浅谷町

愛知県豊田市の地名
日本 > 愛知県 > 豊田市 > 浅谷町

浅谷町(あざかいちょう)は、愛知県豊田市町名。26の小字が設置されている。

浅谷町
浅谷町の風景 (2012年(平成24年)2月)
浅谷町の風景
(2012年(平成24年)2月)
浅谷町の位置
浅谷町の位置
浅谷町の位置(愛知県内)
浅谷町
浅谷町
浅谷町の位置
北緯35度14分44.1秒 東経137度22分19.5秒 / 北緯35.245583度 東経137.372083度 / 35.245583; 137.372083
日本の旗 日本
都道府県 愛知県
市町村 豊田市
地区旭地区
町名制定2005年平成17年)4月1日
面積
 • 合計4.53 km2
人口
2019年(令和元年)7月1日現在)[1]
 • 合計151人
 • 密度33人/km2
等時帯UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
444-2832[2]
市外局番0565(豊田MA[3]
ナンバープレート豊田

もとは美濃国および岐阜県恵那郡の一部であったが、1955年(昭和30年)4月1日越県合併により愛知県に移った。

地理

豊田市の北部、矢作川右岸に位置し、旭地区(旧東加茂郡旭町の町域にほぼ相当する)に属する。

  • 北は岐阜県恵那市明智町阿妻・明智町横通、東は須渕町・恵那市串原、南は時瀬町、南西は下切町、西は三分山町、北西は一色町と隣接する。
  • 町域内を矢作川支流である阿妻川が南北に縦貫する形で流れている。また、町域南部には周囲を山に囲まれた小さな盆地があり、その傾斜面に集落が点在している。一方、町域北部は山野が深く人家も見あたらないが、恵那市とまたがる形でゴルフ倶楽部大樹旭コースが広がっている。
  • 産業は農林業が中心である[4]。また、兼業農家が多数を占める[5]

小字

出典 : [6]

歴史

沿革

  • 鎌倉時代-美濃国恵那郡明知遠山氏の領地であった[4]
  • 1603年慶長8年)-江戸幕府の旗本・明知遠山氏の知行地となる[7]
  • 1871年明治4年)- 廃藩置県に伴い、岐阜県恵那郡浅谷村となる[4]
  • 1875年(明治8年)- 岐阜県恵那郡須渕[注 1]村を合併する[7]
  • 1889年(明治22年)7月1日 - 町村制施行により浅谷村になる[4]
  • 1890年(明治23年)5月1日 - 浅谷村、野原村、横道村が合併して恵那郡三濃村が誕生し、浅谷村は三濃村大字浅谷に変更される[4]
  • 1955年昭和30年)4月1日 - 三濃村の廃止に伴い、大字浅谷は越境合併により愛知県東加茂郡旭村に編入され、住所表示が旭村大字浅谷に変更される[4]。同時に旧須渕村の区域が大字浅谷から分離し、旭村大字須渕となる[4]
  • 1967年(昭和42年)4月1日 - 旭村が町制を施行し旭町になる。これに伴い、住所表示が旭町大字浅谷に変更される[4]
  • 2005年平成17年)4月1日 - 旭町の豊田市への編入に伴い、住所表示が愛知県豊田市浅谷町に変更される。
    • なお、隣接する野原地区との間には、三分山と呼ばれる境界の画定していない入会地が往時より存在した。当地は面積としては浅谷に算入されていたものの、字などは設定されていなかった[9]。2005年、旭町の豊田市への編入に伴い、三分山入会地は三分山町という町名が設定され、正式に浅谷町から分離している。

世帯数と人口

2019年(令和元年)7月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]

町丁世帯数人口
浅谷町60世帯151人

人口の変遷

国勢調査による人口の推移

2005年(平成17年)196人[10]
2010年(平成22年)168人[11]
2015年(平成27年)152人[12]

学区

市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[13]

番・番地等小学校中学校
全域豊田市立小渡小学校豊田市立旭中学校

交通

施設

  • ゴルフ倶楽部大樹旭コース(恵那市明智町阿妻・明智町横通にまたがる)
  • 豊田市消防本部足助消防署旭出張所
  • 八王子(はちおうじ)神社
旧浅谷村村社。当社には、1478年文明10年)に稲垣六之助という人物による母子の健在祈願を行った札が残されている[7]。また、境内には農村舞台がある[7]

文化財

散布地

  • 上万場(かみまんば)遺跡[14]
  • 飛越(とびこし)遺跡[14]
  • 大屋(おおや)遺跡[14]
  • 下洞(しもぼら)遺跡[14]
  • ヒジリ平遺跡[14]
  • 下平(しもだいら)遺跡[7]
  • 滝の上(たきのうえ)遺跡[14]
  • キビウ遺跡[14]
  • 川木平(かわきだいら)遺跡[7]
いずれの遺跡も縄文時代のものである。なお、上万場、キビウ両遺跡からは、平安時代の遺物も出土している[7]

城館跡

  • 浅谷城跡(丸山城)[15]
中世時代の山城。下万場地区にある丘陵の山頂を平らに削り、二つのを設けている。城主などははっきりしていない[7]

その他

日本郵便

  • 郵便番号 : 444-2832[2](集配局:旭郵便局[16])。

脚注

注釈

出典

参考文献

  • 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 23 愛知県』角川書店、1989年3月8日。ISBN 4-04-001230-5 
  • 有限会社平凡社地方資料センター 編『日本歴史地名体系第23巻 愛知県の地名』平凡社、1981年。ISBN 4-582-49023-9 
  • 深津重貞『豊田加茂の地名』1991年。 

関連項目

外部リンク

  • ウィキメディア・コモンズには、浅谷町に関するカテゴリがあります。
🔥 Top keywords: メインページ飯豊まりえ高橋一生石丸伸二特別:検索キダ・タロー廣瀬智紀弥助三淵嘉子川栄李奈羽賀研二葛西美空岸辺露伴は動かない秋元優里鈴村健一ユージ虎に翼山崎育三郎STARTO ENTERTAINMENT乙黒えり出口夏希窪塚愛流木田美千代緒方賢一Never young beach田村正和ニューカレドニア猿の惑星シリーズマイケル・ゴードンプロポーズ大作戦 (テレビドラマ)スロバキア麿赤兒浅野温子笠松将竜とそばかすの姫堀田賢慎ラナルド・マクドナルド伊倉愛美仲野太賀