カイル・ローシュ

プロ入りとカブス傘下時代

1996年のMLBドラフト29巡目（全体862位）でシカゴ・カブスから指名され、プロ入り。

ツインズ時代

1999年5月21日にリック・アギレラ及びスコット・ダウンズとのトレードで、ジェイ・ライアンと共にミネソタ・ツインズへ移籍。

2001年6月22日のデトロイト・タイガース戦でメジャーデビューする。翌2002年から先発ローテーション入りし、2005年まで毎年30試合以上に先発登板、防御率は4点台前半 - 5点台前半ながら、2002年・2003年には二桁勝利も挙げた。

2006年は開幕から不調で、メジャーデビュー以降一度もなかったマイナー降格も経験。

レッズ時代

2006年7月31日にザック・ウォードとのトレードで、ポストシーズン進出を目指し、先発投手の補強を目論んでいたシンシナティ・レッズへ移籍。

フィリーズ時代

2007年7月30日にマット・マロニー（英語版）とのトレードで、先発投手陣に故障者が続出していたフィラデルフィア・フィリーズへ移籍。

カージナルス時代

2008年3月14日にセントルイス・カージナルスと1年425万ドルで契約を結んだ^[2]。デーブ・ダンカン（英語版）投手コーチに速球と変化球でグラブを構える角度が違っていることなどを指摘された結果、この年15勝を挙げるなど活躍して4年の契約延長を結んだ。

2009年は6月に上腕筋、8月に太腿の付け根の筋肉を痛めて117.2回しか登板できなかった。

2010年は5月にまたしても上腕筋を痛めて復帰に2ヶ月半を要し、前年に引き続き消化不良に終わった。

2011年は一転して安定した投球を続け、188回を投げ防御率とWHIPは自己最高、14勝はチーム最多。激しいプレーオフ争いをしていた9月には4試合に登板して防御率1.37と見事な投球で、ワールドシリーズ制覇に貢献した。

2012年はさらに好調で、勝利数、投球回数、防御率、奪三振、WHIP、FIP、xFIP、BB/9、K/BB、WARなど数多くの指標でキャリアハイを記録。サイ・ヤング賞の投票で7位に入った。リーグ1位の勝率だった。

ブルワーズ時代

2013年は前年の好調ぶりを売りにFA市場へ出たがなかなか契約がまとまらず、開幕直前の3月25日にようやくミルウォーキー・ブリュワーズと3年3300万ドルで契約を結んだ。この年は32試合に登板して11勝10敗・防御率3.35という成績を残した。

2014年、3年契約の2年目としてブルワーズで先発ローテーションに入り、フルシーズン投げた。この年は31試合に登板して13勝9敗・防御率3.54という成績を残し、3年連続で二桁勝利を挙げた。しかし、防御率は2年連続で悪化した。完封2は、自身初の単年での複数完封だった。

2015年6月26日のツインズ戦に勝利し、全30球団勝利を達成した。11月2日にFAとなった^[3]。

レンジャーズ時代

2016年5月13日にテキサス・レンジャーズとマイナー契約を結び^[4]、傘下のAAA級ラウンドロック・エクスプレスへ配属された。7月9日にメジャー契約を結んで25人枠入りしたが、2試合に先発して0勝2敗・防御率12.54と結果を残せなかった。7月26日にDFAとなった^[5]後、FAとなった^[6]。

フォーシーム、スライダー、カーブ、チェンジアップ、シンカーを投げる^[7]。

年度別投手成績

• 2016年度シーズン終了時

背番号

• 49（2001年 - 2006年途中、2016年）
• 28（2006年途中 - 2007年途中）
• 37（2007年途中 - 同年終了）
• 26（2008年 - 2015年）

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