秋北バス

秋田県の一般乗合・貸切旅客自動車運送業者

秋北バス株式会社(しゅうほくバス)は、秋田県大館市本社を置くバス会社。秋田県北部を営業地域とする。かつては国際興業グループに属していたが、グループを離脱[1](後述)、現在は国際東北グループに属する。日本バス協会傘下の秋田県バス協会・岩手県バス協会会員。

秋北バス株式会社
SHUHOKU BUS Co.,ltd.
秋北バス本社
秋北バス本社
種類株式会社
略称秋北
本社所在地日本の旗 日本
017-8585
秋田県大館市御成町1丁目11番25号
北緯40度17分13.7秒 東経140度33分29.7秒 / 北緯40.287139度 東経140.558250度 / 40.287139; 140.558250 東経140度33分29.7秒 / 北緯40.287139度 東経140.558250度 / 40.287139; 140.558250
設立1944年1月17日
業種陸運業
法人番号3410001006019 ウィキデータを編集
事業内容一般乗合旅客自動車運送事業
一般貸切旅客自動車運送事業
自動車整備業
不動産業ほか
代表者代表取締役社長 小畑 保彦
資本金9,600万円
従業員数308名(2016年4月現在)
主要株主国際東北株式会社
主要子会社秋北観光
秋北タクシー
秋北航空サービス
外部リンクhttps://shuhokubus-gr.co.jp/
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秋北バスの高速車

歴史

戦時統合により設立

1943年4月、戦時下の政府による陸運統合策に基づき、秋田県北部の山本郡北秋田郡鹿角郡3郡の13業者が統合。秋北乗合自動車の商号で資本金60万円で発足する。1944年1月に設立登記。1954年3月、秋北バスに商号を変更した[2]

1962年春、丸善石油(現:コスモ石油)が、東北における石油販売基地にしようと秋北バスを系列化した[3]。当時、営業免許キロ数は850キロ、900名の従業員と貸切車両を含めバスは260台擁していた[4]。しかし、その年に丸善石油がシンガポール進出で躓き、関西財閥が救済に向け奔走する事態となり、なんとか倒産はまぬがれたものの、傍系事業は助けないという条件が示された。丸善石油にはメインバンク三和銀行(現:三菱UFJ銀行)から、整理担当の重役が乗り込み、関連事業を切り捨て始めた[3]

秋北バスは、寄り集まった13業社がそれぞれ役員を構成し、経理もまったくばらばらで[5]、経営陣の主導権争いや訴訟沙汰に発展した労使紛争秋北バス事件を参照)の泥沼化により倒産寸前の状態に追い込まれていた[4]。秋北バスの元経営陣は上京し、三和銀行の担当者に「秋北バスの株を返してほしい」と要求するが、三和銀行側は「秋北バスを買うなら、(丸善石油の子会社である)大阪神戸タクシー会社もいっしょに買ってほしい。一括して売るつもりなので秋北だけとはいかない」と条件を出した。だが中央の大資本家ならともかく、地方の実業家にすぎない元経営陣らは「それはとてもできない」と応じ交渉は難航した。そうしているうちに国際興業のメインバンクの三和銀行が秋北バスの買収を国際興業に持ちかけた[6]

国際興業傘下へ

要請を受けた国際興業では反対意見もあったが、小佐野賢治が開発が遅れていた北東北に進出する好機と捉え、要請に応じることに決定。国際興業が丸善石油保有の秋北バス株式を譲り受け、1962年12月18日に小佐野が会長に就任し、秋北バスは国際興業グループ入りした[2][4]1964年9月12日には秋北観光が、続いて、同年12月25日に能代市で旅館やハイヤー業を営んでいたゆりかご観光の全株式を秋北バスが取得。商号を秋北タクシーに改め、それぞれが国際興業グループ傘下に入った[7]

国際興業グループ入り後、秋北バスでは過疎化モータリゼーションの進行でバスの乗客が減る傾向にあったため、国際興業は貸切部門の充実や観光施設の拡充に重点を置く方針を打ち出した。これに沿って1973年5月、大館市の旧本社跡地に秋北バスターミナル併設で地上12階、地下1階の秋北ホテルをオープンさせた。同ホテルの施設規模は開業時には、北東北随一といわれた[8]。このほか、1965年10月には大湯温泉スキー場(鹿角市)の経営に乗り出したほか、1975年5月からは十和田湖遊覧船の運行も開始した。また、1982年10月には八幡平・秋北レストハウス(鹿角市八幡平)を装いを新たに再オープンした[9](後年、大湯温泉スキー場と八幡平・秋北レストハウスは閉鎖し、十和田湖での遊覧船事業は撤退した)。

さらに1998年7月18日の大館能代空港の開港に併せ、全日空と大館能代地区総代理店契約を締結し、同年4月1日、子会社の秋北航空サービスを設立した。2014年7月、全日空が青森空港に伊丹、新千歳線を就航させる際には、青森地区総代理店契約も締結している。

2003年頃から国際興業の経営危機が取り沙汰された。その影響から秋北バスは同年度からバス事業に経営を集中する合理化計画を策定、同年10月1日にホテル運営を手がける秋北ホテルを新設して会社から分離し、同年11月1日に秋田市内でホテルパールシティ秋田などを運営するホテルマネージメントインターナショナルに秋北ホテルを譲渡[10]。譲渡に伴い、秋北ホテルはホテルクラウンパレス秋北に改称した。

国際興業から独立

2013年11月、秋北バス、岩手県交通十和田観光電鉄MBOによって国際興業から独立し、統括会社として設立された国際東北が、3社を含め11社を置く体制となった。

沿革

  • 1943年(昭和18年)4月 - 秋北乗合自動車株式会社発足(本社:大館市字松木境82番地7、資本金:60万円)。
  • 1944年(昭和19年)1月 - 設立登記。
  • 1950年(昭和25年)3月31日 - 本社を北秋田郡鷹巣町鷹巣字西塚の岱84番地に移転する。
  • 1951年(昭和26年)2月20日 - 本社を再び大館市字松木境82番地7に移転する。
  • 1954年 (昭和29年)3月 - 社名を秋北バス株式会社に変更。
  • 1956年(昭和31年)2月6日 - 本社を大館市片町7番地に移転。
  • 1958年(昭和33年)1月4日 - 桂商事株式会社(現・秋北観光株式会社)が設立。
  • 1961年(昭和36年)9月28日 - ゆりかご観光株式会社(現・秋北タクシー株式会社)が設立。
  • 1962年(昭和37年)
  • 1964年(昭和39年)
    • 9月12日 - 秋北観光が国際興業グループに入る。
    • 12月15日 - 秋北タクシーが国際興業グループに入る。
  • 1973年(昭和48年) 5月 - 秋北ホテルおよび併設の秋北バスターミナルをオープン。
  • 1975年(昭和50年)6月 - 資本金を1億5000万円に増資。
  • 1980年(昭和55年)11月1日 - 本社を大館市御成町1丁目11番地25号(現在地)に移転。
  • 1982年(昭和57年)6月23日 - みちのく号とわだこ号運行開始。
  • 1987年(昭和62年)8月1日 - あすなろ号運行開始。
  • 1989年(平成元年)3月29日 - ジュピター号運行開始[11]
  • 1998年(平成10年)4月1日 - 大館能代空港の開港に合わせて秋北航空サービス株式会社設立。
  • 1999年(平成11年)
  • 2000年(平成12年) - この頃から乗合バスの国際興業および他社から譲渡された中古車、新車の塗装が国際興業カラーとなる
  • 2002年(平成14年)
    • - とわだこ号から撤退。
    • 4月1日 - 鷹巣営業所廃止。旧鷹巣営業所の業務は米内沢営業所に集約された。同時に赤字路線の32路線を大量に廃止。
    • 8月1日 - 能代 - 秋田線運行開始。
  • 2003年(平成15年)
    • 3月21日 - 大館 - 弘前線運行開始。
    • 11月 - 秋北ホテルを「パールシティホテルチェーン」を展開するホテルマネージメントインターナショナル株式会社に営業譲渡。
  • 2004年(平成16年)4月19日 - 大館 - 弘前線廃止。
  • 2007年(平成19年)3月23日 - 能代 - 仙台線運行開始。
  • 2008年(平成20年)4月18日 - 田山営業所を開設し、岩手県へ進出。
  • 2009年(平成21年)
  • 2010年(平成22年)
    • 3月31日 - この日の運行をもってあすなろ号の運行から撤退。
    • 5月6日 - 2012年3月31日 - 鹿角花輪駅を起終点とする花輪市街地循環バス「たんぽこまち号」を期間限定で運行。鹿角市から運行受託し、当初2011年3月31日までの予定であったが契約更新した。
    • 5月9日 - 青森営業所を開設し、青森県へ進出[13]
  • 2011年(平成23年)4月1日 - 忠犬ハチ公生誕88年を記念して、大館市内の「1日フリー乗車券」を880円で発売開始。
  • 2013年(平成25年)
    • 10月1日 - 秋北バスターミナルを廃止し[14]、発着していた高速バス・路線バスなどの経路を変更した[15]
    • 11月 - 岩手県交通、十和田観光電鉄とともにMBOで、国際興業から離れ、統括会社として設立された国際東北傘下となる。
  • 2015年(平成27年)4月1日 - 能代 - 仙台線廃止[16]
  • 2021年(令和3年)6月16日 - 大館 - 秋田線運行開始。同時にみちのく号の盛岡着・盛岡発が岩手医大病院に変更、能代 - 秋田線の能代発一部便が延伸した[17]
  • 2022年(令和4年)3月12日 - 地域連携ICカード「Shuhoku Orange Pass」使用開始。[18]
  • 2023年(令和5年)3月9日 - 大館地区、北秋田地区の一般路線バスがICカード決済に対応。また、同年3月10日より鹿角、小坂地区の一般路線バスでも対応。[19]

営業所・案内所

車両配置

営業所所在地最寄停留所沿革
大館営業所大館市御成町2丁目17-21自動車営業部→自動車営業課→
花輪営業所鹿角市花輪字上中島114花輪営業所
花輪営業所 小坂車庫鹿角郡小坂町小坂操車場花輪営業所 小坂操車場→(花輪営業所へ統合)
能代営業所能代市浜通町3-10
米内沢営業所北秋田市米内沢字ヲツコ沢27米内沢営業所鷹巣営業所 米内沢操車場→(鷹巣営業所を統合)
米内沢営業所 鷹巣車庫北秋田市材木町鷹巣駅前鷹巣営業所→(米内沢営業所へ統合・移転縮小)
田山営業所岩手県八幡平市亦戸川原貸切のみ。岩手県へと進出。
青森営業所青森県南津軽郡大鰐町蔵舘貸切のみ。青森県へと進出。

廃止営業所

  • 金坂営業所
    • 自動車営業部(現・大館営業所)へ統合、最寄停留所は大館鳳鳴高校前
  • 二ツ井操車場
    • 能代営業所へ統合、車両留置場として現存

運賃・乗車券類

路線バス

定期券
回数券
  • 普通回数券
  • 通学回数券
  • 2000円セット回数券
  • 3000円セット回数券
  • エコロジー回数券2000円セット
  • エコロジー回数券3000円セット
  • 2000円買物回数券
  • 3000円買物回数券
1日フリーパス
  • 大館市内1日乗り放題
  • 忠犬ハチ公生誕88年大館市内1日乗り放題(期間限定)
  • 市内循環「ハチ公号」1日フリーパス
交通系ICカード
  • Shuhoku Orange Pass

高速バス

能代 - 秋田間の高速バスは、一般路線用のものを使用する。

みちのく号回数券
  • 大館地区(大館駅前-大滝温泉) - 盛岡
    • 10枚セット(割引率22-14.2%)
    • 5枚セット(割引率13.4-4.8%)
  • 鹿角地区(高速けまない-湯瀬バスストップ) - 盛岡
    • 5枚セット(割引率17.5-1.8%)

販売窓口

大館地区
  • 大館駅チケットカウンター
    • 所在地:大館市御成町1丁目3-1大館駅
    • 最寄停留所:大館駅前
    • 2023年10月29日新駅舎完成に伴い、業務開始[22]
  • 秋北航空サービス 大館営業所
能代地区
  • 能代バスステーション
    • 所在地:能代市万町3-4
    • 最寄停留所:能代バスステーション
鹿角地区
  • 花輪駅前ステーション
    • 所在地:鹿角市花輪字上中島142
    • 最寄停留所:鹿角花輪駅前
北秋田地区
  • 鷹巣案内所[23]
    • 所在地:北秋田市民ふれあいプラザ「コムコム」バス待合室内
    • 最寄停留所:北秋田市民ふれあいプラザ前
  • 米内沢営業所
    • 所在地:北秋田市米内沢ヲツコ沢27
    • 最寄停留所:米内沢営業所
廃止
  • 秋北バスターミナル案内所(秋北観光に委託)
    • 所在地:大館市字片町7
    • 2013年10月1日廃止[15]
  • 鷹巣待合所
    • 所在地:北秋田市
    • 最寄停留所:北秋田市役所前
    • 旧・鷹巣営業所。車庫機能を米内沢営業所・鷹巣車庫へ移転した後も待合所として営業していたが、廃止され建物も解体された。
  • 駅前ステーション(本社併設)
    • 所在地:大館市御成町1丁目11-25
    • 最寄停留所:駅前ステーション/大館駅前
    • 2023年10月28日大館駅チケットカウンター開設に伴い、廃止[22]
    • 本社においてShuhoku Orange Passの販売は継続されている[24]
  • 秋北航空サービス能代鷹巣営業所
    • 所在地:いとく鷹巣SC内
    • 2022年11月30日業務終了、新たに12月1日より「コムコム」バス待合室内に「鷹巣案内所」を開設。

高速バス

現行路線

みちのく号

大館・花輪 - 盛岡(岩手県北バスとの共同運行。定員制)

ジュピター号

秋北地区と東京を直結する夜行高速バスである。運行開始初日のセレモニーでの発言によると、秋北バスは「日ごろお世話になっている地域の皆様への恩返し」として路線開設を決定したといい[25]、セレモニーには多くの市民が集まったという[26]

運行開始当初は国際興業バスと共同運行していたが、後に国際興業側は運行を撤退し、現在は予約・運行支援のみ継続している。ただし多客期の続行便に国際興業観光バスの車両が応援運用される場合がある。

予約指定制。なお、前述のとおり大宮・池袋側では国際興業が予約・発券業務のみを担当しているが、同社で予約を行った場合に限り関東バス新宿駅西口案内所でも発券可能である。

運行経路
秋北バス能代営業所 - 能代バスステーション - 二ツ井(二ツ井庁舎前) - 鷹巣(いとく鷹巣ショッピングセンター前) - 大館(いとく大館ショッピングセンター北口) - 鹿角花輪駅前 - 安代テレトラック安代駐車場内) ⇔ 大宮駅東口 - 池袋駅西口
路線沿革
「ジュピター号」運行開始当時の車両
  • 1989年平成元年)3月29日 - 運行開始[11]。国際興業バスと共同運行[11]
  • 2002年(平成14年) - 国際興業バスが撤退、秋北バスの単独運行となる。
  • 2003年(平成15年)9月1日 - 花輪の停留所が「花輪駅前ステーション」から「花輪駅前」に変更。
  • 2004年(平成16年)4月10日 - 二ツ井の停留所が「二ツ井操車場」から「ローソン二ツ井町店」に変更。
  • 2008年(平成20年)10月31日 - 同日出発便をもって、池袋駅西口(← 国際興業総合案内所<池袋駅西口案内所>) - 国際興業バス池袋営業所間が廃止。
  • 2009年(平成21年)12月1日 - 能代側の発着地を秋北バス能代営業所とし、同営業所 - 能代ステーション間を延伸、鷹巣の停留所を「いとく鷹巣ショッピングセンター前」に変更。
  • 2013年(平成25年)10月1日 - 大館の停留所を秋北バスターミナルから「いとく大館ショッピングセンター北口」へ、二ツ井の停留所をローソン二ツ井町店前から「二ツ井庁舎前」へそれぞれ変更[27]
  • 2020年令和2年)
  • 2022年(令和4年)1月23日 - 新型コロナウイルス感染再拡大の影響により、毎日運行から週末のみの運行となる[31]
使用車両
  • 国際興業グループの高速バス車両で多く使用されているいすゞ・ガーラを使用し、現在は製造時期によりHD車とSHD車が混用されている。
  • 当路線はしばしば続行便が運行され、週末はほぼ毎週2、3台で運行されている。
  • お盆、年末年始等の最ピーク期には更なる増便が実施されることがあり、専用車両ではない一般観光バス車両(4列シート・予備車の運用状況によって国際興業所属車両も使用・概ね4号車以降)によって運行される場合があり、多いときには17台前後で運行し、台数が多いため、一度にバスターミナルへ入線できず到着号車順に乗車することになる。
利用状況
年度運行日数運行便数年間輸送人員1日平均人員1便平均人員
2002(平成14)年度3651,60339,975109.524.9
2003(平成15)年度3661,61440,495110.625.1
2004(平成16)年度3651,70943,586119.425.5
2005(平成17)年度3651,67642,390116.125.3
2006(平成18)年度3651,68242,634116.825.3
2007(平成19)年度3661,67942,518116.225.3
その他
  • 2004年秋から2005年春にかけて年末年始を除く一時期、利用推進のため期間限定で割り引き運賃が適用されたことがある。この割引運賃適用期間は新潟県中越地震の影響で上越線が不通となった時期と重なり、競合する寝台特急「あけぼの」が長期運休となった時期である。

仙台・大館号

大館・花輪 - 仙台(秋北バスの単独運行。ただし、仙台側ではかつての共同運行先であったJRバス東北が、仙台駅東口バス案内所における発券等の業務支援を担当。予約指定制)

高速・能代秋田線

廃止・撤退路線

高速・大館秋田線

  • 大館・鷹巣・二ツ井 - 秋田

秋北バスの単独運行。大館発、秋田発それぞれ1日2便の運行されていた[32]。2021年12月15日をもって廃止された。

とわだこ号

  • 大館 - 十和田湖(JRバス東北と共同運行)
  • 十和田湖 - 盛岡(JRバス東北・岩手県北バス・岩手県交通と共同運行)

あすなろ号

  • 青森 - 小坂 - 盛岡(弘南バス・岩手県北バスと共同運行)

弘前 - 大館線

弘南バスと共同運行。

二ツ井・能代 - 仙台線

二ツ井・能代 - 仙台線

秋北バスの単独運行。ただし、仙台側ではJRバス東北が仙台駅東口バス案内所における発券等の業務支援を担当。予約指定制。

運行経路
路線沿革
  • 2007年(平成19年)3月23日 - 運行開始(1日1往復)。運行経路は能代営業所 - 能代ステーション - 能代駅前 - 東能代局前 - 八竜大曲 - 道の駅ことおか ⇔ 電力ビル前 - 仙台駅東口。
  • 2010年(平成22年)12月1日 - 秋田県側の発着地を二ツ井駅前に延伸、運行経路を一部変更、バス停新設(長崎入口)。
  • 2011年(平成23年)7月15日 - バス停新設(井川さくら駅前)。
  • 2013年(平成25年)
    • 4月26日まで、仙台では宮城球場駐車場に入庫していた(運行開始当初は仙台市交通局新寺駐車場)。
    • 4月27日 - 三井アウトレットパーク仙台港に乗り入れ。
  • 2014年(平成26年)
    • 4月1日 - 運賃改定[33]
    • 9月1日 - 仙台市内の運行経路変更に伴い、電力ビル前バス停への停車を廃止、広瀬通一番町への停車に変更[34]
  • 2015年(平成27年)3月31日 - この日の運行をもって廃止[16]
利用状況
年度運行日数運行便数年間輸送人員1日平均人員1便平均人員
2006(平成18)年度91822124.612.3
2007(平成19)年度3667398,12622.211.0

一般路線バス

主要停留所のみ記載。毎年1月1日は全路線運休[35]

時刻表・路線は年2回(春・秋)に改訂する[36]

大館営業所

一般路線車(2002年11月)

鷹巣方面

  • 【鷹巣】 大館駅前 - いとく大館SC - 市立病院前 - 早口駅前 - 鷹巣駅前 - イオンタウン鷹巣
  • 【谷地の平団地経由】 大館駅前 - いとく大館SC - 市立病院前 - 下川沿駅前 - 谷地の平団地前 - 北秋田市民ふれあいプラザ前 - 鷹巣駅前 - いとく鷹巣ショッピングセンター前 - イオンタウン鷹巣
  • 【糠沢発】 糠沢 → 綴子 → 鷹巣駅前
    • 糠沢発は朝のみ運行で土・日・祝日運休

大館・田代方面

  • 【イオン大館店前】 イオン大館店前 → いとく東店前 → 市立病院前 → 東大館駅前 → 大館桂桜高校前 → 餅田 → 下川沿駅前 → 川口 → 早口駅前 → 赤沼 → 岩瀬 → 御坂 → 鳳鳴高校前 → イオン大館店前
    • 2023年10月改訂で路線新設。

獅子ヶ森・樹海ドーム方面

  • 【獅子ヶ森環状(釈迦内新道経由)】 鳳鳴高校前 - 市役所前 - 市立病院前 - いとく大館SC - 大館駅前 - 国際情報学院前 - 樹海ドーム前 - 樹海モール前 - イオン大館店前 - 大館駅前 - いとく大館SC - 市立病院前 - 市役所前 - 鳳鳴高校前
  • 【獅子ヶ森環状(天下町経由)】 鳳鳴高校前 - 市役所前 - 市立病院前 - いとく大館SC - 大館駅前 - イオン大館店前 - 樹海モール前 - 樹海ドーム前 - 国際情報学院前 - 大館駅前 - いとく大館SC - 市立病院前 - 市役所前 - 鳳鳴高校前

花岡・二井山・繋沢・大森・白沢方面

  • 【繁沢】 鳳鳴高校前 - 市役所前 - 市立病院前 - いとく大館SC - 大館駅前 - 国際情報学院前 - 工業高校前 - 繁沢
  • 【寺の沢】 鳳鳴高校前 - 市役所前 - 市立病院前 - いとく大館SC - 大館駅前 - 国際情報学院前 - 松木 - 工業高校前 - 寺の沢
  • 【北陽中学校】 鳳鳴高校前 - 市役所前 - 市立病院前 - いとく大館SC - 大館駅前 - 国際情報学院前 - (岩本経由または繁沢二井山経由) - 北陽中学校

陣場・矢立ハイツ方面

  • 【陣場】 鳳鳴高校前 - 市役所前 - 市立病院前 - いとく大館SC - 大館駅前 - 陣場駅入口 - 上陣場
  • 【矢立ハイツ】 鳳鳴高校前 - 市役所前 - 市立病院前 - いとく大館SC - 大館駅前 - 陣場駅入口 - 日景温泉入口 - 矢立ハイツ

小坂方面

  • 【小坂】 東台四丁目 - 長根山運動公園前 - 鳳鳴高校前 - 市役所前 - 市立病院前 - いとく大館SC - 大館駅前 - イオン大館店前 - 樹海モール前 - ドーム入口 - 小坂高校前小坂IC) - 小坂操車場 - 小坂町(役場) - 小坂操車場

弥助方面

  • 【弥助】 大館駅前 - いとく大館SC - 市立病院前 - たつみ町 - 比内総合支所前 - 弥助

大谷・大葛・中野方面

  • 【中野】 大館駅前 - いとく大館SC - 市立病院前 - たつみ町 - (扇田病院前) - 比内総合支所前 - 上中野
  • 【大谷】 大館駅前 - いとく大館SC - 市立病院前 - 市役所前 - 鳳鳴高校前 - コメリパワー大館店 - 扇田病院前 - 比内総合支所前 - 大葛温泉 - 大谷

鹿角花輪方面

米内沢営業所

大館・鷹巣方面

沖田面・合川方面

米内沢方面

北秋田市民病院方面

  • 【森吉庁舎前】 北秋田市民病院前 - 桃栄 - 長野 - 米内沢駅前 - 川向 - 米内沢営業所 - 森吉庁舎前
  • 【鷹巣駅前】 北秋田市民病院前 - 桃栄 - 長野 - 吉野 - 七日市 - 小森 - 中央公園前 - 鷹巣舟場 - 大町一丁目 - 鷹巣駅前
    • 土・日・祝日運休

薬師山スキー場方面

  • 【薬師山スキー場】 イオンタウン鷹巣 - 鷹巣駅前 - 田中 - 坊沢 - 前山駅前 - 薬師山スキー場

根森田方面

  • 【根森田】 森吉庁舎前 - 米内沢営業所 - 米内沢新町 - 米内沢本丁 - 米内沢駅前 - あゆっこ前 - 浦田神社前 - 上羽立 - 前田駅前 - 根森田

打当方面

  • 【打当】 北秋田市民病院前 - 桃栄 - 長野 - 米内沢駅前 - 川向 - 米内沢営業所 - 浦田 - 前田駅前 - 神成 - 姫ヶ岳登山口 - 阿仁合駅前 - 阿仁スキー場入口 - 萱草駅前 - 比立内駅前 - 中村 - 打当
    • 土・日・祝日運休

花輪営業所

松の木-大館方面

大湯

  • 【ホテル鹿角】 花輪営業所 - 鹿角花輪駅前 - 柴内 - ハローワーク前 - 柴平小学校前 - 柴内 - 陸中小平 - 環状列石前 - 大湯温泉 - ホテル鹿角

小坂

  • 【小坂操車場】 鹿角花輪駅前 - 鹿角市役所前 - 柴平駅前 - 十和田南駅前 - 鉱山事務所前 - 若葉町 - 小坂操車場
  • 【小坂高校】 鹿角花輪駅前 - 鹿角市役所前 - 柴平駅前 - 陸中沢尻 - 十和田南駅前 - 毛馬内町 - 康楽館前 - 鉱山事務所前 - 永楽町 - 小坂高校前
    • 小坂高校発着便は土・日・祝日運休

谷内・夏井・八幡平方面

  • 【八幡平環状線】 鹿角花輪駅前 - 谷内 - 夏井 - 熊野神社前 - 尾去 - 花輪郵便局前 - 鹿角花輪駅前
    • 土・日・祝日運休

尾去沢方面

  • 【尾去沢】 鹿角花輪駅前 - 花輪大町 - 六日町 - 尾去沢中学校前 - 尾去沢市民センター前 - 尾去沢

志張温泉方面

  • 【志張温泉】 花輪営業所 - 鹿角花輪駅前 - 八幡平駅前 - 谷内 - 赤平 - 志張温泉
    • 土・日・祝日運休

田沢湖方面

  • 【田沢湖駅前】 花輪営業所 - 鹿角花輪駅前 - 長嶺 - 志張温泉 - ななかまど別荘地前 - 玉川温泉 - 新玉川温泉 - 鎧畑 - 田沢湖畔 - 田沢湖駅前
    • 夏季運行、羽後交通と共同運行扱い。2021年度は運休中だった。

能代営業所

三種方面

  • 【八竜ふれあいセンター】 厚生医療センター - 能代バスステーション - 能代駅前 - 河戸川入口 - 浅内 - 福田 - 八竜工業団地前 - 三種町役場前 - 八竜ふれあいセンター

落合方面

能代 - 二ツ井

  • 【二ツ井】 厚生医療センター - 能代バスステーション - 能代駅前 - 出戸 - 東能代 - 伝承館入口 - 二ツ井庁舎前 - 三千刈 - 二ツ井駅

二ツ井、藤琴-真名子方面

  • 【水の館】 二ツ井駅 - ゆっちゃんふっちゃん前 - 二ツ井操車場 - 矢坂 - 粕毛入口 - 藤琴大町 - 浅間町 - 湯の沢温泉 - 真名子 - 水の館
    • 太字の区間はフリー区間

二ツ井 - 藤琴 - 熊の岱

  • 【長瀞経由】 二ツ井駅 - 二ツ井操車場 - 矢板 - 藤琴大町 - 長瀞 - 米田 - 熊の岱
  • 【萱沢経由】 二ツ井駅 - 二ツ井操車場 - 矢板 - 藤琴大町 - 萱沢 - 米田 - 熊の岱 (← 中畑)
    • 長瀞経由の熊の岱行、萱沢経由の二ツ井駅行は土・日・祝日運休

廃止路線

  • 野口線(小坂操車場 - あすなろ前)- 小坂町小坂町営バスに転換。
  • 雪沢-樹海ドーム-大館方面
  • 大館営業所管内
    • 大野・中谷地・大石渡・山田方面
      • 【中谷地】 鳳鳴高校前 - 市役所前 - 市立病院前 - 餅田 - 下川沿駅前 - 早口駅前 - 中谷地
      • 【大石渡】 鳳鳴高校前 - 市役所前 - 市立病院前 - 餅田 - 下川沿駅前 - (山田または早口駅前) - 大石渡
        • 2023年10月改訂で廃止。
        • 大館市田代地域コミュニティバス「たしろたけのこ号」に転換。
  • 米内沢営業所管内
    • 長寿の湯方面 - 2021年10月改訂で廃止。小森・湯ノ岱線デマンド型乗合タクシーに転換[37]
    • ダム入口・沖田面方面
      • 【ダム入口】 鷹巣駅前 - 中央公園前 - 七日市 - 米内沢駅前 - 米内沢本丁 - 米内沢営業所 - 米内沢大町 - 仏社入口 - 下仏社 - 中五反沢 - 沖田面 - ダム入口
        • 土・日・祝日運休
        • 2024年4月改訂で廃止。「上小阿仁スクール」バスに転換[38]
  • 能代営業所管内
    • 能代市内線 : 能代バスステーション - 西高前 - 能代バスステーション - 能代駅前 - アクロス前 - 東能代駅前 - 能代駅前 - 能代バスステーション
      • 2023年10月改訂で廃止。
      • 能代駅前 - 東能代地区連絡コミュニティバス「ではるん」に転換。
    • 石川・大久保岱方面 - 秋北タクシーに転換。
    • 母体・志戸橋方面
    • 森岳温泉・金岡方面
    • 釜谷・五明光方面
      • 五明光とは、男鹿市野石字五明光地区(旧若美町域)を指し、この路線のみ秋田中央交通をメインとする男鹿市に乗り入れを行っていた。
    • 山谷・大柄滝入口方面
    • 八森・岩館方面 - 2022年10月改訂で廃止。八峰町巡回バスに転換[39]

コミュニティバス

大館市内循環バス「ハチ公号」
(2007年4月)
能代市巡回バス
市街地巡回バス「はまなす号」

大館市内循環バス「ハチ公号」

[40]

  • 大館駅前 (1) - 沼館温泉 - 消防署前 - 市立病院前 - 大館大町 - 大館市役所前 - 鳳鳴高校前 - 長根山運動公園前 - イオン大館店 - いとく大館SC北口 - 大館駅前 (2)
  • 大館市内循環バス「ハチ公号」の運行主体は大館市ではなく秋北バスであるが、国土交通省ではコミュニティバスとして分類している[41]

二井田・真中地区コミュニティバス「さわやかみなみ号」

  • 二井田線
    • 【平日】:大館駅前 - いとく大館SC - 市立病院前 - 東大館駅 - 南小学校前 - 二井田入口 - 扇田駅前 - 扇田病院前
    • 【土日祝】:大館駅前 - いとく大館SC - 市立病院前 - 東大館駅 - 南小学校前 - 中台入口 - 二井田
  • 真中線:大館駅前 - いとく大館SC - 市立病院前 - 東駅入口 - 櫃崎 - 赤石 - 南小学校前

鷹巣市街地循環バス

  • 【イオンタウン鷹巣】 イオンタウン鷹巣 → いとく鷹巣SC前 → 北秋田市民ふれあいプラザ前 → 鷹巣駅前 → 松葉町 → 北秋田振興局前 → 鷹巣体育館前 → 温泉前 → 南鷹巣団地 → 舟見町 → 宮前町団地前 → 北秋田市役所前 → あけぼの町 → イオンタウン鷹巣
    • 2018年12月1日通年運行開始[44]

花輪市街地循環バス「たんぽこまち号」

能代市巡回バス

[46]

  • 【市街地巡回バス「はまなす号」】 能代バスステーション → 大町 → 後町 → 能代駅前 → 文化会館前 → 秋田病院前 → 二中前 → 卸売市場前 → 青葉町 → 能代合同庁舎前 → 畠町 → 市役所前 → 市民プール前 → 能代バスステーション
    • 平日・土曜日9便、日曜日6便の運行[47]
  • 【向能代・落合地区巡回バス「しののめ号」】 能代バスステーション → 向能代駅 → 向能代小学校前 → 地域センター前 → 落合 → 浜町 → 能代温泉 → 能代厚生医療センター → 総合体育館前 → 柳町 → 能代駅前 → 市役所前 → 市民プール前 → 能代バスステーション
    • 平日・土曜日10便、日曜日6便の運行[48]

車両

国際興業グループ傘下だったことから、いすゞ自動車製の車両がかなりの割合を占めているが、貸切・高速車には少数ながら日野自動車三菱ふそう製の車両も在籍する。

自社発注車のほか、国際興業バスからの移籍車も多数存在する。国際興業グループ離脱後は、国際興業バス以外の移籍車も広く受け入れるようになったが、その結果、国際興業バスでは採用しなかった富士重工業製車体と国際興業カラーの組み合わせが出現している。

川崎市バス川崎鶴見臨港バス小田急バス京浜急行バス東武バス神奈川中央交通名古屋市営バス阪急バス京都市営バスヤサカバス名鉄バス豊栄交通などからの移籍車が在籍する。[要出典]

路線車
貸切・高速車

参考文献

脚注

関連項目

外部リンク