肥後伊倉駅 | |
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駅舎とホーム | |
ひごいくら Higo-Ikura | |
◄玉名 (4.2 km) (3.9 km) 木葉► | |
所在地 | 熊本県玉名市伊倉北方[1] |
所属事業者 | 九州旅客鉄道(JR九州) |
所属路線 | ■鹿児島本線 |
キロ程 | 172.8 km(門司港起点) |
電報略号 | クラ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線[1] |
開業年月日 | 1935年(昭和10年)4月3日[1][2] |
備考 | 簡易委託駅[3] |
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肥後伊倉駅 配線図 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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肥後伊倉駅(ひごいくらえき)は、熊本県玉名市伊倉北方にある、九州旅客鉄道(JR九州)鹿児島本線の駅である[1]。
相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、1942年建築の木造駅舎があったが、2012年3月3日に旧駅舎の隣に新駅舎が完成した[1][6]。互いのホームは跨線橋で連絡している。
のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | ■鹿児島本線 | 上り | 大牟田・鳥栖・博多方面 |
2 | 下り | 熊本・八代方面 |
開業時の地名(玉名郡伊倉町)が由来。「伊倉駅」は他にはないが、この駅の開業時に伯備線に同じ読みの井倉駅があった事から「肥後伊倉駅」と命名された。
「伊倉(いくら)」の「イ」は湧水、「クラ」は「岩場」を表し、「岩場のある川港」と言う意味である。古くから菊池川や木葉川に面した水の豊富な土地で、中世にはこの地の川港が他国との貿易で栄え、特に中国からの貿易船がこの地に頻繁に訪れたことから「唐人町」や「唐の平」と言う地名が残っている。
加藤清正が菊池川の河川を切り替えて広く干拓するまでは、「伊倉の川港」は菊池川港の一つであったと言う。