四国ダービー

四国ダービー(しこくダービー)とは、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)に加盟する徳島ヴォルティス(徳島県)、愛媛FC(愛媛県)が対戦する試合の呼称である。

四国ダービー
都市、地域徳島県愛媛県
初開催2001年4月1日
チーム徳島ヴォルティス
愛媛FC
北四国決戦
都市、地域香川県愛媛県
初開催2014年5月18日
チームカマタマーレ讃岐
愛媛FC
東四国クラシコ
都市、地域香川県徳島県
初開催2015年6月14日
チームカマタマーレ讃岐
徳島ヴォルティス

四国には他にカマタマーレ讃岐(香川県)、FC今治(愛媛県)がJリーグに所属しているが、徳島対愛媛以外の四国対決は、公式には四国ダービーとは呼ばれておらず、讃岐対愛媛には別途北四国決戦(きたしこくけっせん)の名称が、讃岐対徳島には東四国クラシコ(ひがししこくクラシコ)の名称が与えられている。

当項目では一般的に四国ダービーと呼ばれている徳島対愛媛と、北四国決戦および東四国クラシコの対決について取り扱う。

なお、讃岐は別途ファジアーノ岡山との瀬戸大橋ダービーが設けられている。

概要

2001年に共に日本フットボールリーグ(JFL)に所属していた大塚製薬サッカー部(現:徳島)と愛媛の対戦から始まった。

2005年に徳島が、2006年に愛媛がJリーグに共に昇格して、Jリーグにおける四国ダービーが開始。2008年から四国ダービーウィナーズフラッグを作成し、勝利チームに渡されたりするなど、両チームをはじめ、サポーターや県をあげて、このダービーを盛り上げようという動きが始まった。四国地域の電力会社である四国電力は、同年から「四国電力presents 四国ダービー」として支援を行っている(現在はスポンサー打ち切り)。なお、2014年に讃岐が四国3チーム目のJリーグクラブとなったが、愛媛は讃岐戦を「四国勢同士の対決!」とはしたが、公式には「四国ダービー」とは呼称しなかった。また讃岐は愛媛との試合を四国ダービーではなく「北四国決戦」と銘打ってホームゲームを開催した。2015年は徳島のJ2降格に伴い、四国勢が同一カテゴリーに3チーム所属することになったが、このうち徳島 - 讃岐戦は「東四国クラシコ」と銘打って行われる[1]ことになった。

ホームスタジアム

チーム名スタジアム名
命名権名称)
収容人員画像備考
カマタマーレ讃岐香川県立丸亀競技場
(2015年9月よりPikaraスタジアム
22,338人
丸亀
徳島ヴォルティス徳島県鳴門総合運動公園陸上競技場
鳴門・大塚スポーツパーク
ポカリスエットスタジアム
16,599人
鳴門大塚
愛媛FC愛媛県総合運動公園陸上競技場
ニンジニアスタジアム
21,401人
ニンスタ
FC今治今治里山スタジアム
アシックス里山スタジアム
5,316人
今治里山スタジアム
2023年 - 使用
過去のホームスタジアム
FC今治ありがとうサービス. 夢スタジアム5,030人 2017年 - 2022年使用

戦績

徳島vs愛媛「四国ダービー」

徳島ヴォルティス:23勝10敗9分愛媛FC:10勝23敗9分

  • 両チームのJリーグへ加盟後は

徳島ヴォルティス:18勝10敗7分愛媛FC:10勝18敗7分

月日時期会場ホーム得点アウェイ観客数ウィナーズフラッグ
2001年4月1日JFL前期第1節徳島大塚製薬2 - 0愛媛554
8月26日後期第5節愛媛陸愛媛2 - 3大塚製薬680
2002年11月2日第16節鳴門大塚製薬1 - 1愛媛1,158
2003年5月18日前期第9節大塚製薬1 - 0愛媛735
9月6日後期第5節愛媛陸愛媛0 - 1大塚製薬1,377
2004年6月19日前期第14節愛媛0 - 0大塚製薬11,051
11月28日後期第14節鳴門大塚製薬2 - 1愛媛9,553
2005年は、徳島がJ2、愛媛がJFL所属のため開催なし。
2006年4月1日J2第6節愛媛陸愛媛1 - 0徳島4,110
6月24日第24節鳴門徳島0 - 2愛媛5,748
9月2日第37節愛媛陸愛媛3 - 3徳島5,799
9月30日第43節鳴門徳島0 - 1愛媛5,542
2007年3月3日第1節鳴門大塚徳島2 - 1愛媛6,566
7月6日第26節愛媛陸愛媛0 - 1徳島2,633
8月30日第37節鳴門大塚徳島1 - 1愛媛3,423
9月30日第43節愛媛陸愛媛1 - 0徳島6,381
2008年3月20日第3節鳴門大塚徳島0 - 3愛媛3,564愛媛が獲得
7月30日第28節ニンスタ愛媛1 - 0徳島7,809愛媛が防衛
9月27日第38節鳴門大塚徳島5 - 0愛媛11,897徳島が奪取
2009年4月25日第10節ニンスタ愛媛0 - 2徳島4,072徳島が防衛
8月1日第31節鳴門大塚徳島6 - 0愛媛13,473
9月13日第39節ニンスタ愛媛0 - 1徳島12,851
2010年4月18日第7節鳴門大塚徳島0 - 0愛媛11,115
9月19日第26節ニンスタ愛媛1 - 0徳島7,613愛媛が奪還
2011年5月14日第12節愛媛0 - 1徳島5,622徳島が奪還
11月6日第34節鳴門大塚徳島2 - 2愛媛8,421徳島が防衛
2012年5月14日第20節徳島3 - 0愛媛7,526
8月12日第28節ニンスタ愛媛1 - 2徳島6,612
2013年4月21日第10節鳴門大塚徳島3 - 2愛媛5,215
7月14日第24節ニンスタ愛媛0 - 2徳島6,516
2014年は、徳島がJ1、愛媛がJ2所属のため開催なし。
2015年3月8日J2第1節鳴門大塚徳島0 - 0愛媛7,860徳島が防衛
11月23日第42節ニンスタ愛媛3 - 0徳島9,158愛媛が奪還
2016年6月12日第18節愛媛0 - 2徳島4,460徳島が奪還
7月24日第25節鳴門大塚徳島2 - 0愛媛8,962徳島が防衛
2017年7月1日第21節徳島4 - 1愛媛7,583
11月5日第40節ニンスタ愛媛1 - 3徳島5,203
2018年5月3日第12節鳴門大塚徳島2 - 0愛媛6,756
7月15日第23節ニンスタ愛媛1 - 0徳島5,319愛媛が奪還
2019年4月14日第9節鳴門大塚徳島1 - 1愛媛5,386
9月8日第31節ニンスタ愛媛0 - 1徳島6,903
2020年6月27日第2節愛媛4 - 3徳島無観客[2]
10月10日第25節鳴門大塚徳島2 - 0愛媛3,541
2021年は、徳島がJ1、愛媛がJ2所属のため開催なし。
2022年 - 2023年は、徳島がJ2、愛媛がJ3所属のため開催なし。
2024年5月3日J2第13節鳴門大塚徳島0 - 0愛媛12,227
8月3日第25節ニンスタ愛媛-徳島

讃岐vs愛媛「北四国決戦」

カマタマーレ讃岐:0勝7敗7分愛媛FC:7勝0敗7分

月日時期会場ホーム得点アウェイ観客数
2014年5月18日J2第14節ニンスタ愛媛2 - 0讃岐7,166
10月19日第37節丸亀讃岐1 - 2愛媛4,265
2015年7月4日第21節讃岐0 - 0愛媛3,129
9月23日第33節ニンスタ愛媛1 - 0讃岐4,769
2016年4月23日第9節愛媛1 - 0讃岐4,323
7月10日第22節ピカスタ讃岐1 - 1愛媛4,539
2017年3月12日第3節讃岐2 - 2愛媛4,037
10月15日第37節ニンスタ愛媛2 - 1讃岐3,658
2018年4月15日第9節ピカスタ讃岐1 - 1愛媛3,004
9月8日第32節ニンスタ愛媛0 - 0讃岐2,545
2019年 - 2021年は、愛媛がJ2、讃岐がJ3所属のため開催なし。
2022年7月17日J3第17節ピカスタ讃岐0 - 2愛媛2,688
11月6日第32節ニンスタ愛媛1 - 1讃岐4,265
2023年4月16日第7節ピカスタ讃岐0 - 0愛媛2,982
8月26日第24節ニンスタ愛媛3 - 2讃岐4,225
2024年 - は、愛媛がJ2、讃岐がJ3所属のため開催なし。

讃岐vs徳島「東四国クラシコ」

カマタマーレ讃岐:1勝3敗4分徳島ヴォルティス:3勝1敗4分

月日時期会場ホーム得点アウェイ観客数
2015年6月14日J2第18節鳴門大塚徳島2 - 2讃岐6,304
9月20日第32節ピカスタ讃岐0 - 1徳島8,249
2016年3月26日第5節讃岐1 - 2徳島4,947
10月8日第35節鳴門大塚徳島0 - 0讃岐4,177
2017年5月27日第16節徳島1 - 1讃岐5,409
10月1日第35節ピカスタ讃岐0 - 0徳島6,753
2018年4月22日第10節鳴門大塚徳島0 - 1讃岐6,017
9月1日第31節ピカスタ讃岐0 - 4徳島4,446
2019年 - 2020年は、徳島がJ2、讃岐がJ3所属のため開催なし。
2021年は、徳島がJ1、讃岐がJ3所属のため開催なし。

2022年 - は、徳島がJ2、讃岐がJ3所属のため開催なし。

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脚注

外部サイト

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