大阪薫英女子短期大学
大阪薫英女子短期大学(おおさかくんえいじょしたんきだいがく、英語: Osaka Kun-ei Women’s Junior College)は、大阪府摂津市正雀1-4-1に本部を置いていた日本の私立大学である。1966年に設置され、2013年に廃止された。大学の略称は薫英。
大阪薫英女子短期大学 | |
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大阪薫英女子短期大学 | |
大学設置 | 1966年 |
創立 | 1931年 |
廃止 | 2013年 |
学校種別 | 私立 |
設置者 | 学校法人薫英学園 |
本部所在地 | 大阪府摂津市正雀1-4-1 |
学部 | 児童教育学科 健康栄養学科 |
概観
大学全体
建学の精神(校訓・理念・学是)
- 大阪薫英女子短期大学における建学の精神は「敬・信・愛」となっている。
教育および研究
- 大阪薫英女子短期大学には、保育者を育てる児童教育学科と栄養士を育成する生活科学科があった。児童教育学科では、短期大学附属かおり幼稚園での「教育実習」も行なわれていた。
学風および特色
- 大阪薫英女子短期大学は、少人数教育が行われていた。
大阪人間科学大学との統合
2011年4月26日、運営する学校法人薫英学園により、同法人傘下の大阪人間科学大学との統合計画が発表され、2012年度より学生募集を停止することが決まった[1]。
短期大学の既存学科は、大阪人間科学大学に開設予定の子ども福祉学科に継承された。
沿革
- 1931年 各種学校薫英女子学院が創設される
- 1941年 薫英高等女学院に改組
- 1966年 三島郡三島町(現:摂津市)正音寺にて薫英女子短期大学(くんえいじょしたんきだいがく)として開学。家政科を置く[2]
- 1967年 児童教育科を設置。家政科を専攻分離する
- 家政専攻
- 食物栄養専攻:のちの生活科学科食物栄養コースにあたる
- 1967年12月 大阪薫英女子短期大学と改称
- 1976年 全科を学科と変更。児童教育学科を専攻分離する
- 初等教育専攻
- 幼児教育専攻
- 1995年 学科及び専攻名を変更
- 家政学科→生活科学科
- 家政専攻→生活科学専攻
- 1998年 生活科学科に生活福祉専攻を設置
- 2010年 生活科学科を健康栄養学科に学科名を変更
- 2011年 大阪人間科学大学との統合および来年度からの学生募集を発表
- 2013年 閉学
基礎データ
所在地
- 大阪府摂津市正雀1-4-1
交通アクセス
教育および研究
組織
学科
- 児童教育学科
- 健康栄養学科
過去の学科体制
専攻科
- なし
別科
- なし
取得資格について
- 保育士資格・幼稚園教諭二種免許状が児童教育学科幼児教育専攻にて取得できる[3]とされていた。
- 栄養士資格の課程が生活科学科に設置されていた[4]。
- かつては、中学校教諭二種免許状(家庭)が過去にあった生活科学専攻に、介護福祉士資格が生活福祉専攻にてそれぞれ設置されていた。
教育
- 現代的教育ニーズ取組支援プログラム
- 「遊び力を育成する地域貢献型の保育者養成」において2007年度に採択されている。
学生生活
部活動・クラブ活動・サークル活動
学園祭
- 大阪薫英女子短期大学の学園祭は「秋桜祭」と呼ばれ、毎年、概ね10月に行われていた。
スポーツ
- 陸上競技部が、全日本大学女子駅伝にて上位入賞している。
- バスケットボール部が、関西女子大学バスケットボールリーグ戦で3位の成績となったことがある。
大学関係者と組織
大学関係者一覧
大学関係者
- 肥塚隆(元学長)
出身者
施設
キャンパス
- 1号館・2号館・3号館・4号館・5号館があった。図書館には、およそ100,000冊の蔵書があった。
寮
- 大阪薫英女子短期大学には「かおり寮」寮と称した学生寮がある。
対外関係
系列校
社会との関わり
- 公開講座を行っている。
- 2008年 生活科学科の学生が、摂津市教育委員会、大阪府茨木保健所の共催による食育推進プロジェクト・「すっきりスリム!アクティブ父さん」応援事業に参加している。
附属学校
- 大阪薫英女子短期大学附属かおり幼稚園