レオナルド・ディカプリオ

アメリカの俳優、映画プロデューサー (1974-)


レオナルド・ウィルヘルム・ディカプリオ: Leonardo Wilhelm DiCaprio [liːəˈnɑːrdoʊ dᵻˈkæprioʊ][1], 1974年11月11日 - )は、アメリカ合衆国俳優映画プロデューサー脚本家環境活動家

レオナルド・ディカプリオ
Leonardo DiCaprio
Leonardo DiCaprio
2019年のディカプリオ
生年月日 (1974-11-11) 1974年11月11日(49歳)
出生地アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 カリフォルニア州ロサンゼルス
国籍アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
民族イタリアドイツ系アメリカ人
身長183 cm
職業俳優映画プロデューサー脚本家環境保護活動
ジャンル映画
活動期間1989年 - 現在
活動内容1989年:デビュー
1991年:映画初出演
2004年:初の映画プロデュース
公式サイトhttp://leonardodicaprio.com/
主な作品
ボーイズ・ライフ
ギルバート・グレイプ
バスケットボール・ダイアリーズ
ロミオ+ジュリエット
タイタニック
ザ・ビーチ
ギャング・オブ・ニューヨーク
キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン
アビエイター
ディパーテッド
ブラッド・ダイヤモンド
レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで
シャッター アイランド
インセプション
J・エドガー
ジャンゴ 繋がれざる者
華麗なるギャツビー
ウルフ・オブ・ウォールストリート
レヴェナント: 蘇えりし者
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド
ドント・ルック・アップ
キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン
 
受賞
アカデミー賞
主演男優賞
2015年レヴェナント: 蘇えりし者
ベルリン国際映画祭
銀熊賞(男優賞)
1997年ロミオ+ジュリエット
ロサンゼルス映画批評家協会賞
新人賞
1993年ギルバート・グレイプ
放送映画批評家協会賞
主演男優賞
2015年『レヴェナント: 蘇えりし者』
主演男優賞(コメディ部門)
2013年ウルフ・オブ・ウォールストリート
MTVムービー・アワード
男性演技賞
1998年タイタニック
2005年アビエイター
2016年『レヴェナント: 蘇えりし者』
胸をえぐられるような演技賞
2014年『ウルフ・オブ・ウォールストリート』
英国アカデミー賞
主演男優賞
2015年『レヴェナント: 蘇えりし者』
ゴールデングローブ賞
主演男優賞(ドラマ部門)
2004年『アビエイター』
2015年『レヴェナント: 蘇えりし者』
男優賞(ミュージカル・コメディ部門)
2013年『ウルフ・オブ・ウォールストリート』
ゴールデンラズベリー賞
最低スクリーンカップル賞
1998年仮面の男
全米映画俳優組合賞
主演男優賞
2015年『レヴェナント: 蘇えりし者』
その他の賞
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キャリア

生い立ち

カリフォルニア州ロサンゼルスにて、父ジョージ・ディカプリオと母イルメリン・インデンバーケンとの間に生を受ける。父はイタリア系およびドイツ系[2][3] で、アンダーグラウンド・コミックスを描いて生計を立てていた。母は50年代に旧西ドイツルール地方からアメリカに移住してきた、ロシア系およびドイツ系の女性で[4]、母方の祖母エレーナ・スミルノワはロシアからドイツへ移民してきた人物であった[4]

レオナルドの名は、母が妊娠中にイタリア美術館レオナルド・ダ・ヴィンチの絵画を鑑賞している最中に、胎児が強い反応を示した(腹部を蹴った)ことに由来する。姓のディカプリオは、『カプリ島の』の意。

生後間も無くして両親は別れ、レオナルドは母に引き取られたが、父は隣に住んでいたため交流は途絶えなかった。幼少時は漫画の収集、さらに父と美術館に足を運ぶことが趣味であった。また、母の実家があるドイツを度々訪れ、そこで祖父母と時間を過ごすことが多かったため、ドイツ語が堪能になった。

俳優デビュー

父の再婚相手の息子のアダム(レオナルドの義兄)がテレビコマーシャルで多くの収入を得ていたことに感化され、俳優になることを志す。10歳頃からオーディションを受け始めたが幾度と無く不合格となり、挙句の果てには、本名の響きはエキゾチックであるとして「レニー・ウィリアムズ」への改名を打診されるなど不遇の時期が続いた。

14歳で初めてテレビコマーシャルへの出演を果たすと、テレビドラマにも出演を重ねるようになり、1993年に出演した『ギルバート・グレイプ』で、19歳にしてアカデミー助演男優賞にノミネート。その後も立て続けに映画への出演を重ね、『ロミオ+ジュリエット』ではベルリン国際映画祭銀熊賞 (男優賞)を受賞した。

映画「タイタニック」で一躍スターに

ディカプリオを一躍スターに押し上げたのは、1997年公開の『タイタニック』である。数多くの興行収入記録を塗り替えたこの作品での、悲劇的にして純粋な役柄が生来の端整な顔立ちと相俟ってその名声と知名度が世界規模に飛び火した。

また、本作はアカデミー作品賞を受賞し、ディカプリオの主演男優賞ノミネートにも期待が高まったが、ノミネートされずに大きな話題を呼んだ。

「レオマニア」と呼ばれる熱狂的ファンが世界的に生まれ、1990年代後半を象徴するセックス・シンボルとなった。日本では各種メディアがディカプリオをレオ様と呼び、レオ様旋風を引き起こした。

さらに、この頃サービスが開始されたインターネットにおいても、世界で最もその名が検索された人物となった。

2000年代

2001年、映画制作会社「アッピアン・ウェイ(アッピア街道の意)」を設立。翌2002年にはマーティン・スコセッシの監督作品『ギャング・オブ・ニューヨーク』に主演。アカデミー主演男優賞のノミネートを共演のダニエル・デイ=ルイスが獲得した不運に見舞われたが、長年苦しんできたイメージの払拭に成功し、観客・評論家双方の高い評価を得ることに成功した。また同年秋に公開された『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』は各国でヒットした。

2004年、アッピアン・ウェイで初めて製作を担当した『アビエイター』でスコセッシと再度コンビを組んだディカプリオは実在したアメリカの大富豪、ハワード・ヒューズを演じゴールデングローブ賞 ドラマ部門主演男優賞を受賞。アカデミー主演男優賞受賞の期待も高まったが、同じく実在の人物、レイ・チャールズを演じた『Ray/レイ』のジェイミー・フォックスの前に涙を呑んだ。

2006年には『ディパーテッド』、『ブラッド・ダイヤモンド』と2作品に出演。前者はアカデミー作品賞を受賞し、後者では自身がアカデミー主演男優賞にノミネートされた。

その後も、2008年には『タイタニック』のケイト・ウィンスレットと再び共演した『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』で、ウィンスレット演じる主婦の夫を演じ、ウィンスレットの当時の夫だったサム・メンデス監督作品に初参加。

2010年代

2010年公開の『インセプション』では、クリストファー・ノーラン監督と初タッグを組む。その翌年にはクリント・イーストウッド監督作の『J・エドガー』でFBIの初代長官ジョン・エドガー・フーヴァーを演じた。

2012年に公開されたクエンティン・タランティーノ監督の『ジャンゴ 繋がれざる者』で、タランティーノ監督との初タッグ、並びに初の悪役を演じた。有名監督の話題作に立て続けに出演し、『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』と『J・エドガー』、『ジャンゴ 繋がれざる者』では、ゴールデングローブ賞にもノミネートされた。

2013年、ドイツのビルト紙上において俳優休業宣言をした[5]。同年に中国で行われた青島東方影都の起工式にニコール・キッドマンクリストフ・ヴァルツケイト・ベッキンセイルユアン・マクレガージョン・トラボルタキャサリン・ゼタ=ジョーンズハーヴェイ・ワインスタインなどのハリウッド関係者とともに出席し[6]、招待した大連万達グループから200万ドルを支払われたという[7]

また、同年にはスコセッシと再びタッグを組み、製作・主演を兼任した『ウルフ・オブ・ウォールストリート』が公開。実在した株屋のジョーダン・ベルフォートを演じ、ゴールデングローブ賞 主演男優賞 (ミュージカル・コメディ部門)を受賞。その年の第86回アカデミー賞でも、プロデューサーとしての作品賞、並びに主演男優賞の2部門ノミネートされた。

2015年、アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督作品『レヴェナント:蘇えりし者』で主演のヒュー・グラスを演じた。本作では、凍った川に入ったり、生肉を食べるなど、過酷な撮影を強いられたが、本作でディカプリオは悲願のアカデミー主演男優賞を受賞した。この快挙にメディアでは「『何を演じても本人』から脱却」と評価された[8]

人物像

2002年、カンヌ国際映画祭にて

本田技研工業オリコカードスズキトヨタ自動車オリックス不動産サントリーなどといった日本企業のテレビコマーシャルに出演している。日本のTOTO製最新型ウォシュレットNeorest 500を購入した。

過去に交際した女性は、ジゼル・ブンチェンブラジル出身のモデル)、バー・ラファエリイスラエル出身のモデル)[9][10]ブレイク・ライヴリーアメリカ出身の女優[11]。2011年よりモデルのエリン・ヘザートンと交際していた[12]。2022年にも交際歴が判明しており、モデルのカミラ・モローネとの写真が撮られている[13]

子供向け番組の『ロンパールーム』に出演していた際、本番中にスタジオを走り回ったりと手に負えず降板させられた。当時の事を「大変なガキだった」と話している[14]

親友は俳優のトビー・マグワイアルーカス・ハース。過去にトビーと、近年はルーカスと世界を駆け回っている。また、トビーとはテレビドラマ『バックマン家の人々』で共演し、家が近所だった事から昔から頻繁に遊んでいた。

タイタニック』や『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』で共演したケイト・ウィンスレットとも親友で、よく食事に出かけている。そのため、彼女の子供達には懐かれている。

大のサッカーファンとして知られていて、2010 FIFAワールドカップにも2014 FIFAワールドカップにも現地に赴き、スタジアムでサッカー観戦をしている。2014年のブラジルワールドカップではイングランドプレミアリーグマンチェスター・シティFCオーナーのシャイフ・マンスール・アルナーヤンが所有してるヨット(船の値段にしておよそ714億円で世界で5番目に大きい豪華客船)を借りてサッカー観戦したことが世界的ニュースとなった[15]

出演作以外でのベスト映画に宮崎駿監督の『千と千尋の神隠し』を挙げている[16]

映画におけるキスシーンで最高なものだったのはタイタニックのケイト・ウィンスレットとのキスシーンだと打ち明けた。

環境保護活動

俳優以外の活動で広く知られているのがエコロジー関連の活動である。自身監修のエコサイトの開設や、レクサス・LSトヨタ・プリウス[17]等々のハイブリッドカーを所有し、フィスカーの宣伝もしていた[18] アカデミー賞授賞式にプリウスを自ら運転して登場し話題となった。

2014年からは、電気自動車の普及促進を目的として、ベンチュリーと共同で、ベンチュリーグランプリ・フォーミュラEチームを率いて、FIA フォーミュラE選手権に参戦する[19]

その一方で、高性能だが燃費が良いとは言い難いブガッティ・ヴェイロンも所有している他、必要が無いほど多数のハイブリッドカーを所有し、さらに主な移動手段として乗客1人当たりの燃費効率の悪いプライベートジェット機を使用しており、ポリシーの矛盾を指摘されている[20]

環境問題を題材にしたドキュメンタリー映画ナレーションを務め、ベジタリアンとしても知られている。2015年、自身の名を冠した環境保護団体「レオナルド・ディカプリオ財団」から、世界中の環境保護団体に総額で1500万ドルを寄付することを発表[21]。2019年のアマゾン大火災の際は、熱帯雨林保護のために、500万ドル(約5億3000万円)を寄付することを発表した[22]

また、代替肉のハンバーガーを開発するビヨンド・ミート社に投資、ディカプリオは2018年9月26日、自身のツイッターで次のように述べている。

植物性のハンバーガーは、牛肉のハンバーガーよりも水の使用量が99 %少なく、土地の使用は93 %少なく、エネルギーの使用量は50 %近く少ない。そして温室効果ガスは90 %削減される。未来のタンパク質への投資家であることを誇りに思う。
レオナルド・ディカプリオ、[23]

2022年5月には、F1世界チャンピオンのルイス・ハミルトンが設立に加わったヴィーガンと有機食品のみを提供するファーストフードチェーンであるニートバーガーに投資した[24]

収入

2011年9月、経済誌『フォーブス』によるランキング「エンターテインメント界で最も稼いだ男性」では、2011年の5月までの1年間の収入が7700万ドル(日本円で約58億5200万円)とされ、8位にランクインした[25]

フィルモグラフィー

映画

公開年邦題
原題
役名備考吹き替え
1991クリッター3
Critters 3
ジョシュ日本劇場未公開(吹き替え版なし)
1992ボディヒート
Poison Ivy
ガイ
1993ボーイズ・ライフ
This Boy's Life
トバイアス・“トビー”・ウルフシカゴ映画批評家協会有望俳優賞受賞
ロサンゼルス映画批評家協会ニュー・ジェネレーション賞受賞
草尾毅
ギルバート・グレイプ
What's Eating Gilbert Grape
アーニー・グレイプシカゴ映画批評家協会有望俳優賞受賞
ロサンゼルス映画批評家協会ニュー・ジェネレーション賞受賞
ナショナル・ボード・オブ・レビュー助演男優賞受賞
ゴールデングローブ賞 助演男優賞ノミネート
アカデミー助演男優賞ノミネート
1995百一夜
Les Cent et une nuits de Simon Cinéma
ハリウッド俳優クレジット表記なしTBA
クイック&デッド
The Quick and the Dead
フェー・ヘロド(“ザ・キッド”)松本保典(ソフト版)
岡野浩介テレビ朝日版)
バスケットボール・ダイアリーズ
The Basketball Diaries
ジム・キャロル草尾毅
太陽と月に背いて
Total Eclipse
アルチュール・ランボー三木眞一郎
1996ロミオ+ジュリエット
Romeo + Juliet
ロミオベルリン国際映画祭男優賞受賞草尾毅(ソフト版)
浪川大輔(テレビ朝日版)
鳥海勝美フジテレビ版)
マイ・ルーム
Marvin's Room
ハンク三木眞一郎
1997タイタニック
Titanic
ジャック・ドーソンゴールデングローブ賞 主演男優賞(ドラマ部門)ノミネート松田洋治(ソフト版)
妻夫木聡(旧フジテレビ版)
石田彰日本テレビ版)
内田夕夜(新フジテレビ版)
草尾毅(機内上映版)
1998仮面の男
The Man in the Iron Mask
ルイ14世 / フィリップゴールデンラズベリー賞ワースト・スクリーン・カップル賞受賞草尾毅
セレブリティ
Celebrity
ブランドン・ダロー
2000ザ・ビーチ
The Beach
リチャード松田洋治(ソフト版)
石田彰(日本テレビ版)
あのころ僕らは
Don's Plum
デレク浪川大輔
2002ギャング・オブ・ニューヨーク
Gangs of New York
アムステルダム・ヴァロン森川智之(ソフト版)
高橋広樹(日本テレビ版)
キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン
Catch Me If You Can
フランク・W・アバグネイルゴールデングローブ賞 主演男優賞 (ドラマ部門)ノミネート猪野学
2004アビエイター
The Aviator
ハワード・ヒューズ製作総指揮
ゴールデングローブ賞 主演男優賞(ドラマ部門)受賞
全米映画俳優組合賞主演男優賞ノミネート
英国アカデミー賞 主演男優賞ノミネート
アカデミー主演男優賞ノミネート
浪川大輔
2006ディパーテッド
The Departed
ビリー・コスティガンゴールデングローブ賞 主演男優賞(ドラマ部門)ノミネート
全米映画俳優組合賞助演男優賞ノミネート
英国アカデミー賞 主演男優賞ノミネート
内田夕夜
ブラッド・ダイヤモンド
Blood Diamond
ダニー・アーチャーゴールデングローブ賞 主演男優賞(ドラマ部門)ノミネート
全米映画俳優組合賞主演男優賞ノミネート
アカデミー主演男優賞ノミネート
浪川大輔
2007The 11th Hour
The 11th Hour
ナレーション製作
日本劇場未公開
(吹き替え版なし)
2008ワールド・オブ・ライズ
Body Of Lies
ロジャー・フェリス内田夕夜
レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで
Revolutionary Road
フランク・ウィーラーゴールデングローブ賞 主演男優賞(ドラマ部門)ノミネート浪川大輔
2010シャッター アイランド
Shutter Island
エドワード・“テディ”・ダニエルズ加瀬康之
インセプション
Inception
ドミニク・“ドム”・コブ内田夕夜(劇場公開版)
浪川大輔(テレビ朝日版)
2011J・エドガー
J. Edgar
ジョン・エドガー・フーヴァーゴールデングローブ賞 主演男優賞 (ドラマ部門)ノミネート小森創介
2012ジャンゴ 繋がれざる者
Django Unchained
カルヴィン・キャンディゴールデングローブ賞 助演男優賞ノミネート
ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞 助演男優賞受賞
加瀬康之
2013華麗なるギャツビー
The Great Gatsby
ジェイ・ギャツビーグレート・ギャツビー』の5度目の映画化内田夕夜
ウルフ・オブ・ウォールストリート
The Wolf of Wall Street
ジョーダン・ベルフォート兼製作
ゴールデングローブ賞 主演男優賞 (ミュージカル・コメディ部門) 受賞
全米映画俳優組合賞主演男優賞ノミネート
英国アカデミー賞 主演男優賞ノミネート
アカデミー主演男優賞ノミネート
アカデミー作品賞ノミネート(製作者として)
加瀬康之
2015レヴェナント: 蘇えりし者
The Revenant
ヒュー・グラス第36回ボストン映画批評家協会賞・主演男優賞[26]
ゴールデングローブ賞 主演男優賞(ドラマ部門)受賞
クリティクス・チョイス・ムービー・アワード 主演男優賞受賞
全米映画俳優組合賞主演男優賞受賞
英国アカデミー賞 主演男優賞受賞
アカデミー主演男優賞受賞
2016地球が壊れる前に
Before the Flood
本人兼製作
第20回ハリウッド映画賞ドキュメンタリー映画賞受賞
Evening Standard British Film AwardsBest Documentary受賞
2019ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド
Once Upon a Time in Hollywood
リック・ダルトンゴールデングローブ賞 主演男優賞 (ミュージカル・コメディ部門)ノミネート
英国アカデミー賞 主演男優賞ノミネート
第92回アカデミー賞主演男優賞ノミネート
2021ドント・ルック・アップ
Don't Look Up
ランダル・ミンディ博士内田夕夜
2023キラーズ・オブ・ザ・フラワー・ムーン
Killers of the Flower Moon
アーネスト・バークハート加瀬康之
2025
Upcoming Paul Thomas Anderson film
TBA
Billy Summers
ビリー・サマーズ

Frank Sinatra's biopic Movie
フランク・シナトラ

テレビ

放送年邦題
原題
役名備考吹き替え
1990バックマン家の人々
Parenthood
ゲイリー・バックマン

The New Lassie
少年
Santa Barbara少年時代のメイソン・カプウェル
1991
Roseanne
ダーレンのクラスメート
1991 - 1992愉快なシーバー家
Growing Pains
ルーク・ブラウワー阪口大助

プロデュース

公開年邦題
原題
備考
2004リチャード・ニクソン暗殺を企てた男
The Assassination of Richard Nixon
製作総指揮
アビエイター
The Aviator
2007The 11th Hour
The 11th Hour
製作

Gardener of Eden
2008
Greensburg
2009エスター
Orphan
2011赤ずきん
Red Riding Hood
スーパー・チューズデー 〜正義を売った日〜
The Ides of March
製作総指揮
2013ランナーランナー
Runner Runner
製作
ファーナス/訣別の朝
Out of the Furnace
2016夜に生きる
Live by Night
製作
2018フッド: ザ・ビギニング
Robin Hood
製作
2019リチャード・ジュエル
Richard Jewell
製作
2020マーキュリー・セブン
The Right Stuf
テレビシリーズ
製作総指揮

日本語吹き替え

主に担当しているのは、以下の人物である。

加瀬康之
シャッター アイランド』で初担当。初担当となった同作は「原版に忠実」「超日本語吹替版」と評されるなど高い評価を得た[27]。以降、大半の作品で吹き替えを担当しており、現在では「ディカプリオの吹き替えでお馴染みの加瀬」と表されるほどに定着している[28][29]
内田夕夜
タイタニック』(フジテレビ新版)で初担当。現在は加瀬の次に多く吹き替えている。同作は初めて新聞に自身の名前が載った作品であるとのこと[30]。また、アニメ『お兄ちゃんはおしまい!』の第3話では『タイタニック』のパロディキャラクターの声を当てた。
草尾毅
ボーイズ・ライフ』で初担当。主にデビュー初期の作品の多くを吹き替え、90年代におけるディカプリオのフィックスとして定着していた。『タイタニック』の機内上映版を担当しており、日本で初めて同作のディカプリオを吹き替えた人物にあたるが、草尾自身も未だに機内版の音源で本編を鑑賞出来ておらず、何とか鑑賞したいという旨を述べている[31]
浪川大輔
ロミオ+ジュリエット』(テレビ朝日版)で初担当。主に初期から中期の作品を担当し、ディカプリオ声優の一人として知られる[32]。初担当となった同作は、 社会で勝負していけることは何かと悩んでいた時に改めて声優を目指すきっかけになったと語っている[33]

このほかにも、石田彰松田洋治三木眞一郎なども複数回、声を当てている。特に石田が演じた日本テレビ版『タイタニック』はファンからの人気が高く[34]、放送情報が流れる度にSNSなどで反響が起こっている[35][36]。上述の人気を受け、2024年3月27日発売予定の同作の4K UHD ブルーレイには石田による吹き替えの収録が決定した[37]

CM

脚注

外部リンク