岩槻駅

• 1929年（昭和4年）
  • 11月17日 - 北総鉄道野田線 粕壁 - 大宮（仮）駅間開通と同時に岩槻町駅として開業^[1][2]。
  • 11月22日 - 北総鉄道が総武鉄道に社名変更。
• 1939年（昭和14年）6月10日 - 武州鉄道の廃線により岩槻駅と改称^{[注釈 1]}。
• 1944年（昭和19年）3月1日：陸上交通事業調整法に基づき、東武鉄道が総武鉄道を吸収合併したことに伴い、同社の野田線の駅となる。
• 1954年（昭和29年）7月1日 - 南埼玉郡岩槻町が市制を施行し、所在地が岩槻市となる。
• 1969年（昭和44年）
  • 7月29日 - 七里駅 - 当駅間複線化。
  • 9月27日 - 大宮駅発着の臨時急行「きりふり」・「りゅうおう」 の運転を開始し停車駅となる。
    • 「きりふり」： 日曜祝日の朝方に東武日光行き・夕方は大宮行きを運転。
    • 「りゅうおう」： 土曜日の昼に鬼怒川温泉行きを運転。大宮行きはなし。
    • 途中停車駅：当駅・春日部駅・下今市駅のみ。車両は5700系を使用した。
• 1972年（昭和47年）11月11日 - 件の臨時急行「きりふり」「りゅうおう」の運転を終了する。
• 1999年（平成11年）11月25日 - 当駅 - 東岩槻駅間複線化。大宮駅 - 当駅間の区間運転列車の約半数を東岩槻駅まで延長。
• 2005年（平成17年）4月1日 - 岩槻市がさいたま市に編入合併され、所在地がさいたま市岩槻区となる。
• 2008年（平成20年）4月1日 - 発車メロディを導入。
• 2009年（平成21年）12月1日 - 駅業務を東武ステーションサービスに委託。
• 2011年（平成23年）3月17日 - TD 06の駅ナンバリングを導入。
• 2013年（平成25年）
  • 6月29日 - 改札口を仮設駅舎に移設。
  • 11月17日 - 2・3番線ホームを拡幅。
• 2015年（平成27年）
  • 2月7日 - エレベーターを供用開始。
  • 5月29日 - 1番線ホームを大宮寄りに延伸。翌5月30日に、新しい階段の供用開始に伴い跨線橋を閉鎖。
  • 7月31日 - 2・3番ホームの上りエスカレーターを供用開始。
• 2016年（平成28年）
  • 1月27日 - 2・3番ホームを春日部寄りに延伸。
  • 3月26日 - 急行が運転開始、停車駅となる。土休日下りの夕夜間帯は当駅で普通列車との緩急接続を設定。
  • 5月24日 - 東西自由通路供用開始^[3]。西口を開設。
  • 5月31日 - 橋上駅舎供用開始^[3]。同時に東武商事により改札外コンコース内にファミリーマート岩槻駅店を開店。
• 2017年（平成29年）
  • 2月8日 - 東口の春日部寄り昇降口を供用開始。
  • 2月25日 - 東西自由通路に岩槻観光案内所を暫定開業。
  • 3月29日 - 駅舎改修事業竣工。西口ロータリーを供用開始。岩槻観光案内所を正式開業。
  • 4月21日 - 特急「アーバンパークライナー」運転開始。当駅は浅草発のみ停車、大宮発は通過となる。
• 2020年（令和2年）
  • 3月14日 - 大宮発のアーバンパークライナーも当駅停車となる^[4][5]。
  • 6月8日：アーバンパークライナーを大宮 - 柏間で2往復（2 - 5号）新設^[6]
• 2021年(令和3年)
  • 10月12日 - 東武鉄道、東武商事、ファミリーマートの3社により、TOUCH TO GOが開発した無人決済システムを導入した実用化店舗としてファミリーマート岩槻駅店をリニューアルオープン。^[7]

単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線、電留線3線を有する地上駅かつ橋上駅である。

橋上化以前は上り単式ホーム側のみ改札口があり、島式ホーム側へは跨線橋で連絡していた。タブレット交換と構内踏切の名残で、単式ホームと島式ホームは約2両分ずれていた。駅舎を橋上化し西口を開設する事業が行われ^[8][9]、2015年2月にエレベーター、同年7月に2・3番ホームのエスカレーターを設置した。2016年5月24日に西口を開設、31日に新駅舎が完成^[3]。並行して、電留線の改修により2・3番線ホームを拡幅するとともに、各番線の停止位置がそろえられた。

かつて1番線ホームにはショーウィンドウを設置しており、岩槻人形・地酒・銘菓・伝統工芸品・工業製品など地場の物産品を陳列していたが、橋上化に伴い撤去された。

のりば

番線	路線	方向	行先[10]
1	東武アーバンパークライン	上本	大宮方面
2		中線	柏方面 （一部 大宮方面）
3		下本	柏方面

• 2番線は中線であり、上下両方向に進路を持つ。当駅始発・終着列車および緩急接続を行う普通列車が使用する。

2022年度の1日平均乗降人員は32,821人である^{[東武 1]}。

他路線と連絡のない野田線単体の駅では最も多い乗降客数である（路線全体では7位）。最ピーク時は4万人を越えていたが、2004年以降は3万5000人程度で横ばい傾向にある。

2011年度までは北総線・新京成線・成田スカイアクセス線との連絡駅である新鎌ケ谷駅より多かったが、2012年度で同駅を下回り順位を1つ落とした。

近年の1日平均乗降・乗車人員の推移は下表のとおりである。

駅周辺は岩槻人形で知られる「人形のまち」として多数の人形店、工房が集積する。

• 埼玉高速鉄道線が浦和美園駅から当駅まで延伸される計画があり、2017年度以後の着工に向けて「さいたま市地下鉄7号線延伸事業化推進期成会」が発足している。このルートはかつて存在した武州鉄道のルートに近い。この区間には国際興業によりバス路線が運行されている。

旧駅舎・仮設駅舎の様子

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  旧駅舎（2008年9月）
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  旧改札口（2008年9月）
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  旧ホーム 電留線が3線あった （2008年9月）
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  仮設駅舎
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  開設前の西口（2013年7月）

東武鉄道

東武アーバンパークライン

■急行・■区間急行

大宮駅 (TD 01) - 岩槻駅 (TD 06) - 春日部駅 (TD 10)

■普通

七里駅 (TD 05) - 岩槻駅 (TD 06) - 東岩槻駅 (TD 07)

注釈

出典

東武鉄道の1日平均利用客数

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• 日本の鉄道駅一覧
• 埼玉高速鉄道
• その着せ替え人形は恋をする - 作中に本駅が登場する。

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