江ノ島電鉄線

江ノ島電鉄の鉄道路線

江ノ島電鉄線(えのしまでんてつせん)は、神奈川県藤沢市藤沢駅から江ノ島駅を経て鎌倉市鎌倉駅に至る、江ノ島電鉄鉄道路線。「江ノ電」として広く親しまれている。駅ナンバリングで使われる路線記号はEN

江ノ島電鉄線
シンボルマーク
江ノ島電鉄2000形電車 (七里ヶ浜 - 稲村ヶ崎間 2020年12月31日)
江ノ島電鉄2000形電車
(七里ヶ浜 - 稲村ヶ崎間 2020年12月31日)
基本情報
日本の旗 日本
所在地神奈川県藤沢市鎌倉市
起点藤沢駅
終点鎌倉駅
駅数15駅
路線記号EN
開業1902年9月1日 (121年前) (1902-09-01)
所有者江ノ島電鉄
運営者江ノ島電鉄
使用車両江ノ島電鉄#車両を参照
路線諸元
路線距離10.0 km[1]
軌間1,067 mm[1]
線路数単線[1]
電化方式直流600 V[1]
架空電車線方式
最小曲線半径

28 m[2]

CTC ARC[1]
保安装置江ノ電形点制御車上速度比較照査式eATS[1]
最高速度45 km/h[1]
路線図
テンプレートを表示
停車場・施設・接続路線
KRZoBHFqSTRq
JR東東海道本線
ABZl+lKBHFeq
藤沢駅 ↑↓小田急江ノ島線
STRhKBHFa
0.0EN01 藤沢駅
LSTRhSTRe
HST
0.6EN02 石上駅
eHST
?川袋駅
HST
1.2EN03 柳小路駅
eHST
?藤ヶ谷駅
BHF
1.9EN04 鵠沼駅
eHST
?新屋敷駅
hKRZWae
境川
LSTRHST
2.7EN05 湘南海岸公園駅
KBHFeSTR
↑小田急:江ノ島線 片瀬江ノ島駅
STRKBHFaq
湘南江の島駅 湘南モノレール
eHST
?浜須賀駅
eHST
?山本橋駅
BHF
3.3EN06 江ノ島駅
KDSTaqABZgr
留置線
uSTR
併用軌道区間
hKRZWae
神戸川
eHST
?龍ノ口駅
eHST
?中原駅
eHST
?土橋駅
eHST
?神戸橋駅
HST
3.9EN07 腰越駅
eHST
?満福寺前駅
eHST
?腰越浜上駅
eHST
?袂ヶ浦駅
HST
4.7EN08 鎌倉高校前駅
eHST
?谷沢駅
DST
5.1峰ヶ原信号場
HST
5.6EN09 七里ヶ浜駅
eHST
?行合橋駅
eHST
?キャンプカー前臨時停留所
eHST
?追揚駅
eHST
?姥ヶ谷駅
eHST
?音無橋駅
BHF
6.8EN10 稲村ヶ崎駅
ABZglKDSTeq
極楽寺検車区
eHST
7.5砂子坂駅
HST
7.6EN11 極楽寺駅
TUNNEL1
極楽寺トンネル
eHST
?権五郎社前駅
BHF
8.3EN12 長谷駅
HST
8.9EN13 由比ヶ浜駅
eHST
?原の台駅
HST
9.2EN14 和田塚駅
eHST
?学校裏駅
eHST
?琵琶小路駅
eHST
?大町駅
eHST
?蔵屋敷駅
xABZglKBHFeq
10.0EN15 鎌倉駅
uxmKRZuBHFq
JR東横須賀線
uexKBHFe
10.9(旧)鎌倉駅 -1949年 旧・小町駅

概要

全長25メートルほどの2両1組の連接車を用い、これを単行(ソロ)または2組連結させた重連で運転されている。途中の腰越 - 江ノ島間は併用軌道となっており道路上を走行しているが、当路線は全区間が鉄道事業法に基づく鉄道路線である[3][4]。しかし建設の経緯や車両の大きさなどから広義での路面電車LRTに分類されることもある。「日本の路面電車一覧」の項目も参照。

創業期より電力事業を営み、電力会社(横浜電気→東京電燈)に買収された。その名残として、現在も一部区間において東京電力パワーグリッドの電力柱を架線柱と共有している。「江ノ島電鉄#歴史」の項目も参照[5]

戦後、1964年東京五輪の開催に伴って沿線の道路開発が進み、モータリゼーションによるバス事業の躍進などの影響で乗客数が相対的に落ち込み、一時は廃止の危機に陥った。しかし、付近の道路が渋滞して電車の定時性が見直されたことや、沿線の宅地開発や都市開発により利用者が増加し、藤沢駅高架化を代表とする鉄道近代化へと方針転換する。その後、テレビドラマなど鎌倉・湘南ブームで江ノ電の人気となったこともあって、観光鉄道として知名度の高い鉄道となっていった[6]

全線単線で、腰越 - 江ノ島間に県道上を、七里ヶ浜付近や稲村ヶ崎付近に市道の端を走る併用軌道区間がある[4]検修工場極楽寺駅近くに極楽寺検車区がある。この他、夜間停泊などで使われる電留線が江ノ島駅構内に3線ある。

交換可能駅や信号場に設置されているポイントは、ほとんどが発条転てつ器となっている。正式な踏切は警報機と遮断機が付いている第一種踏切道(50箇所)しか存在しないが、踏切以外の箇所を事実上の通路として横断に利用しているケースがあり(非公認ながら踏み板を設置している箇所もある)、しばしば安全上の問題として取り上げられる[7]

全区間にて、PASMOSuicaなどの交通系ICカード乗車券が利用可能である。ただしPASMO・Suica以外の交通系ICカードは改札機でしか利用できない。なお、履歴印字などは駅員のいる窓口でのみおこなうことができる。

和田塚由比ヶ浜極楽寺稲村ヶ崎鎌倉高校前湘南海岸公園鵠沼柳小路石上の9駅が終日無人駅となっており、切符は乗務員が回収するか、備え付けの集札箱に入れるようになっている。繁忙期には旅客が集中する無人駅にも駅員や警備員が配置される。自動改札機鎌倉長谷、江ノ島、鵠沼(一部)、藤沢の5駅に設置されており、その他の駅のすべての出入口にはICカード簡易改札機が完備されている。

高架駅の藤沢駅、半地下構造の鵠沼駅を除き、各駅のホームと駅舎間には跨線橋の類は一切無く、稲村ヶ崎駅に構内踏切(渡線路)が設置されているのみである。トイレは柳小路・石上を除く全駅に設置されている(身障者用は鎌倉・長谷・江ノ島・藤沢に設置)。4両編成の場合、腰越駅では、ホームが短いため鎌倉寄り1両のドアが締切(ドアカット)となる。

路線データ

  • 路線距離(営業キロ):10.0 km [1]
  • 軌間:1,067 mm [1]
  • 駅数:15駅(起終点駅含む。その他信号場1)[1]
  • 複線区間:なし(全線単線[1]
  • 電化区間:全線(直流600 V)[1]
  • 閉そく方式:自動閉そく式(特殊) ARC[1](代用閉そく方式は指導通信式、閉そく準用法は無し)
  • 交換可能駅・信号場:5(長谷・稲村ヶ崎・峰ヶ原(信)・江ノ島・鵠沼)
  • 保安設備:江ノ電形点制御車上速度比較照査式eATS(イーツ) [1]
  • 最高速度:45 km/h [1]
  • 2019年度輸送人員実績:18,714千人[1](他のデータは利用状況参照)

路線名について

1998年に発行された地図帳では電鉄線の路線名称が記載されている[8]一方、1997年(平成9年)版の『鉄道要覧』には路線名の記載はなかった。しかし2003年(平成15年)版から「江ノ島電鉄線」の路線名が記載されるようになっている[1][9]

歴史

  • 1902年(明治35年)9月1日 江之島電氣鐵道により、藤沢 - 片瀬(現・江ノ島)間開業(開業時は軌道条例に基づく軌道)。停留所は藤沢・石上・川袋・藤ヶ谷・鵠沼・新屋敷・西方・浜須賀・山本橋・片瀬。使用車両4両。開業当日鵠沼で脱線事故を起こす。
  • 1903年(明治36年)
    • 6月20日 片瀬 - 行合橋(現・七里ヶ浜)間開業。追加停留所は龍ノ口・中原・土橋・神戸橋・谷戸・満福寺前・腰越・袂ヶ浦・日坂・谷沢・七里ヶ浜・峰ヶ原・田辺・行合橋。
    • 7月17日 行合橋 - 追揚(現在廃止)間開業。追加停留所は追揚。
  • 1904年(明治37年)4月1日 追揚 - 極楽寺間開業。追加停留所は姥ヶ谷・音無橋・稲村ヶ崎・砂子坂・極楽寺。
  • 1907年(明治40年)
    • 2月 極楽寺トンネル竣工
    • 8月16日 極楽寺 - 大町(現在廃止)間開業。追加停留所は権五郎社前・長谷・由井ヶ浜・海岸院通・原の台・学校裏・大町。
  • 1910年(明治43年)11月4日 大町 - 小町(現在廃止)間開業。全線開通。追加停留所は和田塚(原の台 - 学校裏間)・蔵屋敷・小町。
  • 1911年(明治44年)10月3日 横浜電気に買収され、同社の江之島電気鉄道部の運営となる。
  • 1912年(明治45年)6月 極楽寺車庫を新設
  • 1915年(大正4年)10月18日 谷沢停留所廃止。琵琶小路(学校裏 - 大町間)停留所新設。田辺を行合に、行合橋を大境に、海岸院通を海岸通りに、小町を鎌倉に改称。
  • 1918年(大正7年)6月24日 中原・神戸橋・満福寺前停留所廃止。腰越を腰越浜上に、袂ヶ浦を恵風園前に改称。
  • 1920年(大正9年)4月 高砂(現・石上。石上 - 川袋間)・柳小路(川袋 - 藤ヶ谷間)停留所新設
  • 1921年(大正10年)5月1日 横浜電気が東京電燈に買収され、当線の運営も引き継ぐ。
  • 1928年(昭和3年)7月1日 江ノ島電気鉄道(現・法人)が東京電燈の路線を譲り受け、同社の路線となる。
  • 1929年(昭和4年) 片瀬を江ノ島に、土橋を腰越に、腰越浜上を小動に改称。
  • 1931年(昭和6年)8月 納涼電車運転開始
  • 1935年(昭和10年) 大境 - 追揚間にキャンプカー前臨時停留所を開設。
  • 1944年(昭和19年)
    • 2月29日 新屋敷・浜須賀停留所を廃止。
    • 6月30日 石上・高砂・柳小路の各停留所およびキャンプカー前臨時停留所を廃止。
    • 11月18日 藤ヶ谷・山本橋・龍ノ口・腰越・小動・恵風園前・行合・大境・追揚・姥ヶ谷・砂子坂・権五郎社前・海岸通り・原の台・学校裏・大町・蔵屋敷の各停留所を廃止。七里ヶ浜を現在地に移設。停留所数が34から17と半減する。
  • 1945年(昭和20年)
    • 4月28日 峰ヶ原・音無橋・由井ヶ浜・琵琶小路の各停留所を廃止。停留所数が13と最少となる。
    • 11月27日 地方鉄道法に基づく鉄道に変更。
  • 1948年(昭和23年)7月15日 谷戸駅を腰越駅に改称。
  • 1949年(昭和24年)
    • 3月1日 鎌倉(旧・小町)駅を国鉄(当時)鎌倉駅構内に移転し、鎌倉駅への乗り入れを開始。
    • 8月1日 江ノ島鎌倉観光に社名変更。
  • 1950年(昭和25年)
    • 7月1日 運行時刻変更(13分間隔運行)[6]
    • 7月15日 川袋駅を廃止し、旧・高砂を石上駅と改称して復活、旧・柳小路を柳小路駅として復活、旧・海岸通りを由比ヶ浜駅と改称して復活。
  • 1952年(昭和27年)4月15日 運行時刻変更(12分間隔運行)[6]
  • 1953年(昭和28年)8月20日 日坂駅を鎌倉高校前駅と改称、旧・峰ヶ原を信号場とする。
  • 1955年(昭和30年)7月30日 ホーム嵩上完了。ステップ廃止。
  • 1958年(昭和33年)12月1日 西方駅を湘南海岸公園駅と改称。
  • 1969年(昭和44年)11月25日 柳小路駅 - 鵠沼駅間で上り電車と下り電車が正面衝突。数人が負傷[10]
  • 1971年(昭和46年)6月21日 従来行っていた続行運転を廃止し、4両編成での運転を開始。
  • 1974年(昭和49年)6月7日 藤沢 - 石上間高架線化。藤沢駅が江ノ電百貨店(現小田急百貨店藤沢店)2階に移転。
  • 1979年(昭和54年)6月6日 藤沢駅で、電車が停止できず車止めを破る事故が発生。乗客24人が負傷[11]
  • 1981年(昭和56年)9月1日 江ノ島電鉄に社名変更。
  • 1982年(昭和57年)4月23日 境川橋梁掛け替え工事に伴い、鵠沼駅を旧・藤ヶ谷の位置に臨時移設。
  • 1984年(昭和59年)5月23日 境川橋梁掛け替え工事完了。
  • 1985年(昭和60年)5月25日 鵠沼駅改良工事完了。同駅を元の位置に戻す。
  • 1997年(平成9年)10月14日 鎌倉高校前駅が「関東の駅百選」に選定される。
  • 1999年(平成11年)10月14日 極楽寺駅が「関東の駅百選」に選定される。
  • 2007年(平成19年)3月18日 PASMO導入。同時にSuicaも利用可能に。
  • 2011年(平成23年)6月9日 全駅に駅ナンバリング導入[12]
  • 2013年(平成25年)3月23日 交通系ICカード全国相互利用サービス開始により、KitacamanacaTOICAICOCAPiTaPanimocaはやかけんSUGOCAが利用可能になる。
  • 2014年(平成26年) 「江ノ島電鉄」は「明治期の日本における鉄道黎明期の雰囲気を今に伝え、地元密着型の軌道として湘南の風景の一部となっている貴重な土木遺産」として、土木学会選奨土木遺産に選ばれる[13]
  • 2023年(令和5年)
    • 3月18日 運行時刻変更(14分間隔運行)[14]
    • 4月15日 タッチ決済による乗車が可能になる[15]

運行形態

藤沢駅の0キロポスト(2009年4月2日撮影)

起点は藤沢駅である。したがって藤沢方面行きが上り列車(列車番号が偶数)、鎌倉方面行きが下り列車(列車番号が奇数)となる。

早朝・深夜を除き14分間隔で運行され、すべての交換可能駅・信号場で列車交換が行われる「ネットダイヤ」を形成している。

2023年3月18日のダイヤ改正により、定時運行の確保や利用状況の変化を見据え、運転間隔が1952年以来継続していた12分間隔から変更された[14]。同時に停車時間も見直され、全線所要時間が34分から37分に増加した[16]

全日共通ダイヤであるが、平日は7時頃から18時頃までのすべての列車が4両編成、それ以外の時間帯は一部の列車が2両編成で運転される。土休日は9時頃から19時頃まですべて4両編成が組まれる。日中は全線6編成で運行されるが、正月やゴールデンウィークなど繁忙期は7編成となり、鎌倉駅5番線を使用した交互発着で運用される。

全区間通しの列車のほか、朝と夜の一部は検車区のある極楽寺駅始発・終着、電留線のある江ノ島駅を始発・終着とする区間列車がある。

ワンマン運転は行っておらず、全ての列車に車掌が乗務する。

利用状況

輸送実績

江ノ島電鉄線の輸送実績を下表に記す。

表中、輸送人員の単位は万人。輸送人員は年度での値。表中、最高値を薄赤色で、最高値を記録した年度以降の最低値を薄青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を薄緑色で表記している。

年度別輸送実績
年度輸送実績(乗車人員) 万人/年度輸送密度
人/1日
特記事項
通勤定期通学定期定期外合計
1975年(昭和50年)379.6320.2650.51350.313,064 
1976年(昭和51年)374.5302.8708.01385.313,487 
1977年(昭和52年)380.7300.1791.01471.914,473 
1978年(昭和53年)365.7323.1798.11487.014,987 
1979年(昭和54年)356.5330.5800.91487.915,1851000形電車新造・運行開始
1980年(昭和55年)352.5346.8826.41525.815,739 
1981年(昭和56年)350.3364.7805.61520.816,000 
1982年(昭和57年)332.3359.0817.31508.516,487 
1983年(昭和58年)320.4343.9774.31438.615,874 
1984年(昭和59年)321.6341.3790.71453.716,229 
1985年(昭和60年)322.7351.0802.21475.916,379 
1986年(昭和61年)333.6349.4827.51510.516,624 
1987年(昭和62年)338.8346.9837.31523.016,678 
1988年(昭和63年)346.7347.3851.71545.716,932 
1989年(平成元年)348.5344.5845.61538.616,354 
1990年(平成2年)362.0343.2902.31607.517,066 
1991年(平成3年)373.3335.2926.61635.117,023 
1992年(平成4年)368.3312.5906.01586.816,348 
1993年(平成5年)359.7277.7888.41525.816,065 
1994年(平成6年)365.0294.7908.51568.215,549 
1995年(平成7年)358.3274.0884.61516.915,367 
1996年(平成8年)352.3248.1862.71463.114,775 
1997年(平成9年)349.0226.7864.21439.914,344 
1998年(平成10年)325.9220.3849.61395.813,913 
1999年(平成11年)317.6218.4845.51381.513,693 
2000年(平成12年)313.3207.9855.01376.213,584 
2001年(平成13年)305.7199.7883.51388.913,676 
2002年(平成14年)301.9185.1888.41375.413,415 
2003年(平成15年)297.0181.5911.61390.113,459 
2004年(平成16年)298.9178.8938.81416.513,610 
2005年(平成17年)300.8177.2960.91438.913,791 
2006年(平成18年)308.0179.1969.01456.114,589 
2007年(平成19年)  1018.91516.9  
2008年(平成20年)314.3197.21059.41570.915,747 
2009年(平成21年)  1043.71564.4  
2010年(平成22年)  1024.61553.1  
2011年(平成23年)  1005.21528.7  
2012年(平成24年)315.5219.01115.51650.016,975 
2013年(平成25年)320.6230.81144.71696.117,518 
2014年(平成26年)336.2224.41210.41771.018,193 
2015年(平成27年)351.4239.51247.51838.418,881 
2016年(平成28年)358.0245.31283.51886.719,364 
2017年(平成29年)365.2243.71311.61920.520,900 
2018年(平成30年)374.2244.91338.01957.121,329 
2019年(令和元年)376.7243.71251.01871.420,306 
2020年(令和2年)304.4173.6629.71107.711,603 
2021年(令和3年)300.1223.0808.21331.413,983 

鉄道統計年報(国土交通省鉄道局監修)より抜粋

営業成績

江ノ島電鉄線の営業成績を下表に記す。表中、収入の単位は千円。数値は年度での値。表中、最高値を赤色で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色で表記している。

年度別営業成績
年度旅客運賃収入 千円/年度運輸雑収
千円/年度
営業収益
千円/年度
営業経費
千円/年度
営業損益
千円/年度
営業
係数
通勤定期通学定期定期外手小荷物合計
1975年(昭和50年)238,605←←←←420,1560658,76169,092727,853   
1976年(昭和51年)244,343←←←←477,4430721,78675,911797,697   
1977年(昭和52年) ←←←←        
1978年(昭和53年) ←←←←        
1979年(昭和54年) ←←←←        
1980年(昭和55年)360,089←←←←771,85901,131,94893,8661,225,814   
1981年(昭和56年)419,644←←←←893,70201,313,34685,8151,399,161   
1982年(昭和57年) ←←←←        
1983年(昭和58年) ←←←←        
1984年(昭和59年) ←←←←        
1985年(昭和60年)502,962←←←←1,158,17101,661,133106,0791,767,212   
1986年(昭和61年)540,996←←←←1,246,66801,787,664123,3131,910,977   
1987年(昭和62年)317,584225,8831,263,46501,806,932138,7891,945,721   
1988年(昭和63年)337,102235,9711,344,22101,917,294129,1752,046,469   
1989年(平成元年)352,310247,9711,400,32902,000,610140,1132,140,723   
1990年(平成2年)366,450247,1751,488,26902,101,894141,9832,243,877   
1991年(平成3年)388,534247,6631,577,22502,213,422155,6472,369,069   
1992年(平成4年)419,077253,9961,664,64402,337,717172,2062,509,923   
1993年(平成5年)415,482239,9441,666,19202,321,618172,7292,494,347   
1994年(平成6年)409,611225,4731,626,58602,261,670161,9782,423,648   
1995年(平成7年)428,970231,4771,706,71102,367,158164,7082,531,868   
1996年(平成8年)443,982220,1671,740,24602,404,395158,1832,562,578   
1997年(平成9年)440,371201,6811,733,55502,375,607152,4902,528,097   
1998年(平成10年)412,510196,0201,701,34302,309,873103,1202,412,993   
1999年(平成11年)400,703194,3871,690,87802,285,968107,4332,393,401   
2000年(平成12年)397,042184,8501,704,43502,286,32798,3552,384,682   
2001年(平成13年)388,090177,5101,765,62002,331,22091,5712,422,791   
2002年(平成14年)382,967163,8451,762,41902,309,23186,2222,395,453   
2003年(平成15年)377,593159,3601,806,62702,343,58096,5042,440,084   
2004年(平成16年)380,304155,8271,853,56002,389,691104,3102,494,001   
2005年(平成17年)382,191153,9161,900,53502,436,64296,2812,532,923   
2006年(平成18年)393,153155,6571,937,90002,486,71092,6752,579,3852,226,566352,81986.3
2007年(平成19年)  2,067,7960 104,5922,727,311   
2008年(平成20年)396,043171,0852,161,71002,728,840105,2032,834,043   
2009年(平成21年)          
2010年(平成22年)          
2011年(平成23年)          
2012年(平成24年)405,406190,7242,281,44402,877,57497,3762,974,9502,732,405242,54591.8
2013年(平成25年)417,505202,1502,345,35802,965,01388,5583,053,5712,793,661259,91091.5
2014年(平成26年)420,521193,7522,480,52903,094,80392,4533,187,2572,810,443376,81488.2
2015年(平成27年)438,484208,1632,554,63903,201,28692,9493,294,2352,832,053462,18186.0
2016年(平成28年)446,270214,1162,629,30803,289,69592,0653,381,7612,968,128413,63387.8

鉄道統計年報(国土交通省鉄道局監修)より抜粋

駅一覧

駅番号駅名駅間キロ営業キロ接続路線列車交換所在地
EN01藤沢駅-0.0東日本旅客鉄道 東海道線上野東京ライン湘南新宿ライン) (JT 08)
小田急電鉄 江ノ島線 (OE13)
藤沢市
EN02石上駅0.60.6 
EN03柳小路駅
鵠沼高等学校
0.61.2 
EN04鵠沼駅0.71.9 
EN05湘南海岸公園駅0.82.7 
EN06江ノ島駅0.63.3
EN07腰越駅0.63.9 鎌倉市
EN08鎌倉高校前駅0.84.7 
-峰ヶ原信号場-- 
EN09七里ヶ浜駅0.95.6 
EN10稲村ヶ崎駅1.26.8 
EN11極楽寺駅0.87.6 
EN12長谷駅0.78.3 
EN13由比ヶ浜駅0.68.9 
EN14和田塚駅0.39.2 
EN15鎌倉駅0.810.0東日本旅客鉄道: 横須賀線 (JO 07)・ 湘南新宿ライン (JS 07)
  • 藤沢駅・江ノ島駅・腰越駅・七里ヶ浜駅・長谷駅・鎌倉駅は、駅係員が配置された有人駅で、それ以外の駅は全て無人駅である。

脚注

参考文献

関連項目

江ノ島電鉄線が登場する作品については「江ノ島電鉄」を参照。

外部リンク