コンテンツにスキップ

ルビー・スパークス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ルビー・スパークス
Ruby Sparks
監督ジョナサン・デイトン
ヴァレリー・ファリス
脚本ゾーイ・カザン
製作アルバート・バーガー
ロン・イェルザ
製作総指揮ロバート・グラフ
ゾーイ・カザン
ポール・ダノ
出演者ポール・ダノ
ゾーイ・カザン
音楽ニック・ウラタ
撮影マシュー・リバティーク
編集パメラ・マーティン
製作会社Bona Fide Productions
フォックス・サーチライト・ピクチャーズ
配給アメリカ合衆国の旗 フォックス・サーチライト・ピクチャーズ
日本の旗 20世紀フォックス
公開アメリカ合衆国の旗 2012年7月25日
日本の旗 2012年12月15日
上映時間104分
製作国アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語英語
興行収入世界の旗 $9,128,263[1]
アメリカ合衆国の旗カナダの旗 $2,540,106[1]
テンプレートを表示

ルビー・スパークス』(Ruby Sparks)は、2012年アメリカ合衆国で製作された恋愛映画

ゾーイ・カザン脚本・製作総指揮を務め、ヒロインである「ルビー・スパークス」を演じた。また主人公である小説家を演じたポール・ダノも、製作総指揮を務めている。ちなみにカザンとダノは実生活でも長年のカップルである。

ストーリー

小説家のカルヴィンは、19歳の時に世間から「天才」と称されてデビューしたのも束の間、今では極度のスランプに陥ってしまい、何も書くことができずにいた。そんなある日、彼は通っている精神科医の勧めで、夢に現れた女性をヒロインにした小説を書き始める。すると、突如その小説のヒロイン「ルビー・スパークス」が現実世界に現れる。これに最初は戸惑うばかりのカルヴィンだったが、自分が書いたとおりになっていく彼女と過ごすうちに、次第に惹かれていく。そしてルビーとの関係を壊したくないカルヴィンは小説の執筆をやめる。ところが、明るく陽気なルビーはカルヴィンの兄夫婦や母親、母親の再婚相手ともすぐに打ち解けるが、社交性の乏しいカルヴィンとの間に距離を感じるようになる。そんなルビーに捨てられると思ったカルヴィンは、小説を再び書き始め、ルビーを自分の都合のいいように書き換える。こうして2人の関係は次第に不自然なものとなる。ある夜、ベテラン作家ラングドンの出版パーティに連れて来られたルビーは孤独感を抱き、ラングドンに誘惑されるままにプールで下着姿になってしまう。そんなルビーをカルヴィンが咎めると、自分を理想の型にはめようとするカルヴィンに嫌気の差したルビーは家を出て行こうとする。この事態にカルヴィンは彼女が自分の想像の産物であることを告白する。ショックを受けるルビーに対し、カルヴィンは高ぶった感情のままにタイプライターに言葉を打ち込み、彼女を意のままに操る。自己嫌悪に陥ったカルヴィンは小説の最後のページに彼女を自由にすることを書き加え、彼女が逃げ込んだ部屋の前に置く。翌朝、ルビーの姿は跡形もなく消えていた。傷心のカルヴィンは、ルビーの正体を唯一知っていた兄ハリーの励ましで、ルビーとの出来事を小説にしたためることにする。その小説「The Girlfriend」は大ヒットし、カルヴィンは作家として再び高く評価される。そんなある日、カルヴィンはルビーと瓜二つの女性と出会う。彼女は「The Girlfriend」を読んでいるところだった。2人は互いに惹かれ合うものを感じる。

キャスト

※括弧内は日本語吹替

作家。社交性に乏しい。
カルヴィンの想像の産物である女性。画家。
カルヴィンの母。夫の死後に再婚。
ガートルードの再婚相手。自由人。
ベテラン作家。プレイボーイ。
カルヴィンのかかりつけの精神科医
カルヴィンの兄。妻子持ち。
カルヴィンを捨てた元恋人。作家。
カルヴィンのファンの女性。
  • スージー - トニ・トラックス
ハリーの妻。
カルヴィンのマネジメント担当。

参考文献

外部リンク

🔥 Top keywords: メインページ飯豊まりえ高橋一生石丸伸二特別:検索キダ・タロー廣瀬智紀弥助三淵嘉子川栄李奈羽賀研二葛西美空岸辺露伴は動かない秋元優里鈴村健一ユージ虎に翼山崎育三郎STARTO ENTERTAINMENT乙黒えり出口夏希窪塚愛流木田美千代緒方賢一Never young beach田村正和ニューカレドニア猿の惑星シリーズマイケル・ゴードンプロポーズ大作戦 (テレビドラマ)スロバキア麿赤兒浅野温子笠松将竜とそばかすの姫堀田賢慎ラナルド・マクドナルド伊倉愛美仲野太賀