2015年のFIA 世界耐久選手権

2015年のFIA 世界耐久選手権
前年:2014翌年:2016

2015年のFIA 世界耐久選手権は、国際自動車連盟 (FIA) とフランス西部自動車クラブ (ACO) が共同で開催したFIA 世界耐久選手権 (WEC) の第4回大会である。シリーズはACO規定のル・マン・プロトタイプおよびGTのカテゴリでタイトルが争われる。世界選手権はドライバーズタイトルおよびLMP1のマニュファクチャラーズタイトルが与えられ、他のカテゴリにはカップおよびトロフィーが与えられる。2015年は4月のシルバーストン・サーキット(イギリス)で開幕し、11月のバーレーン・インターナショナル・サーキット(バーレーン)まで、第83回ル・マン24時間レースを含む全8戦で争われた。

マーク・ウェバーティモ・ベルンハルト及びブレンドン・ハートレイはドライバーズ選手権を獲得した。
ポルシェ919ハイブリッドでマニュファクチャラーズ選手権を獲得した。

ポルシェは、上海6時間レースでLMP1のマニュファクチャラーズ選手権のタイトルを決めた。最終的にはアウディに80ポイント差をつけている。ポルシェチームのマーク・ウェバーティモ・ベルンハルトブレンドン・ハートレイの3人のドライバーは最終戦で、アウディのアンドレ・ロッテラーブノワ・トレルイエマルセル・フェスラーの3人に5ポイントつけてLMP1のドライバーズ選手権のタイトルを決めた。ドライバーズ選手権の3位には、ポルシェのチームメートのマルク・リープロマン・デュマニール・ジャニの3人のドライバーが入っている。ウェバー、ベルンハルト、ハートレイの3人組は、シーズン中に4連勝している。ポルシェはまた、最終戦でシリーズ前半をリードしていたフェラーリを破ってGTクラスのマニュファクチャラーズ世界耐久カップを獲得した。ポルシェのリヒャルト・リーツは、3度のGTドライバーズタイトルを獲り3連覇で4度目の王座を目指すディフェンディングチャンピオンである(フェラーリの)ジャンマリア・ブルーニと彼のチームメートのトニ・バイランダーを抑えて、GTクラスのドライバーズ世界耐久カップを獲得した。

レベリオン・レーシングとそのドライバーのマティアス・ベシェニコラ・プロストは、シーズン序盤の2戦に出場していないのにもかかわらず、チームとドライバーズのLMP1プライベータートロフィーを獲得した。レベリオンは4連覇を達成し、ベシェとプロストは2連覇した。G-ドライブ・レーシングのロマン・ルシノフ、ジュリアン・カナル及びサム・バードは、KCMGチームを破ってLMP2クラスのタイトルを獲得した。ポルシェのチーム・マンタイは、フェラーリのAFコルセのチームを破ってLMGTE Proのトロフィを得た。LMGTE Amクラスでは、AFコルセとそのドライバーのヴィクトル・シャイタル、アレクセイ・バソフ及びアンドレア・ベルトリーニは、他のAGコルセ勢を抑えてトロフィを獲得した。

開催スケジュール

2015年シーズンのカレンダーは2014年10月10日富士スピードウェイで開催されたFIA主催のプレスコンファレンスで発表された[1]。2015年のスケジュールは前年同様全8戦で争われるが、いくつかのレースについて開催時期及び開催場所についての変更が行われた。

インテルラゴス・サーキットの改装の関係で、サンパウロ6時間レース(ブラジル)に代わって、ニュルブルクリンク6時間レース(ドイツ)が新たにWECのスケジュールに加わった。WECにおいてドイツでレースが開催されるのはこれが初めての事である。なお、2014年はサンパウロ6時間レースは最終戦として11月に開催されたが、2015年のニュルブルクリンク6時間レースは第4戦として8月に開催される。これによって前年では第3戦ル・マン24時間レースから第5戦までは約3か月のギャップがあったが、それが約1か月半に短縮され、最終戦開催の時期が前年より約1か月前倒しされることとなった。[2]

ラウンドレースサーキット開催地開催日
1シルバーストン6時間レース シルバーストン・サーキットイギリスシルバーストン4月12日
2スパ・フランコルシャン6時間レース スパ・フランコルシャンベルギースパ5月2日
3ル・マン24時間レース サルト・サーキットフランスル・マン6月13-14日
4ニュルブルクリンク6時間レース ニュルブルクリンク・サーキットドイツニュルブルク8月30日
5サーキット・オブ・ジ・アメリカズ6時間レース サーキット・オブ・ジ・アメリカズアメリカ合衆国テキサス州オースティン9月19日
6富士6時間レース 富士スピードウェイ日本, 静岡県駿東郡小山町10月11日
7上海6時間レース 上海インターナショナルサーキット中国上海11月1日
8バーレーン6時間レース バーレーン・インターナショナル・サーキットバーレーンサヒール11月21日

レギュレーションの変更

FIAの最高決定機関であるWMSCで、2014年12月中に2015年シーズンのレギュレーションの変更が承認された。2015年3月15日に2回目のWMSCの会合で再度レギュレーションの変更が諮られた[3]2014年シーズンに導入されたLMP1の2クラスへの分割は廃止され、LMP1クラスの中でハイブリッドカー(LMP1 Hybrid)と非ハイブリッドカー(LMP1 non Hybrid=ノン・ハイブリッド)のレースカー規定の違いは依然として残るが、あくまでLMP1クラスは単独のカテゴリーとしての扱いとなった。ただし、LMP1のプライベーターのトロフィは LMP1 non Hybrid の車両にのみ懸けられるものとした[4]

2015年シーズンの大きな変更点は、「予選方式の変更」、「LMP1の使用可能なエンジン数の制限」、「使用可能なタイヤ数の制限」、「チームスタッフの人数の制限」、「LMP1ドライバーの体重の平均化」、「LMP1のカテゴライズの変更」の6点である[5]

  • 予選方式の変更(全クラス)

2人のドライバーが予選を走るというところは前年までと同じだが、アタックの時間が25分から20分に短縮され、その代わりに、それぞれのドライバーのベスト2ラップの平均から、それぞれのドライバーのベストラップの平均で争われることとなった。

  • 使用可能なエンジン数の制限(LMP1 Hybrid)

シーズン中に使用可能なエンジン数が1台につき5機までに制限される。なお、WECに初参戦となる日産に関しては7機まで使用可能。また、それぞれのレースで使用可能なエンジンは1台につき2機までに制限される。

  • 使用可能なタイヤ数の制限(全クラス)

2015年シーズンはレース期間中に使用可能なタイヤのセット数が制限されることとなった。レース期間中、タイヤにダメージを負った場合やパンクをした場合は2本までならペナルティ無しで交換することが出来る。また、ウエットタイヤに関してのセット数の制限は設けない。

なお、この規定は6時間レースにのみ適用される。

フリープラクティス予選/決勝
LMP1
4セット
6セット
(上海とバーレーンのみ8セット)
LMP2
3セット
4セット
LMGTE-PRO/AM
4セット
6セット
  • チームスタッフの人数の制限(全クラス)

2015年のWEC第3戦ル・マン24時間レースより後のレースに参加することが出来るチームスタッフの数は2台の場合は65名、3台の場合は90名に制限される。

  • ドライバーの体重の平均化(LMP1)

LMP1クラスのエントラントはそれぞれのドライバーの最低体重を申告しなければならない。平均体重が80kg以上であれば何もしなくて良いが、80kg以下であれば80kgになるようにウエイトを積まなければならない。

  • LMP1のカテゴライズの変更

LMP1-HとLMP1-Lという呼称を、メーカーが参加する"LMP1 Hybrid"とプライベーターが参加する"LMP1 non Hybrid"に変更する。なお、プライベーターを対象としたチャンピオンシップは依然として継続される。

LMP1パワースペック調整表(2014年12月19日改訂版)[6]
ERS無しERS有り
エネルギー回生値MJ/Lap02以下4以下6以下8以下
出力値kW0無制限無制限無制限無制限
車重kg850870870870870
エネルギー量(ガソリン)MJ/Lap157.2147.0143.3139.5138.0
最大燃料流量(ガソリン)kg/h100.994.391.989.588.5
最大積載燃料(ガソリン)リットル68.368.368.368.368.3
燃料技術ファクター(AV)-1.0771.0771.0771.0771.077
燃料技術ファクター(Pmax)-1.0761.0761.0761.0761.076
運動回生エネルギー技術ファクター-10.9870.9870.9871
エネルギー量(ディーゼル)MJ/Lap148.5138.3134.8131.3128.1
最大燃料流量(ディーゼル)kg/h87.081.079.077.075.1
最大積載燃料(ディーゼル)リットル54.254.254.254.254.2

ガソリンエンジン車とディーゼルエンジン車の性能調整の為の値。黄色で色分けされた箇所の値は、LMP1カー各車の性能差が著しい場合において、その性能調整を図る為シーズン中に変更される可能性があり得るとされているものである。

エントリー

2015年2月5日にFIAは、LMP1、LMP2、LMGTE Pro、LMGTE Amと4つに分けられたカテゴリーにそれぞれエントリーした35台のレースカーを公表した。

LMP1

チーム車両エンジンハイブリッドタイヤNo.ドライバーラウンド
トヨタ・レーシングトヨタ・TS040 HYBRIDトヨタ 3.7 L V8ハイブリッドM1 アンソニー・デビッドソン[7]全戦
セバスチャン・ブエミ[7]全戦
中嶋一貴[7]1, 3–8
2 アレクサンダー・ヴルツ[7]全戦
ステファン・サラザン[7]全戦
マイク・コンウェイ[7]全戦
チーム・バイコレスCLM P1/01AER P60 ターボ V6
-
M4 サイモン・トルマー[8]全戦
ヴィタントニオ・リウッツィ[9]1–2
クリスチャン・クリエン[10]1–2
ティアゴ・モンテイロ[11]3
ピエール・カッファー[9]3–8
アウディ・スポーツチーム ヨーストアウディ・R18 e-tron クアトロアウディ TDI 4.0 L ターボ V6 (ディーゼル)ハイブリッドM7 アンドレ・ロッテラー[12]全戦
ブノワ・トレルイエ[12]全戦
マルセル・フェスラー[12]全戦
8 オリバー・ジャービス[12]全戦
ルーカス・ディ・グラッシ[12]全戦
ロイック・デュバル[12]全戦
9 マルコ・ボナノミ[12]2–3
フェリペ・アルブケルケ[12]2–3
レネ・ラスト[12]2–3
レベリオン・レーシングレベリオン・R-OneAER P60 ターボ V6
-
M12 ニコラ・プロスト[8]3–8
ニック・ハイドフェルド[13]3–5
マティアス・ベシェ[13]3–8
13 ドミニク・クライハマー[13]3–8
アレキサンドレ・インペラトーリ[13]3–8
ダニエル・アプト[13]3–6
マッテオ・トゥシェ[14]7–8
ポルシェチームポルシェ・919ハイブリッドポルシェ 2.0 L ターボ V4ハイブリッドM17 ティモ・ベルンハルト[15]全戦
マーク・ウェバー[15]全戦
ブレンドン・ハートレイ[15]全戦
18 ロマン・デュマ[15]全戦
ニール・ジャニ[15]全戦
マルク・リープ[15]全戦
19 ニコ・ヒュルケンベルグ[16]2–3
アール・バンバー[17]2–3
ニック・タンディ[17]2–3
日産・ニスモ日産・GT-R LM NISMOニッサン VRX30A 3.0 L ターボ V6ハイブリッドM21 松田次生[18]3
ルーカス・オルドネス[18]3
マルク・シュルジツキー[18]3
22 ハリー・ティンクネル[18]3
アレックス・バンコム[18]3
ミハエル・クルム[18]3
23 オリヴィエ・プラ[18]3
ヤン・マーデンボロー[18]3
マックス・チルトン[18]3
凡例
フルエントリー
* 全ての選手権ポイントに有効
追加エントリー
* ドライバーズ選手権ポイントのみ有効
サードマニファクチャラーエントリー
* ドライバーズ選手権ポイントのみ有効
* ル・マンでの LMP1 マニファクチャラーズ選手権ポイントのみ有効

LMP2

チーム車両エンジンタイヤNo.ドライバーラウンド
G-ドライブ・レーシングリジェ・JS P2ニッサン VK45DE 4.5 L V8D26 ロマン・ルシノフ[8]全戦
ジュリアン・カナル[19]全戦
サム・バード[19]全戦
28 グスタボ・ヤカマン[8]全戦
リカルド・ゴンザレス[19]全戦
ピポ・デラーニ[19]全戦
エクストリームスピード・モータースポーツHPD ARX-03b
リジェ・JS P2[20]
ホンダ HR28TT 2.8 L ターボ V6D30 スコット・シャープ[21]全戦
ライアン・ダルジール[21]全戦
デイヴィッド・ハイネマイヤー・ハンソン[21]1–5
31 エド・ブラウン[21]全戦
ジョン・フォガティ[21]全戦
デビッド・ブラバム[22]1
ヨハネス・ファン・オーヴァーベーク[21]2–8
オーク・レーシングリジェ・JS P2ホンダ HR28TT 2.8 L Turbo V6D34 クリス・カミング[23]3
ケビン・エストレ[23]3
ローレンス・ヴァントール[23]3
ニッサン VK45DE 4.5 L V835 ジャック・ニコレ[8]1–3
ジャン=マルク・ メルラン[24]1–3
エリック・マリス[24]1–3
シグナテック アルピーヌアルピーヌ・A450bニッサン VK45DE 4.5 L V8D36 ネルソン・パンシアティッシ[8]全戦
ポール=ルウ・シャタン[25]全戦
ヴァンサン・カピラール[25]1–6
トム・ディルマン[26]7–8
ストラッカ・レーシングストラッカ・童夢・S103
ギブソン・015S[27]
ニッサン VK45DE 4.5 L V8M42 ニック・ラヴェンティス[8]全戦
ジョニー・ケイン[28]全戦
ダニー・ワッツ[28]全戦
チーム・サード-モランモーガン・LMP2 Evoサード (ジャッド) 3.6 L V8D43 オリヴァー・ウェブ[29]2–8
ピエール・ラグ[29]2–8
ツォエル・アンベルク[29]2–3
アーチー・ハミルトン[30]4–5
クリス・カミング[31]6–8
KCMGオレカ・05ニッサン VK45DE 4.5 L V8D47 マシュー・ハウソン[8]1–5
リチャード・ブラッドリー[32]1–5
ニック・タンディ[33]1, 4, 6–8
ニコラ・ラピエール[34]2–3, 5

LMGTE Pro

チーム車両エンジンタイヤNo.ドライバーラウンド
AFコルセフェラーリ・458イタリア・GTCフェラーリ 4.5 L V8M51 ジャンマリア・ブルーニ[35]全戦
トニ・バイランダー[35]全戦
ジャンカルロ・フィジケラ[36]3
71 ダビデ・リゴン[35]全戦
ジェームス・カラド[35]全戦
オリビエ・ベレッタ[36]3
ポルシェ チーム・マンタイポルシェ・911 RSRポルシェ 4.0 L Flat-6M91 リヒャルト・リーツ[8]1, 3–8
ミカエル・クリステンセン[17]1, 3–8
スヴェン・ミュラー[37]2
ケビン・エストレ[38]2
ヨルグ・ベルグマイスター[17]3
92 フレデリック・マコヴィッキィ[17]全戦
パトリック・ピレ[8]1, 3–8
リヒャルト・リーツ[38]2
ヴォルフ・ヘンツラー[17]3
アストンマーティン・レーシングアストンマーティン・ヴァンテージ GTEアストンマーティン 4.5 L V8M95 マルコ・ソレンセン[39]1–6, 8
クリストファー・ニギャルド[39]1–6, 8
ニッキー・ティーム[39]1, 3, 8
97 ダレン・ターナー[8]全戦
シュテファン・ミュッケ[40]1–4
ロブ・ベル[40]2–3
ジョナサン・アダム[41]4–8
アストンマーティン・レーシングV899 フェルナンド・レース[8]全戦
アレックス・マクダウォール[40]全戦
リッチー・スタナウェイ[40]1–5, 7–8
シュテファン・ミュッケ[42]6

LMGTE Am

チーム車両エンジンタイヤNo.ドライバーラウンド
ラルブル・コンペティションシボレー・コルベット・C7.Rシボレー LT5.5 5.5 L V8M50 ジャンルカ・ロダ[43]全戦
パオロ・ルベルティ[43]全戦
クリスティアン・ポウルセン[44]1–5, 8
ニコライ・シルヴェスト[45]6–7
SMPレーシングフェラーリ・458イタリア・GTCフェラーリ 4.5 L V8M72 ヴィクトル・シャイタル[8]全戦
アレクセイ・バソフ[46]全戦
アンドレア・ベルトリーニ[46]全戦
デンプシー・レーシング-プロトンポルシェ・911 RSRポルシェ 4.0 L Flat-6M77 マルコ・ゼーフリート[47]全戦
パトリック・ロング[48]全戦
パトリック・デンプシー[48]1–7
クリスチャン・リード[49]8
アブダビ-プロトン・レーシング88 ハリド・アル・クバイシ[47]全戦
クリスチャン・リード[8]1–7
クラウス・バフラー[47]1–3, 7–8
アール・バンバー[50]4–6
マルコ・マペッリ[49]8
AFコルセフェラーリ・458イタリア・GTCフェラーリ 4.5 L V8M55 ダンカン・キャメロン[51]2–3
アレックス・モーティマー[52]2–3
マット・グリフィン[52]2–3
61 ピーター・アシュリー・マン[51]3
ラファエル・ジャンマリア[36]3
マッテオ・クレッソーニ[36]3
83 フランソワ・ペロド[35]全戦
エマニュエル・コラール[35]全戦
ルイ・アグアス[35]1–7
マッテオ・クレッソーニ[53]8
アストンマーティン・レーシングアストンマーティン・ヴァンテージ GTEアストンマーティン 4.5 L V8M96 スチュアート・ホール[54]全戦
フランチェスコ・カステラッチ[40]全戦
ロアルト・ゲーテ[8]1–4, 8
ベニー・サイモンセン[55]5
ライアム・グリフィン[45]6–7
98 ポール・ダラ・ラナ[56]全戦
ペドロ・ラミー[56]全戦
マティアス・ラウダ[56]全戦

結果およびランキング

レース結果

世界耐久選手権にエントリーした上位ドライバーを以下に記載する。選手権ドライバーよりも上位でフィニッシュした招待エントリードライバーは個々のレースの項目を参照のこと。

ラウンドサーキットLMP1 優勝者LMP2 優勝者LMGTE Pro 優勝者LMGTE Am 優勝者レポート
1シルバーストン No. 7 アウディ・スポーツチーム ヨースト No. 26 G-ドライブ・レーシング No. 51 AFコルセ No. 98 アストンマーティン・レーシング詳細
アンドレ・ロッテラー
マルセル・フェスラー
ブノワ・トレルイエ
ロマン・ルシノフ
ジュリアン・カナル
サム・バード
ジャンマリア・ブルーニ
トニ・バイランダー
ポール・ダラ・ラナ
ペドロ・ラミー
マティアス・ラウダ
2スパ・フランコルシャン No. 7 アウディ・スポーツチーム ヨースト No. 28 G-ドライブ・レーシング No. 99 アストンマーティン・レーシングV8 No. 98 アストンマーティン・レーシング詳細
アンドレ・ロッテラー
マルセル・フェスラー
ブノワ・トレルイエ
グスタボ・ヤカマン
リカルド・ゴンザレス
ピポ・デラーニ
フェルナンド・レース
アレックス・マクダウォール
リッチー・スタナウェイ
ポール・ダラ・ラナ
ペドロ・ラミー
マティアス・ラウダ
3ル・マン No. 19 ポルシェチーム No. 47 KCMG No. 71 AFコルセ No. 72 SMPレーシング詳細
ニコ・ヒュルケンベルグ
アール・バンバー
ニック・タンディ
マシュー・ハウソン
リチャード・ブラッドリー
ニコラ・ラピエール
ダヴィデ・リゴン
ジェームス・カラド
オリビエ・ベレッタ
ヴィクトル・シャイタル
アレクセイ・バソフ
アンドレア・ベルトリーニ
4ニュルブルクリンク No. 17 ポルシェチーム No. 47 KCMG No. 91 ポルシェ チーム・マンタイ No. 72 SMPレーシング詳細
ティモ・ベルンハルト
マーク・ウェバー
ブレンドン・ハートレイ
マシュー・ハウソン
リチャード・ブラッドリー
ニック・タンディ
リヒャルト・リーツ
ミカエル・クリステンセン
ヴィクトル・シャイタル
アレクセイ・バソフ
アンドレア・ベルトリーニ
5オースティン No. 17 ポルシェチーム No. 26 G-ドライブ・レーシング No. 91 ポルシェ チーム・マンタイ No. 72 SMPレーシング詳細
ティモ・ベルンハルト
マーク・ウェバー
ブレンドン・ハートレイ
ロマン・ルシノフ
ジュリアン・カナル
サム・バード
リヒャルト・リーツ
ミカエル・クリステンセン
ヴィクトル・シャイタル
アレクセイ・バソフ
アンドレア・ベルトリーニ
6富士 No. 17 ポルシェチーム No. 26 G-ドライブ・レーシング No. 51 AFコルセ No. 77 デンプシー・レーシング-プロトン詳細
ティモ・ベルンハルト
マーク・ウェバー
ブレンドン・ハートレイ
ロマン・ルシノフ
ジュリアン・カナル
サム・バード
ジャンマリア・ブルーニ
トニ・バイランダー
パトリック・デンプシー
パトリック・ロング
マルコ・ゼーフリート
7上海 No. 17 ポルシェチーム No. 36 シグナテック アルピーヌ No. 91 ポルシェ チーム・マンタイ No. 83 AFコルセ詳細
ティモ・ベルンハルト
マーク・ウェバー
ブレンドン・ハートレイ
ネルソンパンシアティッシ
ポール=ルウ・シャタン
トム・ディルマン
リヒャルト・リーツ
ミカエル・クリステンセン
フランソワ・ペロド
エマニュエル・コラール
ルイ・アグアス
8バーレーン No. 18 ポルシェチーム No. 26 G-ドライブ・レーシング No. 92 ポルシェ チーム・マンタイ No. 98 アストンマーティン・レーシング詳細
マルク・リープ
ロマン・デュマ
ニール・ジャニ
ロマン・ルシノフ
ジュリアン・カナル
サム・バード
フレデリック・マコヴィッキィ
パトリック・ピレ
ポール・ダラ・ラナ
ペドロ・ラミー
マティアス・ラウダ

選手権ポイントを獲得するには優勝者の走行距離の70%以上を走行しなければならない。各カテゴリーのポールポジション獲得ドライバーおよびチームにはボーナスポイント1が与えられる。ル・マン24時間レースでは全てのポイントが2倍になる。更に、一つのレースが成立する為には、最低でもグリーンフラッグでドライバー同士が争うことの出来る状況下が完全に3周以上にわたってなければならない。

ポイントシステム
順位1位2位3位4位5位6位7位8位9位10位その他
ポイント2518151210864210.5

ドライバーズ・ランキング

2015年シーズンはドライバーに5つのタイトルが与えられる。世界選手権タイトルはLMP1とLMP2に与えられる。世界耐久カップはLMGTEに与えられる。3つのFIA耐久トロフィーはLMP2とLMGTE Am及びLMP1のプライベーターに与えられる。

ドライバーズ選手権

順位ドライバーチームSIL
SPA
LMS
NÜR
COA
FUJ
SHA
BHR
ポイント
1 ティモ・ベルンハルト ポルシェチームRet3211115166
1 マーク・ウェバー ポルシェチームRet3211115166
1 ブレンドン・ハートレイ ポルシェチームRet3211115166
2 アンドレ・ロッテラー アウディ・スポーツチーム ヨースト11332332161
2 マルセル・フェスラー アウディ・スポーツチーム ヨースト11332332161
2 ブノワ・トレルイエ アウディ・スポーツチーム ヨースト11332332161
3 マルク・リープ ポルシェチーム225212221138.5
3 ロマン・デュマ ポルシェチーム225212221138.5
3 ニール・ジャニ ポルシェチーム225212221138.5
4 ロイック・デュバル アウディ・スポーツチーム ヨースト5744344699
4 ルーカス・ディ・グラッシ アウディ・スポーツチーム ヨースト5744344699
4 オリバー・ジャービス アウディ・スポーツチーム ヨースト5744344699
5 アンソニー・デビッドソン トヨタ・レーシング3885456479
5 セバスチャン・ブエミ トヨタ・レーシング3885456479
6 アレクサンダー・ヴルツ トヨタ・レーシング4566Ret65379
6 マイク・コンウェイ トヨタ・レーシング4566Ret65379
6 ステファン・サラザン トヨタ・レーシング4566Ret65379
7 中嶋一貴 トヨタ・レーシング3WD85456475
8 ニック・タンディ KCMG97Ret11870.5
ポルシェチーム61
9 アール・バンバー ポルシェチーム6158
9 ニコ・ヒュルケンベルグ ポルシェチーム6158
10 ロマン・ルシノフ G-ドライブ・レーシング6171085910733.5
10 ジュリアン・カナル G-ドライブ・レーシング6171085910733.5
10 サム・バード G-ドライブ・レーシング6171085910733.5
11 マシュー・ハウソン KCMG911976Ret11825
11 リチャード・ブラッドリー KCMG911976Ret11825
12 フェリペ・アルブケルケ アウディ・スポーツチーム ヨースト4724
12 マルコ・ボナノミ アウディ・スポーツチーム ヨースト4724
12 レネ・ラスト アウディ・スポーツチーム ヨースト4724
順位ドライバーチームSIL
SPA
LMS
NÜR
COA
FUJ
SHA
BHR
ポイント
結果
金色優勝
銀色2位
銅色3位
ポイント圏内完走
青灰色ポイント圏外完走
周回数不足 (NC)
リタイヤ (Ret)
予選不通過 (DNQ)
予備予選不通過 (DNPQ)
失格 (DSQ)
スタートせず (DNS)
エントリーせず (WD)
レースキャンセル (C)
空欄欠場
出場停止処分 (EX)

太字 - ポールポジション

GTクラスのドライバーズ世界耐久カップ

順位ドライバーチームSIL
SPA
LMS
NÜR
COA
FUJ
SHA
BHR
ポイント
1 リヒャルト・リーツ ポルシェ チーム・マンタイ22711415145
2 ジャンマリア・ブルーニ AFコルセ144147122131.5
2 トニ・バイランダー AFコルセ144147122131.5
3 ミカエル・クリステンセン ポルシェ チーム・マンタイ2711415127
4 ダヴィデ・リゴン AFコルセ37233346123
4 ジェームス・カラド AFコルセ37233346123
5 フレデリック・マコヴィッキィ ポルシェ チーム・マンタイ72Ret22231118
6 パトリック・ピレ ポルシェ チーム・マンタイ7Ret22231100
7 フェルナンド・レース アストンマーティン・レーシングV86195475784
7 アレックス・マクダウォール アストンマーティン・レーシングV86195475784
8 クリストファー・ニギャルド アストンマーティン・レーシング466455481
8 マルコ・ソレンセン アストンマーティン・レーシング466455481
9 リッチー・スタナウェイ アストンマーティン・レーシングV8619545778
10 ダレン・ターナー アストンマーティン・レーシング55Ret6666367
11 アレクセイ・バソフ SMPレーシング10101781391265
11 ヴィクトル・シャイタル SMPレーシング10101781391265
11 アンドレア・ベルトリーニ SMPレーシング10101781391265
12 ジョナサン・アダム アストンマーティン・レーシング6666347
順位ドライバーチームSIL
SPA
LMS
NÜR
COA
FUJ
SHA
BHR
ポイント

LMP1プライベーターチームに所属するドライバーズトロフィー

順位ドライバーチームSIL
SPA
LMS
NÜR
COA
FUJ
SHA
BHR
ポイント
1 ニコラ・プロスト レベリオン・レーシング223113134
1 マティアス・ベシェ レベリオン・レーシング223113134
2 アレキサンドレ・インペラトーリ レベリオン・レーシング1Ret23Ret1108
2 ドミニク・クライハマー レベリオン・レーシング1Ret23Ret1108
3 サイモン・トルマー チーム・バイコレスRetRetEX11222104
3 ピエーレ・カッファー チーム・バイコレスEX11222104
3 ダニエル・アプト レベリオン・レーシング1Ret2383
4 ニック・ハイドフェルド レベリオン・レーシング22369
5 マッテオ・トゥシェ レベリオン・レーシングRet125

LMP2耐久ドライバーズトロフィー

順位ドライバーチームSIL
SPA
LMS
NÜR
COA
FUJ
SHA
BHR
ポイント
1 ロマン・ルシノフ G-ドライブ・レーシング19221121178
1 ジュリアン・カナル G-ドライブ・レーシング19221121178
1 サム・バード G-ドライブ・レーシング19221121178
2 マシュー・ハウソン KCMG43112Ret32155
2 リチャード・ブラッドリー KCMG43112Ret32155
3 グスタボ・ヤカマン G-ドライブ・レーシング213333Ret3134
3 リカルド・ゴンザレス G-ドライブ・レーシング213333Ret3134
3 ピポ・デラーニ G-ドライブ・レーシング213333Ret3134
4 ネルソン・パンシアティッシ シグナテック アルピーヌRet4Ret5621486
4 ポール=ルウ・シャタン シグナテック アルピーヌRet4Ret5621486
5 ニコラ・ラピエール KCMG31284
6 ニック・タンディ KCMG41Ret3271
7 オリヴァー・ウェブ チーム・サード モラン2Ret4554670
7 ピエール・ラグ チーム・サード モラン2Ret4554670

LMGTE Am耐久ドライバーズトロフィー

順位ドライバーチームSIL
SPA
LMS
NÜR
COA
FUJ
SHA
BHR
ポイント
1 ヴィクトル・シャイタル SMPレーシング33111635165
1 アレクセイ・バソフ SMPレーシング33111635165
1 アンドレア・ベルトリーニ SMPレーシング33111635165
2 フランソワ・ペロド AFコルセ22333314148
2 エマニュエル・コラール AFコルセ22333314148
3 ポール・ダラ・ラナ アストンマーティン・レーシング11NC25221144
3 ペドロ・ラミー アストンマーティン・レーシング11NC25221144
3 マティアス・ラウダ アストンマーティン・レーシング11NC25221144
4 ルイ・アグアス AFコルセ2233331136
5 パトリック・ロング デンプシー・レーシング-プロトン65244143131
5 マルコ・ゼーフリート デンプシー・レーシング-プロトン65244143131
6 パトリック・デンプシー デンプシー・レーシング-プロトン6524414116
7 ハリド・アル・クバイシ アブダビ-プロトン・レーシング54Ret6257282
8 クリスチャン・リード アブダビ-プロトン・レーシング54Ret625779
デンプシー・レーシング-プロトン3
9 スチュアート・ホール アストンマーティン・レーシング46Ret7676754
9 フランチェスコ・カステラッチ アストンマーティン・レーシング46Ret7676754

マニュファクチャラーズ・ランキング

2つのマニュファクチャラーズタイトルがスポーツプロトタイプおよびGTに与えられる。世界選手権タイトルはLMP1に与えられ、各レースにおいて各マニュファクチャラー最上位の車両にのみポイントが与えられる。世界耐久カップはLMGTE ProとLMGTE Amに与えられ、各レースにおいて各マニュファクチャラー上位2台にポイントが与えられる。

マニュファクチャラーズ選手権

順位マニファクチャラーSIL
SPA
LMS
NÜR
COA
FUJ
SHA
BHR
ポイント
1 ポルシェ22111111344
Ret3225225
2 アウディ11332332264
55443446
3 トヨタ34654553164
4686Ret664
4 日産NC0
Ret

GTクラスのマニュファクチャラーズ世界耐久カップ

順位マニファクチャラーSIL
SPA
LMS
NÜR
COA
FUJ
SHA
BHR
ポイント
1 ポルシェ22311211290
73722435
2 フェラーリ14133122286
37277346
3 アストンマーティン41644553192
55855664

チームズ・ランキング

LMP1クラスのマニュファクチャラーを除く全てのカテゴリーで、各チームは該当クラスでのFIA耐久トロフィーを争う資格を持つ。同一チーム内で車種が同じ2台のレースカーを使って参戦した場合、車ごとに分けてポイントを計算し、その獲得したポイントの合計を以って争う。

LMP1プライベーターチームズトロフィー

順位車両チームSIL
SPA
LMS
NÜR
COA
FUJ
SHA
BHR
ポイント
112 レベリオン・レーシング223113134
213 レベリオン・レーシング1Ret23Ret1108
34 チーム・バイコレスRetRetEX11222104

LMP2チームズトロフィー

G-ドライブ・レーシングは、リジェ・JS P2-ニッサン26号車でLMP2チームズトロフィーを獲得した。
順位車両チームSIL
SPA
LMS
NÜR
COA
FUJ
SHA
BHR
ポイント
126 G-ドライブ・レーシング19221121178
247 KCMG43112Ret32155
328 G-ドライブ・レーシング213333Ret3134
436 シグナテック アルピーヌRet4Ret5621486
543 チーム・サード モラン2Ret4554670
642 ストラッカ・レーシング35Ret5766563
730 エクストリーム・スピード・モータースポーツEX85644Ret762
831 エクストリーム・スピード・モータースポーツ6747Ret75862
935 オーク・レーシング56634

LMGTE Proチームズトロフィー

順位車両チームSIL
SPA
LMS
NÜR
COA
FUJ
SHA
BHR
ポイント
191 ポルシェ チーム・マンタイ23411415154
251 AFコルセ14277122149
371 AFコルセ37133346137
492 ポルシェ チーム・マンタイ72Ret22231118
499 アストンマーティン・レーシングV861554757100
695 アストンマーティン・レーシング463455495
797 アストンマーティン・レーシング55Ret6666367

LMGTE Amチームズトロフィー

順位車両チームSIL
SPA
LMS
NÜR
COA
FUJ
SHA
BHR
ポイント
172 SMPレーシング33111635165
283 AFコルセ22333314148
398 アストンマーティン・レーシング11NC25221144
477 デンプシー・レーシング-プロトン65244143131
588 アブダビ-プロトン・レーシング54Ret6257282
696 アストンマーティン・レーシング46Ret7676754
750 ラルブル・コンペティション7RetRet5745652

脚注

関連項目

外部リンク