2024年世界リレー

3年ぶりに開催された今大会は、男女4×100mリレーと男女および混合4×400mリレーの5種目が行われた^[1][2]。

2024年パリオリンピックの出場国選考を兼ねている^[3]。各種目とも、ラウンド1（予選）で決勝進出となる各組2位以内（計8チーム）と、残りのチームで2日目に実施するラウンド2（敗者復活戦）を実施し各組2位以内（計6チーム）の、計14チームにパリオリンピック出場権が与えられる^[4]。なお、残り2チームは6月末までのランキングによって決定^[2][5]。

2022年11月30日にイタリアのローマで開催された世界陸連のカウンシル会議で決定した^[6]。

すべて東部標準時 (EST、UTC-5)。日本標準時との時差は-14時間。

各種目最大32チーム^[2]。

• 開催国のバハマ
• 2023年世界陸上競技選手権大会の上位8チーム
• 2023年1月1日から2024年4月7日までのランキング上位チーム

男子

種目	金		銀		銅
4×100mリレー	アメリカ合衆国 Courtney Lindsey ケニー・ベドナレク Kyree King ノア・ライルズ	37.40	カナダ	37.89	フランス	38.44
4×400mリレー	ボツワナ Busang Kebinatshipi レツィレ・テボゴ レウンゴ・スコッチ バヤポ・ヌドリ	2:59.11	南アフリカ共和国	3:00.75	ベルギー	3:01.16

女子

種目	金		銀		銅
4×100mリレー	アメリカ合衆国 Tamari Davis Gabrielle Thomas Celera Barnes Melissa Jefferson	41.85	フランス	42.75	イギリス	42.80
4×400mリレー	アメリカ合衆国 Quanera Hayes Gabrielle Thomas Bailey Lear Alexis Holmes	3:21.70	ポーランド	3:24.71	カナダ	3:25.17

混合

種目	金		銀		銅
4×400mリレー	アメリカ合衆国 Matthew Boling Lynna Irby Willington Wright Kendall Ellis	3:10.73	オランダ	3:11.45	アイルランド	3:11.53

男子4×100mリレーと男子4×400mリレーでパリオリンピック出場権を獲得した。日本チームにとってはパリオリンピック出場権獲得が目的で臨んだ大会だった^[7][8]。

• 男子4×100mリレー（山本匠真、柳田大輝、上山紘輝、三輪颯太^{[注 1]}） - 4位（38秒45）
• 女子4×100mリレー（三浦愛華、鶴田玲美、青野朱李、山形愛羽） - 敗者復活戦1組6着（43秒63）
• 男子4×400mリレー（佐藤拳太郎、佐藤風雅、中島佑気ジョセフ、川端魁人^{[注 2]}） - 4位（3分01秒20）
• 混合4×400mリレー（佐藤拳太郎、井戸アビゲイル風果、今泉堅貴、岩田優奈^{[注 3]}） - 敗者復活戦1組4着（3分16秒02）

地上波ではTBSテレビ系列で放送（日時はいずれもJST）。

• 1日目(5月5日)…13:30 - 14:54（関東ローカル、録画中継）
• 2日目(5月6日)…10:25^{[注 4]} - 11:30（関東ほか一部地域で放送、生中継）※同局の情報番組『ひるおび!・午前の部』内で放送。

また、有料動画配信サービス・U-NEXT内のコンテンツレーベル「Paravi」にて全レース配信された。

• タイトルパートナー^[9]: btc
• ワールドアスレティックスパートナー : アシックス、NTN、セイコーホールディングス、ソニーグループ、TDK
• ワールドアスレティックスメディアパートナー : TBSホールディングス
• ワールドアスレティックスサポーター : デロイトトーマツコンサルティング、森永製菓、
• ワールドアスレティックスサプライヤー : モンド、ピンセントメイソン

注釈

出典

• 2024年パリオリンピックの陸上競技

• 公式ウェブサイト - Worldrelays.com（日本語）
• 日本陸上競技連盟