アカデミー作品賞

アメリカの映画芸術科学アカデミーの映画賞の部門のひとつ

アカデミー作品賞(アカデミーさくひんしょう、Academy Award for Best Picture)は、アカデミー賞の部門の一つで、映画作品自体へと賞が贈られるアカデミー賞の最重要部門である。

アカデミー賞作品賞 BEST PICTURE
受賞対象各年で最高の作品
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
主催映画芸術科学アカデミー
初回1929年
(1927年と1928年公開作品が対象)
最新受賞者オッペンハイマー2023年
公式サイトhttps://www.oscars.org/

その年のアメリカで上映された最も優れた映画10本を候補に選び、その中の1本にこの名誉が与えられる。アカデミー賞の候補投票は会員がそれぞれ属する分野のみの投票であるが、作品賞は全会員が10本候補を選んで投票する。ちなみに、受賞するのは、作品のプロデューサーである。

歴史

名称の変遷

第1回は「作品賞(Outstanding Picture)」と「芸術作品賞(Best Unique and Artistic Picture)」の2部門に分かれており、それぞれ3本ずつ候補作が選ばれていた。その結果、前者はエンタメ大作『つばさ』が、後者は芸術映画『サンライズ』が受賞した[1]

しかし、1927年に公開された『ジャズ・シンガー』がヴァイタフォン方式によるトーキー映画であったため、どちらにもノミネートすることができず、最終的にはアカデミー名誉賞が贈られることとなった[2]

それを受けて、翌年には「芸術作品賞」が撤廃されて、『つばさ』が受賞した「作品賞」を最高賞と改めて決定。名称はOutstanding Pictureのままであったが、『ジャズ・シンガー』のようなトーキー映画もノミネートできるように許可した[3] 。その後は何度か名称を変更し、1962年以降は単に「作品賞(Best Picture)」とだけ呼ばれるようになった。

ノミネート数の増加

第2回からは候補を5本選ぶようになったが、第5回では8本になり、第6回には候補作の数は10本となった。第17回からは従来の5本へと戻り、64年間この形態で続いていたが、第81回で『ダークナイト』や『ウォーリー』といった高い評価を得た大衆映画が作品賞にノミネートされなかったことに対して批判が増加し、翌年の第82回では10本になった[4]

第82回から最終選考法については最も優れた単数選考の選挙方式とされるインスタント・ランオフ・ヴォーティングが採用された。これは票割れの弊害を防ぐ方式である。

第84回には会員の投票の5パーセント以上の得票率を得た作品の中から5本から10本の間で選ばれるようルールが変更された[注 2]第94回からは10本に固定となった[5]

受賞と候補作一覧

以下は 受賞作 と 候補作 の一覧である。

1920年代

1927/28年[6](第1回)
作品名製作会社プロデューサー
つばさパラマウントフェイマス・プレイヤーズ=ラスキールシアン・ハバード
暴力団カッド、パラマウントハワード・ヒューズ
第七天国フォックスウィリアム・フォックス
1928/29年(第2回)
作品名製作会社プロデューサー
ブロードウェイ・メロディーメトロ・ゴールドウィン・メイヤー[7]アーヴィング・タルバーグローレンス・ウェインガーテン
アリバイフィーチャー・プロダクションズ、ユナイテッド・アーティスツローランド・ウェスト
ハリウッド・レヴィユーメトロ・ゴールドウィン・メイヤーハリー・ラプフ
懐しのアリゾナフォックスウィンフィールド・シーハン[8]
The Patriotパラマウントエルンスト・ルビッチ

1930年代

1929/30年[9](第3回)
作品名製作会社プロデューサー
西部戦線異状なしユニバーサル・ピクチャーズカール・レムリ・Jr.
ビッグ・ハウスメトロ・ゴールドウィン・メイヤーアーヴィング・タルバーグ
Disraeliワーナー・ブラザースジャック・ワーナーダリル・F・ザナック
結婚双紙メトロ・ゴールドウィン・メイヤーロバート・Z・レナード
ラヴ・パレードパラマウントエルンスト・ルビッチ
1930/31年(第4回)
作品名製作会社プロデューサー
シマロンRKOラジオウィリアム・ルバロン
女性に捧ぐフォックスウィンフィールド・シーハン[8]
犯罪都市カッド、ユナイテッド・アーティスツハワード・ヒューズ
スキピイパラマウントアドルフ・ズーカー
トレイダ・ホーンメトロ・ゴールドウィン・メイヤーアーヴィング・タルバーグ
1931/32年 (第5回)
作品名製作会社プロデューサー
グランド・ホテルメトロ・ゴールドウィン・メイヤーアーヴィング・タルバーグ
人類の戦士ゴールドウィン、ユナイテッド・アーティスツサミュエル・ゴールドウィン
バッド・ガールフォックスウィンフィールド・シーハン[8]
チャンプメトロ・ゴールドウィン・メイヤーキング・ヴィダー
特輯社会面ファースト・ナショナルハル・B・ウォリス
君とひとときパラマウントエルンスト・ルビッチ
上海特急パラマウントアドルフ・ズーカー
陽気な中尉さんパラマウントエルンスト・ルビッチ
1932/33年(第6回)
作品名製作会社プロデューサー
カヴァルケード(大帝国行進曲)[10]フォックスウィンフィールド・シーハン[8]
戦場よさらば[10]パラマウントアドルフ・ズーカー
四十二番街ワーナー・ブラザースダリル・F・ザナック
仮面の米国ワーナー・ブラザースハル・B・ウォリス
一日だけの淑女コロンビアフランク・キャプラ
若草物語[10]RKOラジオメリアン・C・クーパー、ケネス・マッゴーワン
ヘンリー八世の私生活ロンドン・フィルムズ、ユナイテッド・アーティスツアレクサンダー・コルダ
わたしは別よパラマウントウィリアム・ルバロン
永遠に微笑むメトロ・ゴールドウィン・メイヤーアーヴィング・タルバーグ
あめりか祭フォックスウィンフィールド・シーハン[8]
1934年(第7回)
作品名製作会社プロデューサー
或る夜の出来事[11]コロンビアハリー・コーン
白い蘭[11]メトロ・ゴールドウィン・メイヤーアーヴィング・タルバーグ
クレオパトラパラマウントセシル・B・デミル
お姫様大行進ファースト・ナショナルジャック・L・ワーナーハル・B・ウォリスロバート・ロード
コンチネンタルRKOラジオパンドロ・S・バーマン
これがアメリカ艦隊ワーナー・ブラザースルー・エデルマン
ロスチャイルド[11]20世紀ピクチャーズ、ユナイテッド・アーティスツダリル・F・ザナック、ウィリアム・ゲッツ、レイモンド・グリフィス
模倣の人生ユニバーサル・ピクチャーズジョン・M・スタール
恋の一夜コロンビアハリー・コーン、エヴェレット・リスキン
影なき男メトロ・ゴールドウィン・メイヤーハント・ストロンバーグ
奇傑パンチョメトロ・ゴールドウィン・メイヤーデヴィッド・O・セルズニック
ホワイト・パレードフォックスジェシー・L・ラスキー
1935年(第8回)
作品名製作会社プロデューサー
戦艦バウンティ号の叛乱(南海征服)[12]メトロ・ゴールドウィン・メイヤーアーヴィング・タルバーグアルバート・リューイン
乙女よ嘆くなRKOラジオパンドロ・S・バーマン
踊るブロードウェイメトロ・ゴールドウィン・メイヤージョン・W・コンシダイン・Jr
海賊ブラッド[12]ワーナー・ブラザース、コスモポリタンハル・B・ウォリス、ハリー・ジョー・ブラウン、ゴードン・ホリングゼッド
孤児ダビド物語メトロ・ゴールドウィン・メイヤーデヴィッド・O・セルズニック
男の敵[12]RKOラジオクリフ・リード
ベンガルの槍騎兵パラマウントルイス・D・ライトン
真夏の夜の夢ワーナー・ブラザースヘンリー・ブランク
噫無情20世紀ピクチャーズ、ユナイテッド・アーティスツダリル・F・ザナック
浮かれ姫君メトロ・ゴールドウィン・メイヤーハント・ストロンバーグ
人生は四十二からパラマウントアーサー・ホーンブロウ・Jr
トップ・ハットRKOラジオパンドロ・S・バーマン
1936年(第9回)
作品名製作会社プロデューサー
巨星ジーグフェルドメトロ・ゴールドウィン・メイヤーハント・ストロンバーグ
風雲児アドヴァースワーナー・ブラザースヘンリー・ブランク
孔雀夫人ゴールドウィン、ユナイテッド・アーティスツサミュエル・ゴールドウィン、メリット・ハルバート
結婚クーデターメトロ・ゴールドウィン・メイヤーローレンス・ワインガーテン
オペラハットコロンビアフランク・キャプラ
ロミオとジュリエットメトロ・ゴールドウィン・メイヤーアーヴィング・タルバーグ
桑港メトロ・ゴールドウィン・メイヤージョン・エマーソン、バーナード・H・ハイマン
科学者の道ワーナー・ブラザースヘンリー・ブランク
嵐の三色旗メトロ・ゴールドウィン・メイヤーデヴィッド・O・セルズニック
天使の花園ユニバーサルジョー・パスターナク、チャールズ・R・ロジャース
1937年(第10回)
作品名製作会社プロデューサー
ゾラの生涯ワーナー・ブラザースヘンリー・ブランク
新婚道中記コロンビアレオ・マッケリー、エヴェレット・リスキン
我は海の子メトロ・ゴールドウィン・メイヤールイス・ライトン
デッドエンドゴールドウィン、ユナイテッド・アーティスツサミュエル・ゴールドウィン、メリット・ハルバート
大地メトロ・ゴールドウィン・メイヤーアーヴィング・タルバーグ、アルバート・リューイン
シカゴ20世紀フォックスダリル・F・ザナック、ケネス・マッゴーワン
失はれた地平線コロンビアフランク・キャプラ
オーケストラの少女ユニバーサルチャールズ・R・ロジャース、ジョー・パスターナ
ステージ・ドアRKOラジオパンドロ・S・バーマン
スタア誕生セルズニック・インターナショナル、ユナイテッド・アーティスツデヴィッド・O・セルズニック
1938年(第11回)
作品名製作会社プロデューサー
我が家の楽園コロンビアフランク・キャプラ
ロビンフッドの冒険ワーナー・ブラザースハル・B・ウォリス、ヘンリー・ブランク
世紀の楽団20世紀フォックスダリル・F・ザナック、ハリー・ジョー・ブラウン
少年の町メトロ・ゴールドウィン・メイヤージョン・W・コンシダイン・Jr
城砦メトロ・ゴールドウィン・メイヤーヴィクター・サヴィル
四人の姉妹ワーナー・ブラザース、ファースト・ナショナルハル・B・ウォリス、ヘンリー・ブランク
大いなる幻影[13]R.A.O.、ワールド・ピクチャーズフランク・ロルメール、アルベルト・ピンコヴィッチ
黒蘭の女ワーナー・ブラザースハル・B・ウォリス、ヘンリー・ブランク
ピグマリオンメトロ・ゴールドウィン・メイヤーガブリエル・パスカル
テスト・パイロットメトロ・ゴールドウィン・メイヤールイス・ライトン
1939年(第12回)
作品名製作会社プロデューサー
風と共に去りぬセルズニックメトロ・ゴールドウィン・メイヤーデヴィッド・O・セルズニック
愛の勝利ワーナー・ブラザースデヴィッド・ルイス
チップス先生さようならメトロ・ゴールドウィン・メイヤーヴィクター・サヴィル
邂逅RKOラジオレオ・マッケリー
スミス都へ行くコロンビアフランク・キャプラ
ニノチカメトロ・ゴールドウィン・メイヤーシドニー・フランクリン
廿日鼠と人間ローチ、ユナイテッド・アーティスツルイス・マイルストン
駅馬車ユナイテッド・アーティスツウォルター・ウェンジャー
オズの魔法使メトロ・ゴールドウィン・メイヤーマーヴィン・ルロイ
嵐が丘ゴールドウィン、ユナイテッド・アーティスツサミュエル・ゴールドウィン

1940年代

1940年(第13回)
作品名製作会社プロデューサー
レベッカセルズニックユナイテッド・アーティスツデヴィッド・O・セルズニック
凡てこの世も天国もワーナー・ブラザースジャック・L・ワーナーハル・B・ウォリス、デヴィッド・ルイス
海外特派員ウェンジャー、ユナイテッド・アーティスツウォルター・ウェンジャー
怒りの葡萄20世紀フォックスダリル・F・ザナック、ナナリー・ジョンソン
独裁者チャップリン、ユナイテッド・アーティスツチャールズ・チャップリン
恋愛手帖RKOラジオデヴィッド・ヘンプステッド
月光の女ワーナー・ブラザースハル・B・ウォリス
果てなき航路アルゴシー、ウェンジャー、ユナイテッド・アーティスツジョン・フォード
我等の町レッサー、ユナイテッド・アーティスツソル・レッサー
フィラデルフィア物語メトロ・ゴールドウィン・メイヤージョーゼフ・L・マンキーウィッツ
1941年[14](第14回)
作品名製作会社プロデューサー
わが谷は緑なりき20世紀フォックスダリル・F・ザナック
塵に咲く花メトロ・ゴールドウィン・メイヤーアーヴィング・アッシャー
市民ケーンRKOラジオオーソン・ウェルズ
幽霊紐育を歩くコロンビアエヴェレット・リスキン
Hold Back the Dawnパラマウントアーサー・ホーンブロウ・Jr
偽りの花園ゴールドウィン、RKOラジオサミュエル・ゴールドウィン
マルタの鷹ワーナー・ブラザースハル・B・ウォリス
我が道は遠けれどワーナー・ブラザースハル・B・ウォリス
ヨーク軍曹ワーナー・ブラザースジェシー・L・ラスキーハル・B・ウォリス
断崖RKOラジオアルフレッド・ヒッチコック
1942年(第15回)
作品名製作会社プロデューサー
ミニヴァー夫人メトロ・ゴールドウィン・メイヤーシドニー・フランクリン
潜水艦轟沈すGFD、コロンビアマイケル・パウエル
嵐の青春ワーナー・ブラザースハル・B・ウォリス
偉大なるアンバーソン家の人々マーキュリー、RKOラジオオーソン・ウェルズ
The Pied Piper20世紀フォックスナナリー・ジョンソン
打撃王ゴールドウィン、RKOラジオサミュエル・ゴールドウィン
心の旅路メトロ・ゴールドウィン・メイヤーシドニー・フランクリン
希望の降る街コロンビアジョージ・スティーヴンス
Wake Islandパラマウントジョセフ・シストロム
ヤンキー・ドゥードゥル・ダンディワーナー・ブラザースジャック・L・ワーナーハル・B・ウォリスウィリアム・キャグニー
1943年(第16回)
作品名製作会社プロデューサー
カサブランカワーナー・ブラザースハル・B・ウォリス
誰が為に鐘は鳴るパラマウントサム・ウッド
天国は待ってくれる20世紀フォックスエルンスト・ルビッチ
町の人気者メトロ・ゴールドウィン・メイヤークラレンス・ブラウン
軍旗の下にユナイテッド・アーティスツノエル・カワード
キュリー夫人メトロ・ゴールドウィン・メイヤーシドニー・フランクリン
The More the Merrierコロンビアジョージ・スティーヴンス
牛泥棒20世紀フォックスラマー・トロッティ
聖処女20世紀フォックスウィリアム・パールバーグ
ラインの監視ワーナー・ブラザースハル・B・ウォリス
1944年[15](第17回)
作品名製作会社プロデューサー
我が道を往くパラマウントレオ・マッケリー
深夜の告白パラマウントジョセフ・シストロム
ガス燈メトロ・ゴールドウィン・メイヤーアーサー・ホーンブロウ・Jr
君去りし後セルズニック、ユナイテッド・アーティスツデヴィッド・O・セルズニック
ウィルソン20世紀フォックスダリル・F・ザナック
1945年(第18回)
作品名製作会社プロデューサー
失われた週末パラマウントチャールズ・ブラケット
錨を上げてメトロ・ゴールドウィン・メイヤージョー・パスターナク
聖メリーの鐘RKOラジオレオ・マッケリー
ミルドレッド・ピアースワーナー・ブラザースジェリー・ウォルド
白い恐怖ユナイテッド・アーティスツデヴィッド・O・セルズニック
1946年(第19回)
作品名製作会社プロデューサー
我等の生涯の最良の年RKOラジオサミュエル・ゴールドウィン
ヘンリィ五世J・アーサー・ランクトゥ・シティズ・フィルムズローレンス・オリヴィエ
素晴らしき哉、人生!RKOラジオフランク・キャプラ
剃刀の刃20世紀フォックスダリル・F・ザナック
子鹿物語メトロ・ゴールドウィン・メイヤーシドニー・フランクリン
1947年(第20回)
作品名製作会社プロデューサー
紳士協定20世紀フォックスダリル・F・ザナック
気まぐれ天使RKOラジオサミュエル・ゴールドウィン
十字砲火RKOラジオエイドリアン・スコット
大いなる遺産ランク・シネギルド、U-Iロナルド・ニーム
三十四丁目の奇蹟20世紀フォックスウィリアム・パールバーグ
1948年(第21回)
作品名製作会社プロデューサー
ハムレットJ・アーサー・ランクトゥ・シティズ・フィルムズローレンス・オリヴィエ
ジョニー・ベリンダワーナー・ブラザースジェリー・ウォルド
赤い靴ランク・オーガニセージョン、パウエル・アンド・プレスバーガー、イーグル=ライオン・フィルムズマイケル・パウエルエメリック・プレスバーガー
蛇の穴20世紀フォックスアナトール・リトヴァク、ロバート・バスラー
黄金ワーナー・ブラザースヘンリー・ブランク
1949年(第22回)
作品名製作会社プロデューサー
オール・ザ・キングスメンロッセンコロンビアロバート・ロッセン
戦場メトロ・ゴールドウィン・メイヤードア・シャリー
女相続人パラマウントウィリアム・ワイラー
三人の妻への手紙20世紀フォックスソル・C・シーゲル
頭上の敵機20世紀フォックスダリル・F・ザナック

1950年代

1950年(第23回)
作品名製作会社プロデューサー
イヴの総て20世紀フォックスダリル・F・ザナック
ボーン・イエスタデイコロンビアS・シルヴァン・サイモン
花嫁の父メトロ・ゴールドウィン・メイヤーサム・ジンバリスト
キング・ソロモンメトロ・ゴールドウィン・メイヤーサム・ジンバリスト
サンセット大通りパラマウントチャールズ・ブラケット
1951年(第24回)
作品名製作会社プロデューサー
巴里のアメリカ人メトロ・ゴールドウィン・メイヤーアーサー・フリード
暁前の決断20世紀フォックスアナトール・リトヴァク、フランク・マッカーシー
陽のあたる場所パラマウントジョージ・スティーヴンス
クォ・ヴァディスメトロ・ゴールドウィン・メイヤーサム・ジンバリスト
欲望という名の電車ワーナー・ブラザースチャールズ・K・フェルドマン
1952年(第25回)
作品名製作会社プロデューサー
地上最大のショウパラマウントセシル・B・デミル
真昼の決闘ユナイテッド・アーティスツスタンリー・クレイマー
黒騎士メトロ・ゴールドウィン・メイヤーパンドロ・S・バーマン
赤い風車ユナイテッド・アーティスツジョン・ヒューストン
静かなる男リパブリックジョン・フォードメリアン・C・クーパー
1953年(第26回)
作品名製作会社プロデューサー
地上より永遠にコロンビアバディ・アドラー
ジュリアス・シーザーメトロ・ゴールドウィン・メイヤージョン・ハウスマン
聖衣20世紀フォックスフランク・ロス
ローマの休日パラマウントウィリアム・ワイラー
シェーンパラマウントジョージ・スティーヴンス
1954年(第27回)
作品名製作会社プロデューサー
波止場コロンビアサム・スピーゲル[16]
ケイン号の叛乱コロンビアスタンリー・クレイマー
喝采パラマウントウィリアム・パールバーグ
掠奪された七人の花嫁メトロ・ゴールドウィン・メイヤージャック・カミングス
愛の泉20世紀フォックスソル・C・シーゲル
1955年(第28回)
作品名製作会社プロデューサー
マーティユナイテッド・アーティスツハロルド・ヘクト
慕情20世紀フォックスバディ・アドラー
ミスタア・ロバーツワーナー・ブラザースリーランド・ヘイワード
ピクニックコロンビアフレッド・コールマー
バラの刺青パラマウントハル・B・ウォリス
1956年(第29回)
作品名製作会社プロデューサー
八十日間世界一周ユナイテッド・アーティスツマイケル・トッド
友情ある説得アライド・アーティスツウィリアム・ワイラー
ジャイアンツワーナー・ブラザースジョージ・スティーヴンス、ヘンリー・ジンスバーグ
王様と私20世紀フォックスチャールズ・ブラケット
十戒パラマウントセシル・B・デミル
1957年(第30回)
作品名製作会社プロデューサー
戦場にかける橋コロンビアサム・スピーゲル
青春物語20世紀フォックスジェリー・ウォルド
サヨナラワーナー・ブラザースウィリアム・ゲッツ
十二人の怒れる男ユナイテッド・アーティスツヘンリー・フォンダレジナルド・ローズ
情婦ユナイテッド・アーティスツアーサー・ホーンブロウ・Jr
1958年(第31回)
作品名製作会社プロデューサー
恋の手ほどきメトロ・ゴールドウィン・メイヤーアーサー・フリード
メイム叔母さんワーナー・ブラザースジャック・L・ワーナー
熱いトタン屋根の猫メトロ・ゴールドウィン・メイヤーローレンス・ウェインガーテン
手錠のまゝの脱獄クレイマー、ユナイテッド・アーティスツスタンリー・クレイマー
旅路ユナイテッド・アーティスツハロルド・ヘクト
1959年(第32回)
作品名製作会社プロデューサー
ベン・ハーメトロ・ゴールドウィン・メイヤーサム・ジンバリスト死後の受賞
或る殺人コロンビアオットー・プレミンジャー
アンネの日記20世紀フォックスジョージ・スティーヴンス
尼僧物語ワーナー・ブラザースヘンリー・ブランク
年上の女コンティネンタル、ブリティッシュ・ライオン・フィルムズジョン・ウルフ、ジェームズ・ウルフ

1960年代

1960年(第33回)
作品名製作会社プロデューサー
アパートの鍵貸しますユナイテッド・アーティスツビリー・ワイルダー
アラモユナイテッド・アーティスツジョン・ウェイン
エルマー・ガントリー/魅せられた男ユナイテッド・アーティスツバーナード・スミス
息子と恋人20世紀フォックスジェリー・ウォルド
サンダウナーズワーナー・ブラザースフレッド・ジンネマン
1961年(第34回)
作品名製作会社プロデューサー
ウエスト・サイド物語ユナイテッド・アーティスツロバート・ワイズ
ファニーワーナー・ブラザースジョシュア・ローガン
ナヴァロンの要塞コロンビアカール・フォアマン
ハスラー20世紀フォックスロバート・ロッセン
ニュールンベルグ裁判ユナイテッド・アーティスツスタンリー・クレイマー
1962年[17](第35回)
作品名製作会社プロデューサー
アラビアのロレンスコロンビアサム・スピーゲル
史上最大の作戦20世紀フォックスダリル・F・ザナック
The Music Manワーナー・ブラザースモートン・ダコスタ
戦艦バウンティメトロ・ゴールドウィン・メイヤーアーロン・ローゼンバーグ
アラバマ物語U-Iアラン・J・パクラ
1963年(第36回)
作品名製作会社プロデューサー
トム・ジョーンズの華麗な冒険ユナイテッド・アーティスツトニー・リチャードソン
アメリカ アメリカワーナー・ブラザースエリア・カザン
クレオパトラ20世紀フォックスウォルター・ウェンジャー
西部開拓史メトロ・ゴールドウィン・メイヤー、シネラマバーナード・スミス
野のユリユナイテッド・アーティスツラルフ・ネルソン
1964年(第37回)
作品名製作会社プロデューサー
マイ・フェア・レディワーナー・ブラザースジャック・L・ワーナー
ベケットパラマウントハル・B・ウォリス
博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったかコロンビアスタンリー・キューブリック
メリー・ポピンズウォルト・ディズニー・プロダクションズウォルト・ディズニー、ビル・ウォルシュ
その男ゾルバ20世紀フォックスマイケル・カコヤニス
1965年(第38回)
作品名製作会社プロデューサー
サウンド・オブ・ミュージック20世紀フォックスロバート・ワイズ
ダーリングエンバシージョゼフ・ジャンニ
ドクトル・ジバゴメトロ・ゴールドウィン・メイヤーカルロ・ポンティ
愚か者の船コロンビアスタンリー・クレイマー
裏街・太陽の天使ユナイテッド・アーティスツフレッド・コー
1966年(第39回)
作品名製作会社プロデューサー
わが命つきるともコロンビアフレッド・ジンネマン
アルフィーパラマウントルイス・ギルバート
アメリカ上陸作戦ユナイテッド・アーティスツノーマン・ジュイソン
砲艦サンパブロ20世紀フォックスロバート・ワイズ
バージニア・ウルフなんかこわくないワーナー・ブラザースアーネスト・レーマン
1967年(第40回)
作品名製作会社プロデューサー
夜の大捜査線ユナイテッド・アーティスツウォルター・ミリッシュ
俺たちに明日はないワーナー・ブラザース、セブン・アーツウォーレン・ベイティ
ドリトル先生不思議な旅20世紀フォックスアーサー・P・ジェイコブズ
卒業アンバシーローレンス・ターマン
招かれざる客コロンビアスタンリー・クレイマー
1968年(第41回)
作品名製作会社プロデューサー
オリバー!コロンビアジョン・ウルフ
ファニー・ガールコロンビアレイ・スターク
冬のライオンアヴコ・エンバシーマーティン・ポール
レーチェル レーチェルワーナー・ブラザースポール・ニューマン
ロミオとジュリエットパラマウントアンソニー・ヘイヴロック=アラン、ジョン・ブレイボーン
1969年(第42回)
作品名製作会社プロデューサー
真夜中のカーボーイユナイテッド・アーティスツジェローム・ヘルマン
1000日のアンユニバーサルハル・B・ウォリス
明日に向って撃て!20世紀フォックスジョン・フォアマン
ハロー・ドーリー!20世紀フォックスアーネスト・レーマン
Z [13]シネマVジャック・ペラン、ハーメッド・ラチェディ

1970年代

1970年(第43回)
作品名製作会社プロデューサー
パットン大戦車軍団20世紀フォックスフランク・マッカーシー
大空港ユニバーサルロス・ハンター
ファイブ・イージー・ピーセスコロンビアボブ・ラフェルソン、リチャード・ウェクスラー
ある愛の詩パラマウントハワード・G・ミンスキー
M★A★S★H マッシュ20世紀フォックスインゴ・プレミンジャー
1971年(第44回)
作品名製作会社プロデューサー
フレンチ・コネクション20世紀フォックスフィリップ・ダントーニ
時計じかけのオレンジワーナー・ブラザーススタンリー・キューブリック
屋根の上のバイオリン弾きユナイテッド・アーティスツノーマン・ジュイソン
ラスト・ショーコロンビアスティーブン・J・フリードマン
ニコライとアレクサンドラコロンビアサム・スピーゲル
1972年(第45回)
作品名製作会社プロデューサー
ゴッドファーザーパラマウントアルバート・S・ラディ
キャバレーアライド・アーティスツサイ・フュアー
脱出ワーナー・ブラザースジョン・ブアマン
移民者たち[13]ワーナー・ブラザースベント・フォルスランド
サウンダー20世紀フォックスロバート・B・ラドニッツ
1973年(第46回)
作品名製作会社プロデューサー
スティングユニバーサルトニー・ビルマイケル・フィリップスジュリア・フィリップス
アメリカン・グラフィティルーカスフィルム、ユニバーサルフランシス・フォード・コッポラゲイリー・カーツ
叫びとささやき[13]ニューワールド・ピクチャーズイングマール・ベルイマン
エクソシストワーナー・ブラザースウィリアム・ピーター・ブラッティ
ウィークエンド・ラブアヴコ・エンバシーメルヴィン・フランク
1974年(第47回)
作品名製作会社プロデューサー
ゴッドファーザー PART II [18]パラマウントフランシス・フォード・コッポラグレイ・フレデリクソンフレッド・ルース
チャイナタウンパラマウントロバート・エヴァンス
カンバセーション…盗聴…パラマウントフランシス・フォード・コッポラ
レニー・ブルースユナイテッド・アーティスツマーヴィン・ワース
タワーリング・インフェルノ20世紀フォックス、ワーナー・ブラザースアーウィン・アレン
1975年(第48回)
作品名製作会社プロデューサー
カッコーの巣の上でユナイテッド・アーティスツソウル・ゼインツ[16]マイケル・ダグラス
バリー・リンドンワーナー・ブラザーススタンリー・キューブリック
狼たちの午後ワーナー・ブラザースマーティン・ブレグマン、マーティン・エルファンド
ジョーズユニバーサルリチャード・D・ザナック
ナッシュビルパラマウントロバート・アルトマン
1976年(第49回)
作品名製作会社プロデューサー
ロッキーユナイテッド・アーティスツアーウィン・ウィンクラーロバート・チャートフ
大統領の陰謀ワーナー・ブラザースウォルター・コブレンツ
ウディ・ガスリー/わが心のふるさとユナイテッド・アーティスツロバート・F・ブラモフ、ハロルド・レヴェンサル
ネットワークメトロ・ゴールドウィン・メイヤー、ユナイテッド・アーティスツハワード・ゴットフリード
タクシードライバーコロンビアマイケル・フィリップスジュリア・フィリップス
1977年(第50回)
作品名製作会社プロデューサー
アニー・ホールユナイテッド・アーティスツチャールズ・H・ジョフィ
グッバイガールメトロ・ゴールドウィン・メイヤー、ワーナー・ブラザースレイ・スターク
ジュリア20世紀フォックス、リチャード・ロス
スター・ウォーズルーカスフィルム、20世紀フォックスゲイリー・カーツ
愛と喝采の日々20世紀フォックスハーバート・ロス、アーサー・ローレンツ
1978年(第51回)
作品名製作会社プロデューサー
ディア・ハンターユニバーサルバリー・スパイキングスマイケル・ディーリーマイケル・チミノジョン・リヴェラル
帰郷ユナイテッド・アーティスツジェローム・ヘルマン
天国から来たチャンピオンパラマウントウォーレン・ベイティ
ミッドナイト・エクスプレスコロンビアアラン・マーシャルデヴィッド・パットナム
結婚しない女20世紀フォックスポール・マザースキー、トニー・レイ
1979年(第52回)
作品名製作会社プロデューサー
クレイマー、クレイマーコロンビアスタンリー・R・ジャッフェ
オール・ザット・ジャズ20世紀フォックスロバート・アラン・アーサー死後のノミネート
地獄の黙示録ユナイテッド・アーティスツフランシス・フォード・コッポラ、フレッド・ルース、グレイ・フレデリクソン、トム・スターンバーグ
ヤング・ゼネレーション20世紀フォックスピーター・イェーツ
ノーマ・レイ20世紀フォックスタマラ・アセイエフ、アレックス・ローズ

1980年代

1980年(第53回)
作品名製作会社プロデューサー
普通の人々パラマウントロナルド・L・シュワリー
歌え!ロレッタ愛のためにユニバーサルバーナード・シュワルツ
エレファント・マンパラマウントジョナサン・サンガー
レイジング・ブルユナイテッド・アーティスツアーウィン・ウィンクラーロバート・チャートフ
テスコロンビアクロード・ベリ、ティモシー・バリル
1981年(第54回)
作品名製作会社プロデューサー
炎のランナーザ・ラッド・カンパニーワーナー・ブラザースデヴィッド・パットナム
アトランティック・シティパラマウントドニ・エロー
黄昏ITC、ユニバーサルブルース・ギルバード
レイダース/失われたアーク《聖櫃》ルーカスフィルム、パラマウントフランク・マーシャル
レッズパラマウントウォーレン・ベイティ
1982年(第55回)
作品名製作会社プロデューサー
ガンジーコロンビアリチャード・アッテンボロー
E.T.ユニバーサルスティーヴン・スピルバーグキャスリーン・ケネディ
ミッシングユニバーサルエドワード・ルイス、ミルドレッド・ルイス
トッツィーコロンビアシドニー・ポラックディック・リチャーズ
評決20世紀フォックスリチャード・D・ザナックデイヴィッド・ブラウン
1983年(第56回)
作品名製作会社プロデューサー
愛と追憶の日々パラマウントジェームズ・L・ブルックス
再会の時コロンビアマイケル・シャンバーグ
ドレッサーコロンビアピーター・イェーツ
ライトスタッフワーナー・ブラザース、ザ・ラッド・カンパニーアーウィン・ウィンクラーロバート・チャートフ
テンダー・マーシーEMIフィルムズ、ユニバーサルフィリップ・S・ホベル
1984年(第57回)
作品名製作会社プロデューサー
アマデウスオライオンソウル・ゼインツ
キリング・フィールドワーナー・ブラザースデヴィッド・パットナム
インドへの道コロンビアジョン・ブラボーン、リチャード・B・グッドウィン
プレイス・イン・ザ・ハートトライスターアーレン・ドノヴァン
ソルジャー・ストーリーコロンビアノーマン・ジュイソン、ロナルド・L・シュワリー、パトリック・J・パーマー
1985年(第58回)
作品名製作会社プロデューサー
愛と哀しみの果てユニバーサルシドニー・ポラック
カラーパープルワーナー・ブラザーススティーヴン・スピルバーグキャスリーン・ケネディフランク・マーシャルクインシー・ジョーンズ
蜘蛛女のキスアイランド・アライブデヴィッド・ワイズマン
女と男の名誉20世紀フォックス、ABCモーション・ピクチャーズジョン・フォアマン
刑事ジョン・ブック 目撃者パラマウントエドワード・S・フェルドマン
1986年(第59回)
作品名製作会社プロデューサー
プラトーンオライオンアーノルド・コペルソン
愛は静けさの中にパラマウントバート・シュガーマン、パトリック・J・パーマー
ハンナとその姉妹オライオンロバート・グリーンハット
ミッションワーナー・ブラザースフェルナンド・ギア、デヴィッド・パットナム
眺めのいい部屋シネコムイスマイル・マーチャント
1987年(第60回)
作品名製作会社プロデューサー
ラストエンペラー[18]コロンビアジェレミー・トーマス
ブロードキャスト・ニュース20世紀フォックスジェームズ・L・ブルックス
危険な情事パラマウントスタンリー・R・ジャッフェ、シェリー・ランシング
戦場の小さな天使たちコロンビアジョン・ブアマン
月の輝く夜にメトロ・ゴールドウィン・メイヤーパトリック・J・パーマー、ノーマン・ジュイソン
1988年(第61回)
作品名製作会社プロデューサー
レインマンユナイテッド・アーティスツマーク・ジョンソン
偶然の旅行者ワーナー・ブラザースローレンス・カスダン、チャールズ・オークン、マイケル・グリロ
危険な関係ワーナー・ブラザースノーマ・ヘイマン、ハンク・ムーンジーン
ミシシッピー・バーニングオライオンフレデリック・ゾロ、ロバート・F・コールズベリー
ワーキング・ガール20世紀フォックスダグラス・ウィック
1989年(第62回)
作品名製作会社プロデューサー
ドライビング Miss デイジーワーナー・ブラザースリチャード・D・ザナックリリ・フィニー・ザナック
7月4日に生まれてユニバーサルA・キットマン・ホー、オリバー・ストーン
いまを生きるタッチストーン・ピクチャーズスティーヴン・ハーフ、ポール・ユンガー・ウィット、トニー・トーマス
フィールド・オブ・ドリームスユニバーサルローレンス・ゴードン、チャールズ・ゴードン
マイ・レフトフットミラマックスノエル・ピアソン

1990年代

1990年(第63回)
作品名製作会社プロデューサー
ダンス・ウィズ・ウルブズオライオンジム・ウィルソンケビン・コスナー
レナードの朝コロンビアウォルター・F・パークスローレンス・ラスカー
ゴースト/ニューヨークの幻パラマウントリサ・ウィンスタイン
ゴッドファーザー PART IIIパラマウントフランシス・フォード・コッポラ
グッドフェローズワーナー・ブラザースアーウィン・ウィンクラー
1991年(第64回)
作品名製作会社プロデューサー
羊たちの沈黙オライオンエドワード・サクソンケネス・ウットロン・ボズマン
美女と野獣[19]ディズニードン・ハーン
バグジートライスターマーク・ジョンソン、バリー・レヴィンソンウォーレン・ベイティ
JFKワーナー・ブラザースA・キットマン・ホー、オリバー・ストーン
サウス・キャロライナ/愛と追憶の彼方コロンビアバーブラ・ストライサンド、アンドリュー・S・カーシュ
1992年(第65回)
作品名製作会社プロデューサー
許されざる者ワーナー・ブラザースクリント・イーストウッド
クライング・ゲームミラマックススティーヴン・ウーリー
ア・フュー・グッドメンコロンビア、キャッスル・ロック・エンターテインメントロブ・ライナー、アンドリュー・シェインマン
ハワーズ・エンドソニー・ピクチャーズ クラシックスイスマイル・マーチャント
セント・オブ・ウーマン/夢の香りユニバーサル、マーティン・ブレスト
1993年(第66回)
作品名製作会社プロデューサー
シンドラーのリストユニバーサルスティーヴン・スピルバーグジェラルド・R・モーレンブランコ・ラスティグ
逃亡者ワーナー・ブラザースアーノルド・コペルソン
父の祈りをユニバーサル、ジム・シェリダン
ピアノ・レッスンミラマックスジェーン・カンピオン
日の名残りコロンビアマイク・ニコルズ、ジョン・キャリー、イスマイル・マーチャント
1994年(第67回)
作品名製作会社プロデューサー
フォレスト・ガンプ/一期一会パラマウントウェンディ・フィネルマンスティーヴ・ティッシュスティーヴ・スターキー
フォー・ウェディングポリグラム・フィルムド・エンターテインメント、グラマシーダンカン・ケンウォーシー
パルプ・フィクションミラマックスローレンス・ベンダー
クイズ・ショウハリウッド・ピクチャーズマイケル・ジェイコブス、ジュリアン・クレイニン、マイケル・ノジク、ロバート・レッドフォード
ショーシャンクの空にコロンビア、キャッスル・ロック・エンターテインメントニキ・マーヴィン
1995年(第68回)
作品名製作会社プロデューサー
ブレイブハートパラマウントアイコン20世紀フォックスメル・ギブソンアラン・ラッド・Jrブルース・デイヴィ
アポロ13ユニバーサル、イマジン・エンターテインメントブライアン・グレイザー
ベイブユニバーサルビル・ミラー、ジョージ・ミラーダグ・ミッチェル
イル・ポスティーノ[13]ミラマックスマリオ・チェッキ・ゴーリ死後のノミネート、ヴィットリオ・チェッキ・ゴーリ、ガエターノ・ダニエル
いつか晴れた日にコロンビアリンゼイ・ドーラン
1996年(第69回)
作品名製作会社プロデューサー
イングリッシュ・ペイシェントミラマックスソウル・ゼインツ
ファーゴポリグラム・フィルムド・エンターテインメント、グラマシーイーサン・コーエン、
ザ・エージェントグレイシー・フィルム、トライスタージェームズ・L・ブルックス、ローレンス・マーク、リチャード・サカイキャメロン・クロウ
秘密と嘘オクトバー・フィルムズサイモン・チャニング=ウィリアムズ
シャインフィン・ライン・フィーチャーズジェーン・スコット
1997年(第70回)
作品名製作会社プロデューサー
タイタニックライトストーム・エンターテインメント20世紀フォックスパラマウントジェームズ・キャメロンジョン・ランドー
恋愛小説家トライスタージェームズ・L・ブルックス、ブリジット・ジョンソン、クリスティ・ズィー
フル・モンティフォックス・サーチライトウベルト・パゾリーニ
グッド・ウィル・ハンティング/旅立ちミラマックスローレンス・ベンダー
L.A.コンフィデンシャルワーナー・ブラザースカーティス・ハンソンアーノン・ミルチャン、マイケル・G・ネイサンソン
1998年(第71回)
作品名製作会社プロデューサー
恋におちたシェイクスピアミラマックスユニバーサルデヴィッド・パーフィットドナ・ジグリオッティハーヴェイ・ワインスタインエドワード・ズウィックマーク・ノーマン
エリザベスポリグラム・フィルムド・エンターテインメント、グラマシーシェーカル・カプール、アリソン・オーウェン、エリック・フェルナーティム・ビーヴァン
ライフ・イズ・ビューティフル[13]ミラマックスエルダ・フェッリ、ジャンルイジ・ブラスキ
プライベート・ライアンドリームワークス、パラマウントスティーヴン・スピルバーグイアン・ブライスマーク・ゴードンゲイリー・レヴィンソン
シン・レッド・ライン20世紀フォックスロバート・マイケル・ゲイスラー、ジョン・ロバデュー、グラント・ヒル
1999年(第72回)
作品名製作会社プロデューサー
アメリカン・ビューティードリームワークスブルース・コーエンダン・ジンクス
サイダーハウス・ルールミラマックスリチャード・N・グラッドスタイン
グリーンマイルキャッスル・ロック・エンターテインメント、ワーナー・ブラザースフランク・ダラボン、デヴィッド・ヴァルデス
インサイダータッチストーン・ピクチャーズピーター・ジャン・ブルージ、マイケル・マン
シックス・センスハリウッド・ピクチャーズフランク・マーシャルキャスリーン・ケネディバリー・メンデルM・ナイト・シャマラン

2000年代

2000年(第73回)
作品名製作会社プロデューサー
グラディエータードリームワークスユニバーサルダグラス・ウィックデヴィッド・フランゾーニブランコ・ラスティグ
ショコラミラマックスデイヴィッド・ブラウン、キット・ゴールデン、レスリー・ホレラン
グリーン・デスティニー[13]ソニー・ピクチャーズ・クラシックスウィリアム・コン、シュー・リー・コン、アン・リー
エリン・ブロコビッチユニバーサル、コロンビアダニー・デヴィート、マイケル・シャンバーグ、ステイシー・シェア
トラフィックフォーカス・フィーチャーズエドワード・ズウィックマーシャル・ハースコビッツ、ローラ・ビックフォード
2001年(第74回)
作品名製作会社プロデューサー
ビューティフル・マインドドリームワークスユニバーサルブライアン・グレイザーロン・ハワード
ゴスフォード・パークUSAフィルムズロバート・アルトマンボブ・バラバン、デヴィッド・レヴィ
イン・ザ・ベッドルームミラマックスグレアム・リーダー、ロス・カッツ、トッド・フィールド
ロード・オブ・ザ・リングニュー・ライン・シネマピーター・ジャクソンフラン・ウォルシュバリー・M・オズボーン
ムーラン・ルージュ20世紀フォックスマーティン・ブラウン、バズ・ラーマン、フレッド・バロン
2002年(第75回)
作品名製作会社プロデューサー
シカゴミラマックスマーティン・リチャーズ
ギャング・オブ・ニューヨークミラマックスアルベルト・グリマルディ、ハーヴェイ・ワインスタイン
めぐりあう時間たちパラマウント、ミラマックススコット・ルーディンロバート・フォックス
ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔ニュー・ライン・シネマバリー・M・オズボーンフラン・ウォルシュピーター・ジャクソン
戦場のピアニストフォーカス・フィーチャーズロマン・ポランスキー、ロベール・ベンムッサ、アラン・サルド
2003年(第76回)
作品名製作会社プロデューサー
ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還ニュー・ライン・シネマバリー・M・オズボーンピーター・ジャクソンフラン・ウォルシュ
ロスト・イン・トランスレーションフォーカス・フィーチャーズロス・カッツ、ソフィア・コッポラ
マスター・アンド・コマンダー20世紀フォックス、ミラマックス、ユニバーサルサミュエル・ゴールドウィン・Jrピーター・ウィアー、ダンカン・ヘンダーソン
ミスティック・リバーワーナー・ブラザースロバート・ロレンツ、ジュディ・G・ホイト、クリント・イーストウッド
シービスケットドリームワークス、ユニバーサルキャスリーン・ケネディフランク・マーシャルゲイリー・ロス
2004年(第77回)
作品名製作会社プロデューサー
ミリオンダラー・ベイビーワーナー・ブラザースクリント・イーストウッドアルバート・S・ラディトム・ローゼンバーグ
アビエイターワーナー・ブラザース、ミラマックスマイケル・マングレアム・キング
ネバーランドミラマックスリチャード・N・グラッドスタイン、ネリー・ベルフラワー
Ray/レイユニバーサルテイラー・ハックフォード、スチュアート・ベンジャミン、ハワード・ボールドウィン
サイドウェイフォックス・サーチライトマイケル・ロンドン
2005年(第78回)
作品名製作会社プロデューサー
クラッシュライオンズゲートポール・ハギスキャシー・シュルマン
ブロークバック・マウンテンフォーカス・フィーチャーズダイアナ・オサナ、ジェームズ・シェイマス
カポーティユナイテッド・アーティスツキャロライン・バロン、マイケル・オホーヴェン、ウィリアム・ヴィンス
グッドナイト&グッドラックワーナー・ブラザースグラント・ヘスロヴ
ミュンヘンドリームワークス、ユニバーサルスティーヴン・スピルバーグキャスリーン・ケネディバリー・メンデル
2006年 (第79回)
作品名製作会社プロデューサー
ディパーテッドワーナー・ブラザースグレアム・キング
バベルパラマウント・ヴァンテージアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥスティーヴ・ゴリンジョン・キリク
硫黄島からの手紙[13]ワーナー・ブラザースクリント・イーストウッドスティーヴン・スピルバーグロバート・ロレンツ
リトル・ミス・サンシャインフォックス・サーチライトデヴィッド・T・フレンドリーピーター・サラフ、マーク・タートルトーブ
クィーンミラマックスアンディ・ハリース、クリスティーン・ランガン、トレイシー・シーウォード
2007年 (第80回)
作品名製作会社プロデューサー
ノーカントリーミラマックスパラマウント・ヴァンテージスコット・ルーディンイーサン・コーエンジョエル・コーエン
つぐないフォーカス・フィーチャーズティム・ビーヴァンエリック・フェルナーポール・ウェブスター
JUNO/ジュノフォックス・サーチライトメイソン・ノヴィック、リアンヌ・ハルフォン、ラッセル・スミス
フィクサーワーナー・ブラザースジェニファー・フォックス、ケリー・オレント、シドニー・ポラック
ゼア・ウィル・ビー・ブラッドパラマウント・ヴァンテージ、ミラマックスポール・トーマス・アンダーソン、ダニエル・ルピ、ジョアン・セアラー
2008年(第81回)
作品名製作会社プロデューサー
スラムドッグ$ミリオネア[18]フォックス・サーチライトワーナー・ブラザースクリスチャン・コルソン
ベンジャミン・バトン 数奇な人生パラマウント、ワーナー・ブラザースキャスリーン・ケネディフランク・マーシャルセアン・チャフィン
フロスト×ニクソンユニバーサルロン・ハワードブライアン・グレイザーエリック・フェルナー
ミルクフォーカス・フィーチャーズブルース・コーエン、ダン・ジンクス
愛を読むひとワインスタイン・カンパニーアンソニー・ミンゲラ死後のノミネートシドニー・ポラック死後のノミネートドナ・ジグリオッティ、レッドモンド・モリス
2009年(第82回)
作品名製作会社プロデューサー
ハート・ロッカーサミット・エンターテインメントキャスリン・ビグローマーク・ボールニコラ・シャルティエグレッグ・シャピロ
アバターライトストーム・エンターテインメント、20世紀フォックスジェームズ・キャメロンジョン・ランドー
しあわせの隠れ場所ワーナー・ブラザースギル・ネッター、アンドリュー・A・コソーヴ、ブロデリック・ジョンソン
第9地区トライスターピーター・ジャクソンキャロリン・カニンガム
17歳の肖像ソニー・ピクチャーズ・クラシックスフィノラ・ドワイヤー、アマンダ・ポージー
イングロリアス・バスターズワインスタイン・カンパニー、ユニバーサルローレンス・ベンダー
プレシャスライオンズゲート・エンターテインメントリー・ダニエルズ、セイラ・シーゲル=マグネス、ゲイリー・マグネス
シリアスマンフォーカス・フィーチャーズジョエル・コーエン、イーサン・コーエン
カールじいさんの空飛ぶ家[19]ディズニー/ピクサージョナス・リベラ
マイレージ、マイライフパラマウントダニエル・タビッキ、アイヴァン・ライトマンジェイソン・ライトマン

2010年代

2010年(第83回)
作品名製作会社プロデューサー
英国王のスピーチワインスタイン・カンパニーイアン・カニングエミール・シャーマンガレス・アンウィン
ブラック・スワンフォックス・サーチライトスコット・フランクリン、マイク・メダヴォイ、ブライアン・オリヴァー
ザ・ファイターパラマウントデヴィッド・ホバーマン、トッド・リーバーマン、マーク・ウォールバーグ
インセプションワーナー・ブラザースクリストファー・ノーランエマ・トーマス
キッズ・オールライトフォーカス・フィーチャーズゲイリー・ギルバート、ジェフリー・レヴィ=ヒント、セリーヌ・ラトレイ
127時間フォックス・サーチライトダニー・ボイルクリスチャン・コルソン
ソーシャル・ネットワークコロンビアデイナ・ブルネッティ、セアン・チャフィンマイケル・デ・ルカスコット・ルーディン
トイ・ストーリー3[19]ディズニー/ピクサーダーラ・K・アンダーソン
トゥルー・グリットパラマウントイーサン・コーエン、ジョエル・コーエンスコット・ルーディン
ウィンターズ・ボーンロードサイド・アトラクションズアン・ロゼリーニ、アリックス・マディガン
2011年(第84回)
作品名製作会社プロデューサー
アーティストワインスタイン・カンパニートマ・ラングマン
ファミリー・ツリーフォックス・サーチライトアレクサンダー・ペインジム・バークジム・テイラー
ものすごくうるさくて、ありえないほど近いワーナー・ブラザーススコット・ルーディン
ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜タッチストーンクリス・コロンバス、マイケル・バーナサン、ブランソン・グリーン
ヒューゴの不思議な発明パラマウントグレアム・キングマーティン・スコセッシ
ミッドナイト・イン・パリソニー・ピクチャーズ・クラシックスレッティ・アロンソン、スティーヴン・テネンバウム
マネーボールコロンビアマイケル・デ・ルカ、レイチェル・ホロヴィッツ、ブラッド・ピット
ツリー・オブ・ライフフォックス・サーチライトデデ・ガードナー、サラ・グリーン、グラント・ヒルビル・ポーラッド
戦火の馬タッチストーンスティーヴン・スピルバーグキャスリーン・ケネディ
2012年(第85回)
作品名製作会社プロデューサー
アルゴワーナー・ブラザースグラント・ヘスロヴベン・アフレックジョージ・クルーニー
ジャンゴ 繋がれざる者ワインスタイン・カンパニー、コロンビアステイシー・シェアレジナルド・ハドリン、ピラー・サヴォン
レ・ミゼラブルユニバーサルティム・ビーヴァンエリック・フェルナーデブラ・ヘイワードキャメロン・マッキントッシュ
ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日フォックスアン・リー、ギル・ネッター、デヴィッド・ウォマーク
リンカーンタッチストーン、ドリームワークス、フォックススティーヴン・スピルバーグキャスリーン・ケネディ
世界にひとつのプレイブックワインスタイン・カンパニーブルース・コーエンドナ・ジグリオッティジョナサン・ゴードン
ゼロ・ダーク・サーティコロンビアマーク・ボールキャスリン・ビグローミーガン・エリソン
愛、アムール[13]ソニー・ピクチャーズ・クラシックスマルガレート・メネゴス、シュテファン・アルント、ファイト・ハイドゥシュカ、ミヒャエル・カッツ
ハッシュパピー 〜バスタブ島の少女〜フォックス・サーチライトダン・ジャンヴィー、マイケル・ゴットワルド、ジョシュ・ペン
2013年(第86回)
作品名製作会社プロデューサー
それでも夜は明けるフォックス・サーチライトリージェンシー・エンタープライズリバー・ロード・エンターテインメントプランBエンターテインメントニュー・リージェンシー・ピクチャーズフィルム4・プロダクションズ英語版ブラッド・ピットデデ・ガードナージェレミー・クライナースティーヴ・マックイーンアンソニー・カタガス英語版
アメリカン・ハッスルコロンビア、アトラス・エンターテインメント、アンナプルナ・ピクチャーズチャールズ・ローヴェン、リチャード・サックル、ミーガン・エリソンジョナサン・ゴードン
キャプテン・フィリップスコロンビア、マイケル・デ・ルカ・プロダクションズ、スコット・ルーディン・プロダクションズ、トリガー・ストリートスコット・ルーディンデイナ・ブルネッティ英語版マイケル・デ・ルカ
ダラス・バイヤーズクラブフォーカス・フィーチャーズ、トゥルース・エンターテインメント、ボルテージ・ピクチャーズロビー・ブレナー英語版、レイチェル・ウィンター
ゼロ・グラビティワーナー・ブラザース、エスペラント・フィルモ英語版ヘイデイ・フィルムズアルフォンソ・キュアロンデヴィッド・ハイマン
her/世界でひとつの彼女ワーナー・ブラザース、エンターテインメント・フィルム・ディストリビューターズ、アンナプルナ・ピクチャーズミーガン・エリソンスパイク・ジョーンズヴィンセント・ランディ英語版
ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅パラマウント・ヴァンテージ、エコー・レイク・エンターテインメント、フィルムネーション・エンターテインメントアルバート・バーガー英語版ロン・イェルザ英語版
あなたを抱きしめる日までワインスタイン・カンパニー、BBCフィルムズBFICanal+ベビー・カウ・プロダクションズ英語版、マグノリア・メイ・フィルムズガブリエル・ターナ英語版スティーヴ・クーガントレイシー・シーウォード英語版
ウルフ・オブ・ウォールストリートパラマウント、レッド・グランティ・ピクチャーズ英語版アッピアン・ウェイ・プロダクションズ、シケリア・プロダクションズ、Emjag Productionsマーティン・スコセッシレオナルド・ディカプリオジョーイ・マクファーランド英語版エマ・ティリンジャー・コスコフ
2014年(第87回)
作品名製作会社プロデューサー
バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)フォックス・サーチライトニュー・リージェンシー・ピクチャーズワールドビュー・エンターテインメント英語版アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥジョン・レッシャージェームズ・W・スコッチドープル
アメリカン・スナイパーワーナー・ブラザース、ヴィレッジ・ロードショー・ピクチャーズ、マッド・チャンス・プロダクションズ、22nd & Indiana Picturesクリント・イーストウッドロバート・ロレンツアンドリュー・ラザー英語版ブラッドリー・クーパーピーター・モーガン
6才のボクが、大人になるまで。IFCフィルム英語版、ディートゥア・フィルムプロダクションズリチャード・リンクレイターキャサリン・サザーランド英語版
グランド・ブダペスト・ホテルフォックス・サーチライト、アメリカン・エンピリカル・ピクチャーズ、インディアン・ペイントブラッシュ英語版バーベルスベルク・スタジオ英語版ウェス・アンダーソンスコット・ルーディンスティーヴン・レイルズ英語版ジェレミー・ドーソン英語版
イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密ワインスタイン・カンパニー、ブラック・ベア・ピクチャーズ、ブリストル・オートモーティブノーラ・グロスマン英語版アイドー・オストロウスキー英語版テディ・シュワルツマン英語版
グローリー/明日への行進パラマウント、パテ、クラウド・エイト・フィルムズ、プランBエンターテインメント、ハーポ・フィルムズ英語版クリスチャン・コルソンオプラ・ウィンフリーデデ・ガードナージェレミー・クライナー
博士と彼女のセオリーフォーカス・フィーチャーズ、ワーキング・タイトルティム・ビーヴァンエリック・フェルナーリサ・ブルース英語版アンソニー・マクカーテン
セッションソニー・ピクチャーズ・クラシックス、ボールド・フィルムズ英語版ブラムハウス・プロダクションズ、ライト・オブ・ウェイ・フィルムズジェイソン・ブラム、ヘレン・エスタブルック、デヴィッド・ランカスター
2015年(第88回)
作品名製作会社プロデューサー
スポットライト 世紀のスクープオープン・ロード・フィルムズアノニマス・コンテント英語版ファースト・ルック・メディア英語版パーティシパント・メディア、ロックリン/ファウストマイケル・シュガー英語版スティーヴ・ゴリンニコル・ロックリン英語版ブライ・パゴン・ファウストン英語版
マネー・ショート 華麗なる大逆転パラマウント、リージェンシー・エンタープライズ、プランBエンターテインメントブラッド・ピットデデ・ガードナージェレミー・クライナー
ブリッジ・オブ・スパイドリームワークス、タッチストーン・ピクチャーズ、20世紀フォックス、TSGエンターテインメント、アンブリン・エンターテインメント、パーティシパント・メディア、Afterworks Limited、ベルスベルク・スタジオ、マーク・プラット・プロダクションズスティーヴン・スピルバーグマーク・E・プラットクリスティ・マコスコ・クリーガー
ブルックリンフォックス・サーチライト・ピクチャーズ、BFIBBCフィルムズ、Wildgaze Films、アイルランド映画委員会英語版、パラレル・フィルム・プロダクションズ、Item 7フィノラ・ドワイヤー英語版アマンダ・ポージー英語版
マッドマックス 怒りのデス・ロードワーナー・ブラザース、ヴィレッジ・ロードショー・ピクチャーズ、ケネディ・ミラー・ミッチェル英語版ラットパック=デューン・エンターテインメントダグ・ミッチェルジョージ・ミラー
オデッセイ20世紀フォックス、TSGエンターテインメント、スコット・フリー・プロダクションズ、Genre Filmsサイモン・キンバーグリドリー・スコットマイケル・シェイファー英語版マーク・ハッファム英語版
レヴェナント: 蘇えりし者20世紀フォックス、アノニマス・コンテント、アッピアン・ウェイ・プロダクションズ、Mプロダクションズ、ニュー・リージェンシー・ピクチャーズ、ラットパック=デューン・エンターテインメントアーノン・ミルチャンスティーヴ・ゴリンアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥメアリー・ペアレントキース・レドモン英語版
ルームA24TG4フィルムズ、Nope Films、Mauvais Plan、CampTrace Entertainment、Lester Productionsエド・ギニー英語版
2016年(第89回)
作品名製作会社プロデューサー
ムーンライトA24プランBエンターテインメントパステル・プロダクションアデル・ロマンスキーデデ・ガードナージェレミー・クライナー
メッセージパラマウント、ラバ・ベアー・フィルムズ英語版フィルムネーション・エンターテインメント英語版ショーン・レヴィダン・レヴィンアーロン・ライダーデヴィッド・リンド
フェンスパラマウント、ブロン・スタジオズ英語版、マクロ・メディア 、スコット・ルーディン・プロダクションズスコット・ルーディンデンゼル・ワシントントッド・ブラック
ハクソー・リッジサミット・エンターテインメント、クロス・クリーク・ピクチャーズ、パンデモニウム・フィルムズ、パーマット・プロダクションズ、ヴェンディアン・ピクチャーズビル・メカニック英語版デヴィッド・パーマット英語版
最後の追跡CBSフィルムズ、ライオンズゲート、シドニー・キンメル・エンターテインメント英語版、 オッド・ロット・エンターテインメント、フィルム44、LBIエンターテインメントカーラ・ハッケン英語版ジュリー・ヨーン英語版
ドリーム20世紀フォックス、TSGエンターテインメント、チャーニン・エンターテインメント英語版、レヴァンティン・フィルムズドナ・ジグリオッティピーター・チャーニンジェンノ・トッピングファレル・ウィリアムスセオドア・メルフィ
ラ・ラ・ランドサミット・エンターテインメント、ブラック・レーベル・メディア英語版、TIKフィルムズ、インポスター・ピクチャーズ、ギルバート・フィルムズマーク・プラット・プロダクションズフレッド・バーガージョーダン・ホロウィッツマーク・プラット
LION/ライオン 〜25年目のただいま〜ワインスタイン・カンパニー、トランスミッション・フィルムズ、エンターテインメント・フィルム・ディストリビューターズ英語版エミール・シャーマン英語版イアン・カニングアンジー・フィールダー英語版
マンチェスター・バイ・ザ・シーアマゾン・スタジオ、ロードサイド・アトラクションズ、Kピリオド・メディア、Bストーリー、CMP、パール・ストリート・フィルムズ英語版マット・デイモンキンバリー・スチュワードクリス・ムーア英語版ローレン・ベック英語版ケヴィン・J・ウォルシュ英語版
2017年(第90回)
作品名製作会社プロデューサー
シェイプ・オブ・ウォーターBull Productionsギレルモ・デル・トロJ・マイルズ・デイル
君の名前で僕を呼んでフレンジー・フィルム・カンパニー、RTフィーチャーズ、ヴァルテルズ・エンド・プロダクションズ、La Cinéfactureピーター・スピアーズルカ・グァダニーノ、エミリー・ジョルジュ、マルコ・モラビート
ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男ワンダ・ピクチャーズワーキング・タイトル・フィルムズティム・ビーヴァンエリック・フェルナーリサ・ブルース英語版アンソニー・マクカーテンダニエル・アーバンスキー英語版
ダンケルクシンコピー・フィルムズエマ・トーマスクリストファー・ノーラン
ゲット・アウトパーフェクト・ワールド・ピクチャーズ、ブラムハウス・プロダクションズ、QCエンターテインメントショーン・マッキトリックジェイソン・ブラム、エドワード・H・ハム・Jr.、ジョーダン・ピール
レディ・バードスコット・ルーディン・プロダクションズ、マネジメント360、IACフィルムズスコット・ルーディン、イーライ・ブッシュ、イヴリン・オニール
ファントム・スレッドアンナプルナ・ピクチャーズ、Ghoulardi Film Companyジョアン・セラーポール・トーマス・アンダーソンミーガン・エリソンダニエル・ルピ英語版
ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書ドリームワークスアンブリン・パートナーズアンブリン・エンターテインメント、パスカル・ピクチャーズ、スター・スローワ・エンターテインメント、20世紀フォックスパーティシパント・メディアエイミー・パスカルスティーヴン・スピルバーグクリスティ・マコスコ・クリーガー
スリー・ビルボードフィルム4・プロダクションズ、フォックス・サーチライト・ピクチャーズ、ブループリント・ピクチャーズ、カッティング・エッジ・グループグレアム・ブロードベントピーター・チャーニンマーティン・マクドナー
2018年(第91回)
作品名製作会社プロデューサー
グリーンブックアンブリン・パートナーズパーティシパント・メディアコナンドラム・エンターテインメントシネティック・メディアジム・バークチャールズ・B・ウェスラー英語版ブライアン・ヘインズ・クリーピーター・ファレリーニック・ヴァレロンガ
ブラックパンサーマーベル・スタジオケヴィン・ファイギ
ブラック・クランズマンレジェンダリー・エンターテインメントパーフェクト・ワールド・ピクチャーズブラムハウス・プロダクションズ、モンキーパー・プロダクションズ、QCエンターテインメントショーン・マッキトリックジェイソン・ブラム、レイモンド・マンスフィールド、ジョーダン・ピールスパイク・リー
ボヘミアン・ラプソディ20世紀フォックスニュー・リージェンシーGKフィルムズ、クィーン・フィルムズグレアム・キング
女王陛下のお気に入りスカーレット・フィルムズ、エレメント・ピクチャーズ英語版、アルカナ、フィルム4・プロダクションズ英語版、ウェイポイント・エンターテインメントセシ・デンプシー、エド・ギニー英語版、リー・マジデイ、ヨルゴス・ランティモス
ROMA/ローマ[13]パーティシパント・メディアエスペラント・フィルモ英語版ガブリエル・ロドリゲス、アルフォンソ・キュアロン
アリー/ スター誕生メトロ・ゴールドウィン・メイヤー、ピーターズ・エンターテイメント、ガーバー・ピクチャーズ、ジョイント・エフォートビル・ガーバー英語版ブラッドリー・クーパー、リネット・ハウエル・テイラー
バイスアンナプルナ・ピクチャーズ、ゲイリー・サンチェス・プロダクションズ、プランBエンターテインメントデデ・ガードナージェレミー・クライナーアダム・マッケイ、ケヴィン・メシック
2019年(第92回)
作品名製作会社プロデューサー
パラサイト 半地下の家族[13]バランソン・E&A・コープクァク・シネポン・ジュノ
フォードvsフェラーリチャーニン・エンターテインメント英語版TSGエンターテインメント、ターンパイク・フィルムズピーター・チャーニンジェンノ・トッピングジェームズ・マンゴールド
アイリッシュマンNetflix、シケリア・プロダクションズ、トライベッカ・プロダクションズ英語版マーティン・スコセッシロバート・デ・ニーロジェーン・ローゼンタールエマ・ティリンジャー・コスコフ
ジョジョ・ラビットフォックス・サーチライト・ピクチャーズカシュー・ニール英語版タイカ・ワイティティチェルシー・ウィンスタンリー
ジョーカーヴィレッジ・ロードショー・ピクチャーズトッド・フィリップスブラッドリー・クーパーエマ・ティリンジャー・コスコフ
ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語ニュー・リージェンシー・ピクチャーズ、ディ・ノヴィ・ピクチャーズ、コロンビア ピクチャーズ、パスカル・ピクチャーズ、ソニー・ピクチャーズエイミー・パスカル
マリッジ・ストーリーヘイデイ・フィルムズNetflixノア・バームバックデヴィッド・ハイマン
1917 命をかけた伝令ドリームワークスリライアンス・エンターテインメントアンブリン・パートナーズサム・メンデスピッパ・ハリス、ジェーン=アン・テングレン、カラム・マクドゥーガル
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドヘイデイ・フィルムズソニー・ピクチャーズ エンタテインメントデヴィッド・ハイマンシャノン・マッキントッシュ英語版クエンティン・タランティーノ

2020年代

2020年(第93回)
作品名製作会社プロデューサー
ノマドランドハイウェイマン・フィルムズヒア/セイ・プロダクションズCor Cordium Productionsフランシス・マクドーマンドピーター・スピアーズモリー・アッシャーダン・ジャンヴィークロエ・ジャオ
ファーザーF・コム・フィルム、トレードマーク・フィルムズ、Cine@、AGスタジオデヴィッド・パーフィット英語版、ジャン=ルイ・リヴィ、フィリップ・カルカソンヌ
ユダ&ブラック・メシアMACRO、パーティシパントブロン・クリエイティブ英語版、Proximityシャカ・キング英語版、チャールズ・D・キング、ライアン・クーグラー
Mank/マンクNetflixセアン・チャフィンエリック・ロスダグラス・アーバンスキー英語版
ミナリA24プランBエンターテインメントクリスティーナ・オー
プロミシング・ヤング・ウーマンフィルムネイション・エンターテインメント英語版ラッキーチャップ・エンターテインメント英語版ベン・ブラウニング、アシュリー・フォックス、エメラルド・フェネル、ジョシー・マクナマラ
サウンド・オブ・メタル -聞こえるということ-Caviar、Ward Fourベルト・ハーメリンク、サチャ・ベン・ハローチェ
シカゴ7裁判パラマウント映画ドリームワークス・ピクチャーズクロス・クリーク・ピクチャーズ、マーク・プラット・プロダクションズ、シブハンズ・ピクチャーズマーク・E・プラットスチュアート・M・ベッサー英語版
2021年(第94回)
作品名製作会社プロデューサー
コーダ あいのうたヴァンドーム・ピクチャーズ、パテ・フィルムズフィリップ・ルスレフランス語版、ファブリス・ジャンフェルニ、パトリック・ワックスバーガー
ベルファストノーザン・アイランド・スクリーン英語版、TKBCケネス・ブラナー、ローラ・バーウィック、ベッカ・コヴァチック、テイマー・トーマス
ドント・ルック・アップハイパーオブジェクト・プロダクションズ英語版Bluegrass Filmアダム・マッケイ、Kevin Messick
ドライブ・マイ・カー[13]カルチュア・エンタテインメント、ビターズ・エンド、ねこじゃらし、クオラス日本出版販売文藝春秋レスパスビジョンC&Iエンタテインメント朝日新聞社山本晃久
DUNE/デューン 砂の惑星ワーナー・ブラザースレジェンダリー・ピクチャーズメアリー・ペアレントドゥニ・ヴィルヌーヴ、ケイル・ボイダー
ドリームプランウェストブルック・スタジオズ、スター・スローター・エンターテインメント、キーピン・イット・イールティム・ホワイト、トレバー・ホワイト、ウィル・スミス
リコリス・ピザメトロ・ゴールドウィン・メイヤーフォーカス・フィーチャーズブロン・クリエイティブ英語版、グーラルディ・フィルム・カンパニーサラ・マーフィ、アダム・ソムナー、ポール・トーマス・アンダーソン
ナイトメア・アリーサーチライト・ピクチャーズTSGエンターテインメントJ・マイルズ・デイルギレルモ・デル・トロブラッドリー・クーパー
パワー・オブ・ザ・ドッグニュージーランド・フィルム・コミッション英語版BBCフィルムズ、クロス・シティ・フィルムズ、シーソー・フィルムズ英語版、バッド・ガール・ギークマックス・フィルムズ、ブライトスタージェーン・カンピオンタニア・セガッチアン英語版エミール・シャーマン英語版イアン・カニングロジャ・フラピエ英語版
ウエスト・サイド・ストーリーアンブリン・エンターテインメントTSGエンターテインメントスティーブン・スピルバーグクリスティ・マコスコ・クリーガー
2022年(第95回)
作品名製作会社プロデューサー
エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス [18]IACフィルムズ英語版AGBO、イヤー・オブ・ザ・ラット、レイ・ライン・エンターテインメントアンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソマイク・ラロッカ英語版、ダニエル・クワン、ダニエル・シャイナート、ジョナサン・ワン
西部戦線異状なしアミューズメント・パークエドワード・ベルガー英語版、ダニエル・マルク・ドレイファス、マルテ・グルナート
アバター:ウェイ・オブ・ウォーター20世紀スタジオライトストーム・エンターテインメントTSGエンターテインメントジェームズ・キャメロンジョン・ランドー
イニシェリン島の精霊フィルム4・プロダクションズ英語版ブループリント・ピクチャーズ英語版TSGエンターテインメントグレアム・ブロードベントピーター・チャーニンマーティン・マクドナー
エルヴィスワーナー・ブラザース・ピクチャーズ、バズマーク・フィルムズ、ザ・ジャッカル・グループバズ・ラーマンキャサリン・マーティンゲイル・バーマン英語版、パトリック・マコーミック、スカイラー・ワイス
フェイブルマンズアンブリン・エンターテインメントリライアンス・エンターテインメントクリスティ・マコスコ・クリーガースティーヴン・スピルバーグ、トニー・クシュナー
TAR/ターフォーカス・フィーチャーズ、スタンダード・フィルム・カンパニー、EMJAGプロダクションズトッド・フィールド、スコット・ランバート、アレクサンドラ・ミルチャン
トップガン マーヴェリックスカイダンス・メディアTCプロダクションズドン・シンプソン/ジェリー・ブラッカイマー・フィルムズジェリー・ブラッカイマートム・クルーズクリストファー・マッカリーデヴィッド・エリソン
逆転のトライアングルインペラティヴ・エンターテインメント英語版フィルム・アイ・ヴァスト英語版BBCフィルムズ、30ウェスト、プラットフォーム・プロダクション、エッセンシャル・フィルムズ、コプロダクション・オフィス英語版スウェーデン・テレビジョンZDF/アルテアルテ・フランス・シネマTRTシネマスウェーディッシュ・フィルム・インスティチュート英語版ユーリマージュ英語版 - 欧州評議会メディエンボード ベルリン・ブランデンブルク英語版デンマーク映画学院英語版、MOIN - フィルムファンド 、ハンブルク・シュレースヴィヒ=ホルシュタイン、BFI、ノルディスク・フィルム&TVファンド、アルテ・フランスDRCanal+Ciné+英語版、ヘレティック、ボード・カドル・フィルムズ、ソヴリン・フィルムズ、ピアノ・フィルムズ英語版エリク・ヘンメンドルフスウェーデン語版、フィリップ・ボベール
ウーマン・トーキング 私たちの選択オライオン・ピクチャーズ、ヒア/セイ・プロダクションズ、プランBエンターテインメントデデ・ガードナージェレミー・クライナーフランシス・マクドーマンド
2023年(第96回)
作品名製作会社プロデューサー
オッペンハイマーシンコピー・フィルムズアトラス・エンターテインメントエマ・トーマスチャールズ・ローヴェンクリストファー・ノーラン
アメリカン・フィクションオライオン・ピクチャーズメディア・ライツ・キャピタルティー・ストリート・プロダクションズ英語版、オルモスト・インフィニティ、スリー・アーツ・エンターテインメント英語版ベン・ルクレール、ニコス・カラミジオス、コード・ジェファーソン、ジャーメイン・ジョンソン
落下の解剖学レ・フィルム・ペレアスフランス語版レ・フィルム・ド・ピエールフランス語版マリー=アンジュ・ルシアーニフランス語版デヴィッド・ティオンフランス語版
バービーヘイデイ・フィルムズラッキーチャップ・エンターテインメント英語版、NB/GGピクチャーズ、マテル・フィルムズデヴィッド・ハイマンマーゴット・ロビートム・アカーリーロビー・ブレナー英語版
ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディミラマックス、グラン・ビアマーク・ジョンソン英語版
キラーズ・オブ・ザ・フラワームーンAppleスタジオ、インペラティブ・エンターテインメント、シケリア・プロダクションズ英語版アッピアン・ウェイ・プロダクションズ英語版ダン・フリードキン英語版ブラッドリー・トーマス英語版マーティン・スコセッシダニエル・ルピ英語版
マエストロ: その音楽と愛とシケリア・プロダクションズ英語版アンブリン・エンターテインメント、リー・ピクチャーズ、フレッド・バーナー・フィルムズブラッドリー・クーパースティーヴン・スピルバーグ、フレッド・ベルナー、エイミー・ダーニング、クリスティ・マコスコ・クリーガー
パスト ライブス/再会CJ ENMキラー・フィルムズ2AM英語版デヴィッド・イノホサ英語版クリスティーン・ヴェイコン英語版パメラ・コフラー英語版
哀れなるものたちフィルム4・プロダクションズ英語版エレメント・ピクチャーズ英語版TSGエンターテインメントエド・ギニー英語版、アンドリュー・ロウ、ヨルゴス・ランティモスエマ・ストーン
関心領域フィルム4・プロダクションズ英語版アクセス・インダストリーズ英語版ポーランド映画協会英語版、JWフィルムズ、エクストリーム・エモーションズジェームズ・ウィルソン

各種記録

以下にアカデミー作品賞関連の様々な記録を記す。

演技賞関連の記録

作品賞を受賞した中で、主演男優賞主演女優賞を同時に受賞した作品は、『或る夜の出来事』、『カッコーの巣の上で』、『羊たちの沈黙』の3本のみであり、そのすべてが「主要5部門」を制覇している。作品賞はノミネート止まりでの同時受賞は、『ネットワーク』、『帰郷』、『黄昏』『恋愛小説家』の4本のみである。

演技4部門(主演男優賞・主演女優賞・助演男優賞・助演女優賞)全てで候補になった作品は、『襤褸と宝石』、『ミニヴァー夫人』、『誰が為に鐘は鳴る』、『ジョニー・ベリンダ』、『サンセット大通り』、『欲望という名の電車』、『地上より永遠に』、『バージニア・ウルフなんかこわくない』、『俺たちに明日はない』、『招かれざる客』、『ネットワーク』、『帰郷』、『レッズ』、『世界にひとつのプレイブック』、『アメリカン・ハッスル』の14本。そのうち作品賞を受賞したのは『ミニヴァー夫人』と『地上より永遠に』の2本のみ。

演技部門で最多3部門(助演を含む)を受賞した作品は、『欲望という名の電車』と『ネットワーク』、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』の3本のみだが、作品賞を受賞したのは『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』の1本のみである。

なお演技部門で4人以上がノミネートされたにも関わらず、作品賞ノミネートを逃した作品は、『襤褸と宝石』『ママの想い出』『オセロ』『ダウト〜あるカトリック学校で〜』の4本である。

作品名受賞数候補数記録内容
21928/29ふろうとうえいめろていブロードウェイ・メロディー13初めて演技賞と同時候補になった作品賞受賞作
71934あるよるのてきこと或る夜の出来事55初めて主演男優賞主演女優賞と同時に作品賞候補になった作品
151942みにうあふしんミニヴァー夫人612初めて演技賞4部門全てと同時に作品賞候補になった作品
231950いうのすへてイヴの総て614史上唯一、演技部門で4人の女性がノミネートされた作品(主演女優賞に2人、助演女優賞に2人)
241951よくほうというなのてんしや欲望という名の電車412初めて演技賞で最多3部門を受賞した作品賞候補作
261953ここよりとわに地上より永遠に813演技4部門全てと同時に候補になった最新の作品賞受賞作
351962あらひあのろれんすアラビアのロレンス710初めて片方の性(男性)のみしかクレジットされていなかった作品賞受賞作
361963とむしよおんすのかれいなほうけんトム・ジョーンズの華麗な冒険411史上初めて演技賞で5人が候補となった作品賞
491976ねつとわあくネットワーク410演技賞で5人が候補となった最新の作品賞候補作
641991ひつしたちのちんもく羊たちの沈黙57主演男優賞主演女優賞を同時に受賞した最新の作品賞受賞作
701997れんあいしようせつか恋愛小説家27主演男優賞主演女優賞を同時に受賞した最新の作品賞候補作
762003ろうとおふさりんくおうのきかんロード・オブ・ザ・リング/王の帰還1111史上唯一、作品賞を含む10部門以上で候補になりながら演技賞で1つも候補にならなかった作品
812008すらむとつくみりおねあスラムドッグ$ミリオネア810初めて白人キャストが一切登場しなかった作品賞受賞作
862013あめりかんはつするアメリカン・ハッスル010演技4部門と作品賞候補になりながら無冠となった最新の作品
892016むーんらいとムーンライト38初めて黒人キャストのみしかクレジットされていなかった作品賞受賞作
922019はらさいとパラサイト 半地下の家族46演技賞で1つも候補にならなかった最新の作品賞受賞作
952022えふりしんくえふりうえあおおるあつとわんすエブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス711演技賞で最多3部門を受賞した唯一の作品賞受賞作

外国作品及び外国語作品関連の記録

作品賞にノミネートされた外国語映画は、現在まで14本しか存在せず、そのうち作品賞を受賞したのは第92回の『パラサイト 半地下の家族』が唯一である。また『硫黄島からの手紙』と『ミナリ』は、アメリカが製作のため外国語映画賞にはノミネートされていない。

アメリカ以外の国で製作された映画が、作品賞を受賞したのは『ハムレット』、『トム・ジョーンズの華麗な冒険』、『わが命つきるとも』、『炎のランナー』、『ガンジー』、『ラストエンペラー』、『スラムドッグ$ミリオネア』、『英国王のスピーチ』、『アーティスト』、『パラサイト 半地下の家族』の10本で、うち8本はイギリス映画である。

作品名受賞数候補数記録内容
61932/33へんりいはつせいのしせいかつヘンリー八世の私生活12初めて作品賞候補となり、かつ他部門を受賞した外国作品( イギリス
111938おおいなるけんえい大いなる幻影01初めて作品賞候補となった外国語作品( フランス
211948はむれつとハムレット47初めて作品賞を受賞した外国作品( イギリス
421969せつとZ25初めて外国語映画賞を受賞し、かつ他複数部門と同時に作品賞候補となった外国語作品( アルジェリア
451972いみんしやたち移民者たち04他複数部門と同時に作品賞候補となった外国語作品(  スウェーデン
461973さけひとささやき叫びとささやき15外国語映画賞候補を逃し、他複数部門と同時に作品賞候補となった初めての外国語作品(  スウェーデン
681995いるほすていいのイル・ポスティーノ05外国語映画賞候補を逃し、他複数部門と同時に作品賞候補となった2番目の外国語作品( イタリア
711998らいふいすひゆうていふるライフ・イズ・ビューティフル37外国語映画賞を受賞し、かつ他複数部門と同時に作品賞候補となった外国語作品( イタリア
732000くりいんてすていにいグリーン・デスティニー410外国語映画賞を受賞し、かつ他複数部門と同時に作品賞候補となった外国語作品( 台湾
792006いおうしまからのてかみ硫黄島からの手紙14他複数部門と同時に作品賞候補となった外国語作品、かつ初めて作品賞候補となった日本語作品( 日本
842011ああていすとアーティスト510初めて作品賞を受賞した非英語圏の作品( フランス
852012あいあむうる愛、アムール15外国語映画賞を受賞し、かつ他複数部門と同時に作品賞候補となった外国語作品(  オーストリア
912018ろうまROMA/ローマ310外国語映画賞を受賞し、かつ他複数部門と同時に作品賞候補となった外国語作品( メキシコ
922019はらさいとパラサイト 半地下の家族46外国語映画賞を受賞し、かつ史上唯一の作品賞を受賞した外国語作品( 韓国
932020みなりミナリ16他複数部門と同時に作品賞候補となった外国語作品( 韓国
942021とらいふまいかあ ドライブ・マイ・カー14外国語映画賞を受賞し、かつ初めて作品賞候補となった日本作品( 日本
952022せいふせんせんいしようなし 西部戦線異状なし49外国語映画賞を受賞し、かつ他複数部門と同時に作品賞候補となった外国語作品( ドイツ
962023らつかのかいほうかく 落下の解剖学15外国語映画賞候補を逃し、他複数部門と同時に作品賞候補となった3番目の外国語作品( フランス
962023かんしんりよういき 関心領域25他複数部門と同時に作品賞候補となった外国語作品( イギリス

監督関連の記録

作品賞を受賞した96本のうち、69本が監督賞を受賞している。一方で、作品賞を受賞しながら、監督賞にノミネートすらされなかった作品は『つばさ』、『グランド・ホテル』、『ドライビング Miss デイジー』、『アルゴ』、『グリーンブック』、『コーダ あいのうた』の6本のみである。

また2名以上の監督がクレジットされた作品賞受賞作は『ウエスト・サイド物語』(ロバート・ワイズジェローム・ロビンズ)と、『ノーカントリー』(ジョエル&イーサン・コーエン)、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(ダニエル・クワン&ダニエル・シャイナート)の3本のみである。

作品名受賞数候補数記録内容
11927/28つはさつばさ22監督賞で候補にならず、作品賞を受賞した史上初めての作品
141941しみんけえん市民ケーン19初めて作品賞候補となった監督デビュー作(オーソン・ウェルズ
141941しみんけえん市民ケーン19初めて作品賞候補となった俳優出身の監督作品(オーソン・ウェルズ
211948はむれつとハムレット47初めて作品賞を受賞したイギリス人監督作品(ローレンス・オリヴィエ
211948はむれつとハムレット47初めて作品賞を受賞した俳優出身の監督作品(ローレンス・オリヴィエ
281955まあていマーティ48初めて作品賞を受賞した監督デビュー作(デルバート・マン
341961うえすとさいとものかたりウエスト・サイド物語10112名以上の監督がクレジットされた初めての作品賞受賞作(ジェローム・ロビンズロバート・ワイズ
531980ふつうのひとひと普通の人々46初めて作品賞を受賞した俳優出身の監督デビュー作(ロバート・レッドフォード
581985くもおんなのきす蜘蛛女のキス14初めて作品賞候補となったラテンアメリカ系監督作品(エクトール・バベンコ
591986あいはしすけさのなかに愛は静けさの中に15初めて作品賞候補となった女性監督作品(ランダ・ヘインズ
591956ふらとおんプラトーン48初めて作品賞を受賞したベトナム帰還兵監督作品(オリバー・ストーン
701997たいたにつくタイタニック1114初めて製作・監督・脚本・編集が同一人物(ジェームズ・キャメロン)であった作品賞受賞作
711998こいにおちたしえいくすひあ恋におちたシェイクスピア713監督賞を受賞しなかった最多受賞作
782005ぶろおくはつくまうんてんブロークバック・マウンテン38初めて作品賞候補となったアジア人監督作品(アン・リー
822009はあとろつかあハート・ロッカー69初めて作品賞を受賞した女性監督作品(キャスリン・ビグロー
822009ふれしやすプレシャス26初めて作品賞候補となったアフリカ系アメリカ人監督作品(リー・ダニエルズ
862013それてもよはあけるそれでも夜は明ける39初めて作品賞を受賞した黒人監督作品( スティーヴ・マックイーン
872014はあとまんバードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)49初めて作品賞を受賞したラテンアメリカ系監督作品(アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
922019はらさいとパラサイト 半地下の家族46初めて作品賞を受賞したアジア人監督作品(ポン・ジュノ
932020のまとらんとノマドランド36史上唯一、作品賞を受賞した非白人女性監督作品(クロエ・ジャオ
942021とらいふまいかあ ドライブ・マイ・カー14初めて作品賞候補となった日本人監督作品(濱口竜介
942021こおたあいのうたコーダ あいのうた33監督賞で候補にならず、作品賞を受賞した最新の作品
952022えふりしんくえふりうえあおおるあつとわんすエブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス7112名以上の監督がクレジットされた最新の作品賞受賞作(ダニエル・クワン&ダニエル・シャイナート

ジャンル別の記録

作品賞にノミネートされた映画のうち、アニメーション映画は『美女と野獣』、『カールじいさんの空飛ぶ家』、『トイ・ストーリー3』の3本のみ。SF映画は『時計じかけのオレンジ』、『スター・ウォーズ』、『E.T.』、『アバター』、『第9地区』、『インセプション』、『ゼロ・グラビティ』、『her/世界でひとつの彼女』、『オデッセイ』、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』、『メッセージ』、『ドント・ルック・アップ』、『DUNE/デューン 砂の惑星』、『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』の15本だが、そのうち『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』が初めて作品賞を受賞した。

なおSF映画と同様に作品賞を受賞しづらいとされていたファンタジー映画も、これまで何度かノミネートされており、21世紀に入ってからは『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』と『シェイプ・オブ・ウォーター』の2作品が受賞に至っている。ホラー映画は、これまで『エクソシスト』、『ジョーズ』、『羊たちの沈黙』、『シックス・センス』、『ブラックスワン』、『ゲット・アウト』の6本がノミネートされており、そのうち『羊たちの沈黙』が作品賞を受賞した。

また、第1回アカデミー賞で『チャング』が芸術作品賞にノミネートされて以来、ドキュメンタリー映画が作品賞にノミネートされたことは一度もない。

作品名受賞数候補数記録内容
11927/28つはさつばさ22初めて作品賞を受賞した戦争映画
11927/28つはさつばさ22初めて作品賞を受賞した恋愛映画
11927/28つはさつばさ22初めて作品賞を受賞した叙事詩的映画
11927/28ほうりよくたん暴力団01初めて作品賞候補となった犯罪映画
21928/29ふろうとうえいめろていブロードウェイ・メロディー13初めて作品賞を受賞したミュージカル映画
21928/29なつかしのありそな懐しのアリゾナ15初めて作品賞候補となった西部劇
41930/31しまろんシマロン37初めて作品賞を受賞した西部劇
51931/32くらんとほてるグランド・ホテル11初めて作品賞を受賞した群像劇
51931/32ちやんふチャンプ24初めて作品賞候補となったスポーツ映画
71934あるよるのてきこと或る夜の出来事55初めて作品賞を受賞したコメディ映画
71934あるよるのてきこと或る夜の出来事55初めて作品賞を受賞したロードムービー
71937かけなきおとこ影なき男05初めて作品賞候補となったミステリー映画
81935せんかんはうんていこうのはんらん戦艦バウンティ号の叛乱16初めて作品賞を受賞した冒険映画
81935まなつのよるのゆめ真夏の夜の夢2[20]3初めて作品賞候補となったファンタジー映画
91936きよせいしいくふえると巨星ジーグフェルド37初めて作品賞を受賞した伝記映画(フィクションを含む)
101937そらのしようかいゾラの生涯310初めて作品賞を受賞した伝記映画(フィクションを含まない)
111938ろひんふつとのほうけんロビンフッドの冒険34初めて作品賞候補となったアクション映画
121939おすのまほうつかいオズの魔法使26初めて作品賞候補となったファミリー映画
131940れへつかレベッカ211初めて作品賞を受賞したスリラー映画
141941まるたのたかマルタの鷹03初めて作品賞候補となったフィルム・ノワール
381965さうんとおふみうしつくサウンド・オブ・ミュージック510初めて作品賞を受賞したファミリー映画
401967よるのたいそうさせん夜の大捜査線57初めて作品賞を受賞したミステリー映画
401967よるのたいそうさせん夜の大捜査線57初めて作品賞を受賞した犯罪映画
401967おれたちにあすはない俺たちに明日はない210初めて作品賞候補となったギャング映画
401967おれたちにあすはない俺たちに明日はない210初めて作品賞候補となったアメリカン・ニューシネマ
401967そつきよう卒業17
421969まよなかのかうほうい真夜中のカーボーイ37初めて作品賞を受賞したアメリカン・ニューシネマ
431970たいくうこう大空港110初めて作品賞候補となったパニック映画
441971ふれんちこねくしよんフレンチ・コネクション58初めて作品賞を受賞したアクション映画
441971とけいしかけのおれんし時計じかけのオレンジ04初めて作品賞候補となったSF映画
451972こつとふあさあゴッドファーザー310初めて作品賞を受賞したギャング映画
461973えくそしすとエクソシスト210初めて作品賞候補となったホラー映画
491976ろつきいロッキー310初めて作品賞を受賞したスポーツ映画
501977すたあうおおすスター・ウォーズ710初めて作品賞候補となったスペースオペラ
641991ひしよとやしゆう美女と野獣26初めて作品賞候補となったアニメーション映画
641991ひつちたちのちんもく羊たちの沈黙57初めて作品賞を受賞したホラー映画
701997たいたにつくタイタニック1114初めて作品賞を受賞したパニック映画
732000くりいんてすていにいグリーン・デスティニー410初めて作品賞候補となったカンフー映画
762003ろうとおふさりんくおうのきかんロード・オブ・ザ・リング/王の帰還1111初めて作品賞を受賞したファンタジー映画
782005ぶろおくはつくまうんてんブロークバック・マウンテン38初めて作品賞候補となったLGBT映画
822009たいきゆうちく第9地区04初めて作品賞候補となったモキュメンタリー映画
892016むーんらいとムーンライト38初めて作品賞を受賞したLGBT映画
902017しえいふおふうおおたあシェイプ・オブ・ウォーター413初めて作品賞を受賞した怪獣映画
912018ふらつくはんさあブラックパンサー37初めて作品賞候補となったスーパーヒーロー映画
952022えふりしんくえふりうえあおおるあつとわんすエブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス711初めて作品賞を受賞したSF映画
952022えふりしんくえふりうえあおおるあつとわんすエブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス711初めて作品賞を受賞したカンフー映画

続編・前日譚・リメイク・翻案関連の記録

これまで作品賞にノミネートされた続編作品は、『聖メリーの鐘』、『ゴッドファーザー PART II』、『ゴッドファーザー PART III』、『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』、『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』、『トイ・ストーリー3』、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』、『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』、『トップガン マーヴェリック』の9本。前作が候補になっていない作品は『トイ・ストーリー3』、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』、『トップガン マーヴェリック』の3本のみである。

また『ブラックパンサー』は、独立した単体の映画ではあるものの、厳密には「マーベル・シネマティック・ユニバース」シリーズの18作品目に位置しており、続編作品と取ることもできる。

リメイク作品の受賞は『ベン・ハー』、『マイ・フェア・レディ』、『ディパーテッド』、『コーダ あいのうた』の4本のみ。うち『ディパーテッド』と『コーダ あいのうた』は、外国語映画のリメイクである。

またノミネートのみは『戦艦バウンティ』、『クレオパトラ』、『天国から来たチャンピオン』、『トゥルー・グリット』、『レ・ミゼラブル』、『アリー/ スター誕生』、『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』、『DUNE/デューン 砂の惑星』、『ナイトメア・アリー』、『ウエスト・サイド・ストーリー』、『西部戦線異状なし』の10本。そのうち作品賞受賞作のリメイクは、『戦艦バウンティ』、『ウエスト・サイド・ストーリー』、『西部戦線異状なし』の3本のみである。

作品名受賞数候補数記録内容
41930/31すきひいスキピイ14コミックコミック・ストリップグラフィックノベル原作で初めて作品賞候補作となった作品
81935まなつのよるのゆめ真夏の夜の夢2 [20]3シェイクスピア作品の翻案で初めての作品賞候補作
181945せいんとめりいのかね聖メリーの鐘18初めて作品賞候補になった続編作品
181945せいんとめりいのかね聖メリーの鐘18初めて作品賞候補になった作品賞受賞作(『我が道を往く』)の続編作品
211948はむれつとハムレット47シェイクスピア作品の翻案で初めての作品賞受賞作
281955まあていマーティ48テレビ映画・ミニシリーズ原作で作品賞を受賞した唯一の作品
321959へんはあベン・ハー1112史上初めて作品賞を受賞したリメイク作品
351962せんかんはうんてい戦艦バウンティ07作品賞を受賞した作品(『戦艦バウンティ号の叛乱』)のリメイクで、史上初めて作品賞候補となった作品
471974こつとふあさあはあと2ゴッドファーザー PART II611初めて作品賞を受賞した続編作品
631990こつとふあさはあと3ゴッドファーザー PART III07三部作の3作目で初めて作品賞候補となった作品
661993とうほうしや逃亡者17テレビシリーズ原作で初めて作品賞候補となった作品
732000とらふいつくトラフィック45テレビ映画・ミニシリーズ原作で最後のアカデミー作品賞候補作
762003ろうとおふさりんくおうのきかんロード・オブ・ザ・リング/王の帰還1111三部作の3作目で史上2本目の作品賞候補で、唯一の受賞作品
792006ていはあてつとディパーテッド45外国映画(『インファナル・アフェア』)のリメイクで、史上初めて作品賞を受賞した作品
792006いおうしまからのてかみ硫黄島からの手紙14父親たちの星条旗』との二部作で、初めて作品賞候補となった作品
832010といすとおりい3トイ・ストーリー325前作が候補になっていないにもかかわらず作品賞候補になった初めての続編作品
832010といすとおりい3トイ・ストーリー325前作が候補になっていないにもかかわらず作品賞候補になった初めての続編アニメ作品
882015まつとまつくす いかりのてすろおとマッドマックス 怒りのデス・ロード610前作が候補になっていないにもかかわらず作品賞候補になった初めての続編実写作品
912018ふらつくはんさあブラックパンサー37マーベル・コミック原作で初めて作品賞候補となった作品
912018ふらつくはんさあブラックパンサー37シェアード・ユニバース方式で初めて作品賞候補となった作品
922019しよおかあジョーカー211DCコミックス原作で初めて作品賞候補となった作品
942021こおた あいのうたコーダ あいのうた33外国映画(『エール!英語版』)のリメイクで、作品賞を受賞した最新の作品
952022とつふかん まあへりつくトップガン マーヴェリック16前作が候補になっていないにもかかわらず作品賞候補になった最新の続編実写作品
952022せいふせんせんいしようなし 西部戦線異状なし49作品賞を受賞した作品(『西部戦線異状なし』)のリメイクで、初めて作品賞候補となった外国語作品
952022せいふせんせんいしようなし 西部戦線異状なし49作品賞を受賞した作品(『西部戦線異状なし』)のリメイクで、作品賞候補となった最新の作品

技術関連の記録

作品賞を受賞した中で、サイレント映画は『つばさ』と『アーティスト』の2本のみ。また『アーティスト』は、『アパートの鍵貸します』以来51年振りの完全白黒映画の作品賞となった。

ストリーミング配信映画は、これまで『ROMA/ローマ』、『アイリッシュマン』、『マリッジ・ストーリー』、『Mank/マンク』、『サウンド・オブ・メタル -聞こえるということ-』、『シカゴ7裁判』、『コーダ あいのうた』、『ドント・ルック・アップ』、『パワー・オブ・ザ・ドッグ』、『西部戦線異状なし』、『マエストロ: その音楽と愛と』の11本がノミネートされており、そのうちの9本がNetflixである。また『マンチェスター・バイ・ザ・シー』は劇場公開作品ではあるものの、Amazonスタジオ配給のため、ストリーミングサービスが保有する最初の作品賞ノミネートとなった。

作品名受賞数候補数記録内容
11927/28つはさつばさ22初めて作品賞を受賞したサイレント映画
21928/29ふろうとうえいめろていブロードウェイ・メロディー13初めて作品賞を受賞したトーキー
101937すたあたんしようスタア誕生17初めて作品賞候補となった全編カラー作品
121939かせとともにさりぬ風と共に去りぬ813初めて作品賞を受賞した全編カラー作品
181945いかりをあけて錨を上げて15初めて作品賞候補となった実写とアニメーションの混合作品
261953せいい聖衣25初めて作品賞候補となった史上初のシネマスコープ作品
501977あにいほおるアニー・ホール45初めて作品賞を受賞した実写とアニメーションの混合作品
581985くもおんなのきす蜘蛛女のキス14初めて作品賞候補となったインディペンデント映画
591956ふらとおんプラトーン48初めて作品賞を受賞したインディペンデント映画
641991ひつしたちのちんもく羊たちの沈黙57受賞式前にセルビデオが販売された初めての作品賞受賞作
641991ひしよとやしゆう美女と野獣26初めて作品賞候補となった手書きアニメーション映画
812008すらむとつくみりおねあスラムドッグ$ミリオネア810初めて作品賞を受賞したデジタルシネマ
822009あはたあアバター39初めて作品賞候補となった3D映画技術を用いた作品
822009たいきゆうちく第9地区04初めて作品賞候補となった4K解像度技術を用いた作品
822009かあるしいさんのそらとふいえカールじいさんの空飛ぶ家25初めて作品賞候補となったコンピュータアニメーション作品
832010そおしやるねつとわあくソーシャル・ネットワーク38初めて作品賞候補となった全編4K解像度技術を用いた作品
842011ああていすとアーティスト510作品賞を受賞した最新のサイレント映画
842011ああていすとアーティスト510作品賞を受賞した最新の白黒作品
872014はあとまんバードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)49初めて作品賞を受賞した全編ワンカット風の長回し撮影を用いた作品
902017たんけるくダンケルク38初めて作品賞候補となったIMAX技術を用いた作品
892016ろおまROMA/ローマ310初めて作品賞候補となったストリーミング配信映画
912018ろおまROMA/ローマ310初めて作品賞候補となった6K解像度技術を用いた作品
922019 いちきゆういちなな いのちをかけたてんれい 1917 命をかけた伝令310全編ワンカット風の長回し撮影を用いた最新の作品賞候補作
942021こおたあいのうたコーダ あいのうた33初めて作品賞を受賞したストリーミング配信映画
952022えふりしんくえふりうえあおおるあつとわんすエブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス711作品賞を受賞した最新の実写とアニメーションの混合作品
962023おつへんはいまあオッペンハイマー713初めて作品賞を受賞したIMAX技術を用いた作品

レイティング関連の記録

作品名受賞数候補数記録内容
411968おりはあオリバー!611MPAAのレイティングを受けた初めての作品賞受賞作
411968おりはあオリバー!611作品賞受賞作で史上唯一のG指定作品
421969まよなかのかうほうい真夜中のカーボーイ37作品賞受賞作で史上唯一のX指定作品
421969まよなかのかうほうい真夜中のカーボーイ37作品賞受賞後にR指定作品へ引き下げられた唯一の作品
421969せんにちのあん1000日のアン110作品賞候補作で初めてのM指定作品
421969あすにむかつてうて明日に向って撃て!47作品賞候補作となった最後のM指定作品
431970はつとんたいせんしやくんたんパットン大戦車軍団710作品賞受賞作で史上唯一のGP指定作品
441971とけいしかけのおれんし時計じかけのオレンジ04作品賞候補作となった最後のX指定作品
441971にこらいとあれくさんとらニコライとアレクサンドラ27作品賞候補作となった最後のGP指定作品
441971ふれんちこねくしよんフレンチ・コネクション58作品賞受賞作で初めてのR指定作品
461973すていんくスティング710作品賞受賞作で初めてのPG指定作品
581985からあはあふるカラーパープル011作品賞候補作で初めてのPG-13指定作品
601987らすとえんへらあラストエンペラー99作品賞受賞作で初めてのPG-13指定作品
621989とらいひんくみすていしいドライビング Miss デイジー49作品賞受賞作で最新のPG指定作品
832010といすとおりいすりいトイ・ストーリー325作品賞候補作で最新のG指定作品
862013せろくらふていゼロ・グラビティ79作品賞候補作で最新のPG指定作品
942021こおた あいのうたコーダ あいのうた33作品賞受賞作で最新のPG-13指定作品

他のアカデミー賞関連の記録

作品名受賞数候補数記録内容
11927/28つはさつばさ22初めての作品賞作
21928/29ふろうとうえいめろていブロードウェイ・メロディー13作品賞しか受賞していない初めての作品
41930/31しまろんシマロン37初めて主要5部門全てで候補となった作品
41931/32すきひいスキピイ14作品賞を含む他部門で候補に挙がるも、監督賞のみの受賞となった初めての作品
51931/32くらんとほてるグランド・ホテル11作品賞でしか候補に挙がらず、受賞を果たした初めての作品
71934あるよるのてきこと或る夜の出来事55主要5部門全てを受賞した初めての作品
81935せんかんはうんていこうのはんらん戦艦バウンティ号の叛乱18他部門でも候補となったが、作品賞しか受賞できなかった最新の作品
101937そらのしようかいゾラの生涯310史上初めて10部門以上ノミネートされた作品
141941しみんけえん市民ケーン19同一人物が作品賞・監督賞主演男優賞脚本賞で同時に候補に挙がった初めての作品(オーソン・ウェルズ
161943うしとろほう牛泥棒01作品賞しか候補にならず、受賞できなかった最新の作品
211948はむれつとハムレット47同一人物が作品賞と主演男優賞を同時に受賞した初めての作品(ローレンス・オリヴィエ
241951あかつきまえのけつたん暁前の決断021944年に作品賞の候補枠が5作品になって以降、初めて作品賞と他1部門でしか候補にならなかった作品
391966うあしにあうるふなんかこわくないバージニア・ウルフなんかこわくない513作品賞を含む選考対象となった全部門で候補に挙がった初めての作品
461973すていんくスティング710初めて作品賞候補となり、受賞した女性プロデューサー作品(ジュリア・フィリップス
481975かつこうのすのうえてカッコーの巣の上で59主要5部門全てを受賞した2番目の作品
581985からあはあふるカラーパープル011初めて作品賞候補となったアフリカ系アメリカ人プロデューサー作品(クインシー・ジョーンズ
641991ひつちたちのちんもく羊たちの沈黙57主要5部門全てを受賞した3番目の作品
701997たいたにつくタイタニック1114作品賞を受賞しつつ脚本・脚色賞で候補にならなかった最新の作品
932020のまとらんとノマドランド36同一人物が作品賞と主演女優賞を同時に受賞した初めての作品(フランシス・マクドーマンド
932020みなりミナリ16初めて作品賞候補となった女性アフリカ系アメリカ人プロデューサー作品(クリスティーナ・オー)
942021こおたあいのうたコーダ あいのうた33候補に挙がった全部門(作品賞を含む)で受賞を果たした最新の作品
942021こおたあいのうたコーダ あいのうた33作品賞を受賞しつつ監督賞では候補にならなかった最新の作品
942021こおたあいのうたコーダ あいのうた33作品賞を受賞しつつ編集賞では候補にならなかった最新の作品
942021こおたあいのうたコーダ あいのうた33編集賞が設置されて以降、初めて監督賞編集賞のどちらにもノミネートされなかった作品賞受賞作
942021はわあおふさとつくパワー・オブ・ザ・ドッグ112作品賞を含む他部門で候補に挙がるも、監督賞のみの受賞となった最新の作品

他の賞・映画祭と関連する記録

作品名受賞数候補数記録内容
111938わかやのらくえん我が家の楽園27ピューリッツァー賞を受賞した舞台劇の映画化作で初めてアカデミー作品賞を受賞した作品
181945うしなわれたしゆうまつ失われた週末47アカデミー作品賞とカンヌ国際映画祭グランプリ(現パルム・ドール)の両方を受賞した史上初の作品
211948年ハムレット47アカデミー作品賞とヴェネツィア国際映画祭金獅子賞の両方を受賞した史上初の作品
281955まあていマーティ48アカデミー作品賞とカンヌ国際映画祭パルム・ドールの両方を受賞した二番目の作品
461973すていんくスティング710アカデミー作品賞を受賞したが、ゴールデングローブ賞の作品賞3部門(ドラマ、ミュージカル・コメディ、外国映画)のどれにも候補に挙がらなかった史上初めての作品
541981ほのおのらんなあ炎のランナー47アカデミー作品賞とトロント国際映画祭観客賞の両方を受賞した史上初の作品
611988れいんまんレインマン48アカデミー作品賞とベルリン国際映画祭金熊賞の両方を受賞した唯一の作品
621989とらいひんくみすていしいドライビング Miss デイジー49ピューリッツァー賞を受賞した舞台劇の映画化作で2本目となるアカデミー作品賞受賞作
782005くらつしゆクラッシュ36初めて映画祭で買われ、アカデミー作品賞受賞した作品
782005くらつしゆクラッシュ36アカデミー作品賞を受賞したが、ゴールデングローブ賞の作品賞3部門(ドラマ、ミュージカル・コメディ、外国映画)のどれにも候補に挙がらなかった史上2本目の作品
902017年シェイプ・オブ・ウォーター413アカデミー作品賞とヴェネツィア国際映画祭金獅子賞の両方を受賞した史上2本目の作品
922019はらさいとパラサイト 半地下の家族46アカデミー作品賞とパルム・ドールの両方を受賞した史上3本目の作品
932020のまとらんとノマドランド36アカデミー作品賞と金獅子賞トロント国際映画祭観客賞の三冠を達成した史上初の作品
942021こおたあいのうたコーダ あいのうた33アカデミー作品賞とサンダンス映画祭グランプリ・観客賞の両方を受賞した史上初の作品

最高値の記録

作品名受賞数候補数記録内容
61932/33わたしいはへつよわたしは別よ01上映時間最短の作品賞候補作(1時間6分)
121939かせとともにさりぬ風と共に去りぬ813上映時間最長の作品賞受賞作(3時間54分)
231950いうのすへてイヴの総て614作品賞を含む最多12部門14ノミネートで候補に挙がった作品
281955まあていマーティ48上映時間最短の作品賞受賞作(1時間31分)
321959へんはあベン・ハー1112作品賞を含む最多11部門を受賞した作品
451972きやはれいキャバレー810作品賞は候補のみに留まり、最多8部門を受賞した作品
501977あいとかつさいのひひ愛と喝采の日々011作品賞を含む11部門で候補に挙がるも無冠となった作品
581985からあはあふるカラーパープル011作品賞を含む11部門で候補に挙がるも無冠となった作品
701997たいたにつくタイタニック1114作品賞を含む最多14部門で候補に挙がった作品
701997たいたにつくタイタニック1114作品賞受賞作で初めてとなる世界興行収入10億ドル突破作品[注 7]
701997たいたにつくタイタニック11141955年以降最も興行収入の高い作品賞受賞作
701997たいたにつくタイタニック1114作品賞を含む最多11部門を受賞した作品
762003ろうとおふさりんくおうのきかんロード・オブ・ザ・リング/王の帰還1111作品賞を含む最多11部門で候補となり、その全てを受賞した作品
792006とりいむかあるすドリームガールズ28その年の最多候補であったにもかかわらず、作品賞にはノミネートされなかった唯一の作品
822009あはたあアバター391955年以降最も興行収入の高い作品賞候補作
862013あめりかんはつするアメリカン・ハッスル010主要5部門候補となったが、無冠となった最新の作品
892016らららんとラ・ラ・ランド614作品賞を含む最多13部門14ノミネートで候補に挙がった作品
932020のまとらんとノマドランド361955年以降最も興行収入の低い作品賞受賞作
942021てゆうんすなのわくせいDUNE/デューン 砂の惑星610その年で最多受賞であったにもかかわらず、作品賞は受賞できなかった最新の作品
942021こおたあいのうたコーダ あいのうた33映画祭にて最も高額で落札された作品賞受賞作(2,500万ドル)

ノミネート数ランキング

太字は作品賞受賞作

ノミネート数作品名受賞数
14ノミネートイヴの総て6
タイタニック11
ラ・ラ・ランド6
13ノミネート風と共に去りぬ8
地上より永遠に8
メリー・ポピンズ5
バージニア・ウルフなんかこわくない5
フォレスト・ガンプ/一期一会6
恋におちたシェイクスピア7
ロード・オブ・ザ・リング4
シカゴ6
ベンジャミン・バトン 数奇な人生3
シェイプ・オブ・ウォーター4
オッペンハイマー7
12ノミネートミニヴァー夫人6
聖処女4
ジョニー・ベリンダ1
欲望という名の電車4
波止場8
ベン・ハー11
マイ・フェア・レディ8
ベケット1
レッズ3
ダンス・ウィズ・ウルブズ7
シンドラーのリスト7
イングリッシュ・ペイシェント9
グラディエーター5
英国王のスピーチ4
リンカーン2
レヴェナント:蘇えりし者3
パワー・オブ・ザ・ドッグ1
11ノミネートスミス都へ行く1
レベッカ2
ヨーク軍曹2
打撃王1
サンセット大通り3
ウエスト・サイド物語10
ニュールンベルグ裁判2
オリバー!5
ゴッドファーザー PART II6
チャイナタウン1
愛と喝采の日々0
ジュリア3
ガンジー8
愛と追憶の日々5
アマデウス8
インドへの道2
愛と哀しみの果て7
カラーパープル0
プライベート・ライアン5
ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還11
アビエイター5
ヒューゴの不思議な発明5
ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日4
ジョーカー2
エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス7
哀れなるものたち4
10ノミネートゾラの生涯3
わが谷は緑なりき5
我が道を往く7
ウィルソン5
ローマの休日3
ジャイアンツ1
サヨナラ4
アパートの鍵貸します5
アラビアのロレンス7
トム・ジョーンズの華麗な冒険4
サウンド・オブ・ミュージック5
ドクトル・ジバゴ5
俺たちに明日はない2
招かれざる客2
1000日のアン1
パットン大戦車軍団7
大空港1
ゴッドファーザー3
キャバレー8
スティング7
エクソシスト2
ロッキー3
ネットワーク4
スター・ウォーズ7
黄昏3
トッツィー1
バグジー2
ブレイブハート5
グリーン・デスティニー4
ギャング・オブ・ニューヨーク0
マスター・アンド・コマンダー2
スラムドッグ$ミリオネア8
トゥルー・グリット0
アーティスト5
ゼロ・グラビティ7
アメリカン・ハッスル0
マッドマックス 怒りのデス・ロード6
ROMA/ローマ3
女王陛下のお気に入り1
1917 命をかけた伝令3
アイリッシュマン0
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド2
Mank/マンク2
DUNE/デューン 砂の惑星6
キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン0

受賞数ランキング

太字は作品賞受賞作

受賞数作品名ノミネート数
11部門ベン・ハー12
タイタニック14
ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還11
10部門ウエスト・サイド物語11
9部門風と共に去りぬ[21]13
我等の生涯の最良の年[22]10
恋の手ほどき9
ラストエンペラー9
イングリッシュ・ペイシェント12
8部門地上より永遠に13
波止場12
マイ・フェア・レディ12
キャバレー10
ガンジー11
アマデウス11
スラムドッグ$ミリオネア11
7部門我が道を往く9
戦場にかける橋8
アラビアのロレンス10
スティング10
スター・ウォーズ [23]10
愛と哀しみの果て11
ダンス・ウィズ・ウルブズ12
シンドラーのリスト12
恋におちたシェイクスピア13
ゼロ・グラビティ10
エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス11
オッペンハイマー13
6部門ミニヴァー夫人12
イヴの総て14
巴里のアメリカ人8
陽のあたる場所9
わが命つきるとも8
オリバー!11
ゴッドファーザー PART II9
フォレスト・ガンプ/一期一会13
シカゴ13
ハート・ロッカー9
マッドマックス 怒りのデス・ロード10
ラ・ラ・ランド14
DUNE/デューン 砂の惑星10

興行収入ランキング

作品賞受賞作のみ

順位作品名世界興行収入
1位タイタニック$2,264,750,694
2位ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還$1,156,598,523
3位オッペンハイマー$960,362,215
4位フォレスト・ガンプ/一期一会$678,226,465
5位グラディエーター$465,387,186
6位英国王のスピーチ$484,068,861
7位ダンス・ウィズ・ウルブズ$424,208,848
8位風と共に去りぬ$402,382,193
9位スラムドッグ$ミリオネア$378,411,362
10位アメリカン・ビューティー$356,296,601

最高値

部門記録保持者記録備考
作品賞最多受賞(スタジオ)メトロ・ゴールドウィン・メイヤー5回備考1
作品賞最多候補(スタジオ)メトロ・ゴールドウィン・メイヤー40回
作品賞最多受賞(プロデューサー)サム・スピーゲル
ソウル・ゼインツ
3回備考1
作品賞最多候補(プロデューサー)スティーヴン・スピルバーグ13回備考2
作品賞最多受賞(監督)ウィリアム・ワイラー3回
作品賞最多候補(監督)ウィリアム・ワイラー
スティーヴン・スピルバーグ
13回
作品賞受賞作の最多出演(俳優)フランクリン・ファーナム7回備考3
作品賞候補作の最多出演(俳優)ロバート・デ・ニーロ12回備考4
作品賞を含む最多受賞ベン・ハー
タイタニック
ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還
11部門備考5
作品賞を含む最多候補イヴの総て14候補備考6
タイタニック
ラ・ラ・ランド備考7
作品賞を含まない最多候補ひとりぼっちの青春9部門備考8
候補となった全ての最多受賞ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還11部門備考9
作品賞を含む最少候補グランド・ホテル1部門備考10
作品賞を含む最少受賞ブロードウェイ・メロディー
グランド・ホテル
戦艦バウンティ号の叛乱
1部門
作品賞を逃した最多受賞キャバレー8部門備考11
作品賞候補を逃した最多受賞悪人と美女5部門備考12
無冠に終わった最多候補愛と喝采の日々11候補備考13
カラーパープル備考14
外国語映画の最多受賞ファニーとアレクサンデル
グリーン・デスティニー
パラサイト 半地下の家族
西部戦線異状なし
4部門
外国語映画の最多候補グリーン・デスティニー
ROMA/ローマ
10部門備考15
上映時間最長の作品賞受賞作風と共に去りぬ3時間54分備考16
上映時間最長の作品賞候補作クレオパトラ4時間3分備考17
上映時間最短の作品賞受賞作マーティ1時間31分備考18
上映時間最短の作品賞候補作わたしは別よ1時間6分
最も興行収入が高い作品賞受賞作タイタニック18億ドル備考19
最も興行収入が低い作品賞受賞作ノマドランド3900万ドル備考20
最も興行収入が高い作品賞候補作アバター29億ドル備考21
最も公開日が早い作品賞受賞作羊たちの沈黙2月14日備考22
最もタイトルが長い作品賞受賞作バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)39文字備考23
最もタイトルが短い作品賞受賞作恋の手ほどき
アルゴ
コーダ あいのうた
4文字備考24

備考1:^ 第23回アカデミー賞1950年)までは作品賞は映画を製作したスタジオに贈与されていたが、第24回アカデミー賞1951年)よりプロデューサーとしてクレジットされている者に贈られるようになった。また1943年までは毎年10作品が候補となり、その後5作品となったが、2009年より再び10作品となった。複数のプロデューサーが共同で受賞したのは1973年の『スティング』の3名が初めてであり、2010年までで最多は1998年の『恋におちたシェイクスピア』の5名である。その後、候補対象となるプロデューサーは1作品につき3名までに制限された。しかしながらこの制限は特別な事情がある際に解除される場合があり、例えば2008年にアンソニー・ミンゲラシドニー・ポラックが他界した際、両者が生前にプロデューサーとして参加していた『愛を読むひと』は4名が候補に挙がった[注 8]

備考2:^ スティーヴン・スピルバーグは『E.T.』『カラーパープル』『シンドラーのリスト』『プライベート・ライアン』『ミュンヘン』『硫黄島からの手紙』『戦火の馬』『リンカーン』『ブリッジ・オブ・スパイ』『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』『ウエスト・サイド・ストーリー』『フェイブルマンズ』『マエストロ: その音楽と愛と』のプロデューサーをしている。

備考3:^ 厳密にはエキストラとしてだが、『ゾラの生涯』『我が道を往く』『失われた週末』『紳士協定』『イヴの総て』『地上最大のショウ』『80日間世界一周』の7本に出演したという記録が残っている。次いで多いのはベス・フラワーズの5本、ロバート・カーネスの4本だが、どちらもエキストラである。クレジットのある俳優としてはジョン・カザールダイアン・キートンシャーリー・マクレーンモーガン・フリーマンジャック・ニコルソンコリン・ファースレイフ・ファインズの3本が最多。

備考4:^ こちらはクレジットのある俳優のみで換算。ロバート・デ・ニーロは『ゴッドファーザー PART II』『タクシードライバー』『ディア・ハンター』『レイジング・ブル』『ミッション』『レナードの朝』『グッドフェローズ』『世界にひとつのプレイブック』『アメリカン・ハッスル』『ジョーカー』『アイリッシュマン』『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』に出演している。次いで多いのが、レオナルド・ディカプリオの11回。そしてジャック・ニコルソントム・ハンクスケイト・ブランシェットの10回である。

備考5:^ 『ベン・ハー』『タイタニック』『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』に次いで受賞したのは『ウエスト・サイド物語』(1961年)の10部門。

備考6:^ 主演女優賞と助演女優賞において2人ずつノミネート。

備考7:^ 歌曲賞において2作品がノミネート。

備考8:^ 『ひとりぼっちの青春』に次いで多いのが『ポセイドン・アドベンチャー』(1972年)『未知との遭遇』(1977年)『ラグタイム』(1981年)『ドリームガールズ』(2006年)『ダークナイト』(2008年)の8部門。

備考9:^ 『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』に次いで受賞したのは『恋の手ほどき』(1958年)『ラストエンペラー』(1987年)の9部門。

備考10:^ 『グランド・ホテル』に次いで少ないのは『コーダ あいのうた』(2021年)の3部門。

備考11:^ 『キャバレー』に次いで受賞したのは『スター・ウォーズ』(1977年)『ゼロ・グラビティ』(2013年)の7部門。

備考12:^ 『悪人と美女』に次いで受賞したのは『サンライズ』(1927/28年)『スパルタカス』(1960年)『ファニーとアレクサンデル』(1983年)『ロジャー・ラビット』(1988年)『ターミネーター2』(1991年)『マトリックス』(1999年)の4部門。

備考13:^ 主演女優賞において2人がノミネート。

備考14:^ 助演女優賞において2人がノミネート。

備考15:^『グリーン・デスティニー』『ROMA/ローマ』に次いで多いのは、『西部戦線異状なし』(2022年)の9部門。

備考16:^ 『風と共に去りぬ』(1939年)は上映時間(音楽を除く)が221分(3時間41分)だが、序曲、インターミッション、幕あい、ワークアウト音楽を含むと234分(3時間54分)に達した。対し、劇場公開版の『アラビアのロレンス』(1962年)の上映時間(音楽を除く)は222分(3時間42分)を超え、『風と共に去りぬ』よりもわずかに長い。また、追加要素を含んだ完全版の『アラビアのロレンス』は約232分(3時間52分)である。ただフィルム自体の長さならば『アラビアのロレンス』の方が長い。この他に上映時間が長い作品賞受賞作としては、212分(3時間32分)の『ベン・ハー』(1959分)、201分(3時間21分)の『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』(2003年)がある。

備考17:^ 他の部門も合わせて最も上映時間の長いアカデミー受賞作は、長編ドキュメンタリー映画賞を受賞した『O.J.: Made in America』(2016年)で、467分(7時間47分)である。

備考18:^マーティ』に次いで短い作品賞受賞作は『アニー・ホール』(1977年)で、93分(1時間33分)である。

備考19:^タイタニック』に次いで高い作品賞受賞作は『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』(2003年)の11億ドルである。

備考20:^ 作品賞受賞時の記録だと『ハート・ロッカー』(2009年)の1470万ドルが最低である。またストリーミング配信映画を含むと、『コーダ あいのうた』(2021年)の190万ドルが最も低い興行収入となる。

備考21:^アバター』に次いで高い作品賞候補作は『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』(2022年)の20億ドルである。

備考22:^シマロン』の1月26日や、『カヴァルケード』の1月5日などもあるが、当時のアカデミー賞は前年に公開された作品もノミネート対象であったため記録としない。


備考23:^ 『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』(原題: Birdman or (The Unexpected Virtue of Ignorance))に次いで長いのは、『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』(原題:The Lord of the Rings: The Return of the King)の35文字。

備考24:^ それぞれ『Gigi』『ARGO』『CODA』となる。

脚注

参考文献

関連項目

外部リンク