吉本大樹

吉本 大樹(よしもと だいき/ひろき、1980年9月2日 - )は日本のレーシングドライバー、また、日本ボーカリストである。ロックバンドdoaボーカル作詞を主に担当している。 大阪府大阪市出身、オーストラリア育ち。身長176cm。血液型B型。

吉本 大樹
生誕 (1980-09-02) 1980年9月2日(43歳)
出身地日本の旗 日本大阪府大阪市
ジャンルJ-POP
職業ミュージシャン
ボーカリスト
作曲家
担当楽器ボーカル
コーラス
活動期間1999年-(レーシングドライバーとして)
2004年 - (ミュージシャンとして)
レーベルGIZA studio
事務所Ading(2003年 - 2023年)
フローライト(2023年 - )
共同作業者doa
吉本大樹

名前の読みは、レーシングドライバーとしては「ひろき」の呼称を、ミュージシャンとしては「だいき」の呼称を使用している。

来歴とエピソード

来歴

  • 1999年 - レーシングドライバーとしてデビュー。FJ1600鈴鹿選手権・TI英田選手権参戦(優勝1回)。
  • 2000年 - フォーミュラ・トヨタに参戦。
  • 2001年
  • 2002年 - 藤田直廣率いる「NOWモータースポーツ」に加入、全日本F3選手権にフル参戦、ランキング8位(1勝)。
  • 2003年 - NOWモータースポーツで全日本F3選手権フル参戦2年目、ランキング10位。
  • 2004年
  • 2005年
    • GP2にBCNコンペティションから参戦。
    • SUPER GT GT300クラス 第7戦オートポリス、第8戦鈴鹿に、direxiv motorsportsからdirexiv ADVAN 320Rでスポット参戦
  • 2006年
    • 前年に続きGP2にBCNコンペティションより参戦。
    • SUPER GT GT300クラス 第6戦pokka 1000kmに、Cars Tokai Dream28からプリヴェチューリッヒ・紫電で助っ人参戦。
  • 2007年
  • 2008年
    • GP2アジアシリーズに Team Qi-Meritus Mahara から参戦し、総合ランキング9位。
    • フォーミュラ・ニッポン 第5戦鈴鹿、第6戦もてぎに、SG team 5ZIGENからスポット参戦。
    • SUPER GT GT300クラス 第6戦pokka 1000kmに、Cars Tokai Dream28からプリヴェKENZOアセット・紫電、GT300で助っ人参戦。
    • TOP RACE V6 SERIES (en: Top Race V6)に招待選手としてスポット参戦。
    • 2008_2009 GP2アジアシリーズの開幕戦・上海にBCNコンペティションよりエントリー。
  • 2009年
    • スーパー耐久シリーズ ST3-Classに、TEAM 5ZIGENからTEAM 5ZIGEN NSXで参戦。シリーズチャンピオンを獲得
    • SUPER GT GT300クラスで第2戦以降、高橋一穂から入れ替わる形でCars Tokai Dream28の紫電で参戦。
  • 2010年
    • SUPER GT GT300クラスにA speedからtriple a VANTAGE GT2で参戦。第3戦富士で3位表彰台を獲得し、ドライバーランキング14位、チームランキング15位
  • 2011年
    • 前年に続きSUPER GT GT300クラスにA speedからtriple a VANTAGE GT2で参戦。開幕戦岡山では優勝を果たした。
    • スーパー耐久シリーズ・ST-3クラスにTRACY SPORTSからLEXUS IS350で参戦
    • FIA世界ツーリングカー選手権(WTCC) 第19戦と第20戦にSUNRED SEAT Leonでスポット参戦
  • 2012年
    • 前年に続きSUPER GT GT300クラスにA speedからtriple a VANTAGE GT2(第2戦よりGT3に変更)で参戦。伝統の鈴鹿1000kmでは、GT300クラスの全車を周回遅れにさせるなどの快走を魅せ優勝を果たした。また、2012年事実上の最終戦JAF GP レース2で優勝。レース後A speedが解散を発表し、A speedの最後のレースを優勝で飾った。
    • スーパー耐久シリーズ・ST-3クラスにOTG MOTOR SPORTSからLEXUS IS350で参戦。前述の鈴鹿1000kmの翌週の第4戦岡山で優勝し、OTG Motor Sportsに初勝利をもたらした。
    • 前年同様WTCC第19戦 & 第20戦にTuenti Racing Team by SUNREDから SEAT SR Leon 1.6Tでスポット参戦。
  • 2013年
    • A speedの解散により、SUPER GT GT300クラスのJLOCに移籍。山内英輝とのコンビで参戦。
    • WTCC鈴鹿ラウンドに資金面で参戦困難な状況だったミカエル・ニキェールに代わりNIKA Racing シボレー・クルーズで参戦。Race1は18位、Race2はリタイアとなっている。新設されたアジアン・トロフィーではRace1で3位に入り6ptを獲得した。
  • 2014年
    • SUPER GT GT300クラスにLM corsaへ移籍。BMW Z4 GT3で参戦。初参戦チームながら夏の鈴鹿1000kmでクラス優勝を果たす。
    • ドイツVLNシリーズにRing RacingからLexus IS-F XXXX/Lexus IS-F CCSRでスポット参戦(2戦目と7戦目)。
    • GTアジアシリーズにTeam J-FLYからAudi R8 GT3でスポット参戦。
  • 2015年
    • 前年に続きSUPER GT GT300クラスにTeam LM corsaからブランニューマシンのLEXUS RC F GT3で参戦。
    • Super Car Race Series にAAI MOTORSPORTSからBMW Z4 GT3で開幕戦にスポット参戦。優勝と2位で2レースとも表彰台を獲得。
    • 2015-2016 Asian LeMans SeriesにAAI MOTORSPORTSからBMW Z4 GT3で参戦。
    • Sepang 12 HoursにAAI MOTORSPORTSからMercedes-Benz SLS AMG GT3で参戦。総合7位、Pro/Amクラス2位でフィニッシュ。
    • ドイツVLNシリーズにTeam Farnbacher Racing からLEXUS RC-F GT3でスポット参戦(7戦目と8戦目)。
  • 2016年
    • SUPER GT GT300クラスに3年目となるTeam LM corsaからLEXUS RC F GT3で参戦。
    • FIA GT WORLD CUP(旧マカオGP GTカップ)にHubAuto RacingからFerrari 488 GT3での参戦。F3時代以来久々にマカオの公道を走る。
    • Sepang 12 HoursにHubAuto RacingからFerrari 488 GT3で参戦。Pro/Amクラスで優勝を飾る。
    • 2015年暮れから2016年初頭にかけ、2015-2016 Asian LeMans SeriesにAAI MOTORSPORTSからBMW Z4 GT3で参戦。
    • スーパー耐久シリーズ・ST-XクラスにHubAuto RacingからFerrari 488 GT3で参戦。第三戦鈴鹿ラウンドでは念願の初表彰台、2位を獲得。
    • ドイツVLNシリーズにTeam Farnbacher RacingからLEXUS RC-F GT3でスポット参戦(2戦目)。
  • 2017年
    • SUPER GT GT300クラスに4年目となるTeam LM corsaからLEXUS RC F GT3で参戦。
    • 前年に続きFIA GT WORLD CUP(旧マカオGP GTカップ) にHubAuto RacingからPorsche 911 GT3で参戦。
    • 前年に続きスーパー耐久シリーズ・ST-XクラスにHubAuto RacingからFerrari 488 GT3で参戦。
  • 2018年
    • SUPER GT GT300クラスに5年目となるTeam LM corsaからLEXUS RC-F GT3で参戦。第4戦タイラウンドでは、60号車としてLEXUS RC F GT3にマシンが変わって初の3位表彰台を獲得。
    • ニュルブルクリンク24時間レースSP8クラスにNOVEL RacingからLEXUS RC Fで参戦。
  • 2019年
    • SUPER GT GT300クラスに6年目となるTeam LM corsaからLEXUS RC-F GT3で参戦。第6戦オートポリスでは、60号車LEXUS RC F GT3での初の優勝をSUPER GT参戦100戦目の記念レースで獲得し涙のチェッカーを受ける。
    • ニュルブルクリンク24時間レースSP9クラスにRACING PROJECT BANDOH with NOVELからLEXUS RC F GT3で参戦。

エピソード

  • レーサーHiroki
    • F1ワールドチャンピオンのナイジェル・マンセルを敬愛しており、自らのヘルメットデザインもマンセルのデザインをアレンジし愛用している[1]
    • 2005年GP2第9戦で、F1を含む国際F3000以上のクラスで、日本人史上初となる2位表彰台を獲得
    • 2007年・2008年、フジテレビのF1GP中継(地上波)でドライバーゲストリポーターを務める。
  • 歌手Daiki
    • 2004年に徳永暁人大田紳一郎と出会い、doaを結成。Vocalと作詞を担当し、もう一つの夢であった「音楽」の世界に参戦する。包容力のあるヴォーカルスタイルを持ち、作詞では日本語と英語を使い分け、時速300kmの世界で生きる“レーシングドライバー”ならではの目線で独特な世界観を描く。
    • doaでは名前を吉本大樹(よしもとだいき)の名称で活動している。作詞では、アルバム内での関西弁シリーズや英歌詞を担当する。MVでは稀にギターを演奏しているシーンがあるが、本人はギターはほとんど弾けないことを公言している。
    • doaの楽曲『CAMP』のMVでは吉本大樹がタンドラで大型のキャンピングトレーラーのエアストリームを牽引し運転し登場している。エアストリームは、吉本大樹本人が自分の手で内装をDIYしている。

レース戦績

フォーミュラ

全日本フォーミュラ3選手権

チームエンジンクラス1234567891011121314151617181920順位ポイント
2001年チームイエローハット with エイムスポーツトヨタSUZ1
SUZ2
TSU1
TSU2
FSW1
FSW2
MIN1
MIN1
TRM1
TRM2
SUZ
SUG1
SUG2
SEN1
SEN2
TAI1
Ret
TAI2
Ret
TRM1
TRM2
NC0
2002年NOW MOTORSPORTATSU1
8
TSU2
6
SUZ1
7
SUZ2
5
FSW1
Ret
FSW1
6
MIN1
Ret
MIN2
7
TRM1
8
TRM2
10
SUZ1
8
SUZ2
6
SUG1
9
SUG2
Ret
SEN1
3
SEN2
6
TAI1
1
TAI2
Ret
TRM1
11
TRM2
11
8位85
2003年SUZ1
Ret
SUZ2
DNS
FSW1
11
FSW1
Ret
TAI1
6
TAI2
9
TRM1
7
TRM2
8
SUZ1
8
SUZ2
12
SUG1
8
SUG2
6
TSU1
12
TSU2
9
SUG1
Ret
SUG2
8
MIN1
5
MIN2
7
TRM1
7
TRM2
7
10位52

ワールドシリーズ・バイ・ニッサン

エントラント123456789101112131415161718DCポイント
2004年ガボルド・レイコJAR
1

JAR
2

ZOL
1

ZOL
2

MAG
1

MAG
2

VAL
1

VAL
2

LAU
1

LAU
2

EST
1

EST
2

CAT
1

CAT
2

VAL
1

Ret
VAL
2

12
JER
1

Ret
JER
2

10
24位1

(key)

GP2

チーム1234567891011121314151617181920212223総合順位ポイント
2005年BCN・コンペティションSMR
FEA

Ret
SMR
SPR

9
ESP
FEA

Ret
ESP
SPR

17
MON
FEA

DNS
EUR
FEA

11
EUR
SPR

Ret
FRA
FEA

6
FRA
SPR

2
GBR
FEA

13
GBR
SPR

Ret
GER
FEA

12
GER
SPR

Ret
HUN
FEA

13
HUN
SPR

17
TUR
FEA

8
TUR
SPR

10
ITA
FEA

10
ITA
SPR

16
BEL
FEA

Ret
BEL
SPR

17
BHR
FEA

7
BHR
SPR

6
16位14
2006年VAL
FEA

Ret
VAL
SPR

12
SMR
FEA

8
SMR
SPR

3
EUR
FEA

8
EUR
SPR

4
ESP
FEA

Ret
ESP
SPR

Ret
MON
FEA

Ret
GBR
FEA

Ret
GBR
SPR

17
FRA
FEA

9
FRA
SPR

Ret
GER
FEA

23
GER
SPR

Ret
HUN
FEA

Ret
HUN
SPR

Ret
TUR
FEA

Ret
TUR
SPR

19
ITA
FEA

8
ITA
SPR

5
15位12

(key)

フォーミュラ・ニッポン

チーム123456789順位ポイント
2007年SG team 5ZIGENFSW
13
SUZ
19
TRM
18
OKA
17
SUZ
15
FSW
17
SUG
Ret
TRM
Ret
SUZ
15
NC0
2008年FSWSUZTRMOKASUZ1
18
SUZ2
15
TRM1
14
TRM2
10
FSW1FSW2SUGNC0

(key)

全日本GT選手権/SUPER GT

チーム使用車両クラス123456789順位ポイント
2004年TEAM LEYJUNヴィーマック・320RGT300TAI
6
SUG
6
SEP
14
TOK
22
TRM
19
AUTSUZ12位16
2005年direxiv motorsportsGT300OKAFSWSEPSUGTRMFSWAUT
10
SUZ
14
22位1
2006年Cars Tokai Dream28ムーンクラフト・紫電GT300SUZOKAFSWSEPSUGSUZ
5
TRMAUTFSW23位13
2007年GT300SUZOKAFSWSEPSUGSUZ
1
TRMAUTFSW14位24
2008年GT300SUZOKAFSWSEPSUGSUZ
Ret
TRMAUTFSWNC0
2009年GT300OKASUZ
7
FSW
9
SEP
1
SUG
2
SUZ
3
FSW
5
AUT
16
TRM
16
8位58
2010年A speedアストンマーティン・ヴァンテージ GT2GT300SUZ
DSQ
OKA
15
FSW
3
SEP
12
SUG
11
SUZ
Ret
FSW
C
TRM
23
14位11
2011年GT300OKA
1
FSW
Ret
SEP
Ret
SUG
8
SUZ
12
FSW
9
AUT
11
TRM
4
8位33
2012年GT300OKA
11
3位73
アストンマーティン・ヴァンテージ GT3FSW
3
SEP
3
SUG
Ret
SUZ
1
FSW
Ret
AUT
1
TRM
5
2013年JLOCランボルギーニ・ガヤルド LP600+ GT3GT300OKA
3
FSW
7
SEP
Ret
SUG
5
SUZ
Ret
FSW
20
AUT
10
TRM
8
11位25
2014年LM corsaBMW・Z4 GT3GT300OKA
22
FSW
21
AUT
7
SUG
10
FSW
5
SUZ
1
CHA
4
TRM
15
6位44
2015年レクサス・RC F GT3GT300OKA
10
FSW
Ret
CHA
Ret
FSW
15
SUZ
19
SUG
22
AUT
10
TRM
17
33位2
2016年GT300OKA
25
FSW
21
SUG
Ret
FSW
17
SUZ
18
CHA
21
TRM
20
TRM
Ret
NC0
2017年GT300OKA
22
FSW
8
AUT
12
SUG
5
FSW
27
SUZ
4
CHA
6
TRM
18
12位24
2018年GT300OKA
17
FSW
7
SUZ
5
CHA
3
FSW
Ret
SUG
9
AUT
12
TRM
24
15位23
2019年GT300OKA
7
FSW
9
SUZ
10
CHA
15
FSW
22
AUT
1
SUG
19
TRM
9
10位27
2020年GT300FSW
13
FSW
16
SUZ
17
TRM
12
FSW
22
SUZ
14
TRM
12
FSW
9
27位2
2021年トヨタ・GR スープラ GTGT300OKA
8
FSW
1
SUZ
14
TRM
12
SUG
5
AUT
19
TRM
11
FSW
1
3位49
2022年GT300OKA
12
FSW
17
SUZ
9
FSW
4
SUZ
10
SUG
15
AUT
22
MOT
11
23位11
2023年GT300OKA
8
FSW
23
SUZ
7
FSW
10
SUZ
12
SUG
21
AUT
20
MOT
15
22位8

関連項目

脚注

外部リンク

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