西船橋駅

千葉県船橋市にある東日本旅客鉄道・東京地下鉄・東葉高速鉄道の駅

西船橋駅(にしふなばしえき)は、千葉県船橋市西船四丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・東京地下鉄(東京メトロ)・東葉高速鉄道である。

西船橋駅
北口(2019年9月)
にしふなばし
Nishi-Funabashi
地図
所在地千葉県船橋市西船四丁目
所属事業者
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南口(2019年9月)

概要

当駅は中核市において最大の人口を擁する船橋市の中心駅である船橋駅と並ぶ交通の要所で、東日本旅客鉄道(JR東日本)の中央・総武緩行線(総武線各駅停車)・武蔵野線京葉線東京地下鉄(東京メトロ)の東西線東葉高速鉄道東葉高速線の3社5路線が乗り入れている。近傍に京成電鉄本線京成西船駅東中山駅海神駅が位置している[注釈 1]。船橋駅と共に日本屈指のターミナル駅として機能し、利用客数は千葉県内で1位である。各路線の乗り換え客が多く混雑する[新聞 1]

古くから交通の要所で宿場町「船橋宿」(間の宿)として、近代兵站物資の集積地・流通地としてそれぞれで繁栄する[1]など歴史的要因から、現代も交通要所である[注釈 2]。当駅は中山競馬場利用者の交通利便も企図して設置され、後年に北隣で武蔵野線船橋法典駅が開業したが、競馬開催日などに当駅北口から中山競馬場まで臨時シャトルバス京成バスグループが運行している。武蔵野線で最大の乗り換え駅である。

当駅は「西船(にしふな)」の通称が定着し、1966年から1967年に行われた駅周辺の住居表示実施で町名の「西船」が誕生した。

東京メトロの駅、また都営地下鉄も含めた東京の地下鉄全体、関東地方の地下鉄で、それぞれ最東端に位置する。

乗り入れ路線

JR東日本の各線(後述)、東京メトロの東西線、東葉高速鉄道の東葉高速線の3社の路線が乗り入れている。

JR東日本の駅に乗り入れる路線は総武本線武蔵野線京葉線(高谷支線・二俣支線)で、総武本線を当駅の所属線としている。総武本線は緩行線を走る中央・総武線各駅停車のみが停車する。武蔵野線は当駅を終点としているが、京葉線両支線と相互直通運転している。京葉線は当駅が高谷支線の終点、二俣支線の起点となっている。駅番号は総武線と武蔵野線でそれぞれ「JB 30」と「JM 10」が付与されており、京葉線は付与されていない。

東京メトロ・東葉高速鉄道の駅はそれぞれ「T 23」・「TR01」の駅番号が付与されている。地下鉄東西線は当駅が終点だが、当駅を起点とする東葉高速線およびJR総武線各駅停車(平日朝夕ラッシュ時のみ)と相互直通運転している。東西線と総武線を直通する電車は東京メトロの駅に発着する。

JR総武本線快速線(総武快速線)は当駅を通過し、ホームもない。1991年平成3年)10月の千葉県議会で県側が「総武快速の「西船橋駅」停車は困難」と答弁する一方[新聞 2]2007年(平成19年)第2回船橋市議会定例会で市の企画部長が「千葉県や沿線の市町村がJR側に対して西船橋駅での総武快速線の停車を要望している」と答弁するが[2]快速線ホーム新設の知見は見られない。

JR線は通常各駅停車だけの運行だが、大宮 - 勝浦を武蔵野線経由で運転した臨時特急「かつうらひなまつり号」が停車した。

運転停車

歴史

西船橋駅周辺の白黒空中写真(1966年8月29日撮影)
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成
西船橋駅周辺の空中写真(1989年10月20日撮影)
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

駅構造

橋上駅舎を有し、南北を連絡する自由通路が設置されている。北口はエレベーターエスカレーター、南口はエスカレーターが設置され、2012年9月からエレベーターが設置工事されて2013年3月31日に使用開始された。改札内コンコース - ホーム間もエスカレーターとエレベーターが設置されている。

改札口はJR東日本単独と東京メトロ・東葉高速鉄道で分離されている。東京メトロ・東葉高速鉄道は構内を共有する共同使用駅だが、東京メトロが全面的に駅を管轄している。JR東日本の改札口は自由通路の北口側、東京メトロ・東葉高速鉄道の改札口は南口側にそれぞれ設置されている。他の共用駅で並置が多い自動券売機はJR東日本と、東京メトロ・東葉高速鉄道がそれぞれ異なる場所に設置されている。駅舎は総武本線複々線化工事および東西線延伸の際に新設された。旧駅舎は北口の現快速線直上の売店などがある一角で(改修前写真を参考)、西川口駅などとともに最初期の橋上駅舎である。駅看板は北口をJR東日本、南口を東京メトロがそれぞれ制作している。

1階はJR総武線・東京メトロ東西線・東葉高速線のホーム、2階は改札やコンコースなどの駅設備、3階はJR武蔵野線・京葉線のホームがそれぞれある。

南側のホーム(5 - 8番線)は、東京メトロの社員が配置され、案内サインや発車標も東京メトロ仕様で、売店自動販売機・トイレも個別にある。トイレ表示・時刻表・乗り換え案内などは国鉄の様式を使用していたが、東京メトロ移行後に順次変更され、他東京メトロ駅と同様の路線図と当駅独自の東西線・東葉高速線の停車駅案内図が設置されている。東京メトロの時刻表は、かつては営団地下鉄が、現在は東京メトロが制作するものが、更新以前から改札外に掲示されている。改札口および精算機の管理はJR東日本が引き続き行っている。

2007年3月17日まで3社共用で1つの改札口を使用し、JR・東京メトロ共用駅の中野駅と同様に自動改札機自動精算機はJR東日本のものを設置した。翌3月18日に東京メトロと東葉高速鉄道がSuicaと相互利用可能なPASMOを導入し、東京メトロ・東葉高速鉄道・JR総武線(地下鉄東西線との直通電車のみ)の改札口と、JRと東京メトロ・東葉高速鉄道・JR総武線(地下鉄東西線との直通電車のみ)の連絡改札口・自動精算機(乗り継ぎ用を含む)が設置された。

新設自動改札機は上部表示を東京メトロとした機器で、IC乗車券の読み取り部に「Suicaをふれてください」と記されている。東京メトロ線・東葉高速線の自動券売機も北側へ移転して運賃表も更新された。南側切符売り場上方の運賃表は国鉄とJR東日本が制作していたが移転時に東京メトロが制作し、入口案内板や階段前のホーム誘導表示が新設された。2007年3月は方面サインや駅名標に営団のものが残置していたが、2008年9月に新しい案内表示に更新され、以後トイレ表示、時刻表、乗り換え案内標識がJR東日本様式となるが、2009年初頭に東京メトロ様式に更新された。

2000年代前半に「西船橋駅コスモスプラン」で構内が改良され、2005年に構内の2・3階に開業した駅ナカDila西船橋」は書店立ち食いそば喫茶店などがある。東京地下鉄側は「MINiPLA西船橋」が開業した。従前施設と改装施設が併設する駅舎である。駅ナカ「Dila西船橋」は2011年6月26日に改装され[報道 6]、2011年10月11日に北口駅前広場に「Dila西船橋別館」が開業した[報道 7]

JR東日本

JR 西船橋駅
JR線改札口(2019年9月)
にしふなばし
Nishi-Funabashi
所在地千葉県船橋市西船四丁目27-7
北緯35度42分26.7秒 東経139度57分32.7秒 / 北緯35.707417度 東経139.959083度 / 35.707417; 139.959083 東経139度57分32.7秒 / 北緯35.707417度 東経139.959083度 / 35.707417; 139.959083
所属事業者東日本旅客鉄道(JR東日本)
電報略号ニシ
駅構造
ホーム
  • 2面3線(総武本線)
  • 2面4線(武蔵野線・京葉線)
乗車人員
-統計年度-
119,941人/日(降車客含まず)
-2022年-
開業年月日1958年昭和33年)11月10日[3]
乗入路線 4 路線
所属路線総武線(各駅停車)[* 1]
(線路名称上は総武本線
駅番号JB30
キロ程20.6 km(東京起点)
千葉から18.6 km
JB 29 下総中山 (1.6 km)
(2.6 km) 船橋 JB 31
所属路線武蔵野線[* 2]
駅番号JM10
キロ程100.6 km(鶴見起点)
府中本町から71.8 km
JM 11 船橋法典 (2.9 km)
所属路線京葉線(高谷支線)[* 2]
駅番号JM10 [* 3]
キロ程5.9 km(市川塩浜起点)
東京から京葉線経由で24.1 km
JE 09 市川塩浜 (5.9 km)
所属路線京葉線(二俣支線)[* 2]
駅番号JM10 [* 3]
キロ程0.0 km(西船橋起点)
(5.4 km) 南船橋 JE 11
備考直営駅管理駅
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船橋営業統括センター管理の副所長兼駅長配置の直営駅で、当駅以外に下総中山駅(総武線)、新八柱駅 - 船橋法典駅(武蔵野線)の各駅を管理している[11]。総武線は島式2面3線を有する地上ホームで、東京メトロ東西線直通列車は地下鉄ホーム発着である。武蔵野線と京葉線は島式2面4線の高架ホームで、地上ホームとホーム上の総武線船橋駅寄りの位置でほぼ直角に交差する。1 - 4番線を総武線が、9 - 12番線を武蔵野線・京葉線が使用する。2・3番線は線路を共用している。

指定席券売機は自由通路北口側に設置されている。

のりば

番線路線方向行先備考
地上ホーム
1 総武線(各駅停車)東行船橋津田沼千葉方面東行のうち 東西線からの直通列車は5・6番線に発着
2朝に1本のみ東行が使用
3西行錦糸町秋葉原新宿方面当駅始発と一部の西行列車が使用
4
高架ホーム
9 武蔵野線
京葉線[注釈 3]
上り新松戸南浦和方面一部の列車は11・12番線から発車
基本的に海浜幕張方面からの列車が9番線、東京方面からの列車が10番線に発着
10
11舞浜東京方面一部の列車は9・10番線から発車
基本的に11番線が東京方面行き、12番線が海浜幕張方面行き
12下り南船橋海浜幕張方面

(出典:JR東日本:駅構内図

特記事項

  • 総武線は2面3線で、主に1・4番線で扱う。平日朝夕の地下鉄東西線から総武線の直通列車は5番線、朝の1本のみ6番線、逆方向は8番線から発車する。
  • 2番線は、平日夕方1本と休日朝1本が使用するほかに発車はなく降車ホームとなる。
  • 3番線は、平日の朝夕を中心に設定されている当駅始発の上り24本と一部列車が使用する。土休日は1本の当駅始発と一部の列車のみ使用する。
  • 武蔵野線ホームは9・10番線だけが10両に対応しており、京葉線車両が乗り入れる場合は9・10番線を発着する。
  • 京葉線や武蔵野線で障害発生時は、当駅でそれぞれ折り返しが多い。線路の配線から発車番線が通常と異なり、9・10番線が京葉線東京方面または南船橋方面、11・12番線が武蔵野線府中本町方面となる。
  • 総武線・武蔵野線ともに夜間当駅で外泊する運用がある。

東京メトロ・東葉高速鉄道・JR東日本(地下鉄東西線直通)

東京メトロ・東葉高速鉄道・JR東日本
西船橋駅
東京メトロ・東葉高速鉄道改札口(2021年6月)
にしふなばし
Nishi-funabashi
所在地千葉県船橋市西船四丁目27-7
所属事業者
電報略号ニフ
駅構造地上駅橋上駅
ホーム2面4線
乗車人員
-統計年度-
(東京メトロ)-2020年-
[# 1]110,265[* 1]人/日(降車客含まず)
(東葉高速鉄道)-2021年-
[# 1]45,803[* 1]人/日(降車客含まず)
乗降人員
-統計年度-
(東京メトロ)-2022年-
[メトロ 1]244,493人/日
開業年月日1969年昭和44年)3月29日
(東京メトロ)
1996年平成8年)4月27日
(東葉高速鉄道)
乗入路線 3 路線
所属路線[12]東京メトロ東西線[* 2]
駅番号T23[12]
キロ程30.8 km(中野起点)
T 22 原木中山 (1.9 km)
所属路線東葉高速鉄道東葉高速線[* 2]
駅番号TR01
キロ程0.0 km(西船橋起点)
(2.1 km) 東海神 TR02
所属路線総武線(地下鉄東西線直通)[* 3]
(正式名称は総武本線
駅番号JB30
[* 3](原木中山) (- km)
(2.6 km) 船橋 JB31
備考共同使用駅(東京メトロの管轄駅)
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東西線・JR総武線(地下鉄東西線直通)と東葉高速線は島式2面4線を有する地上ホームである。5 - 8番線を使用する。

東京メトロと東葉高速鉄道の共同使用駅で東京メトロの管轄駅である。東京メトロ線と東葉高速線の定期券はJRが販売を代行し[13]、JRのみどりの窓口にて当駅発着のみ購入可能であったほか、JR東日本線と連絡定期券でない東京メトロ線・東葉高速線の新規定期券は、磁気券でのみ発券可能であった[8][14][10]。これは東西線の西端駅でJR東日本と共同使用する中野駅も同様であった。東京メトロ側は東京メトロが管理する多機能発売機が設置されているが[14]、新規定期券の購入とTokyo Metro To Me CARDのメトロポイントは利用できない。乗り越し精算機はJR仕様で、乗り越し精算の際に東京メトロの回数券を投入金として使用できない。

かつては現在のJR総武線・東西線・東葉高速線自動改札機の右隣に東葉高速線専用の自動券売機が並び、現金専用の旧式の自動券売機5台と受付窓口があった。現在は東京メトロ寄りへ2台が移転され、すべてがJR東日本と同機種の現金専用でPASMO・Suica対応の自動券売機がない。パスネットも対応していなかった。他の東葉高速線の駅はパスネット(対応終了)・PASMO・Suica対応の自動券売機が設置されている。移転元の切符売り場は撤去され、2008年9月から「そば処めとろ庵」などの店舗が営業している。

平日の朝夕限定で津田沼方面に直通運転を行っているが、東西線は当駅を境に東葉高速線との直通がメインとなっているように枝分かれ方式になっていることから直通時間と日にちが限定される直通先のJR総武線とは共同使用駅となっておらずホームが別々になっているため、他社線への直通との境界駅でありながら片側1社のみが共同使用駅となっていない唯一の駅である[注釈 4]

のりば

番線路線行先備考
5 東葉高速線東葉勝田台方面 東西線からの直通列車(一部を除く)が使用
総武線(各駅停車)津田沼方面 東西線からの直通列車(東行)が平日朝夕のみ使用
6 総武線(各駅停車)津田沼方面 東西線からの直通列車(東行)が平日朝のみ使用
東西線中野三鷹方面[15]当駅折り返し列車が使用
東葉高速線東葉勝田台方面平日朝夕のみ使用
7 東葉高速線東葉勝田台方面 東西線から直通の早朝2本のみ使用
東西線中野・三鷹方面[15]朝夕の一部を除き、当駅折り返し列車が使用
8 東西線中野・三鷹方面[15] 東葉高速線・ 総武線からの直通列車と
引き込み線からの始発が使用

(出典:東京メトロ:構内図

特記事項

  • 2016年3月のダイヤ改正で8番線の東葉勝田台行きは廃止された。早朝に7番線発車の東葉勝田台行きが2本ある。
  • 平日朝夕のみ運転される東西線から直通の総武線津田沼行は、5・6番線から発車する。
  • 夜間留置は6・7番線と、引き上げ線にて行われる。

発車メロディ

総武線ホームの1 - 4番線では東洋メディアリンクス[16]、武蔵野線・京葉線ホームの9 - 12番線ではテイチク[17]制作の発車メロディを使用している。

東京メトロ管轄の5 - 8番線では向谷実作曲のメロディを使用している[報道 9][18](詳細は東京メトロ東西線#発車メロディを参照)。

番線曲名
1・2Gota del Vient
3・4Verde Rayo
5A Day in the METRO
6Beyond the Metropolis[注釈 5]
7
8
9スプリングボックス
10雪解け間近
11星空の下
12すすきの高原 V2

連絡改札口設置に伴う取り扱い

2007年3月18日にSuicaとPASMOの相互利用が開始されて改札口が分割され、東京メトロ線・東葉高速線も自動改札機を設置し、JR線と東京メトロ線・東葉高速線・JR総武線(東京メトロ東西線直通)の連絡改札口が設置された。下総中山原木中山寄りと船橋東海神寄りの乗換用跨線橋も連絡改札口が新設された。当駅から中野方面、中野方面から当駅へそれぞれ向かう場合、JR線経由と東京メトロ線経由の識別が可能となる。下総中山・原木中山寄りの乗換用跨線橋は連絡改札口新設以降、6時 - 10時と16時 - 23時のみ利用可能となっている。

東京メトロ線・東葉高速線・JR総武線(東西線直通)の改札から交通系ICカードのSF利用で入場し、他社と改札内を共有していないJR東日本の駅(船橋駅など)で出場した場合、西船橋からJR東日本線単独で利用した場合と東京メトロ線を経由し中野または北千住で乗り換えた場合の運賃を比較して安価な運賃が出場駅で差し引かれる。

東京メトロ線・東葉高速線・JR総武線(東西線直通)の自動改札は、西船橋から船橋経由津田沼行きなど、JR東日本線単独のきっぷは入場できず、JR総武線(東西線直通)を利用する場合は有人改札を経由する。交通系ICカードやIC・磁気定期券を利用する場合は入場可能である。

配線図

西船橋駅地上ホーム 鉄道配線略図
北習志野
東葉勝田台方面

錦糸町秋葉原
新宿中野
三鷹 方面

船橋津田沼
千葉 方面
東陽町大手町・中野・三鷹 方面
凡例
出典:以下を参考に作成。
* 祖田圭介、「西船橋駅付近の配線略図」、「特集 短絡線ミステリー9 - 東京都心の鉄道複雑エリア、II 列車の走行ルート」、交友社鉄道ファン』第48巻6号(通巻第566号)2008年6月号、38頁 図30。
* JR東日本公式ウェブサイト 各駅情報(西船橋駅) 構内図

 ※ 図中は当駅以西東西線を走行する列車、は中央総武緩行線を走行する列車を表す。


  • 東葉高速線が開業する前は引き上げ線が3本あり、現在の東葉高速線の線路の一部が引き上げ線となっていた。
運転番線営業番線ホーム御茶ノ水方面着発大手町方面着発東葉勝田台方面着発千葉方面着発JR引上げ線着発メトロ引上げ線着発備考
110両分到着可不可不可出発可不可不可緩行線下り主本線
22,3到着・出発可到着・出発可入出区可両側にホーム有
34出発可到着可出区可緩行線上り主本線
45不可到着可出発可出発可不可入出区可
56到着・出発可
67到着・出発可到着可
78出発可
  • 総武快速線は省略。

* 参考資料:「西船橋駅付近の配線略図」「特集 短絡線ミステリー9 - 東京都心の鉄道複雑エリア、II 列車の走行ルート」、交友社鉄道ファン』第48巻6号(通巻第566号)2008年6月号
* JR東日本公式ウェブサイト 各駅情報(西船橋駅)構内図

西船橋駅高架ホーム 鉄道配線略図
南船橋海浜幕張 方面

新松戸南浦和西国分寺
府中本町 方面
新木場東京 方面
凡例
出典:以下を参考に作成。
* 祖田圭介、「西船橋駅付近の配線略図」、「特集 短絡線ミステリー9 - 東京都心の鉄道複雑エリア、II 列車の走行ルート」、
交友社、『鉄道ファン』第48巻6号(通巻第566号) 2008年6月号、38頁 図30。
* 祖田圭介、「西船橋駅配線図」、「武蔵野線・京葉線 建設の経緯と線路配線」、『鉄道ピクトリアル』、第52巻8号
(通巻第720号)2002年8月号、電気車研究会、2002、55頁、図-8。
* JR東日本公式ウェブサイト 各駅情報(西船橋駅) 構内図


運転番線営業番線ホーム府中本町方面着発蘇我方面着発東京方面着発備考
京1ホームなし到着可出発可不可着発は12番線を経由
128両分到着・出発可出発可
11
1010両分到着・出発可
9
  • 京1番線は12番線の二俣新町寄りの、二俣支線下り線と高谷支線上り線のポイントとポイントの間にある。一部の貨物列車が旅客列車を待避している。
  • 11番線東京側出発信号、11番線東京側12番線からの合流ポイント、12番線府中本町側出発信号、武蔵野線下り本線シーサスクロッシング府中本町側に入換信号が取り付けられ、11番線への下り到着列車に対する機回しが円滑になった。機回しは過去に事例がある。

* 参考資料:「西船橋駅付近の配線略図」「特集 短絡線ミステリー9 - 東京都心の鉄道複雑エリア、II 列車の走行ルート」、交友社鉄道ファン』第48巻6号(通巻第566号)2008年6月号
* 「西船橋駅配線図」「武蔵野線・京葉線 建設の経緯と線路配線」『鉄道ピクトリアル』第52巻8号(通巻第720号)2002年8月号
* JR東日本公式ウェブサイト 各駅情報(西船橋駅) 構内図

利用状況

  • JR東日本 - 2022年度の1日平均乗車人員119,941人である[JR 1]
    同社の駅で立川駅に次ぎ第15位、千葉県内で第1位、千葉支社管内で1位である。2016年度まで千葉県内で船橋駅に次ぎ2位で、2017年からは1位となっている。この数字には東京メトロとの直通列車の利用者も含まれている。
  • 東京メトロ - 2022年度の1日平均乗降人員244,493人である[メトロ 1]。JR東日本や東葉高速線との直通人員も含まれる。
  • 東葉高速鉄道 - 2021年度の1日平均乗車人員は45,803人である[# 1]
    同社の駅では第1位である。

年度別1日平均乗降人員

近年の1日平均乗降人員の推移(JR、東葉高速鉄道は除く)。

年度別1日平均乗降人員[* 1]
年度営団 / 東京メトロ
1日平均
乗降人員
増加率
1969年(昭和44年)[19]69,871
2000年(平成12年)241,994
2001年(平成13年)243,8320.8%
2002年(平成14年)242,230−0.7%
2003年(平成15年)238,618−1.5%
2004年(平成16年)236,205−1.0%
2005年(平成17年)234,157−0.9%
2006年(平成18年)239,4102.2%
2007年(平成19年)272,58813.9%
2008年(平成20年)278,1172.0%
2009年(平成21年)275,515−0.9%
2010年(平成22年)276,1640.2%
2011年(平成23年)271,057−1.8%
2012年(平成24年)274,7851.4%
2013年(平成25年)279,7701.8%
2014年(平成26年)280,0110.1%
2015年(平成27年)285,1861.8%
2016年(平成28年)289,4301.5%
2017年(平成29年)293,3321.3%
2018年(平成30年)295,9430.9%
2019年(令和元年)291,416−1.5%
2020年(令和02年)[メトロ 2]212,994−26.9%
2021年(令和03年)[メトロ 3]221,4984.0%
2022年(令和04年)[メトロ 1]244,49310.4%

年度別1日平均乗車人員(1958年 - 2000年)

開業以後の1日平均乗車人員の推移は下表の通りである。

年度別1日平均乗車人員[* 2][* 3]
年度国鉄 /
JR東日本
営団東葉高速鉄道出典
1958年(昭和33年)[備考 1]2,101



[千葉県統計 1]
1959年(昭和34年)4,208[千葉県統計 2]
1960年(昭和35年)5,610[千葉県統計 3]
1961年(昭和36年)6,897[千葉県統計 4]
1962年(昭和37年)8,531[千葉県統計 5]
1963年(昭和38年)9,792[千葉県統計 6]
1964年(昭和39年)11,205[千葉県統計 7]
1965年(昭和40年)11,742[千葉県統計 8]
1966年(昭和41年)12,502[千葉県統計 9]
1967年(昭和42年)14,133[千葉県統計 10]
1968年(昭和43年)13,963[備考 2][千葉県統計 11]
1969年(昭和44年)28,690[千葉県統計 12]
1970年(昭和45年)52,952[千葉県統計 13]
1971年(昭和46年)70,756[千葉県統計 14]
1972年(昭和47年)69,965[千葉県統計 15]
1973年(昭和48年)63,415[千葉県統計 16]
1974年(昭和49年)66,200[千葉県統計 17]
1975年(昭和50年)66,76937,001[千葉県統計 18]
1976年(昭和51年)68,91190,956[千葉県統計 19]
1977年(昭和52年)73,07496,449[千葉県統計 20]
1978年(昭和53年)74,23692,382[千葉県統計 21]
1979年(昭和54年)75,92995,843[千葉県統計 22]
1980年(昭和55年)77,97299,879[千葉県統計 23]
1981年(昭和56年)81,445104,844[千葉県統計 24]
1982年(昭和57年)84,545105,902[千葉県統計 25]
1983年(昭和58年)86,559108,916[千葉県統計 26]
1984年(昭和59年)91,161112,869[千葉県統計 27]
1985年(昭和60年)95,317116,659[千葉県統計 28]
1986年(昭和61年)105,377123,942[千葉県統計 29]
1987年(昭和62年)117,751128,164[千葉県統計 30]
1988年(昭和63年)129,775130,921[千葉県統計 31]
1989年(平成元年)121,287120,788[千葉県統計 32]
1990年(平成02年)120,578116,821[千葉県統計 33]
1991年(平成03年)122,275117,824[千葉県統計 34]
1992年(平成04年)124,816117,013[千葉県統計 35]
1993年(平成05年)126,843117,552[千葉県統計 36]
1994年(平成06年)126,085116,724[千葉県統計 37]
1995年(平成07年)124,803114,021[千葉県統計 38]
1996年(平成08年)118,907[備考 3]123,272[備考 4]26,263[千葉県統計 39]
1997年(平成09年)111,751122,97935,794[千葉県統計 40]
1998年(平成10年)108,943123,07039,177[千葉県統計 41]
1999年(平成11年)[JR 2]106,351120,48040,478[千葉県統計 42]
2000年(平成12年)[JR 3]106,048121,33042,782[千葉県統計 43]

年度別1日平均乗車人員(2001年以降)

年度別1日平均乗車人員[* 2][* 3]
年度JR東日本営団 /
東京メトロ
東葉高速鉄道出典
2001年(平成13年)[JR 4]106,277122,31444,830[千葉県統計 44]
2002年(平成14年)[JR 5]106,845121,67545,603[千葉県統計 45]
2003年(平成15年)[JR 6]105,895119,65745,173[千葉県統計 46]
2004年(平成16年)[JR 7]105,230117,55944,683[千葉県統計 47]
2005年(平成17年)[JR 8]105,892116,80845,224[千葉県統計 48]
2006年(平成18年)[JR 9]108,717119,30546,592[千葉県統計 49]
2007年(平成19年)[JR 10]123,619137,36351,701[千葉県統計 50]
2008年(平成20年)[JR 11]125,785138,46153,150[千葉県統計 51]
2009年(平成21年)[JR 12]125,114136,65252,418[千葉県統計 52]
2010年(平成22年)[JR 13]125,855137,06252,450[千葉県統計 53]
2011年(平成23年)[JR 14]125,276134,62052,004[千葉県統計 54]
2012年(平成24年)[JR 15]126,834136,19052,571[千葉県統計 55]
2013年(平成25年)[JR 16]130,814138,65553,887[千葉県統計 56]
2014年(平成26年)[JR 17]131,895139,27554,701[千葉県統計 57]
2015年(平成27年)[JR 18]134,362141,81456,373[千葉県統計 58]
2016年(平成28年)[JR 19]136,067143,90957,689[千葉県統計 59]
2017年(平成29年)[JR 20]138,177145,67459,682[千葉県統計 60]
2018年(平成30年)[JR 21]139,347147,06760,793[千葉県統計 61]
2019年(令和元年)[JR 22]138,618144,87161,105[千葉県統計 62]
2020年(令和02年)[JR 23]103,947106,071[注釈 6]44,547[千葉県統計 63]
2021年(令和03年)[JR 24]110,680[# 1]110,265[# 1]45,803
2022年(令和04年)[JR 1]119,941
備考

駅周辺

北口駅前ロータリー(2019年9月)

北口から徒歩5・6分に京成本線京成西船駅がある。連絡定期券は発売しておらず、JRと京成の乗り換えは船橋駅京成船橋駅)および幕張本郷駅(京成幕張本郷駅)の方が多く利用される。

駅周辺施設

駅舎内の施設(駅ナカ・駅ビル)

駅ナカ商業施設として「ペリエ西船橋」があり、約30店舗の専門店を有する[20]

東京地下鉄側は「メトロピア西船橋」がある[21]

  • 京成西船駅 - 北口より徒歩約5分の場所に位置している。各社との連絡運輸業務は取り扱っていない。

その他

船橋市西図書館

北口

南口

バス路線

北口

駅前ロータリーと北口高速バスターミナルから以下の路線が京成バス京成バスシステムちばレインボーバス京成トランジットバス成田空港交通などにより運行されている。中山競馬場においてレースなどが開催される際は当駅から臨時の競馬場行バスが1番乗り場付近から発車する。

のりば運行事業者系統・行先備考
駅前ロータリー
1京成バスシステム中山01市営霊園 
ちばレインボーバスJRA中山競馬場競馬開催日の土曜・休日に運行
2ちばレインボーバス白井線白井駅 / 白井車庫 
京成トランジットバス西船21:諏訪神社 
3京成バス
 
成田空港交通深夜急行成田空港運休中
船橋新京成バス深夜急行:鎌ヶ谷大仏運休中
5京成バスシステム西船11西船12船橋市役所 / 京成船橋駅 
北口高速バスターミナル
7
高速羽田空港[注釈 7] 
成田空港交通・宮城交通昼行高速 「ザ・サンライナー」仙台駅西口松島海岸駅2023年7月14日運行開始
成田空港交通夜行高速仙台駅松島海岸駅運休中
ファンタジアなごや号名古屋駅 
やまと号天理駅奈良駅大和西大寺駅 
千葉中央バスきょうと号京都駅 
京成バス高速大阪梅田神戸三宮 
サウスウェーブ号堺駅和歌山駅 
 

南口

運行事業者系統・行先
ドコモショップ西船橋店前
京成トランジットバス市川03市川駅
ジャムジャムエクスプレスJAMJAMライナー伊勢神宮 / 三宮姫路
セブンイレブン印内町店前
ツーリストバスTourist Bus:梅田・難波
軽井沢バス流星号:京都・天王寺・三宮
丹沢交通コネクトライナー:富山・金沢

ドコモショップ西船橋店前には原木・二俣新町方面へ向かうJBSバスのバス停もあるが、特定輸送路線のため一般客は利用できない。もともとこの路線は、原木地区に2003年まであった東京エアカーゴシティターミナルへの通勤客用の路線として、ターミナルの関連会社・原木ターミナルサービスが運行していたものである。ちなみに当時は限定乗合路線のため、一般利用者の混乗も認められていた。2003年の同社解散後は、旧ターミナル付近の企業による管理組合がジャパン・ビジネス・サービス (JBS) に運行を委託して路線を継続したが、2005年5月20日をもって一般利用者の混乗取り扱いを終了し、通勤客の送迎専用となって現在に至る[22]。かつてはイオンモール船橋の有料送迎バスが同所に停車していたが、2019年9月20日をもって廃止となった。

隣の駅

東日本旅客鉄道(JR東日本)
総武線(各駅停車)
下総中山駅 (JB 29) - 西船橋駅 (JB 30) - 船橋駅 (JB 31)
京葉線・ 武蔵野線
各駅停車(東京方面)
市川塩浜駅(京葉線)(JE 09) - 西船橋駅 (JM 10) - 船橋法典駅(武蔵野線)(JM 11)
各駅停車(海浜幕張方面)・しもうさ号
南船橋駅(京葉線)(JE 11) - 西船橋駅 (JM 10) - 船橋法典駅(武蔵野線) (JM 11)
東京地下鉄(東京メトロ)
東西線
快速・通勤快速(通勤快速は中野方面のみ運転。どちらも東葉高速線・総武線内は各駅に停車)
浦安駅 (T 18) - 西船橋駅 (T 23) - (東葉高速線 / 総武線船橋方面)
各駅停車
原木中山駅 (T 22) - 西船橋駅 (T 23) - (東葉高速線 / 総武線船橋方面)
東葉高速鉄道
東葉高速線(東葉高速線内は全列車各駅に停車)
(東西線) - 西船橋駅 (TR01) - 東海神駅 (TR02)

脚注

記事本文

注釈

出典

報道発表資料
新聞記事

利用状況

JR・地下鉄の1日平均利用客数
JR東日本の1999年度以降の乗車人員
東京地下鉄の1日平均利用客数
JR・私鉄・地下鉄の統計データ
千葉県統計年鑑
船橋市統計書

関連項目

外部リンク