ディスカバリーチャンネル

ドキュメンタリー番組専門チャンネル

ディスカバリーチャンネル(Discovery Channel)は、ワーナー・ブラザース・ディスカバリーが運営するアメリカの衛星テレビおよびケーブルテレビネットワークチャンネル。

ディスカバリーチャンネル
開局日1985年6月17日
所有者ワーナー・ブラザース・ディスカバリー・ネットワークス(ワーナー・ブラザース・ディスカバリー
映像方式480iSDTV
1080iHDTV
スローガンThe world is ours
世界
言語英語
本社シルバースプリング(メリーランド州)
ウェブサイトDiscovery

ディスカバリー・コミュニケーションズ

ディスカバリー・コミュニケーションズ1984年にジョン・ヘンドリックスによってアメリカ合衆国で設立された[1]

1985年6月17日放送開始。2017年現在、45言語で220カ国以上の国々で放送されており、全世界で58のチャンネルブランドを展開[1]。世界最大のドキュメンタリー専門チャンネルである。

科学テクノロジー歴史バイク建築ミリタリー人体パニック災害超常現象事件事故冒険・挑戦の10ジャンルを網羅している。

2009年4月より新ロゴに変更。

ディスカバリー・ジャパン

ディスカバリー・ジャパン株式会社
Discovery Japan KK
種類株式会社
本社所在地100-0005
東京都千代田区丸の内1-8-1
丸の内トラストタワーN館11F
設立1997年8月12日
業種情報・通信業
事業内容ケーブルテレビ局、及びデジタル衛星放送向け番組供給事業
代表者代表取締役社長 杉本 将
資本金25億4482万509円(2003年4月現在)
従業員数25名(2007年8月現在)
主要株主ディスカバリー・アジア社 80%
JCOM株式会社 20%
外部リンクhttps://www.discoveryjapan.jp/
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ディスカバリーチャンネル
Discovery Channel
基本情報
運営(番組供給)事業者ディスカバリー・ジャパン株式会社
放送(配信)開始1997年10月1日
HD放送(配信)開始2008年10月1日
ジャンルドキュメンタリー
放送内容自然、科学などのドキュメンタリー
視聴可能世帯数6,695,566世帯(2010年6月現在)
衛星基幹放送(東経110度CS放送)
プラットフォームスカパー!
放送事業者株式会社サテライト・サービス
チャンネル番号Ch.340(SD16:9)
物理チャンネルND6
放送開始2002年7月1日
スカパー!プレミアムサービス
放送事業者株式会社スカパー・エンターテイメント
チャンネル番号Ch.676(HD)
放送開始2009年10月1日
スカパー!プレミアムサービス(標準画質)
放送事業者ジュピターサテライト放送株式会社
チャンネル番号Ch.321
放送開始1997年10月1日
放送終了2014年5月31日
ディレクTV(放送終了)
放送事業者スーパーデジタル放送株式会社
チャンネル番号Ch.520
放送開始1997年12月1日
放送終了2000年9月30日
その他(再送信・配信)
ひかりTVCh820
eo光テレビ873(HD)
J:COM652(HD)
公式サイト
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ディスカバリーHD
Discovery HD
基本情報
運営(番組供給)事業者ディスカバリー・ジャパン株式会社
放送(配信)開始2005年12月14日
HD放送(配信)開始2005年12月14日
放送(配信)終了2008年9月30日
ジャンルドキュメンタリー
放送内容自然、科学などのドキュメンタリー
視聴可能世帯数113万世帯(2007年11月現在)
その他(再送信・配信)
J:COM266(HD)※当時
特記事項:
2008年10月1日より同一チャンネル番号で「ディスカバリーチャンネル」HD放送開始。
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日本では1987年三菱商事を通じてケーブルテレビ局や衛星放送への番組供給を開始。

1997年ジュピター・プログラミング・ネットワーク住友商事TCIの合弁。現・JCOM メディア事業部門)との合弁会社「ディスカバリー・ジャパン株式会社」を設立、同年10月に旧・スカパー!でディスカバリーチャンネルの放送を開始。

現在、ケーブルテレビ局やスカパー!プレミアムサービス衛星一般放送事業者は標準画質放送はジュピターサテライト放送、ハイビジョン放送はスカパー・エンターテイメント)、スカパー!(東経110度CS放送)(衛星基幹放送事業者はフジテレビ系列のサテライト・サービス)で放送されている。また、2012年9月29日より、スカパー!にて16:9の画角情報を付加し、フルサイズのSD放送を開始した。

無料BS放送でも一部放送されており、BS朝日では2000年12月の開局より「ベスト オブ ディスカバリー」を放送していたが、2007年5月放送を終了した。その後2010年4月より2017年9月までBSフジで『ディスカバリーチャンネル・セレクション』、2018年4月からはBS11にて『ディスカバリーチャンネル傑作選 未知の映像博物館』(2019年10月から『ディスカバリー傑作選』に改題) として放送されている。

また、BSスカパー!スカチャン5でも『ディスカバリーチャンネル アワー』として一部放送されているモバHO!「モバイル.n」で一部の番組が視聴可能であったが、こちらも2008年9月末で放送を終了している。

インターネットテレビ局であるAbemaTVでは、2016年3月からDocumentaryチャンネル、同チャンネルの終了後2018年3月からはAbema GOLDチャンネルにて一部の番組が放送されていた。2019年5月には単独チャンネルとして「QUEST by Discovery」を開設し、以後の番組配信は同チャンネルに移行している。

2022年2月11日から、日本オリジナル番組『クリエイターとその愉快な仲間たち』(30分番組)が開始し、同年4月1日から、放送時間を1時間に拡大した『IMAGINEZ大学 with Discovery』と改題した後、2023年7月21日から「IMAGINEZ大学」と改題し、30分番組に復した。

同年6月22日、ディスカバリー・ジャパンは、ワーナーメディア・ジャパンと統合し、ワーナーブラザース・ディスカバリー・ジャパンとして新体制に移行した[2]

2023年8月1日、ディスカバリー・ジャパンは旧ワーナー系のターナージャパンとJCOMが運営していたジュピターエンタテインメントを統合。計7チャンネル[注 1]を運営することになった[3][4]

ディスカバリーチャンネル(HD放送)

2005年12月、J:COMなど一部ケーブルテレビ局で「ディスカバリーHD」として放送開始。

全番組がHDTV(1080i)で制作された番組で編成され、SDTVからのアップコンバートは行っていない。また、一部の番組を除きドルビーデジタル5.1chサラウンド音声で放送されていた。

また、ディスカバリーチャンネル以外のディスカバリー・コミュニケーションズで制作された番組も放送されていた。

2008年10月1日より「ディスカバリーチャンネル ハイビジョン」にチャンネル名を変更、ディスカバリーチャンネルのサイマル放送となった。

2012年9月29日より「ディスカバリーチャンネル」に再改称。

2016年12月1日よりスカパー!プレミアムサービスの衛星一般放送事業者が、スカパー・ブロードキャスティングからスカパー・エンターテイメントに変更。

GCN Japan

2019年6月、ヨーロッパで提供されている世界最大級のサイクリングチャンネル「グローバルサイクリングネットワーク」を日本で開始した[5]

2020年より、前年まではDAZNで配信していたジロ・デ・イタリアを始めとするRCSスポルト社主催レースの配信権を獲得[6]

2020年8月より視聴アプリ「GCNレースパス」を開始、2021年2月より「GCN+」に改称。

2023年12月19日を以てサービス終了[7]

Dplay

2019年9月9日より、ヨーロッパ7カ国でサービス提供している無料オンデマンドインターネットストリーミング放送「Dplay」を日本で開始した[8]。視聴は各種PCブラウザ上での再生のほか、iOSやAndroidアプリによる視聴も可能。チャンネルコンテンツはディスカバリーチャンネル、アニマルプラネット、ID(Investigation Discovery)、QUEST by Discoveryほか日本オリジナル番組や、ジャンル別にクルマ・バイク、宇宙、軍事、サバイバル、ペット、ライフスタイルなどのカテゴリー別に区分がされ検索が可能となっている。視聴にはユーザー登録が必要となる。2020年3月16日まではCM挿入の無料放送を行い、同年3月17日から定額制による有料動画配信を開始した[9]

2020年12月2日にアメリカ・ディスカバリー社が新しい動画配信サービス「Discovery+」を2021年1月から世界25カ国(日本を含む)で順次展開することを受けて、Dplayのサービスを2021年1月4日で終了した[10][11]

GOLFTV

2019年1月にゴルフPGAツアーのライブ配信やオンデマンドサービスである「GOLFTV」を日本を含む世界各国でサービス開始。同年10月20日まで、日本国内では英語のみの配信であったが、10月21日から一部コンテンツに限り、日本語でも配信するようになった[12]。2021年10月8日開幕のスタンレーレディスゴルフトーナメントから日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)が主催するツアートーナメントについても配信[注 2]している[13][14][15]。ただし、日本ゴルフ協会(JGA)主催の日本女子オープン選手権全米女子プロゴルフ協会(USLPGA)共催のTOTOジャパンクラシックは配信を行わない[14]

JLPGAとの契約終了に伴い、2022年12月13日[注 3]で日本でのサービス提供を終了することを同年11月12日[注 3]に発表した[15]

DVD

日本では角川書店と提携してカテゴリー別のシリーズ物として販売を行っていた。現在でも番組によってはDVDが作られているが販売会社は番組ごとに違う。

その他

日本国内での放送では、本国で最初と最後のCM(スポット)部分は、放送されない。ただし、2011年6月12日22時から放送された「世界から見た東日本大震災」では、全CM部分がカットされている。

主な番組

サバイバル

宇宙

車・バイク

アドベンチャー

サイエンス

テクノロジー

  • 舞台裏のスーパーテクノロジー

犯罪・ミステリー

フード&トラベル

ミリタリー

  • フューチャーウェポン・21世紀 戦争の真実
  • ザ・特殊部隊
  • ウエポンマスター

ライフスタイル

  • athome presents 明日への扉

日本オリジナル番組

  • O・A・SO・BI MASTERS(おあそびマスターズ・第一金曜9:30 - 10:00)

自転車チーム

2005年より2007年まで、UCIプロツアーに参戦する自転車ロードレースチームのメインスポンサーとしても活動していた。

脚注

注釈

出典

関連項目

外部リンク