[14]
7番仔2022年鹿毛ロードカナロア(有)キャロットファーム美浦・田村康仁デビュー前[15]
8番仔2023年栗毛ブリックスアンドモルタルデビュー前[16]
  • 情報は2024年2月22日現在[6]

血統表

アヴェンチュラ血統(血統表の出典)[§ 1]
父系ゼダーン系

ジャングルポケット
1998 鹿毛
父の父
*トニービン
Tony Bin
1983 鹿毛
*カンパラKalamoun
State Pension
Severn BridgeHornbeam
Priddy Fair
父の母
*ダンスチャーマー
Dance Charmer
1990 黒鹿毛
NureyevNorthern Dancer
Special
Skillful JoyNodouble
Skillful Miss

アドマイヤサンデー
1995 鹿毛
*サンデーサイレンス
Sunday Silence
1986 青鹿毛
HaloHail to Reason
Cosmah
Wishing WellUnderstanding
Mountain Flower
母の母
*ムーンインディゴ
Moon Indigo
1986 鹿毛
El Gran SenorNorthern Dancer
Sex Appeal
MadeliaCaro
Moonmadness
母系(F-No.)(FN:1-p)[§ 2]
5代内の近親交配Northern Dancer 4×4[§ 3]
出典

脚注

外部リンク

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