KING SUPER LIVE

KING SUPER LIVE 2018から転送)

KING SUPER LIVE(キング・スーパー・ライブ)は、2015年からキングレコード主催で開催されているアニメソングのライブイベント。

2015年

KING SUPER LIVE 2015
イベントの種類音楽系イベント
通称・略称キンスパ、KSL
開催時期2015年6月20日、6月21日
会場さいたまスーパーアリーナ(スタジアムモード)
主催キングレコード
企画制作KING SUPER LIVE 2015 PROJECT(企画)
Grand-Slam(製作)
来場者数54,000人[1]
最寄駅京浜東北線宇都宮線高崎線さいたま新都心駅
埼京線北与野駅
テンプレートを表示

数多くのアニメ作品の制作に携わり、多くのアニメソング歌手や声優が所属するキングレコードが初めて主催した大型アニソンフェス[2][3][4]。過去にスターチャイルドレーベルのアニメ作品によるイベント「STARCHILD FESTIVAL」を行ったことはあったが、スターチャイルド所属アーティストのみならず、もう一つのアニメ制作部署である第三クリエイティブ本部に所属するアーティストも参加の形で行ったのは初の事例となる。

メインコンセプトが「キングレコード所縁の“アニメソング”が集うイベント」[5]であることから、上記2部署のみならず森口博子陰陽座のように自社のアニメ関連以外のレーベルに所属しながらも過去にアニメソングを歌った経験があるアーティスト、さらに奥井雅美などの過去にキングレコードに所属したアーティストも出演した。

開催概要

  • 開催日:2015年6月20日、6月21日
  • 会場:さいたまスーパーアリーナ(スタジアムモード)
  • 主催:キングレコード
  • 企画:KING SUPER LIVE 2015 PROJECT
  • 制作:Grand-Slam
  • 協力:さいたまスーパーアリーナ

出演者

※両日共通、五十音順

セットリスト

曲名の太字表記は後述の特別番組「アニソン奇跡の夜」で放送された楽曲。

関連番組

ラジオ
  • KING SUPER フィーリング 2015
    KING SUPER LIVE出演アーティストがパーソナリティを務めるラジオ番組にて、9組のアーティストが3チームに分かれ、同じチームの番組にゲスト出演し答え合わせゲームを行い合計点を競う横断企画。優勝予想クイズを実施し的中者の中からライブ招待券が抽選でプレゼントされた[7]
テレビ
  • KING SUPER LIVE 2015 出演アーティスト スペシャルスペースシャワーTVプラス
    KING SUPER LIVE出演アーティストのミュージックビデオを放送した特別番組[9]
    放送時間:2015年6月7日21:00 - 22:00
アニソン奇跡の夜
〜KING SUPER LIVE 2015〜
ジャンル音楽番組
出演者KING SUPER LIVE 2015出演アーティスト
製作
制作NHK
放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本
放送期間2015年9月6日・13日
放送時間日曜 23:00 - 24:00
放送分60分
回数2
テンプレートを表示
  • アニソン奇跡の夜 〜KING SUPER LIVE 2015〜NHK BSプレミアム
    2015年9月6日・13日の2週にわたって6月21日の公演の模様を放送した特別番組[10]。9月6日に第1部、13日に第2部・スペシャルコラボコーナーを放送。
    放送時間:2015年9月6日・13日 23:00 - 24:00
    • 再放送:2015年10月27日24:15 - 25:15(前編)、11月3日23:45 - 24:45(後編)
    スタッフ
    • 映像提供:キングレコード
    • ナレーション:高山哲哉
    • ディレクター:守屋篤
    • 取材:山岡則裕
    • 制作統括:山田良介、山中宏之
    • 製作:NHKエンタープライズ
    • 制作・著作:NHK

映像ソフト

KING SUPER LIVE 2015
ライブ・ビデオ
リリース
録音2015年6月21日(一部6月20日
日本
さいたまスーパーアリーナ
ジャンルJ-POP
アニメソング
レーベルキングレコード
チャート最高順位
  • 週間12位(オリコンDVD音楽)
  • 週間3位(オリコンBD総合)
  • 週間1位(オリコンBD音楽)
テンプレートを表示

2015年12月9日にBlu-ray DISC2枚組またはDVD3枚組で映像ソフトとして発売された[11][12]。6月21日開催分の公演全内容をMCも含め完全収録、映像特典として20日開催分のみ披露された楽曲のライブ映像(曲間のMC等は未収録)とバックステージの様子などを中心としたメイキング映像を収録、BD版はスペシャルパッケージ仕様となっている。

2017年

KING SUPER LIVE 2017 TRINITY
会場として使用された
日本武道館
東京都千代田区
イベントの種類音楽系イベント
通称・略称キントリ
開催時期2017年3月5日
会場日本武道館
主催キングレコード
企画制作KING SUPER LIVE 2017 TRINITY PROJECT(企画)
Grand-Slam(製作)
最寄駅東京メトロ東西線半蔵門線九段下駅
テンプレートを表示

2016年2月にスターチャイルドレーベルと第三クリエイティブ本部が統合して発足したキング・アミューズメント・クリエイティブ本部になってから初めての開催となる合同ライブで、前回と異なり会場を日本武道館に移し、出演者を前回も出演した上坂すみれと小倉唯、そして前回開催以後の2015年12月に所属した水瀬いのりと、同世代の若手女性声優3人に絞っている[13]。この点では2015年9月に一度行われた「STARCHILD presents LIVE NEXUS」に近い形態となる。

開催概要(2017年)

セットリスト(2017年)

曲名の太字表記は後述のBS11特別番組で放送された楽曲。

テレビ放送

  • 開局10周年特別番組「KING SUPER LIVE 2017 TRINITY」BS11
    放送時間:2017年5月13日 20:00 - 21:54
    再放送:2017年12月31日 20:00 - 21:54

映像ソフト(2017年)

KING SUPER LIVE 2017 TRINITY
ライブ・ビデオ
リリース
録音2017年3月5日
日本 日本武道館
ジャンルJ-POP
アニメソング
レーベルキングレコード
テンプレートを表示

2017年8月23日にBlu-ray DISCで映像ソフトとして発売。映像特典にはメイキング映像を収録。初回製造分のみ三方背BOXのスペシャルパッケージ仕様となる。

2018年

KING SUPER LIVE 2018
東京公演の会場として使用された
東京ドーム
東京都文京区
イベントの種類音楽系イベント
通称・略称キンスパ、KSL
開催時期2018年9月24日(東京公演)、9月30日(台湾公演)、10月14日(上海公演)
会場東京ドーム(東京公演)
国立体育大学体育館(台湾公演)
メルセデス・ベンツアリーナ(上海公演)
主催キングレコード
アミューズ台湾(台湾公演)
アミューズ上海・CMC LIVE(上海公演)
企画制作KING SUPER LIVE 2018 PROJECT(企画)
モストプランニング(製作)
来場者数37,000人(東京公演)[14]
約5,000人(台湾公演)[15]
約8,000人(上海公演)[16]
最寄駅東京公演
中央・総武緩行線都営地下鉄三田線水道橋駅
東京メトロ丸ノ内線南北線後楽園駅
都営地下鉄大江戸線春日駅
台湾公演
桃園機場捷運体育大学駅
上海公演
上海軌道交通8号線中華芸術宮駅
テンプレートを表示

3回目の開催となるKING SUPER LIVEで、2018年6月29日に開催が発表された[17]。前回の「2017 TRINITY」から約1年半ぶり、大規模アニソンフェスとしては「2015」から約3年3ヶ月ぶりの開催となる。今回は日本国内での会場を東京ドームに移して1日開催になったほか、今回初めて台湾上海の2ヶ所での海外公演を実施する。

東京公演

開催概要(東京)

  • 開催日:2018年9月24日
  • 会場:東京ドーム
  • 主催:キングレコード
  • 企画:KING SUPER LIVE 2018 PROJECT
  • 制作:モストプランニング

出演者(東京)

セットリスト(東京)

曲名の太字表記は後述のWOWOW特別番組で放送された楽曲。

テレビ放送(東京)

2018年12月9日にWOWOWライブで放送された[18]

台湾公演

台湾公演の会場として使用された
国立体育大学体育館

開催概要(台湾)

出演者(台湾)

セットリスト(台湾)

上海公演

上海公演の会場として使用された
メルセデス・ベンツアリーナ

開催概要(上海)

出演者(上海)

セットリスト(上海)

曲名の太字表記は後述のNHKワールド特別番組で放送された楽曲。斜体表記は映像ソフトに収録された楽曲。

テレビ放送(上海)

2018年12月16日にNHKワールドJAPANにおいて、『Entertainment Nippon 2018 ANISON SUPER LIVE IN SHANGHAI』のタイトルで放送された[19]。本ライブのほか、2015年公演の「Get along」の一部、前日の10月13日に開催された水樹奈々のライブ「NANA MIZUKI LIVE ISLAND 2018+」上海公演から「嘆きの華」(『軒轅剣 蒼き曜』OPテーマ)も放送された。

映像ソフト(2018年)

KING SUPER LIVE 2018
ライブ・ビデオ
リリース
録音2018年9月24日
日本 東京ドーム
2018年10月14日
中国 メルセデス・ベンツアリーナ
ジャンルJ-POP
アニメソング
レーベルキングレコード
テンプレートを表示

2019年3月13日にBlu-ray DISCで映像ソフトとして発売された。東京公演全編を収録、映像特典として上海公演の一部と、東京・台湾・上海公演のメイキング映像を収録。外箱付きトールケース仕様。

2020年(オンラインイベント)

2020年5月30日19時より、KING AMUSEMENT CREATIVE公式YouTubeチャンネルにおいて、「KING SUPER LIVE ONLINE 2020」と題して、過去のライブ映像(ワンマンライブや過去の本イベント)を用いてセットリストを組み、ライブ配信する形でオンライン開催。今回は所属するアーティストだけでなく、制作した作品も参加する形式を取る[20]

参加アーティスト

参加作品

セットリスト(2020年)

2022年(開催中止)

KING SUPER LIVE 2022
イベントの種類音楽系イベント
通称・略称キンスパ、KSL
開催時期中止
主催キングレコード
企画制作KING SUPER LIVE 2022 PROJECT(企画)
モストプランニング(製作)
テンプレートを表示

4回目の開催となるKING SUPER LIVEで、2022年1月3日のキングレコードの新年座談会にて開催が発表された。当初は会場をベルーナドーム(西武ドーム)[注 4]に移して2022年6月25、26日に開催予定で、ドーム球場での初の2日間開催となっていた[22]。しかしながら、同年4月8日に諸般の事情を理由として2日間とも開催を延期することが発表された[注 5]。振替公演の開催日及び会場については発表時点では未定となっていた[23]

2023年12月15日、翌年5月にKING SUPER LIVEの開催が決定した(詳細は2024年を参照)。

2024年

KING SUPER LIVE 2024
KING SUPER LIVE 2024の会場として使用されるKアリーナ横浜
イベントの種類音楽系イベント
通称・略称キンスパ、KSL
開催時期2024年5月11日5月12日
会場Kアリーナ横浜
主催キングレコード
企画制作KING SUPER LIVE 2024 PROJECT(企画)
モストプランニング(製作)
テンプレートを表示

4回目(中止された分を含めると5回目)の開催となるKING SUPER LIVEで、2023年12月15日に発表された。日本国内は「2018 東京」以来、6年ぶりの有観客開催となった。また、KING AMUSEMENT CREATIVEのサブレーベルであるSONIC BLADEが2021年に発足後初参加となったほか、源流を同じくするEVIL LINE RECORDSに所属するアーティストも初めて出演した[24]

出演者(2024年)

特記の無いものは両日出演。

セットリスト(2024年)

DAY1

DAY2

テレビ放送・配信

DAY1を2024年8月に、DAY2を同年9月に、アニマックスにてテレビ放送、スカパー!番組配信内アニマックスオンデマンドにて配信予定[25]

備考

キングレコードの演歌・歌謡曲系歌手によるライブイベントは「キングオールスター歌謡パレード」の名称で山野楽器の主催、キングレコードと文化放送の後援で開催されている。これは第1回を開催した2012年に山野楽器が創業120周年、前年の2011年にキングレコードが創業80周年と、あわせて200周年を迎えたことに由来し[26]、以降5年周期で開催されている[27]

また、キングレコードでアニメ系作品を扱うもう一つのレーベルであるEVIL LINE RECORDSは、レーベル初のフェスイベント『EVIL LINE RECORDS 5th Anniversary FES.“EVIL A LIVE” 2019』をパシフィコ横浜国立大ホールで2019年7月15日に開催[28]。2024年5月4日にはレーベル創設10周年記念として『EVIL LINE RECORDS 10th Anniversary FES."EVIL A LIVE" 2024』が東京ガーデンシアターにて開催している[29]

脚注

注釈

ユニットメンバー

出典

関連項目

外部リンク