テレビ周波数チャンネル

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テレビ周波数チャンネル(テレビしゅうはすうチャンネル)は、テレビジョン放送においてその放送が使用している周波数の連続した範囲のことである。

テレビジョン放送には基本的に1つの放送に1つのチャンネルが割り当てられる。これは、特定の周波数帯域(連続した周波数の範囲)を1つの単位として定義したものである。この周波数帯に付けられた番号をチャンネル番号と呼ぶ。

使用する周波数帯は、国際電気通信連合憲章に規定する無線通信規則により分配されているが、国毎に実際に使われている周波数やチャンネル定義は法令や方式などにより異なる。

概要

日本では地上デジタル放送極超短波(UHF)の470MHzから710MHz(Ch.13 - 52)を割り当てている[1]

基幹放送チャンネルについては、総務省告示基幹放送用周波数使用計画に規定される。また有線テレビジョン放送チャンネル、つまりケーブルテレビ伝送用チャンネルについては、総務省令有線一般放送の品質に関する技術基準を定める省令[2]に規定する搬送波に基づき、電子情報技術産業協会(JEITA)が制定する規格がある。

基幹放送

地上基幹放送衛星基幹放送は、基幹放送用周波数使用計画第1項第2号(1)ウに定義しているものである。チャンネル番号は中央の周波数により規定しており、占有帯域を参考として付記する。

2013年(平成25年)8月13日[3][4]現在

地上基幹放送

チャンネル番号中央の周波数(MHz)占有帯域(MHz)
13473.142857470.357857 - 475.927857
14479.142857476.357857 - 481.927857
15485.142857482.357857 - 487.927857
16491.142857488.357857 - 493.927857
17497.142857494.357857 - 499.927857
18503.142857500.357857 - 505.927857
19509.142857506.357857 - 511.927857
20515.142857512.357857 - 517.927857
21521.142857518.357857 - 523.927857
22527.142857524.357857 - 529.927857
23533.142857530.357857 - 535.927857
24539.142857536.357857 - 541.927857
25545.142857542.357857 - 547.927857
26551.142857548.357857 - 553.927857
27557.142857554.357857 - 559.927857
28563.142857560.357857 - 565.927857
29569.142857566.357857 - 571.927857
30575.142857572.357857 - 577.927857
31581.142857578.357857 - 581.927857
32587.142857584.357857 - 589.927857
33593.142857590.357857 - 595.927857
34599.142857596.357857 - 601.927857
35605.142857602.357857 - 607.927857
36611.142857608.357857 - 613.927857
37617.142857614.357857 - 619.927857
38623.142857620.357857 - 625.927857
39629.142857626.357857 - 631.927857
40635.142857632.357857 - 637.927857
41641.142857638.357857 - 643.927857
42647.142857644.357857 - 649.927857
43653.142857650.357857 - 655.927857
44659.142857656.357857 - 661.927857
45665.142857662.357857 - 667.927857
46671.142857668.357857 - 673.927857
47677.142857674.357857 - 679.927857
48683.142857680.357857 - 685.927857
49689.142857686.357857 - 691.927857
50695.142857692.357857 - 697.927857
51701.142857698.357857 - 703.927857
52707.142857704.357857 - 709.927857
53713.142857710.357857 - 715.927857
54719.142857716.357857 - 721.927857
55725.142857722.357857 - 727.927857
56731.142857728.357857 - 733.927857
57737.142857734.357857 - 739.927857
58743.142857740.357857 - 745.927857
59749.142857746.357857 - 751.927857
60755.142857752.357857 - 757.927857
61761.142857758.357857 - 763.927857
62767.142857764.357857 - 769.927857
53 - 62は削除[3]

チャンネル間隔は6MHz、占有帯域の周波数幅は5.57MHzである。チャンネル間には、相互混信を防ぐための「ガードバンド」と呼ばれる、放送に利用されない430kHzの幅が設定されている。

衛星基幹放送

放送衛星

日本放送衛星(BS)用として割り当てられたセンチメートル波(SHF)の周波数帯である。

右旋円偏波左旋円偏波
チャンネル番号中央の周波数(GHz)占有帯域(GHz)チャンネル番号中央の周波数(GHz)占有帯域(GHz)
111.7274811.71023 - 11.74473211.7466611.72941 - 11.76391
311.7658411.74859 - 11.78309411.7850211.76777 - 11.80227
511.8042011.78695 - 11.82145611.8233811.80613 - 11.84063
711.8425611.82531 - 11.85981811.8617411.84449 - 11.87899
911.8809211.86367 - 11.898171011.9001011.88285 - 11.91735
1111.9192811.90203 - 11.936531211.9384611.92121 - 11.95571
1311.9576411.94039 - 11.974891411.9768211.95957 - 11.99407
1511.9960011.97875 - 12.013251612.0151811.99793 - 12.03243
1712.0343612.01711 - 12.051611812.0535412.03629 - 12.07079
1912.0727212.05547 - 12.089972012.0919012.07465 - 12.10915
2112.1110812.09383 - 12.128332212.1302612.11301 - 12.14751
2312.1494412.13219 - 12.166692412.1686212.15137 - 12.18587

同一偏波内のチャンネル間隔は38.36MHz、占有帯域の周波数幅は34.5MHz[注釈 1]、ガードバンドは3.86MHz[注釈 2]

奇数チャンネルと偶数チャンネルで占有帯域が重複するが、偏波方式を変えることで分離可能となっている。

従来のBSデジタル放送は右旋円偏波により行われているが、4K放送の一部と8K放送は左旋円偏波により実施されている。

左旋円偏波のチャンネルは、BSアンテナで受信後に同軸ケーブルで伝送する中間周波数(IF)の帯域が右旋円偏波のものと異なるため、左旋円偏波チャンネルに非対応のBSアンテナや配線設備では視聴不可である。

N-SAT-110

N-SAT-110」とは東経110度通信衛星を意味し、日本に通信衛星(CS)用として割り当てられた周波数帯。

右旋円偏波左旋円偏波
チャンネル番号中央の周波数(GHz)占有帯域(GHz)チャンネル番号中央の周波数(GHz)占有帯域(GHz)
ND-212.29112.27375 - 12.30825ND-112.27112.25375 - 12.28825
ND-412.33112.31375 - 12.34825ND-312.31112.29375 - 12.32825
ND-612.37112.35375 - 12.38825ND-512.35112.33375 - 12.36825
ND-812.41112.39375 - 12.42825ND-712.39112.37375 - 12.40825
ND-1012.45112.43375 - 12.46825ND-912.43112.41375 - 12.44825
ND-1212.49112.47375 - 12.50825ND-1112.47112.45375 - 12.48825
ND-1412.53112.51375 - 12.54825ND-1312.51112.49375 - 12.52825
ND-1612.57112.55375 - 12.58825ND-1512.55112.53375 - 12.56825
ND-1812.61112.59375 - 12.62825ND-1712.59112.57375 - 12.60825
ND-2012.65112.63375 - 12.66825ND-1912.63112.61375 - 12.64825
ND-2212.69112.67375 - 12.70825ND-2112.67112.65375 - 12.68825
ND-2412.73112.71375 - 12.74825ND-2312.71112.69375 - 12.72825

チャンネル間隔は40MHz、占有帯域の周波数幅は34.5MHz。奇数チャンネルと偶数チャンネルで占有帯域が重複するが、偏波方式を変えることで分離可能。

従来の放送は右旋円偏波により行われているが、4K・8K放送左旋円偏波により実施されている。

地上波アナログ放送

基幹放送用周波数使用計画から2013年2月20日[4][5]に削除されたものを示す。チャンネル番号は周波数範囲により規定していた。中心周波数、映像周波数、音声周波数を参考として付記する。周波数スペクトラムは1 - 12は超短波放送(VHF)帯の上に、13 - 62は極超短波(UHF)、63 - 80はセンチメートル波(SHF)に位置する。

チャンネル番号周波数範囲(MHz)中心周波数(MHz)映像周波数(MHz)音声周波数(MHz)
190 - 969391.2595.75
296 - 1029997.25101.75
3102 - 108105103.25107.75
4170 - 176173171.25175.75
5176 - 182179177.25181.75
6182 - 188185183.25187.75
7188 - 194191189.25193.75
8192 - 198195193.25197.75
9198 - 204201199.25203.75
10204 - 210207205.25209.75
11210 - 216213211.25215.75
12216 - 222219217.25221.75
13470 - 476473471.25475.75
14476 - 482479477.25481.75
15482 - 488485483.25487.75
16488 - 494491489.25493.75
17494 - 500497495.25499.75
18500 - 506503501.25505.75
19506 - 512509507.25511.75
20512 - 518515513.25517.75
21518 - 524521519.25523.75
22524 - 530527525.25529.75
23530 - 536533531.25535.75
24536 - 542539537.25541.75
25542 - 548545543.25547.75
26548 - 554551549.25553.75
27554 - 560557555.25559.75
28560 - 566563561.25565.75
29566 - 572569567.25571.75
30572 - 578575573.25577.75
31578 - 584581579.25583.75
32584 - 590587585.25589.75
33590 - 596593591.25595.75
34596 - 602599597.25601.75
35602 - 608605603.25607.75
36608 - 614611609.25613.75
37614 - 620617615.25619.75
38620 - 626623621.25625.75
39626 - 632629627.25631.75
40632 - 638635633.25637.75
41638 - 644641639.25643.75
42644 - 650647645.25649.75
43650 - 656653651.25655.75
44656 - 662659657.25661.75
45662 - 668665663.25667.75
46668 - 674671669.25673.75
47674 - 680677675.25679.75
48680 - 686683681.25685.75
49686 - 692689687.25691.75
50692 - 698695693.25697.75
51698 - 704701699.25703.75
52704 - 710707705.25709.75
53710 - 716713711.25715.75
54716 - 722719717.25721.75
55722 - 728725723.25727.75
56728 - 734731729.25733.75
57734 - 740737735.25739.75
58740 - 746743741.25745.75
59746 - 752749747.25751.75
60752 - 758755753.25757.75
61758 - 764761759.25763.75
62764 - 770767765.25769.75
チャンネル番号周波数範囲(GHz)中心周波数(GHz)映像周波数(GHz)音声周波数(GHz)
6312.092 - 12.09812.09512.0932512.09775
6412.098 - 12.10412.10112.0992512.10375
6512.104 - 12.11012.10712.1052512.10975
6612.110 - 12.11612.11312.1112512.11575
6712.116 - 12.12212.11912.1172512.12175
6812.122 - 12.12812.12512.1232512.12775
6912.128 - 12.13412.13112.1292512.13375
7012.134 - 12.14012.13712.1352512.13975
7112.140 - 12.14612.14312.1412512.14575
7212.146 - 12.15212.14912.1472512.15175
7312.152 - 12.15812.15512.1532512.15775
7412.158 - 12.16412.16112.1592512.16375
7512.164 - 12.17012.16712.1652512.16975
7612.170 - 12.17612.17312.1712512.17575
7712.176 - 12.18212.17912.1772512.18175
7812.182 - 12.18812.18512.1832512.18775
7912.188 - 12.19412.19112.1892512.19375
8012.194 - 12.20012.19712.1952512.19975

基幹放送普及計画に規定されていたものではないが、

  • 1から3までをV lowバンド
  • 4から12までをV highバンド
  • 13から62までをUHFバンド
  • 63から80までをSHFバンド

と呼ぶ。

7チャンネルと8チャンネルは2MHzの重複がある。これは、1952年昭和27年)制定の「三大地区(京浜名古屋京阪神)のテレビジョン放送用周波数割当計画」を日本全国へのテレビジョン放送普及を目的として「テレビジョン放送用周波数の割当計画」(通称「第1次チャンネルプラン」、基幹放送周波数使用計画の前身)として改定する際に、追加される周波数を含め52Mc幅となったV highバンドに9チャンネル分の54Mcをどう配置するかが問題となった。折からテレビジョン受信機中間周波数(IF)を標準化日本工業規格(JIS)とすべく検討が行われており、受信機内部でのV lowバンドとのイメージ混信、混変調や内部高調波妨害等、また他の無線通信業務やISMバンドへの周波数割当て、同一地区での放送事業者へのチャンネル割当て等の関係から、映像周波数を26.75Mc、音声周波数を22.25Mcとし7チャンネルと8チャンネルの間に2Mcの重複を許すのが最善と判断[6]された。

こうして、1957年(昭和32年)に第1次チャンネルプランが制定、1960年(昭和35年)には「JIS C6006-1960 テレビジョン受信機用中間周波数」として規格化された。

注1 1972年(昭和47年)6月まで周波数の単位はc(サイクル)だった。
注2 JIS C6006は、1974年(昭和49年)改正され「JIS C6006-1974」となり映像周波数58.75MHz、音声周波数54.25MHzとなった。

移動受信用地上基幹放送

移動受信用地上基幹放送は、総務省告示基幹放送普及計画において、当初マルチメディア放送を行うものとしていたが、2013年12月10日[7]、テレビジョン放送も行うことができるとされた。同日に基幹放送用周波数使用計画第1項第6号に定義された[8]ものについて、マルチメディア放送を併せて[注釈 3]掲げる。

なお、2016年6月でV-high帯を使用していた事業者が事業を停止したため、総務省の放送用周波数の活用方策に関する検討分科会の2018年11月の会合で、V-high帯域の活用方策に関する第2次公募を行うことを決めた[9][10]

種別周波数備考
マルチメディア放送97MHz(注)
101.285714MHz
105.571429MHz
地上波アナログ放送のV lowバンド相当
VHF-Low帯、V-low帯などと呼ばれる。
マルチメディア放送
テレビジョン放送
207.5 - 222MHz地上波アナログ放送のV highバンド相当
VHF-High帯、V-high帯などと呼ばれる。
チャンネル番号は規定されていない。
注 97MHzは、101.285714MHz又は105.571429MHzでは混信又はその可能性があるときに、これを回避するために限られる。

有線テレビジョン放送

有線一般放送の品質に関する技術基準を定める省令第10条および第14条には、90MHzから770MHzを用いる有線テレビジョン放送設備について搬送波の周波数を規定している。この搬送波の周波数は、アナログ放送では中心周波数、デジタル放送では中央の周波数である。この内、基幹放送に使用されない周波数帯についてJEITAは「CPR-4103A CATV受信機のチャンネル表示」に独自の番号を設定していた。「CPR-4103A」は2011年9月に廃止されたが「公知の内容であり以後改定の予定もない」[11]のが理由であり、使用するのに問題は無い。

周波数範囲、映像周波数、音声周波数を参考として付記する。

チャンネル番号デジタルアナログ
中心周波数(MHz)周波数範囲(MHz)中心周波数(MHz)映像周波数(MHz)音声周波数(MHz)
C13111.142857108 - 114111109.25113.75
C14117.142857114 - 120117115.25119.75
C15123.142857120 - 126123121.25125.75
C16129.142857126 - 132129127.25131.75
C17135.142857132 - 138135133.25137.75
C18141.142857138 - 144141139.25143.75
C19147.142857144 - 150147145.25149.75
C20153.142857150 - 156153151.25155.75
C21159.142857156 - 162159157.25161.75
C22167.142857164 - 170167165.25169.75
C23225.142857222 - 228225223.25227.75
C24231.142857228 - 234231229.25233.75
C25237.142857234 - 240237235.25239.75
C26243.142857240 - 246243241.25245.75
C27249.142857246 - 252249247.25251.75
C28255.142857252 - 258255253.25257.75
C29261.142857258 - 264261259.25263.75
C30267.142857264 - 270267265.25269.75
C31273.142857270 - 276273271.25275.75
C32279.142857276 - 282279277.25281.75
C33285.142857282 - 288285283.25287.75
C34291.142857288 - 294291289.25293.75
C35297.142857294 - 300297295.25299.75
C36303.142857300 - 306303301.25305.75
C37309.142857306 - 312309307.25311.75
C38315.142857312 - 318315313.25317.75
C39321.142857318 - 324321319.25323.75
C40327.142857324 - 330327325.25329.75
C41333.142857330 - 336333331.25335.75
C42339.142857336 - 342339337.25341.75
C43345.142857342 - 348345343.25347.75
C44351.142857348 - 354351349.25353.75
C45357.142857354 - 360357355.25359.75
C46363.142857360 - 366363361.25365.75
C47369.142857366 - 372369367.25371.75
C48375.142857372 - 378375373.25377.75
C49381.142857378 - 384381389.25383.75
C50387.142857384 - 390387385.25389.75
C51393.142857390 - 396393391.25395.75
C52399.142857396 - 402399397.25401.75
C53405.142857402 - 408405403.25407.75
C54411.142857408 - 414411409.25413.75
C55417.142857414 - 420417415.25419.75
C56423.142857420 - 426423421.25425.75
C57429.142857426 - 432429427.25431.75
C58435.142857432 - 438435433.25437.75
C59441.142857438 - 444441439.25443.75
C60447.142857444 - 450447445.25449.75
C61453.142857450 - 456453451.25455.75
C62459.142857456 - 462459457.25461.75
C63465.142857462 - 468465463.25467.75

CPR-4103Aに規定していたものではないが、

  • C13からC22までをMid(ミッド)バンド
  • C23からC63までをSuper high(スーパーハイ)バンド

と呼ぶ。

有線一般放送の品質に関する技術基準を定める省令には、基幹放送で廃止された1から12チャンネル及び53から62チャンネルに相当する搬送波の周波数が依然として規定されているので、ケーブルテレビ伝送にこれらのチャンネルを使用しても制度上は問題ないことになる。

地上基幹放送の物理チャンネルとリモコンキーID

アナログ放送のチャンネル定義は、基幹放送用周波数使用計画に規定されていたチャンネル番号によっていた。

デジタル放送では、基幹放送用周波数使用計画に規定される番号を物理チャンネルと呼び、テレビ受信機或いはテレビ放送を利用する上で視聴者や放送事業者が意識する番号について、電波産業会(ARIB)が「ARIB TR-B14 地上デジタルテレビジョン放送運用規定」第7編 地上デジタルテレビジョン送出運用規定 表9-1に「リモコンキー識別」(リモコンキーID、「リモコン番号」あるいは「リモコンチャンネル」などと呼ばれる)を規定している。つまり、周波数帯域の定義と受信機側で用いる番号の定義にそれぞれ異なる概念がある。放送開始・終了告知においては、物理チャンネル或いは周波数を表示、リモコンキーIDを表示、両者を併記するなどまちまちである。

物理チャンネル

デジタル放送では、同一放送区域内の地上基幹放送局に物理チャンネルを連続して割り当てることができる。アナログ放送では、隣接チャンネルの干渉により最低1物理チャンネルの間隔を空けなければならない[注釈 4]。但し、移行期間中はアナログ・デジタルの並行放送が行われていた関係で空き周波数が無かったのが実情で、電気通信業務携帯電話)用へ用途変更を予定していた53から62チャンネル(710MHzから770MHz)も用いられ、連続して物理チャンネルを割り当てることができることとなったのはアナログ放送完全終了後である。

リモコンキーID

「ARIB TR-B14」に規定するものを略述する。

ただし、NHK Eテレ(2)以外には様々な理由で例外が存在する。アナログ親局の番号を引き継いだ局も多く、特にアナログ親局1chの民放は全局が1となり、その地域ではNHK総合が3となった。詳細はリモコンキーIDを参照。

以下、地域別チャンネルでは原則としてデジタル放送において出力10W以上、かつその地域で主要な役割を担う送信所を記載する。またアナログ放送は出力に関係なくデジタル放送に準ずる。アナログ放送からの移行の際、アンテナ方向の調整が必要な世帯をなるべく少なくするためデジタル化されたアナログ放送送信所は出力に関係なく既に多くの受信世帯がある傾向があるためである。ただし一部条件を満たしていなくても、特殊な事情がある場合はこの限りではない(ラジオを含めた送信所の概要は日本の放送送信所一覧を参照)。なお、アナログ放送は完全停波時まで送信されていたチャンネルである。

  • 凡例
    • 明るい緑色の局名及びチャンネルは親局。
    • 濃い緑色のチャンネルはアナログ放送においてコールサインが指定されていた親局以外の基幹局。
    • 色が反転しているチャンネルは割り当てはされているが未開局、または廃局のチャンネル。
    • 斜体のチャンネルは垂直偏波。
    • アナログチャンネルの右にある+、-はそれぞれ+10kHz、-10kHzのオフセットを表す。

物理チャンネルと周波数(関東広域圏)

リモコンキーID放送局物理チャンネル中央の周波数放送対象地域
1NHK東京総合27557.142857MHz関東広域圏茨城県栃木県及び群馬県を含まない)[12]
NHK前橋総合37617.142857MHz群馬県
NHK宇都宮総合47677.142857MHz栃木県
NHK水戸総合20515.142857MHz茨城県
2NHK東京Eテレ26551.142857MHz全国
3tvk18503.142857MHz神奈川県
テレ玉32587.142857MHz埼玉県
チバテレ30575.142857MHz千葉県
群馬テレビ19509.142857MHz群馬県
とちぎテレビ29569.142857MHz栃木県
4日本テレビ25545.142857MHz関東広域圏
5テレビ朝日24539.142857MHz
6TBSテレビ22527.142857MHz
7テレビ東京23533.142857MHz
8フジテレビ21521.142857MHz
9TOKYO MX16491.142857MHz東京都
12放送大学28563.142857MHz関東広域圏(授業実施予定地域)[13] → BSデジタルへ移動

北海道

デジタル放送
リモコンキーID1235678
放送局HBCNHKENHKGSTVHTBTVhUHB
札幌札幌19131521231425
歌志内44384246484050
小樽32293133203022
旭川旭川19131523142125
名寄29201832223031
富良野1628182624
深川45413151434749
留萌48464432423034
羽幌16202818222624
知駒41464836393834
稚内16204432423318
函館函館17141815231925
江差29133116203337
奥尻大成17141815411947
北桧山44424543234625
室蘭室蘭22162431202633
苫小牧41432445384240
静内3250353937
浦河15131828141930
帯広帯広19131521231725
広尾20141622241826
北見[注釈 5]網走[注釈 5]22131816201424
北見[注釈 5]32233029312533
遠軽
紋別
釧路釧路45293331364143
根室293331273543
中標津28473230342537
アナログ放送
親局周波数帯VHFUHF
放送局NHKGNHKEHBCSTVHTBUHBTVh
札幌札幌31215352717
歌志内56526258546032
小樽11+2+9+7+4+2624
旭川旭川9-2-11-7-393733
名寄412-10624-26-22
富良野412+106596157
深川18162022242628
留萌4-2+10+6-38-40-36-
羽幌55536158475143
知駒92117384032
稚内283010+22242620
函館函館410612+35+2721+
江差9-2-7-11-24-26-22-
奥尻大成51-49-53-55-57-59-61-
北桧山4-12-10-6+3+3432
室蘭室蘭92117393729
苫小牧51495557615347
静内56546259485222
浦河9+2+11+7+4+2624
帯広帯広4-12-6-10-343226
広尾92117302836
北見[注釈 5]北見[注釈 5]3-12+1-5-35-27-31
新北見[注釈 5]92537615957
遠軽2-10+4+6+384042
紋別45+47+41+43+37+39+33
釧路釧路9+2+11+7+39+41+43
根室92117606258
中標津17151963+2529
  • 道内の地域区分はNHKの放送局配置による。
  • TVhのアナログ送信所・中継局は、道東基幹局を含む多くの局が未開局のままアナログ放送終了を迎えた。これらの地域についてはデジタル新局開局も長期不況による経営難のため事実上断念していたが、総務省の支援策によって2011年秋に道東基幹局(帯広・網走・北見・釧路)での開局が実現した。残るプラン局も上記の局では2012年度に富良野・名寄・広尾、2013年度に紋別・遠軽、2014年度に知駒・稚内、2015年度に中標津・根室[14]の各中継局が開局した(→テレビ北海道#放送エリアの拡大)。
  • 旭川アナログ局はNHK・UHB・HTB・TVh=旭川送信所旭山)、HBC・STV=東旭川(駅前の市街地)。デジタルは旭山に一本化。
  • 帯広アナログ局はNHK・STV・UHB・HTB=帯広送信所音更町十勝ヶ丘)、HBC=稲士別(幕別町)。デジタルは十勝ヶ丘に一本化。
    • ただしNHK・STV・HTBは東側、HBC・UHBは西側(通称:山東山)で2011年11月7日開局のTVhは東側・STVに相乗り。
  • 釧路アナログ局はNHK・STV=緑ヶ岡、HBC=城山、HTB=貝塚、UHB=桜ヶ岡。デジタルはUHBアナログ・民放FM2社共同送信所西側の春採に一本化、この送信所には2011年8月26日開局のTVhも相乗り。

青森県

デジタル放送
リモコンキーID12356
放送局RABNHKENHKGABAATV
青森2813163230
八戸2214202418
上北2621233625
むつ4347424145
アナログ放送
親局周波数帯VHFUHF
放送局NHKGNHKERABATVABA
青森3+5+1+3834
八戸9-7-11+33-31-
上北51+49+53+55+57+
むつ4+12+10+5856-
  • アナログ放送の青森局はVHF=鷹森山、UHF=馬ノ神山。デジタル放送は馬ノ神山に一本化されている。
  • アナログ放送の八戸局はVHF=天魔平、UHF=階上岳。デジタル放送は階上岳に一本化。

秋田県

デジタル放送
リモコンキーID12458
放送局NHKGNHKEABSAABAKT
秋田[注釈 6]4850352921
大曲2319253326
能代4245444046
鷹巣2422264339
大館1514172018
花輪2523273129
アナログ放送
親局周波数帯VHFUHF
放送局NHKGNHKEABSAKTAAB
秋田9-2-113731
大曲4543475141
能代27-25-23-35-19-
鷹巣 3341-
大館4-8-6-5759
花輪21210-5856

岩手県

デジタル放送
リモコンキーID124568
放送局NHKGNHKETVIIATIBCmit
盛岡141318221620
一関233727431529
岩泉232124222520
大槌141317181516
大船渡142822182016
釜石13
久慈3235482546
遠野242117301519
西根松尾252632362834
二戸232117191550
野田333135482546
宮古141317181516
室根514927301529
アナログ放送
親局周波数帯VHFUHF
放送局NHKGNHKEIBCTVImitIAT
盛岡4+863533+31+
一関9-2-11-37+25+23+
岩泉311-134+32+30-
大槌48+6-333537
大船渡9511384026
釜石21210586062
久慈3-10-1-40-42-44-
遠野1+5+3+
西根松尾46+48+44+42+40+38+
二戸512-2-37+29+27-
野田535155575961
宮古4-8-6+404244
室根514953

山形県

デジタル放送
リモコンキーID124568
放送局NHKGNHKEYBCYTSTUYSAY
山形141316182022
米沢天元台282432343740
新庄171519212333
鶴岡343216182027
アナログ放送
親局周波数帯VHFUHF
放送局NHKGNHKEYBCYTSTUYSAY
山形8-4-10-383630+
米沢525054585660
新庄9+2+11+58-2628
鶴岡36-1392224

宮城県

デジタル放送
リモコンキーID123458
放送局TBCNHKENHKGMMTKHBOX
仙台191317242821
涌谷191417242821
気仙沼231315273025
栗駒223026182016
アナログ放送
親局周波数帯VHFUHF
放送局NHKGNHKETBCOXMMTKHB
仙台3-5-1-12+3432
鳴子4+291137-39-
気仙沼2+10+46-3743+
栗駒42+10-8+36+38+

福島県

デジタル放送
リモコンキーID124568
放送局NHKGNHKEFCTKFBTUFFTV
福島151427292625
原町151427292625
会津若松1622302018
田島151327292625
白河1617192018
いわき282621
富岡3322352018
アナログ放送
親局周波数帯VHFUHF
放送局NHKGNHKEFTVFCTKFBTUF
福島9-2-11-3335-31
原町8+4+10+58-4850+
会津若松1+3+6+3741+47-
田島95+1133-35+39
白河605862564644-
いわき4-10-8-34+36-32-
富岡92113840-30
  • アナログいわきは水石山(VHF波NHK・FTV)と湯の岳(UHF波FCT・KFB・TUF)を合わせたもの。
    • どちらの送信所からも補間波としてそれぞれ表には無いUHF波とVHF波を小電力で飛ばしており、例えVHF・UHFアンテナをどちらか同一方向(水石山か湯の岳)に向けていたとしても全チャンネルが受信できる為にこの表に当てはまらない場合がある。なおデジタルいわきは湯の岳を表示している。

関東広域圏

デジタル放送
リモコンキーID12345678912
広域圏共通NHKG
東京
NHKENTVEXTBSTXCXUD
東京都 MX
東京スカイツリー2726252422232116
東京タワー 28
八王子2726 252422232120
大島3539414345513730
新島3548524345514250
八丈4038303732393441
神奈川県 tvk 
横浜鶴見 18
みなとみらい(北方向)5147495246455048
みなとみらい(南方向)5147495246455048
平塚1926182524222321
小田原1934315247364938
埼玉県 TVS 
さいたま浦和 32
児玉1326322524222321
秩父1326322524222321
千葉県 CTC 
船橋 30
銚子5139303343364542
東金3426292524222321
勝浦30
館山3426302524222321
群馬県NHKG
前橋
GTV 
前橋373919334336454228
沼田3726192524222321
栃木県NHKG
宇都宮
GYT 
宇都宮4739293417151835
矢板472919
今市262524222321
茨城県NHKG
水戸
 
水戸20131417151819
筑波49
十王4739 3844414635
日立20521437151819
アナログ放送
親局周波数帯VHFUHF
広域圏共通NHKGNHKENTVTBSCXEXTXUD
東京都 MX
東京タワー1346810121416
多摩49-47-51-53+55+57+59+61+
八王子3329353731-45-62-40-
大島 34-
新島52-50-54-56-58-60-62-48-
八丈1-3-4-6-8-10-12-45
神奈川県 tvk 
横浜鶴見 42
横浜みなと5250545658606248
平塚33+29+35-37-39+41+43+31+
小田原5250545658606246-
埼玉県 TVS 
さいたま浦和 38-
児玉51+3553-55-57-596130-
秩父14-49-16-18-29+38+44+47-
千葉県 CTC 
船橋44 46
銚子5149535557596139
東金3538 31
勝浦51-49-53-55-57-59-61-47-
館山52+50+54+56+58+60+62+46+
群馬県 GTV 
前橋52+50+54+56+58+60+62+48+40+
沼田514953555759+61+47
栃木県 GYT 
宇都宮5149+53+55+57+41-4431-
矢板40-3036-42-45596133-
今市52-50-54-56-58-60-62-48-
茨城県 
水戸44+46+42+40+38+36+32+
筑波45-47+
十王51495355575961
日立52505456586062
  • 上記はあくまでもパターンであり、電波のカバー状況により局によっては中継局が置かれない場合がある。

山梨県

デジタル放送
リモコンキーID1246
放送局NHKGNHKEYBSUTY
甲府21232527
富士吉田21232527
身延26282224
アナログ放送
親局周波数帯VHFUHF
放送局NHKGNHKEYBSUTY
甲府1-3-5-37
富士吉田31293533
身延1+3+5+34

長野県

デジタル放送
リモコンキーID124568
放送局NHKGNHKETSBabnSBCNBS
美ヶ原171314181615
善光寺平283222243634
松本2326
岡谷諏訪473844415149
伊那282722242326
飯田464835333649
真田252748462349
アナログ放送
親局周波数帯VHFUHF
放送局NHKGNHKESBCNBSTSBabn
美ヶ原29113830+20
善光寺平44-46-48-4240-50-
松本44+46+40+4248+50+
岡谷諏訪4-8-6-475961
伊那53-51-55-57-59-61-
飯田4+3+6404244
真田5-37-4042+44+

新潟県

デジタル放送
リモコンキーID124568
放送局NHKGNHKETeNYUXBSNNST
新潟151326231719
高田161431391825
小出222030322428
津南161425311824
アナログ放送
親局周波数帯VHFUHF
放送局NHKGNHKEBSNNSTTeNYUX
新潟8+125352921-
高田3-1-10+332737
小出3+11+9+434139+
津南5961-51575553

富山県

デジタル放送
リモコンキーID12368
放送局KNBNHKENHKGTUTBBT
富山2824272218
福光2930392120
アナログ放送
親局周波数帯VHFUHF
放送局NHKGNHKEKNBBBTTUT
富山3+10-1+3432
福光5452565860

石川県

デジタル放送
リモコンキーID124568
放送局NHKGNHKEKTKHABMROITC
金沢151317231416
珠洲333137251416
輪島2432262728
七尾524430422039
羽咋293136262138
アナログ放送
親局周波数帯VHFUHF
放送局NHKGNHKEMROITCKTKHAB
金沢4-8-6-373325+
珠洲48647+41-43-
輪島3-12-1035+19+22
七尾9+5+11555759
羽咋48465044+4240

福井県

デジタル放送
リモコンキーID1278
放送局NHKGNHKEFBCFTB
福井19212022
大野41434442
敦賀24272826
小浜29364731
美浜24272826
アナログ放送
親局周波数帯VHFUHF
放送局NHKGNHKEFBCFTB
福井9-311-39-
大野5-1737-
敦賀6+12+8+38
小浜2+10+4+58
美浜59-56-62-49-

静岡県

デジタル放送
リモコンキーID124568
放送局NHKGNHKESDTSATVSBSSUT
静岡201319181517
浜松201325232122
島田161419181517
富士宮2425232122
三島16
御殿場201329141517
熱海33
アナログ放送
親局周波数帯VHFUHF
放送局NHKGNHKESBSSUTSATVSDT
静岡9-2-11-3533-31-
浜松4-8-6-3428+30
島田56+54+62+58+50+48+
富士宮525441392927
三島535155595761
御殿場474945374341
熱海4341-39-
  • アナログ浜松中継局はNHK…牛山、SBS…富塚、SUT・SATV・SDT…入野に分散設置。デジタル浜松中継局は牛山(NHK浜松支局内)に統一。

中京広域圏

デジタル放送
リモコンキーID1234567810
広域圏共通THKNHKECTVCBCNBN 
愛知県 NHKG
名古屋
 TVA
名古屋・瀬戸211320191822 23
豊橋15242917161426
岐阜県 NHKG
岐阜
 GBS 
岐阜 29 30
高山153129171614 30
中津川2432
郡上2930
中濃2432
三重県 NHKG
 MTV 
4428 27
伊勢15132917161424
名張21334719183727
尾鷲15133217161431
アナログ放送
親局周波数帯VHFUHF
広域圏共通NHKECBCTHKNBNCTV
愛知県NHKG
(名古屋)
 TVA
名古屋3-9+51-11+3525
豊橋54506256605852
岐阜県NHKG
(岐阜)
 GBS
岐阜39 37
高山4+2+6+8+12+26+38+
中津川4-12-8-10-6-2628
郡上4-12-8-10-6-26-38
中濃4350-62-56-60-4541
三重県NHKG
(津)
 MTV
31 33
伊勢53495557614759
名張52+50+60+62+56+54+58+
尾鷲4+12+6+8+10+2628
  • アナログ放送の名古屋局はVHF=名古屋テレビ塔、UHF=東山タワー
  • 基本的に、瀬戸デジタルタワーで愛知・岐阜・三重各県の一部をアナログ放送と同様にカバー。
  • 上記はあくまでもパターンであり、電波のカバー状況により局によっては中継局が置かれない場合がある。

近畿広域圏

デジタル放送
リモコンキーID12345678910
広域圏共通NHKEMBSABCKTVytv
大阪府NHKG
大阪
 TVO 
大阪・生駒山24131615181714
滋賀県NHKG
大津
BBC 
大津26132016 15 17 14
彦根263129
京都府NHKG
京都
 KBS 
京都25403323384235
福知山2513 162315 17 14
舞鶴
宮津
兵庫県NHKG
神戸
SUN 
神戸22132616 15 17 14
香住2226
城崎
三木22132616151714
北淡垂水
姫路22132616151714
奈良県NHKG
奈良
 TVN 
奈良31 29
栃原52503937412135
和歌山県NHKG
和歌山
 WTV 
和歌山2313 162015 17 14
御坊214724
田辺23
新宮444616343842
アナログ放送
親局周波数帯VHFUHF
広域圏共通NHKEMBSABCKTVytv 
大阪府NHKG
(大阪)
 TVO
大阪・生駒山2124681019
滋賀県NHKG
(大津)
 BBC
大津28-4636+48404230-
彦根52-50-5458606256
京都府NHKG
(京都)
 KBS
京都32 34
福知山50+52+54+58+60+62+56+
舞鶴51495355596157
宮津43453335374139
兵庫県NHKG
(神戸)
 SUN
神戸28453141434736
香住43+45+33+35+37+41+39+
城崎50525458606256
三木44-46-34-38-40-42- 
北淡垂水51-49-53-57-59-61-55-
姫路50+52+5458606256
奈良県NHKG
(奈良)
 TVN
奈良5148- 55
栃原43-45-3335373941
和歌山県NHKG
(和歌山)
 WTV
和歌山32+25-4244464830
御坊49515357596155
田辺50+52+54+58+60+62+56+
新宮44463638404234-
  • 基本的に、生駒山にある広域圏親局で2府4県を同時にカバー。
  • 上記はあくまでもパターンであり、電波のカバー状況により局によっては中継局が置かれない場合がある。
  • 京都地区の地デジ化促進の為、2010年7月24日から比叡山送信所より近畿広域圏民放およびNHK教育の中継が開始された。

鳥取県・島根県

デジタル放送
リモコンキーID12368
放送局NKTNHKENHKGBSSTSK
鳥取県鳥取3820293136
倉吉382729
米子2026 
日野1518221716
島根県松江4119214543
大田2520242726
浜田3137352322
益田3320214438
西ノ島2422232825
アナログ放送
親局周波数帯VHFUHF
放送局NHKGNHKENKTBSSTSK
鳥取県鳥取3-4+122+24+
倉吉 5658
米子32+ 
日野258+3840
島根県松江6+1230+1034+
大田34611-57
浜田2-9545-58
益田6046402642
西ノ島11-9-61-57-59
  • NHKは各県、民放は両県が放送対象地域。
  • アナログ放送の鳥取局はVHF=鉢伏山、UHF=毛無山

広島県

デジタル放送
リモコンキーID123458
放送局NHKGNHKERCCHTVHOMETSS
広島141518192223
北広島千代田212516172028
江田島大柿141518192223
141518192223
竹原46
三次14
尾道424416172928
福山424416172928
府中384416172928
アナログ放送
親局周波数帯VHFUHF
放送局NHKGNHKERCCHTVHOMETSS
広島3-7+4123531
北広島千代田56-52-59-62-3841-
江田島大柿47+45+49+51+53+33+
1119+5-24+26-
竹原5648+596238-33-
三次619-11+24+26+
尾道1+710+12-2426
福山537-11+57-54-
府中5652596241-36-

山口県

デジタル放送
リモコンキーID12345
放送局NHKGNHKEtysKRYyab
山口1613182026
下関1613182026
4852464247
岩国3840413942
柳井3032212717
美祢1613182026
長門4145464247
周東3032212717
須佐田万川3651405043
下松4950474846
東和5040414342
山口錦4745414349
上関4044464342
深須3740413942
アナログ放送
親局周波数帯VHFUHF
放送局NHKGNHKEKRYtysyab
山口9-1-11-38+28+
下関39414+3321+
3+6-4-33+31+
岩国91+11+62+28-
柳井57546039+33
美祢58+55+6144+24+
長門8-12+10-2119
周東5855613452
須佐田万川8+12-10+6129
下松52+59+32+36+44+
山口錦5+7125351
深須50-52-48-46-44-

岡山県・香川県

デジタル放送
リモコンキーID1245678
放送局NHKGNHKERNCKSBRSKTSCOHK
岡山県岡山32452030211827
津山22131517191416
笠岡32452030211827
香川県高松24131517211827
西讃241328
東讃38512030214627
アナログ放送
親局周波数帯VHFUHF
放送局NHKGNHKERSKRNCOHKKSBTSC
岡山県岡山5+3+119352523+
津山2-12+7-58-6062-56-
笠岡24-6+34+60-55-22-
香川県高松373929+4131+3319+
西讃44404850524246
東讃40-43-49-61+59+57+55+
  • NHKは各県、民放は両県が放送対象地域。
  • RNC・KSBの本社は香川県にあるが、岡山を本局としている。

徳島県

デジタル放送
リモコンキーID123
放送局JRTNHKENHKG
徳島314034
日和佐314034
アナログ放送
親局周波数帯VHFUHFVHF
放送局NHKGNHKEJRT
徳島3381
日和佐9-5-11-

愛媛県

デジタル放送
リモコンキーID124568
放送局NHKGNHKERNBeatITVEBC
松山161320172127
今治菊間161320172127
今治413947514943
新居浜514943
川之江1622
新八幡浜243051504749
八幡浜41395047
宇和島191320232129
大洲1514314035
愛南323120171819
アナログ放送
親局周波数帯VHFUHF
放送局NHKGNHKERNBEBCITVeat
松山6-210-37-29-25+
今治菊間5754602850-52-
今治3230+34- 
新居浜2+46+36+27-14+
川之江58-55-61-53+26+38+
新八幡浜1730-19212325
八幡浜8-2-4-43- 
宇和島6+11027-25-16
大洲9+1+11+3742-44-
愛南125+22-26-29
  • アナログVHF親局は松山城敷地内、アナログUHF親局は行道山。デジタル親局は全局が行道山に集約設置。

高知県

デジタル放送
リモコンキーID12468
放送局NHKGNHKERKCKUTVKSS
高知1513171921
中村2829252726
須崎3433303135
虚空蔵2423161820
宿毛152421
安芸34331820
アナログ放送
親局周波数帯VHFUHF
放送局NHKGNHKERKCKUTVKSS
高知4-68-38-40
中村1-11+3-3214
須崎2-12105836
佐川9-11-53133-
宿毛4+2-6-3830
安芸1113+22-24-

福岡県

デジタル放送
リモコンキーID1234578
放送局KBCNHKENHKGRKBFBSTVQTNC
福岡福岡31222830322634
久留米31131730212629
大牟田
糸島31222830322634
宗像23222824202618
北九州北九州31424030322729
行橋31424030322729
アナログ放送
親局周波数帯VHFUHF
放送局NHKGNHKERKBKBCTNCFBSTVQ
福岡福岡36+419+37+19-
久留米465448576052+14
大牟田53506158554319-
糸島5355-49+51-45-3961+
宗像5355-49+514547-61+
北九州北九州61282+1035-23+
行橋49-46-60-57-54-43-19-
  • アナログ放送の福岡局はVHF=福岡タワー、UHF=鴻巣山。デジタル放送の福岡局は福岡タワーに集約している。

佐賀県

デジタル放送
リモコンキーID123
放送局NHKGNHKESTS
佐賀332544
神埼・城内332544
伊万里
唐津
アナログ放送
親局周波数帯UHF
放送局NHKGNHKESTS
佐賀384036
鳥栖62-23-
伊万里512737-
唐津5053-45

長崎県

デジタル放送
リモコンキーID123458
放送局NHKGNHKENBCNIBNCCKTN
長崎151314181920
佐世保424022163834
諫早155123184520
福江424024213834
郷ノ浦3649414520
厳原364928455220
アナログ放送
親局周波数帯VHFUHF
放送局NHKGNHKENBCKTNNCCNIB
長崎3+1+53727+25+
佐世保8-2-10-3531-17
諫早59+51+62+3956+32
福江9+12+6221629-
郷ノ浦59566243-4121
厳原5+11+922+18+16+

熊本県

デジタル放送
リモコンキーID123458
放送局NHKGNHKERKKKKTKABTKU
熊本282441474942
水俣204026303127
人吉172518202119
アナログ放送
親局周波数帯VHFUHF
放送局NHKGNHKERKKTKUKKTKAB
熊本92113422-16-
水俣4-16-38-3632-
人吉3-1-5+4240-36+

大分県

デジタル放送
リモコンキーID12345
放送局NHKGNHKEOBSTOSOAB
大分1514223432
佐伯1514222618
玖珠232542
三重1716292618
国東1514224742
中津3425
アナログ放送
親局周波数帯VHFUHF
放送局NHKGNHKEOBSTOSOAB
大分312-53624-
佐伯7-1+94931+
玖珠5350563527
三重58-55-61-4421-
国東56-53+50+40+62
中津4845-51-3717-

宮崎県

デジタル放送
リモコンキーID1236
放送局NHKGNHKEUMKMRT
宮崎14131615
延岡46454344
高千穂18172119
アナログ放送
親局周波数帯VHFUHF
放送局NHKGNHKEMRTUMK
宮崎8+12+10+35
延岡42639
高千穂3125-40

鹿児島県

デジタル放送
リモコンキーID123458
放送局MBCNHKENHKGKYTKKBKTS
鹿児島401834293642
鹿屋431722494147
阿久根251315191421
枕崎202422394137
蒲生2647
串木野161315191421
大口25242241
南種子161315171418
頴娃4535
名瀬1718
志布志201823453921
瀬戸内212022303129
末吉202423261921
徳之島161315171418
知名212022252423
種子島252823192721
アナログ放送
親局周波数帯VHFUHF
放送局NHKGNHKEMBCKTSKKBKYT
鹿児島35-1383230
鹿屋4+26+33+31+25+
阿久根81210352317-
枕崎81210352317-
蒲生5754506044+28
串木野59-56-62-52-49-46
大口9-2+11-37+39+33+
南種子6-59-5557-61-
頴娃81210212319
名瀬3-41-8-2624
志布志58556153+51+27
瀬戸内610-12-353733
末吉5956625248+46+
徳之島91160+58+62+56+
知名3+4+1+474943-
種子島54-52-60-56-58-62-
  • アナログのVHFは城山、UHFは鹿児島市紫原のKTS本社敷地内および紫原団地内。デジタル親局は全局が紫原に一本化。

沖縄県

デジタル放送
リモコンキーID12358
放送局NHKGNHKERBCQABOTV
那覇1713141615
今帰仁3840344232
久米島3325303231
平良1713141615
石垣2624333635
川平2218192120
祖納1713324842
与那国3645174735
南大東島3227343836
アナログ放送
親局周波数帯VHFUHF
放送局NHKGNHKERBCOTVQAB
那覇2+1210828
今帰仁3840343242
久米島36-34-4-5742-
平良743234 
石垣912+3028
川平1164446
祖納8+1+2325
与那国37394143
 VHF
NHKGNHKETBSCXEX
南大東島5452565860

衛星基幹放送のIFと論理チャンネル

BS・110°CSの中間周波数と、同帯域を使う無線システム
地上波放送と中間周波数の分布

有線一般放送の品質に関する技術基準を定める省令第18条第1項及び第2項には、有線一般放送の受信者端子における衛星基幹放送の信号の搬送波の周波数を規定している。受信機器の入力における周波数、つまり、ケーブルテレビでの伝送用のみならず家庭用の受信アンテナの直下のコンバータからチューナーへの伝送用の周波数でもある。一般にBS-IF、CS-IFと呼ばれるIF(中間周波数)の内、チャンネル毎の中心周波数のことでもある。

また、BS及び110度CS放送の受信電波を中間周波数へ変換するための局部発振周波数は、上記同省令の第19条表中の四において、右旋円偏波の場合は10.678GHzの局部発振周波数を、左旋円偏波の場合は9.505GHzの局部発振周波数を用いることが規定されている。

衛星基幹放送ではまた、一つの物理チャンネルを時分割多重等の技術により複数のチャンネルに分割することが可能である。この分割されたチャンネルを論理チャンネルと呼び、論理チャンネル番号はARIB TR-B15「BS/広帯域CSデジタル放送運用規定」にて3桁のservice_idの形で規定されている。つまり、地上基幹放送と同様に、周波数帯域の定義と受信機側で用いる番号の定義にそれぞれ異なる概念がある。

各物理チャンネルと論理チャンネル、及び各放送事業者のマッピングは日本における衛星放送物理チャンネル(BSデジタル放送)の項、または物理チャンネル(東経110度CSデジタル放送)の項を参照。

BS放送

チャンネル番号は、地上基幹放送のものと区別するためBS-1のように「BS-」を冠する。

右旋円偏波のBS-IF左旋円偏波のBS-IF
チャンネル番号中心周波数(MHz)周波数範囲(MHz)チャンネル番号中心周波数(MHz)周波数範囲(MHz)
BS-11049.481032.23 - 1066.73BS-22241.662224.41 - 2258.91
BS-31087.841070.59 - 1105.09BS-42280.022262.77 - 2297.27
BS-51126.201108.95 - 1143.45BS-62318.382301.13 - 2335.63
BS-71164.561147.31 - 1181.81BS-82356.742339.49 - 2373.99
BS-91202.921185.67 - 1220.17BS-102395.102377.85 - 2412.35
BS-111241.281224.03 - 1258.53BS-122433.462416.21 - 2450.71
BS-131279.641262.39 - 1296.89BS-142471.822454.57 - 2489.07
BS-151318.001300.75 - 1335.25BS-162510.182492.93 - 2527.43
BS-171356.361339.11 - 1373.61BS-182548.542531.29 - 2565.79
BS-191394.721377.47 - 1411.97BS-202586.902569.65 - 2604.15
BS-211433.081415.83 - 1450.33BS-222625.262608.01 - 2642.51
BS-231471.441454.19 - 1488.69BS-242663.622646.37 - 2680.87

東経110度CS放送

右旋円偏波のCS-IF左旋円偏波のCS-IF
チャンネル番号中心周波数(MHz)周波数範囲(MHz)チャンネル番号中心周波数(MHz)周波数範囲(MHz)
ND-216131595.75 - 1630.25ND-127662748.75 - 2783.25
ND-416531635.75 - 1670.25ND-328062788.75 - 2823.25
ND-616931675.75 - 1710.25ND-528462828.75 - 2863.25
ND-817331715.75 - 1750.25ND-728862868.75 - 2903.25
ND-1017731755.75 - 1790.25ND-929262908.75 - 2943.25
ND-1218131795.75 - 1830.25ND-1129662948.75 - 2983.25
ND-1418531835.75 - 1870.25ND-1330062988.75 - 3023.25
ND-1618931875.75 - 1910.25ND-1530463028.75 - 3063.25
ND-1819331915.75 - 1950.25ND-1730863068.75 - 3103.25
ND-2019731955.75 - 1990.25ND-1931263108.75 - 3143.25
ND-2220131995.75 - 2030.25ND-2131663148.75 - 3183.25
ND-2420532035.75 - 2070.25ND-2332063188.75 - 3223.25

海外

アメリカ(含む:ブラジル、ビルマ(ミャンマー)、韓国、台湾、フィリピン)

アメリカでは地上波ATSCデジタル放送に54MHzから72MHz(Ch.2 - 4)、76MHzから88MHz(Ch.5 - 6)、174MHzから216MHz(Ch.7 - 13)、470MHzから608MHz(Ch.14 - 36)、614MHzから692MHz(Ch.38 - 51)を割り当てている[1]

フィリピンブラジルは地上波ISDB-Tデジタル放送に473.142857MHzから605.142857, 611.142857MHz(Ch.14 - 36, 37)、617.142857MHzから695.142857MHz(Ch.38 - 51)。

ビルマ(ミャンマー)(DVB-T2)、バミューダ台湾DVB-T)、キューバDTMB)、アメリカ(ATSC 3.0)は地上デジタル放送に473MHzから605, 611MHz(Ch.14 - 36, 37)、617MHzから695MHz(Ch.38 - 51)。

イギリス

イギリスでは地上デジタル放送に470MHzから550MHz(Ch.21 - 30)、630MHzから806MHz(Ch.41 - 62)を割り当てている[1]

イタリア

イタリアでは地上デジタル放送に174MHzから230MHz(T-DAB)、470MHzから854MHzを割り当てている[1]

ドイツ

ドイツでは地上デジタル放送に174MHzから239MHz(T-DAB)、470MHzから862MHzを割り当てている[1]

フランス

フランスでは地上デジタル放送に174MHzから230MHz(Ch.21 - 30)、470MHzから830MHz(Ch.21 - 65)を割り当てている[1]

脚注

注釈

出典

関連項目

外部リンク