竜馬四重奏 | |
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別名 | Ryoma Quartet |
活動期間 | 2008年 - |
レーベル | ポニーキャニオン(2016年 - ) |
事務所 | オフィスウォーカー |
共同作業者 | 百石元(編曲) |
公式サイト | 竜馬四重奏 OFFICIAL WEB SITE |
メンバー | 竜馬(ヴァイオリン) 雅勝(津軽三味線) 翠(篠笛) 仁(小鼓ほか打楽器) |
竜馬四重奏(りょうま しじゅうそう)は、ヴァイオリン担当の竜馬(りょうま)、津軽三味線担当の雅勝(まさかつ)、篠笛担当の翠(すい)、小鼓など打楽器担当の仁(じん)の4人による日本のインストゥルメンタルグループ[1]。
2008年に竜馬の呼びかけで結集し活動を開始。日本の伝統楽器と個性的な竜馬のヴァイオリンの音色を融合させ、新しい日本的なサウンドを国内外に発信する事を目標にしている。
結成当初より紋付きに袴姿での演奏をヴィジュアルコンセプトに掲げている(竜馬はブーツと帽子を着用)。2016年のメジャー・デビューを機に、ファッションブランドgoukとのコラボレーションによる新衣装を導入し、紋付き姿と並行して展開。
4人それぞれがプロとして個人の音楽活動を展開しながらインディーズバンドとして活動していた時期が長い。デヴィ・スカルノ古希のパーティー、国内外の貴賓を迎えるパーティーなど非公開の営業を多数行っていた。2014年、在スペイン日本大使館招聘による、スペイン3都市(マドリード、サンタンデール、ビルバオ・グッゲンハイム美術館)ツアーを契機に、活動に注目が集まりはじめ、フルアルバム『維新』を発表。オフィスウォーカーグループとの契約に続き、2016年7月、ポニーキャニオンより『Neo Zipang』を発表し、メジャー・デビュー。
2017年10月25日ポニーキャニオンより2ndアルバム『SAMURIZE』を発表。名古屋、大阪、福岡、岡山を含むツアー、プロモーション活動として東京近郊12箇所でのインストアライブツアーを行う。2018年3月3日にツアーファイナルのライブを日本橋三井ホールにて行う。
2019年4月よりテレビ朝日のニュース情報番組「スーパーJチャンネル」の番組テーマ曲に竜馬作曲の『Sekai-Japan』が使用され、演奏を竜馬四重奏が担当。
2021年2月3日、ポニーキャニオンより3rdアルバム『connecting』を発表。
ヴァイオリンの竜馬、津軽三味線の雅勝、篠笛の翠、鼓の仁、の4人からなる古くて新しいユニット竜馬四重奏。「音楽の力で人と人とを繋ぎたい」「伝統楽器の響きを新しい形で伝えたい」「日本人の魂を音楽にのせて世界に発信したい」という強い信念のもと集った4人のサムライ達。
メンバー全員が国内屈指の名プレイヤーであり、これまで様々なキャリアを経て「自身が愛する伝統楽器をより多くの人に聴いてもらいたい。外に向けて発信していきたい。」という強い想いと決意を持って、竜馬四重奏を結成。その独自性がシーンやジャンルを超える。2016年にポニーキャニオンよりメジャーデビュー。3枚のアルバム、1枚のシングルを発表。
海外実績としてもスペイン「日本スペイン交流400周年」3都市ツアー、タイ「JAPAN EXPO THAILAND」(テーマ曲も担当)、 マレーシア「JAPAN EXPO MALAYSIA」、ブルネイ「JAPANESE LANGUAGE CULTURE」に出演、ニューヨークの老舗ライブハウス「Joe’s Pub」にて単独公演を行う。
2020年以降はコロナ感染対策から、「JAPAN EXPO MALAYSIA」、「JAPAN EXPO THAILAND」、英ジャパン祭り、ブルガリア大使館主催イベント、日韓交流おまつりなどにオンラインライブ参加するなど、日本国内外問わずオファーが絶えず、世界各国にて多大な支持を獲得している。
千葉県市川市出身。革命ヴァイオリニストの異名を持ち、国内外で活動する新進気鋭のアーティスト。 千葉、東京、茨城、尾張、三河、姫路などに後援会があり、2015年より鴨川市観光大使を務める。20歳の頃よりヴァイオリン奏者として300本以上の映画・テレビドラマ・CMなどのレコーディングに参加、劇団四季やミュージカル、多くの著名ミュージシャンとの演奏や舞台音楽の監督、アーティストやイベントのプロデュース、CMや舞台などへの楽曲提供など、音楽の枠にとどまらず幅広く活動。現在は革命ヴァイオリニストとしてのソロワークで日本全国約700ヶ所1,000公演以上のライブを行い、竜馬を中心として結成した和楽器とのコラボレーションバンド「竜馬四重奏」として活動し、海外も含めると現在までに延べ約21万人以上の人々に音楽を届けている。
千葉県浦安市出身。祖父の影響により津軽三味線を始める。10代の頃より作曲を始める。数々の津軽三味線コンクールにて賞を受賞。NHKの邦楽番組への出演、TV・CM音楽の演奏、演劇や舞台への楽曲提供多数。2011年日本一決定戦審査員特別賞受賞。アメリカ/スペイン/オランダ/中国/台湾/マレーシア/ロシア/モンゴル/マラウィ/ケニア/タイなど、海外公演多数。 ロシアのモスクワ音楽院にて津軽三味線奏者としては初の三味線一丁のソロコンサート「津軽の鼓動」を成功させる。古典的な民謡の伴奏者としての三味線を演奏する一方、ロック、ジャズ、クラシック、ラテン音楽、ポップスまで様々なジャンルを弾きこなすなどの幅広い音楽性はセッションプレイヤーとして各業界から高い評価を得ている。
東京都港区出身。歌舞伎役者と笛演奏家の血筋を引く。2004年に伯父の前名である藤舎推峰を襲名。古典の世界で研鑽を重ね、放送や舞台に数多く出演。市川團十郎丈のモナコ公演の他、アメリカ、イタリア、オランダなどの海外公演にも参加。古典演奏活動の他、谷村新司、石井竜也、石川智晶のステージやレコーディングサポート、ジャズセッション、映画、CM音楽への参加等幅広く活動を展開。東日本大震災以降、年2回のチャリティコンサートを企画・出演を続けている。東京芸術大学大学院を修了。在学中にアカンサス音楽賞などを受賞。平成23年国立劇場主催「明日を担う新進の舞踊邦楽鑑賞会」出演。NHK「にっぽんの芸能」独奏出演、NHK大河ドラマ「八重の桜」「軍師官兵衛」演奏出演。明治座「かたき同志」等、ドラマ・舞台所作指導。新国立劇場ダンス公演「近松DANCE弐題」公演への楽曲提供など、作曲作品も数多く発表している。
東京都北区出身。四代続く囃子の血統を受け継ぐ邦楽囃子方。竜馬四重奏のリーダーを務める。幼少の頃より歌舞伎囃子を藤舎流六世家元である藤舎呂船に師事し、フランス、イタリア、スペイン、中国、香港、メキシコなど海外公演に多数参加。「藤舎呂凰」として歌舞伎や日本舞踊の古典演奏を基盤に活動しつつ、数多くの異業種のアーティストとのコラボレーションを積極的に行う。古典の型のみにとらわれず、魅せるパフォーマンスを目指した活動を展開し、演劇や“BlueManGroup”と の共演、その集大成として2010年には国立劇場に於いて「藤舎呂凰リサイタル」を主催。若手囃子方による「若獅子会」同人として、2016年「第五回中島勝祐創作賞」を受賞。その他にも声優、ナレーターとしても活動し、表現の振り幅を拡げている。